環境や資源を 考えて 生活しよう! ーごみ問題ー
日本のごみ問題 ごみの量 Co2排出問題 ダイオキシン問題 産業廃棄物の不法投棄 これらのごみ問題を解決すためには・・・・・
日本のごみ問題 ごみの量
一般廃棄物(ごみ)の排出量 解説を見る
あと、12.2年分しかごみの捨て場がない! 僕らがいくら努力しても、残念なことに、ごみはまだ出るだろう。でもたいへん。ごみを最終的に処理する場所があと、12.2年しか持たないんだって。日本は島国だからしょうがないらしい。こうなったら12.2年の間にリサイクル(3R)の仕組みを作り上げてごみの出ない社会にするしかない! 平成12年度現在
問題 1 平成12年度の一般廃棄物の年間総排出量5210万トンは、東京ドーム何杯分? (1) 約82杯分 (2) 約140杯分 問題 1 平成12年度の一般廃棄物の年間総排出量5210万トンは、東京ドーム何杯分? (1) 約82杯分 (2) 約140杯分 (3) 約460杯分 答え
日本のごみ問題 ダイオキシン問題
(1)ダイオキシンとは? ・ダイオキシンとは、私たちが普段使い慣れている塩化ビニール製品などに含まれる塩素から発生する化学物質である。 ・ダイオキシンとは、私たちが普段使い慣れている塩化ビニール製品などに含まれる塩素から発生する化学物質である。 ・ダイオキシンはごみの焼却過程から発生したものが大半を占めている。 ・これは、一度体内に入ると、ガンの発生につながるほか、子どもが生まれにくくなったり、胎児の正常な働きをさまたげるなど、非常に強い毒性をあらわす物質である。青酸カリの数千倍から1万倍の毒性を持つといわれている。
2)ダイオキシンと私たちとのかかわり ・ 日本人が取り込んでいるダイオキシン量は、食物からの取り込みが大部分をしめている。 ・ 日本人が取り込んでいるダイオキシン量は、食物からの取り込みが大部分をしめている。 ・ ダイオキシンは水にはほとんど溶けないが、脂肪に溶けやすいので、脂肪分の多い魚、肉、乳製品、卵から多く取り入れている。 ・ 大気中に出てきたダイオキシンは、大気中の粒子にくっつき、土壌や、川に落ちてきて汚染する。さらに、プランクトンや魚と、食物連鎖の中でダイオキシンは濃縮され人間が取り込む事になる。
(3)ダイオキシンができるしくみ ・ 我が国で発生するダイオキシンの8割は、一般廃棄物の焼却によるものである。ダイオキシンは不完全燃焼によって発生しやすい。 ・ 塩素の入ったプラスチックを燃やすと、ダイオキシンの他にも塩化水素ができる。これも有害な気体で、樹木を枯らしたり、喘息や気管支炎の原因になるといわれている。塩素を含まないプラスチックも、低い温度で燃やすといろいろな有害物質ができるといわれている。
わかったこと ・ 私たちが出したゴミの焼却が一番の発生源であること。 ・ 私たちが出したゴミの焼却が一番の発生源であること。 ・ ゴミの中でも塩素を含むプラスチックを燃やすことからできること、そのダイオキシンを食物を通して体内に取り入れている。 ・ そのダイオキシンを食物を通して体内に取り入れていること。
ダイオキシンの発生量を減らす方法 企業は環境に優しい商品開発をする。 ゴミの量を減らす。(買い物袋を持参する、詰替用を利用する、過剰包装の商品は買わない) ゴミの分別を行い、ゴミの再利用、再使用を行う。 どうしても出たゴミは、設備の整った焼却施設で燃やす。
問題 2 ・ダイオキシンとは、私たちが普段使い慣れている(ア)ビニール製品などに含まれる(イ)から発生する化学物質である。 問題 2 ・ダイオキシンとは、私たちが普段使い慣れている(ア)ビニール製品などに含まれる(イ)から発生する化学物質である。 ・一度体内に入ると、(ウ)の発生につながるほか、(エ)が生まれにくくなったり、胎児の正常な働きをさまたげるなど、非常に強い(オ)性をあらわす物質である。 ・ダイオキシンはごみの(カ)過程から発生したものが大半を占めている。 答え
