Windows Summit 2010 2017/3/18 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
トランスクリプト付き日本語翻訳ファイルについて Windows Summit 2010 2017/3/18 トランスクリプト付き日本語翻訳ファイルについて この PowerPoint ファイルには、「ノート」 セクションにセッションの講師が話している内容を書き起こしたもの (トランスクリプト) を入力しています。 ノートを参照するには、PowerPoint の表示モードを [標準] または [ノート] に設定してください。[標準] の場合は、スライド表示ウィンドウの下 (ノート ペイン) に表示されます。 ノート表示モードで見た際に、ノートが 1 ページに収まりきらない場合は、該当するスライドを複製し、複数ページにわたってノートを入力しています。そのため、オリジナルの英語版ファイルと比較して、スライド番号やスライドの枚数が異なる場合があります。 ノートを印刷するには、[印刷プレビュー] または [印刷] 画面において、[印刷対象] を [ノート] に指定してください。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
Getting the Most Out of Your Battery (バッテリを最大限に 利用する) Windows Summit 2010 2017/3/18 Getting the Most Out of Your Battery (バッテリを最大限に 利用する) Windows Summit へようこそ。Windows チームのプログラム マネージャーとして、カーネルを担当 している Aaron Tao です。今回私からは、Windows 7 用のエネルギー効率に優れたプラットフォー ムを開発する方法についてご説明します。Windows 7 システムのエネルギー効率を向上させるため の、ファームウェア、ハードウェア、ソフトウェア ドライバーの設計方法に関し、私たちが長年にわ たって蓄積してきた各種のベスト プラクティスをご紹介します。 Aaron Tao Program Manager Microsoft Corporation © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
議題 電源管理の対応準備 検証シナリオ 皆様へのお願い リソース ファームウェア デバイス ドライバー 電源ポリシーの構成 Windows Summit 2010 2017/3/18 議題 電源管理の対応準備 ファームウェア デバイス ドライバー 電源ポリシーの構成 プレインストール ソフトウェア 検証シナリオ 皆様へのお願い リソース こちらが本日の議題です。ファームウェア、デバイス ドライバー、電源ポリシーなどのカテゴリについ て、私たちが推奨するベスト プラクティスをご説明します。続いて、Windows の電源管理機能の検証 について、一般的な推奨事項をお伝えます。最後に、皆さんにお願いしたいことを簡単に述べさせてい ただきます。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
目的 Windows 7 用にエネルギー効率の良い プラットフォームを開発するための、 ベスト プラクティスを理解する Windows Summit 2010 2017/3/18 目的 Windows 7 用にエネルギー効率の良い プラットフォームを開発するための、 ベスト プラクティスを理解する このセッションは、Windows 7 用にエネルギー効率に優れたプラットフォームを開発するためのベス ト プラクティスについて、皆さんにご理解いただくことを目的としています。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
Windows 電源管理の主な要因 開発と検証 付加価値ソフトウェア 電源ポリシー オペレーティング システム ファームウェアとドライバー Windows Summit 2010 2017/3/18 Windows 電源管理の主な要因 付加価値ソフトウェア 一貫したエネルギー効率を確保 電源ポリシー 適切な電源ポリシーと電源プランを構成 オペレーティング システム 機能が増えるにあたってアイドル時間の増加を実現 開発と検証 ご存じのように、Windows はオープン プラットフォームです。そのため、システムのエネルギー効率に大 きく影響を及ぼす可能性のある要因が多数あります。 こちらのスライドをご覧ください。下から順に、ハードウェア、ファームウェア、オペレーティング シス テム、電源ポリシー、そして付加価値ソフトウェアが示されています。これらのコンポーネントはすべて、 システムの主要な要素です。いずれも、システムのバッテリ寿命とエネルギー効率に、さまざまなレベルで 影響を及ぼします。たとえば、適切に設計された、エネルギー効率の良いハードウェア システムを使用す れば、システム アイドルなどの重要な場面で、電力消費を非常に低く抑えることができます。設計が適切 でないハードウェア、たとえばサスペンドをサポートしない USB デバイスなどを使用すると、システムの 電力消費が約 20% も増大することがあります。 さらに、ファームウェアとデバイス ドライバーを適切に設計することで、結果的にハードウェア上のシス テムを、最も効率よく利用することができます。