2002/08/09 国立天文台天体観望会 M57 (惑星状星雲)
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観望会の流れ 受付 解説 (講義室にて) 諸注意 ドームへ移動 (スタッフが誘導します) 50cm望遠鏡にて観望 アンケートの記入・回収 流れ解散
今日の星空 日没後西の空で輝く金星 天頂付近に夏の大三角形 南に低くさそり座のアンタレス -- 太陽系シミュレータ
夜空に輝く星 夜空に輝く星の一つ一つは、太陽のように光を放つ「恒星」です 今日は、その恒星の一生にテーマを当てます
星の一生 人間には一生があります では、星の一生は?
星はどのような一生を送るか 中心温度が1千万度を超えると輝き始めます 星は宇宙空間に漂うガスから生まれます 星間ガスが密集した分子雲の特に濃い部分が 重力で収縮し、高温高密度の原始星になります 中心温度が1千万度を超えると輝き始めます
核融合で燃える星 星は中心で「水素→ヘリウム」核融合反応を起こしエネルギーを生み出して輝いています 中心部で次々と重い元素を合成 →C,O,Si,Ne…→Fe H He 軽い星(<太陽の6倍) C,Oまで 重い星(>太陽の6倍) 鉄まで合成 C,O Si,Mg Fe
太陽の一生 主系列星 星間分子雲 原始星 白色矮星 赤色巨星
惑星状星雲 太陽の末期の姿 赤色巨星の外層ガスが膨張・流出 中心の白色矮星に照らされて輝く He H UV N O エネルギーをもらった 原子が蛍光を出す N O
M57 ~こと座の惑星状星雲 探し方 こと座の四辺形の短辺 (β星、γ星) ちょうど中央付近 双眼鏡で淡い恒星状
M57 ~こと座の惑星状星雲 データ M57 (NGC6720) 等級 9.3等 視直径 83 × 59 ″ 実直径 約0.7光年 等級 9.3等 視直径 83 × 59 ″ 実直径 約0.7光年 距離 約1600光年 その形から「リング(環状)星雲」と呼ばれて親しまれる
M57 ~こと座の惑星状星雲 すばる画像で見るM57 リング内部の微細構造(フィラメント) 外側に広がる複雑な“ハロー”
M57 ~こと座の惑星状星雲 50cm望遠鏡での見え方 望遠鏡で見ると 恒星とは違うぼやけた円盤状の天体 中央が抜けてリング状 中心星は見える? 色ははっきりしない
最後に ~諸注意 構内は暗いため足元にご注意ください 星を見るマナーとして お手洗いはロビーにあります (移動前にご利用ください) 最後に ~諸注意 構内は暗いため足元にご注意ください 星を見るマナーとして フラッシュ撮影はおやめください 懐中電灯をお持ちの方は、足元に向けてください 邪魔な光は星を見る大敵です お手洗いはロビーにあります (移動前にご利用ください)
最後に ~諸注意 お子様をお連れの方に 迷子にならないよう注意してください 暗い中走り回らないようにしてください 最後に ~諸注意 お子様をお連れの方に 迷子にならないよう注意してください 暗い中走り回らないようにしてください 望遠鏡を待つ列では、静かに並んでください 危険なので柵には絶対に上らないでください ※万一ケガなど起きた場合は直ちにスタッフへ
最後に ~諸注意 終バスの時間にご注意ください 武蔵境 21:43 三鷹 21:40 武蔵小金井 20:49 狛江 21:14 最後に ~諸注意 終バスの時間にご注意ください 武蔵境 21:43 三鷹 21:40 武蔵小金井 20:49 狛江 21:14 バス時刻表はロビーに掲示してあります ※お帰りの都合上、最終バス時刻の早いお客様から優先的に列に並んでいただく場合がございますのでご了承ください。
それでは、観望をお楽しみください 了 (解説:東京大学大学院天文学教育研究センター 内藤誠一郎)