日本のごみ問題 廃棄物の不法投棄
産業廃棄物処理場問題の一例 ごみの排出量が増大するにつれて、各地でごみの不法投棄がみられるようになった。 香川県豊島で発生した産業廃棄物の不法投棄事件では、放置されたごみの近くからカドミウムやダイオキシンなどが検出され、大きな問題となった。
日本のごみ問題 これらのごみ問題を解決するためには
ー循環型社会ー 「使い捨て」ではなくて、「使い回し」をすること。 循環型社会って何だろう? ー循環型社会ー 「使い捨て」ではなくて、「使い回し」をすること。 そうすることによって、地球の資源を節約できると同時に、ごみを減らすことができる。 図:日本のマテリアルバランス(2000)
「4R」 循環型社会を築くための基本は・・・ 1.リフューズ (Refuse) ごみになる物は断ろう! 2.リデュース (Reduce) 循環型社会を築くための基本は・・・ 「4R」 1.リフューズ (Refuse) ごみになる物は断ろう! 2.リデュース (Reduce) ごみを減らそう! 3.リユース (Reuse) 再使用しよう! 4.リサイクル (Recycle) どうしてもつかえなくなったら資源に!
「4R」ってどんなこと? ( )にあてはまる数字を入れよう! 問題 3 「4R」ってどんなこと? ( )にあてはまる数字を入れよう! 1.リフューズ (Refuse)ごみになる物は断ろう! 2.リデュース (Reduce)ごみを減らそう! 3.リユース (Reuse)再使用しよう! 4.リサイクル (Recycle)資源に! レジ袋は断ろう( ) 缶やペットを買わない( ) ビール瓶等のリターナルビンを選ぶ( ) 缶( ) 修理やリフォーム( ) 紙パック( ) 新聞( ) 紙コップなど「使い捨て」商品を買わない( ) 過剰包装を断ろう!( ) フリーマーケット( ) 答え ペットボトル( )
「4R」ってどんなこと? 1.リフューズ (Refuse)ごみになる物は断ろう! 2.リデュース (Reduce)ごみを減らそう! 3.リユース (Reuse)再使用しよう! 4.リサイクル (Recycle)資源に! 過剰包装を断ろう! レジ袋は断ろう 缶やペットを買わない 紙コップなど「使い捨て」商品を買わない 修理やリフォーム ビール瓶等のリターナルビンを選ぶ フリーマーケット ペットボトル 新聞 紙パック 缶 数字をクリックして下さい答えが出てきます
問題 4 下の表に数字を入れてみよう! ゴミの種類 回収率の順位 回収率 新聞、雑誌ノートなどの紙 スチール缶 アルミ缶 ビール瓶 1升瓶 問題 4 下の表に数字を入れてみよう! ゴミの種類 回収率の順位 回収率 新聞、雑誌ノートなどの紙 スチール缶 アルミ缶 ビール瓶 1升瓶 ガラス瓶 ペットボトル 紙パック 答え 「クイズ ごみとリサイクル」(合同出版)より
おわり
・ 平成12年度の我が国のごみ(主に家庭から排出される一般廃棄物)の総排出量は年間5,236万トン(東京ドーム141杯分)です。 ・ これを、国民1人1日あたりの排出量に換算すると約1.1kgとなります。 ・ また、総排出量のうち4,031万トンが直接焼却され308万トンが直接埋め立てされています。 ・ なお、直接埋立されたものに加え、焼却により発生した焼却灰などが埋め立てされるので埋立量 (最終処分量)の合計は1,051万トンに達します。 ・ 一方、再資源化(リサイクル)された量 は443万トン(約9%)に過ぎません。なお、このほかに集団回収により277万トンが再資源化されています。