スムーズに動作しないファームウェア実装とデバイス ド ライバー実装は、必要以上にシステムのエネルギーを消費し、システム実行時のバッテリ寿命が低下する原 因となります。そしてもちろん、より長いバッテリ寿命を実現するには、Windows オペレーティング シス テムが非常に重要な役割を担います。 Windows では、より多くの機能をすべてのエンドユーザーに提供する一方で、システムのアイドル時間を できる限り増やすことを目標としています。加えて、パートナーおよびエンドユーザーの皆さんには、シス テムの動作を各使用シナリオに適応させるための、適切な電源ポリシーおよび電源プランを策定していただ きたいと思います。スリープ タイムアウトやディスプレイ タイムアウトなどの電源ポリシー構成はすべ て、システム全体が消費するバッテリの電力量に影響を及ぼします。そして最後に、エンドユーザーとパー トナーの皆さんがインストールする、追加機能を実装するための付加価値ソフトウェアについて検討しま す。この付加価値ソフトウェアも、システムに影響を与えます。たとえば、ユーザーがシステムを使用して いる間、こうしたソフトウェアによってプロセッサ使用率とメモリ使用量が増大する場合があります。その 結果、エネルギー効率に影響が及びます。Windows システムで、より長く効率的なバッテリ寿命を確保す るには、バッテリ寿命や Windows の電源管理に影響を及ぼすこれらの要素がすべて適切に設計され、最適 化されている必要があります。こうした理由から、このセッションでは、ファームウェア実装、電源ポリ シー構成、付加価値ソフトウェアの開発と検証に関するベスト プラクティスを紹介し、これらの要素のエ ネルギー効率を向上させる方法について、当社の知識を皆さんと共有できればと思います。 ファームウェアとドライバー 電源管理のための信頼できるファームウェアとドライバーの 開発と検証 ハードウェア セレクティブ サスペンドをサポートする USB デバイスなど、 エネルギー効率の良いハードウェアの選択 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
電源に関するファームウェアの 対応準備の概要 Windows Summit 2010 2017/3/18 電源に関するファームウェアの 対応準備の概要 Windows 7 のチェック ビルド (デバッグ ビルド) を各プラットフォームにインス トールしてテスト 追加のファームウェア検証テストを実施 インストールおよび電源管理のテスト後にシス テム イベント チャネルを確認 メモリ破損や Advanced Configuration and Power Interface (ACPI) 制御方法の問題など、検出されたファームウェアの問題に関する 重大なエラーがログに記録 では最初に、エネルギー効率に関するファームウェアの対応準備についてご説明しましょう。 Windows 7 での一般的な推奨事項として、各プラットフォームをチェック ビルド上でインストールし てテストし、インストール後にシステム イベント チャネルを確認することをお勧めしています。 ファームウェアの観点から、電源管理の基本機能が適切に実装されていることを確認するため、 Windows 7 にはシステム内に基本的なチェックが多数組み込まれています。また、重大なエラーが検 知された場合には、システム イベント チャネルにシステム イベントが記録されます。こうしたチャネ ル上ですべての潜在的な問題やエラーを確認することで、パートナーの皆さんは、システムのエネル ギー効率に悪影響を及ぼす可能性のある、ファームウェア実装に関する重大なエラーを発見できます。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
すべてのしきい値は 電源ポリシーで構成可能 Windows Summit 2010 2017/3/18 ファームウェアからの バッテリ情報 Windows は、さまざまな バッテリ状態に対応 ユーザー データを保護する ための通知、警告、および 休止状態 バッテリの正常性チェック ファームウェアからの正確な情 報に依存 ドレイン レートと残存容量 設計容量 前回の完全充電 前回の完全充電 < 設計容量の 40% 7% 16% 5% すべてのしきい値は 電源ポリシーで構成可能 バッテリ寿命とバッテリ情報に関する機能についてご説明します。Windows 7 では、Windows シス テムがさまざまなバッテリの状態に反応して、バッテリ寿命のステータスの変化をエンドユーザーに通 知します。また、バッテリの正常性状態も通知されます。たとえば、エンドユーザーが継続的に PC を 使用しており、バッテリが継続的に消費されている場合、エンドユーザーにバッテリ寿命が減少してい ることが通知されます。バッテリ残量の低下、警告を要する状態、および重大な状態についても通知さ れます。また、Windows は、ダイアログ ウィンドウを通じた警告やシステムの休止状態への強制的な 移行など、エンドユーザーのデータを保護するために適切な処置を実行します。さらに Windows は、 現在のバッテリの正常性も追跡します。バッテリの状態が良くない場合には、Windows からエンド ユーザーに警告が生成されます。たとえば、前回の完全充電の容量が設計容量の 40% を下回っている 場合ですが、これはバッテリが劣化して、工場出荷時のような電力を保持できなくなっているためで す。エンドユーザーに対するこうした警告エクスペリエンス、またバッテリ計測エクスペリエンスはい ずれも、ドレイン レートと残存容量、設計容量、前回の完全充電容量といった、ACPI を通じてファー ムウェアから報告される正確な情報に依存しています。よって、それらのユーザー エクスペリエンスを 万全なものにするには、ファームウェアから正確な情報が報告されるように配慮する必要があります。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
一般的なバッテリ ファームウェアの問題 powercfg –energy を使用して バッテリの状態を検査する 設計容量が誤って報告される Windows Summit 2010 2017/3/18 一般的なバッテリ ファームウェアの問題 powercfg –energy を使用して バッテリの状態を検査する 設計容量が誤って報告される 前回の完全充電容量が誤って報告さ れるか、0 である 電源装置が設計容量または 前回の完全充電容量に対応 していない 電源装置は 0×0 (単位は mWh) に 設定されているが、設計容量または前回 の完全充電容量の値が mAh 単位で報告 される 設計容量および前回の完全充電 容量が常に同じ値になる Windows 7 では、ファームウェア実装に関するいくつかの一般的な問題点が明らかになっています。 こうした問題に対処するため、ファームウェア実装について再確認していただきたいポイントをお話し したいと思います。たとえば、一部のシステムでは誤った設計容量が報告され、常に前回の完全充電容 量と同じ値になることもあります。これでは、古いバッテリの交換時期を推定できるというユーザー エ クスペリエンスが無効になります。加えて、前回の完全充電容量が誤っていたり、0 と報告されたりす る場合もあります。 以前の OS は、前回の完全充電容量の値を利用していませんでした。しかし、Windows 7 ではそうし た数値が不可欠であり、既に述べたように、その値を使用して、バッテリの正常性に関するユーザー エ クスペリエンスの調整と提供を行っています。そのため、ファームウェアからこの情報が正確に報告さ れなければなりません。Windows 7 には powercnfg -energy というツールが搭載されています。こ れは、バッテリの正常性を検査するのに便利な組み込みのコマンド ライン ツールです。このツールが 実行されていると、現在のシステムで検知された一般的なエネルギー効率の問題に関するレポートが生 成されます。このレポートには、現在のスライドの右側に示すような、バッテリ情報に関するセクショ ンがあります。バッテリ ID、メーカー情報のほか、設計容量と前回の完全充電容量も表示されていま す。これらの項目で、設計容量と前回の完全充電容量が、Windows システムに正しく報告されている かどうか確認することをお勧めします。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
ALS ドライバー (acpials.sys) Windows Summit 2010 2017/3/18 ディスプレイの自動輝度調整 ACPI メソッドを使用してディスプレイの輝度制御を実装 _BCL、_BCM、_BQC など 50 以上の輝度レベルのサポート 埋め込みコントローラー (EC) 内での レベル間のフェードの実装 ACPI 3.0 メソッドを使用して 環境光センサー (ALS) デバイスを記述 Sensor and Location プラットフォーム との自動統合 Windows 7 に付属の ALS ドライバー ACPI 通知を使用して輝度のホットキーを実 装 カスタムのファームウェア実装または インストール済みのソフトウェア サービスを使用しない Sensor and Location プラットフォーム 電源管理サービス および制御 ALS ドライバー (acpials.sys) モニター ドライバー (monitor.sys) ACPI インタープリター (acpi.sys) Windows 7 では、ディスプレイの輝度の管理に対するサポートが強化されています。エンドユーザー エクスペリエンスの観点から、私たちは Windows 7 にディスプレイの自動輝度調整を導入しました。 ディスプレイの輝度は、周囲の明るさに応じて自動的に変化します。さらに、ユーザーが PC を使用し ていない状態、すなわちユーザーがキーボードおよびマウスからの入力をまったく行わない状態がしば らく続くと、最初にディスプレイが少し暗くなり、最終的には作業画面が消えます。 こうしたユーザー エクスペリエンスと、ディスプレイの輝度の管理に関するロジックはすべて、 Windows が標準で制御しています。つまり、Windows にはそれらすべてに対応するソリューション が組み込まれています。パートナーの皆さんは、周囲の明るさとディスプレイの輝度管理に関する情報 を提供するため、ACPI を使用した正確な制御メソッドを提示していただくだけで済みます。ACPI に対 応したそれらの制御メソッドを基にして、Windows に組み込まれたロジックが作動し、周囲の明るさ に応じて自動的にディスプレイの輝度が調整されます。パートナーの皆さんに実行していただく必要が あるのは、BCL、BCM、BQC などの制御メソッドの実装のみです。 ACPI 3.0 ALS デバイス (_ALI、_ALR など) ACPI 出力デバイス (_BCL、_BCM など) © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