環境クイズに答える 正解は ↓ (2)約140杯分 解説 東京ドームの容積は約 124 万立方メートル。 ごみの比重を1立方メートル あたり0.3トンとして計算すると140杯分になる。
ダイオキシンを体内に取り込むルート
80% 10% たばこの煙、自動車排出ガス、野焼きなど 2005年環境庁の資料に基づいてグラフを作成
答え 2 ・ダイオキシンとは、私たちが普段使い慣れている(ア. )ビニール製品などに含まれる(イ. )から発生する化学物質である。 塩化 答え 2 ・ダイオキシンとは、私たちが普段使い慣れている(ア. )ビニール製品などに含まれる(イ. )から発生する化学物質である。 ・一度体内に入ると、(ウ. )の発生につながるほか、(エ. )が生まれにくくなったり、胎児の正常な働きをさまたげるなど、非常に強い(オ. )性をあらわす物質である。 ・ダイオキシンはごみの(キ. )過程から発生したものが大半を占めている。 塩化 塩素 ガン 子ども 毒 焼却 ( )をクリックしてください
答え 6 3 4 1 2 5 8 7 ゴミの種類 回収率の順位 回収率 新聞、雑誌ノートなどの紙 52.0 スチール缶 77.3 アルミ缶 答え ゴミの種類 回収率の順位 回収率 新聞、雑誌ノートなどの紙 52.0 スチール缶 77.3 アルミ缶 70.2 ビール瓶 95.0 1升瓶 80.0~85.0 ガラス瓶 60.0 ペットボトル 2.0 紙パック 20.2 6 3 4 1 2 5 8 7 ここをクリックして下さい 「クイズ ごみとリサイクル」(合同出版)より
「4R」ってどんなこと? ( )にあてはまる数字を入れよう! 問題 3 「4R」ってどんなこと? ( )にあてはまる数字を入れよう! 1.リフューズ (Refuse)ごみになる物は断ろう! 2.リデュース (Reduce)ごみを減らそう! 3.リユース (Reuse)再使用しよう! 4.リサイクル (Recycle)資源に! レジ袋は断ろう(1) 缶やペットを買わない(2) ビール瓶等のリターナルビンを選ぶ(3) 缶(4) 修理やリフォーム(3) 紙パック(4) 新聞(4) 紙コップなど「使い捨て」商品を買わない(2) 過剰包装を断ろう!(1) フリーマーケット(3) ペットボトル(4)
ゴミの回収率(1996年) ゴミの種類 回収率 新聞、雑誌、ノートなどの紙 52.0 スチール缶 77.3 アルミ缶 70.2 ビール瓶 95.0 一升瓶 80.0~85.0 ガラス瓶 60.0 ペットボトル 2.0 紙パック 20.2 「クイズ ごみとリサイクル」(合同出版)より
< ごみの排出量の推移> 一般廃棄物の総排出量及び1人1日当たりの排出量は、第二次石油危機の昭和54年度以降に減少傾向が見られたものの、昭和60年度前後からバブル経済とともに急激に増加し、平成2年度から平成12年度にかけてはほぼ横ばい傾向が続いています
問題 2 イ.塩素 ウ.化学 ・ ダイオキシンとは、私たちが普段使い慣れている( )製品などに含まれる( )から発生する( )物質である。 問題 2 ・ ダイオキシンとは、私たちが普段使い慣れている( )製品などに含まれる( )から発生する( )物質である。 ・ 一度体内に入ると、(エ.ガン)の発生につながるほか、(オ.子ども)が生まれにくくなったり、胎児の正常な働きをさまたげるなど、非常に強い(カ.毒)性をあらわす物質である。 ・ ダイオキシンはごみの(カ.焼却)過程から発生したものが大半を占めている。 ・ ダイオキシンは(キ.食物)を通して、体内に取り入れられる。 ア.塩化ビニル イ.塩素 ウ.化学