パフォーマンスの問題 Int13 パフォーマンスを測定して改善する Windows Summit 2010 2017/3/18 パフォーマンスの問題 Int13 パフォーマンスを測定して改善する 休止状態からの再開にかかる時間の短縮に有用 Windows 7 では休止状態の書き込み時間が短縮 S3 からの再開時の BIOS 初期化 (BIOSInit) 時間 を短縮する 埋め込みコントローラー (EC) のパフォーマンスの改 善について調査する EC 遅延はマルチメディアの再生に影響しエラーを誘発 バッテリのステータス情報を読み取るためには、 ACPI EC コードに注目 Windows では、エンドユーザーに重要なパフォーマンスを提供するうえで、ファームウェアが決定的 な役割を担っています。たとえば、スリープ/再開シナリオの場合、休止状態から迅速に再開できるか どうかは BIOSInit のパフォーマンスに依存しています。 そのためパートナーの方々には、Windows 7 において BIOS の、特に Int13 などに関するパフォーマ ンスを最適化することを強くお勧めします。また、Windows 7 の開発初期段階では、埋め込みコント ローラー内に ACPI の制御メソッドを実装する場合に、パフォーマンスに問題が発生するケースが見ら れました。たとえば、埋め込みコントローラーの一部の実装では、制御メソッドの実行効率が非常に低 くなることがありました。その結果、それらの制御メソッドを実行するためにプロセッサの使用率が非 常に高くなり、メディアの再生などに悪影響が及ぼされます。エンドユーザーによる DVD の再生中、 バックグラウンド タスクとして埋め込みコントローラー上で制御メソッドが実行されていると、メディ アがスムーズに動作せず、障害が発生する可能性があります。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
Windows Summit 2010 2017/3/18 スリープ状態の解除元の検出 イベント ビューアーでスリープ状態 の解除元が正しく検出されているこ とを検証することにより、サポート コストの削減が可能 ACPI ファームウェアを使用して スリープ状態の解除元を正しく 報告する ACPI Fixed Feature ハードウェア GPE ステータス ビット PCI Express デバイス GPE ハンドラーが適切なデバイス上 で Notify() を発行するようにする Windows でシステムのスリープが予期せず解除される原因を把握するために、特にマイクロソフトの IT 技術者とサポート エンジニアは、Windows に組み込みの多数の診断サポートを使用します。この 組み込みの診断サポートは、イベント ビューアーや powercfg コマンド ライン ツールなどのツールを 通じて提供されます。 こうした診断シナリオすべてにおいて、正しい構成と、ハードウェア実装およびファームウェア実装を 通じたスリープ状態の解除元の報告が不可欠です。Windows 7 のプラットフォームが完成したら、ス リープ解除エクスペリエンスがいつ発生するかを検証することをお勧めします。正確なスリープ状態の 解除元は、イベント ビューアーを通じて確認できます。そのため、真夜中に PC のスリープが解除され るといった場合に、エンドユーザーがその原因を把握できるよう、当社の IT 技術者とサポート エンジ ニアはそれらのツールを実行して解明に努めます。そのためには、ACPI ファームウェアが、スリープ 状態の解除元を確実に正しく報告できるようにします。固定機能のハードウェアの場合は、ピンを正し く接続してください。GPE、すなわち汎用デバイスの場合、スリープ状態の解除元デバイスを報告する には、ピンがその GPE と正しく接続されており、ACPI が正しく構成されていなければなりません。ま た、特定のデバイスがシステムのスリープ解除の原因となっている場合に、GPE ハンドラーによって該 当するデバイスに関する通知が発行されることを確認します。 イベント ID 1 プロバイダー 電源のトラブルシューティング チャネル システム メッセージ システムはスリープ状態から 再開しました。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
電源に関するデバイスの 対応準備の概要 デバイスとドライバーの品質は、電源管理のエクスペリエンスに直接影響を及ぼす Windows Summit 2010 2017/3/18 電源に関するデバイスの 対応準備の概要 デバイスとドライバーの品質は、電源管理のエクスペリエンスに直接影響を及ぼす スリープ、休止状態、および再開の移行の信頼性とパフォーマンス 電力消費とバッテリの寿命 デバイスの対応準備には詳細な検証が必要 powercfg -energy ユーティリティを使用して エネルギー効率に関する大きな問題を検出 電源の切り替え後、デバイスの機能をテスト 最新バージョンのドライバーでバッテリの寿命への影響を測定 Windows パフォーマンス ツール キットの xperf を使用して、 CPU 時間、メモリ、ディスクなど、ドライバー リソースの 使用率を測定 ここまでは、エネルギー効率に優れた Windows 7 システムを開発するための、ファームウェア実装と ハードウェア実装に関する当社の推奨事項について説明してきました。ここからは視点を変えて、デバ イスの対応準備について少し触れた後、電源ポリシーについて説明したいと思います。デバイスに関し ては、一般的な推奨事項として、デバイス ドライバーの開発が終了したら、各種の Windows ツール を使用して潜在的な問題点がないか調べることをお勧めします。最初に組み込みツールの powercfg - energy を使用すると、エネルギー効率の問題を概要レベルで把握できます。次に、何か気になる問題 が見つかった場合は、xperf などの開発ツールを使用すると、プロセッサ、メモリ、およびディスクの 使用率を詳しく調べて、パフォーマンスとリソース使用率を分析することができます。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
USB デバイス スリープからの再開時にデバイス固有の機能を 検証する Windows Summit 2010 2017/3/18 USB デバイス スリープからの再開時にデバイス固有の機能を 検証する 統合された生体認証デバイスがセレクティブ サスペンドをサポートしていることを確認する モバイル PC には、スリープ解除のための USB デバイスを装着しない OOBE 後もスリープ解除アラーム ポリシーへの 変更内容が存続していることをテスト Bluetooth デバイスについて、電力が自己供給で、リ モートでスリープ解除が可能であると報告されている ことを確認する powercfg -energy は構成の問題を報告 ここで少し、USB デバイスのサポートについて触れる必要があります。ご存じのように、セレクティブ サスペンドをサポートする USB デバイスはバッテリ寿命の節約に大きく貢献するためです。USB デバ イスがサスペンド状態に移行しない場合、そのデバイス自体が電力を消費するだけでなく、プロセッサ が深いアイドル状態に移行できなくなるため、結果的に全体的なバッテリ寿命が約 20% も低下しま す。当社は、Windows 7 対応の USB ドライバーの開発を推奨しています。特に統合された生体認証 デバイスなど、組み込みの統合デバイスについては、必ずセレクティブ サスペンドをサポートするよう にしてください。さらに Windows 7 には、Bluetooth デバイスに関して、USB がサスペンド状態に 移行しない原因を診断する機能が搭載されています。これにより、USB Bluetooth デバイスの、電源の 自己供給機能およびスリープ解除機能に関する属性が報告されます。これらの情報は、IT 技術者とサ ポート エンジニアが、Bluetooth デバイスがサスペンドをサポートしない理由を判断するうえで役立ち ます。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
電源ポリシー構成の概要 電源ポリシー ストアは Windows® 7 でも ほとんど変更なし Windows Summit 2010 2017/3/18 電源ポリシー構成の概要 電源ポリシー ストアは Windows® 7 でも ほとんど変更なし 3 つの電源プラン: バランス、省電力、 高パフォーマンス PowerCfg.exe コマンド ライン ユーティリティ は、オペレーティング システムに付属 PC メーカーでは、ポリシーをカスタマイズして、 プラットフォームまたは法的要件に適応させること が可能 次に、電源ポリシー構成に関する推奨事項についてお話しします。既にご説明したように、パートナー の皆さんやエンドユーザーは電源ポリシーをカスタマイズすることで、各使用シナリオに応じたパ フォーマンス、電力消費、バッテリ寿命の適切なバランスを達成できます。このような電源ポリシー構 成はシステムのバッテリ寿命に直接的に影響します。Windows 7 の電源ポリシー ストアは以前のリ リースからほとんど変わっていません。電源プランとして、”バランス”、”省電力”、”高パフォーマン ス” の 3 種類が用意されています。powercfg のような既存のツールはすべて、引き続き Windows 7 でも使用されます。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
Windows Summit 2010 2017/3/18 ポリシーの既定値の更新 "バランス" 電源プラン ポリシー Windows Vista® SP1 既定値 Windows 7 スリープ解除アラーム 有効 無効 (モバイル PC のみ) システム休止タイムアウト 18時間 6 時間 ディスプレイの タイムアウト 20 分 (AC) 5 分 (DC) 10 分 (AC) スリープのタイムアウト 60 分 (AC) 15 分 (DC) 30 分 (AC) 802.11 ワイヤレス パワー モード 最大パフォーマンス (DC) 省電力 (中) (DC) アイドル検出しきい値 80% 0% (削除済み) Windows 7 では、既定の電源ポリシーに関して変更された点がいくつかあります。モバイル PC では、 スリープ解除アラームが既定で無効にされるようになりました。これはユーザーの鞄の中でノート PC のスリープが解除され、電力が浪費されるという問題を解決するためです。そのほかに、休止タイムア ウト、ディスプレイのタイムアウト、およびスリープのタイムアウトといった、一部のタイムアウト値 を微調整しています。 プロセッサの電源管理 (PPM) ポリシーは Windows 7 で変更されており、ほとん どのシステムではこれらの設定の変更は不要 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
カスタマイズのベスト プラクティス 新しいプランを作成するのではなく、Windows に付属のプランを更新する。 たとえば、 Windows Summit 2010 2017/3/18 カスタマイズのベスト プラクティス 新しいプランを作成するのではなく、Windows に付属のプランを更新する。 たとえば、 "バランス" を "<OEM 名> プラン" に変更する "バランス" プラン設定をカスタマイズする 更新された電源プランを既定のストアに 保存する。 ユーザーが、電源オプションで PC メーカーが 最 適化した既定値を復元できるようにする powercfg.exe –replacedefaultschemes 電源プランのカスタマイズ方法について、当社の一般的な推奨事項を説明します。Windows の開発サ イクルを通じて、私たちは電力消費とパフォーマンスの最適なバランスを達成するために、こうした電 源ポリシーの最適化に多くの時間を費やしました。これらの電源ポリシーと電源プランをカスタマイズ する必要がある場合は、あらかじめ組み込まれている既定のプランをベースにして、カスタマイズ版を 作成することをお勧めします。たとえば、電源プラン ディレクトリを新しく作成するのではなく、既定 の “バランス” 電源プランの名前をカスタマイズ版に変更し、それをベースとして特定の変更を加えて いくようにしてください。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
電源に関するソフトウェアの 対応準備の概要 Windows Summit 2010 2017/3/18 電源に関するソフトウェアの 対応準備の概要 アイドル プロセッサの使用率を減らして、電力消費を削減する powercfg –energy を使用して全体的な使用率を測定 Windows パフォーマンス ツール キットの xperf を使用して最適化 バックグラウンド アクティビティを新しい Windows 7 インフラストラクチャに移動 高度に最適化されたシステムはタイマー結合を活用できる プロセッサのアイドル状態を改善 効果を出すには高度なアイドル状態を提供するシステムが必要 (たとえば、アイドル時間中のプロセッサ使用率が 2% 未満) ここまでで、ファームウェア デバイス ドライバーの実装と、電源ポリシー構成に関する推奨事項につ いてご説明しました。次は、ソフトウェアの対応準備についてお話しします。Windows 用のエネル ギー効率に優れた付加価値ソフトウェアの開発方法に関する当社の推奨事項をご案内し、そうしたソフ トウェアを Windows システム上にインストールした後で、常により良いエネルギー効率が達成される ようにすることを目的とします。先に申し上げたように、こうした追加ソフトウェアのインストール は、システム リソースの使用率に影響を与える可能性があります。たとえば、ユーザーがシステムを使 用していないときに付加価値ソフトウェアがバックグラウンドでコードを実行し続け、それが原因でプ ロセッサの使用率とメモリ使用量が増大する場合があります。通常 Windows 内では、ユーザーが PC を使用していない場合のプロセッサの使用率は 2% 未満が目標です。ですから、ソフトウェア開発者の 皆さんには、この要件を満たす付加価値ソフトウェアおよびサービスの開発をお勧めします。必ずアイ ドル時にプロセッサ使用率が低下し、低いレベルで維持されるようにしてください。デバイス ドライ バー開発についても同様の対応をお勧めします。組み込みの開発ツールである powercfg -energy など を使用してエネルギー効率の問題を概要レベルで診断した後、xperf を使用してプロセッサ、メモリ、 およびディスクのリソース使用率を詳しく調べ、パフォーマンスと電力消費を微調整するようにしてく ださい。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
バックグラウンド アクティビティ サービスをトリガースタートに変更する 定期的なタスクをタスク スケジューラに変更する Windows Summit 2010 2017/3/18 バックグラウンド アクティビティ サービスをトリガースタートに変更する Windows がオンデマンドでサービスを開始できるようにす る アイドル リソースの使用量を減らせる 定期的なタスクをタスク スケジューラに変更する ソフトウェア更新サービス、バックグラウンド スキャナーに最適 詳細情報は Windows Hardware Developer Central (WHDC) に掲載 http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/pnppwr/power mgmt/BackgroundProcs.mspx さらに、Windows 7 には、バックグラウンド アクティビティのエネルギー効率を改善するための新し いサービス機能が導入されています。この新機能の名前は “トリガー スタート” です。WINHEC のプレ ゼンテーションでお知りになった方もいらっしゃるでしょう。トリガー スタート サービスを使用する と、システムへのデバイスの接続や、ネットワークの接続または切断といった状態変化など、一定の条 件に基づいて、Windows がサービスをオンデマンドで起動できるようになります。システム起動時に サービスが自動的に開始されることがなくなり、アイドル時のリソース使用量を削減できます。 Windows 7 で新しいサービスを開発する際は、このトリガー スタート サービスの利用をぜひご検討く ださい。詳細については、このスライドの下に示したリンクからご確認いただけます。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
検証: オン/オフ遷移 オン/オフ遷移の検証は、システム統合時に必要 スリープ、休止状態、および再開の移行のストレス テスト Windows Summit 2010 2017/3/18 検証: オン/オフ遷移 オン/オフ遷移の検証は、システム統合時に必要 ブート、シャットダウン、スリープ、再開、休止状態、 ハイブリッド スリープ スリープ、休止状態、および再開の移行のストレス テスト 失敗なしで 1,000 回の連続移行が目標 デバッグをより容易にするために、完全メモリ ダンプを有効にする すべてのドライバーでドライバー検証ツールを有効にする (望ましいフラグは 0xFBB) スリープ再開の移行では、モバイル シナリオを重視 再開後の、ネットワークへの接続 LID のオープンとクローズ ドッキングおよびグラフィック構成 次に、電源管理機能の検証に関する一般的な推奨事項についてお話しします。言うまでもなく、ファー ムウェア デバイス ドライバーおよびソフトウェアの開発において、検証はきわめて重要な意味を持ち ます。まず、電源管理に関するユーザー エクスペリエンスと機能を検証する際は、スリープと再開の切 り替えが適切に作動することを確認する必要があります。たとえば、社内の Windows 開発部門では、 失敗なしで 1,000 回の連続移行を実行できることを目標としています。私たちは Windows の開発中、 社内でも、こうしたスリープ/再開のシナリオを検証する際、常に完全メモリ ダンプを有効にしていま す。スリープ/再開の失敗はデバッグと再現がきわめて難しく、完全メモリ ダンプがあれば、デバッグ と失敗の根本原因の特定が容易になるためです。さらに、スリープ/再開の移行シナリオでは、移行中 および移行後のデバイスの状態にも注意してください。たとえば、再開後にシステムがネットワークに 接続できるかどうか、あるいはスリープ/再開の移行中、PC の開閉によってエラーが発生しないかどう かを確認します。また、スリープ/再開時にドッキング エクスペリエンスが正しく機能するかどうかに も注意します。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
Windows Summit 2010 2017/3/18 検証: ディスプレイの輝度 Microsoft では、一部のモバイル PC でディスプレイの輝度 コントロールに関する問題が生じていることを認識 スリープからの再開後、ディスプレイが暗いままである 輝度の構成が突然機能しなくなる 輝度の変更のホットキーが正しく動作しない ディスプレイの輝度の検証チェックリスト: モビリティ センターの輝度コントロールがスリープからの再開後にも機能 する 輝度が、AC 電源状態と DC 電源状態の間で想定どおりに変更される ホットキーによっていつでも輝度の強弱を調整できる アイドル状態で一定時間が経過した後、ディスプレイが自動的に暗くなる モニターがオフになった後、輝度コントロールが機能する 次にディスプレイの輝度についてですが、Windows 7 で、ディスプレイの輝度が周囲の明るさやユー ザーのアクティビティに応じて制御されるようになったことは先ほどお話ししました。そこで検証の際 には、輝度が正しく実装されていることを確認します。たとえば、モビリティ センターの輝度コント ロールがスリープから再開した後にも機能すること、AC 電源と DC 電源を切り替える際に輝度が想定 どおりに変更されること、輝度を変更するためのホット キーが機能していることを検証してください。 これらのケースについては、Windows 7 で問題点が発見された例があるため、ここで取り上げまし た。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
検証: ネットワーク Microsoft では、電源の状態の遷移後、ネットワークの接続に関する問題がいくつか生じていることを認識 Windows Summit 2010 2017/3/18 検証: ネットワーク Microsoft では、電源の状態の遷移後、ネットワークの接続に関する問題がいくつか生じていることを認識 ワイヤレス ネットワークが再接続できない Wi-Fi デバイスが無効にならない限り、スリープからの再開で システムがロックされる 電源用のネットワーク検証チェックリスト: PC がスリープから再開された後、ネットワーク接続を確認する 再開後、新しい Wi-Fi ネットワークが検出されることを検証する スリープおよび休止状態の移行後、ネットワーク接続をテストする Wake-on-LAN (WoL) 機能が正しく動作することを確認する リモート デスクトップなど、Magic Packet および基本接続シナリオをテス トする スリープ/再開後のネットワークに関するユーザー エクスペリエンスを検証する場合、重要なポイント となるのが、スリープから再開した後でもネットワーク接続が引き続き機能しているかどうかです。再 開後にワイヤレス ネットワークに再接続できないというケースがいくつか報告されているため、 Windows 7 のプラットフォームを構築する際は、その点を特に念入りに検証してください。さらに、 Wake-on シナリオについても注意が必要です。検証時には、Wake-on-LAN 機能が正しく動作し、想 定外の理由で PC のスリープ状態が解除されないことを確認してください。そのために、Magic Packet と、リモート デスクトップなどの基本的な接続シナリオについてテストすることをお勧めします。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
検証: 電源のベンチマーク プレインストール イメージとクリーン インストールを 比較する Windows Summit 2010 2017/3/18 検証: 電源のベンチマーク プレインストール イメージとクリーン インストールを 比較する ベンチマークの前に ProcessIdleTasks() API を実行する pwrtest は、API を実行して進行状況をレポートするように更新、 pwrtest -processidl を使用 ベンチマークの前に powercfg –energyでエラーがない ことを確認する たとえば、 USB デバイスが Windows Vista SP1 上ではサスペンドしなかった場合、Windows 7 上で電力測定をしない 電源管理機能の開発と検証が終わったら、必ず電源のベンチマーク テストを実施し、バッテリ寿命とパ フォーマンスに関する Windows 7 の性能を確認する必要があります。電源のベンチマーク テストの方 法については、いくつか推奨事項があります。まずは、プレインストール イメージとクリーン インス トールを比較することをお勧めします。これにより、ソフトウェアの追加インストールによって、シス テムのエネルギー効率およびバッテリ寿命にどのような影響が生じたかを把握することができます。ま た、ベンチマーク テストを実施する前に、システムをクリーンアップし、システムの活動を少し抑える ためのサポートが提供されています。 これには、ProcessidleTasks という API や、開発ツールの pwrtest -processidl を使用します。これ らのインターフェイスを使用すると、システムをアイドル状態に移行させ、各シナリオに基づいた電源 管理とベンチマーク テストを実施することができます。さらに、先ほど述べたエネルギー効率に優れた ソフトウェアの開発に関する一般的な推奨事項が、ここでも適用されます。組み込みツールの powercfg -energy を使用して、潜在的なエネルギー効率の問題を概要レベルで確認した後、必要に応 じて xperf で詳細なリソース使用率を調べ、プロセッサ、メモリ、ストレージ デバイスなどのデバイ スに影響を及ぼしている他のソフトウェアのアクティビティを確認してください。 C:\pwrtest>pwrtest /processidle Processing idle tasks... Will wait until all tasks are completed... Press 'q' anytime to abort waiting... 14:38:58.701: Idle task started: "ProcessIdleTasks callback" in process 776 14:43:58.646: Idle task completed: "ProcessIdleTasks callback" in process 776 14:43:58.696: Idle task started: "Optimal disk layout" in process 776 14:43:58.976: Task started:"\Microsoft\Windows\PerfTrack\BackgroundConfigSurveyor" 14:43:58.976: Task ended with success: "\Microsoft\Windows\PerfTrack\BackgroundConfigSurveyor" 14:43:59.936: Idle task unregistered: "Optimal disk layout" in process 776 14:43:59.936: Idle task stopped: "Optimal disk layout" in process 776 Done. © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
皆様へのお願い 貴社のシステムで優れた電源管理エクスペリエンスを実現してください。 Windows Summit 2010 2017/3/18 皆様へのお願い 貴社のシステムで優れた電源管理エクスペリエンスを実現してください。 ファームウェア、デバイス、ドライバー、およびソフトウェア Microsoft ツールを使用して、電源管理のテストや確認をしてください。 powercfg -energy pwrtest xperf (Windows パフォーマンス ツール キット) 詳細にわたって電源管理の動作を検証してください。 スリープおよび再開の信頼性の重視 スリープからの再開後の、デバイスの機能の検証 ディスプレイの輝度、ドッキング、およびネットワーク デバイス機能の検証 下記の Windows Summit 2010 プレゼンテーションを参照してください。 SYS-T175: On/Off Scenarios - Common Issues, Recommendations, and Best Practices (オン/オフ シナリオ - 一般的な問題点、推奨事項、およびベスト プラクティス) SYS-T176: On/Off Scenarios - Performance Analysis and Diagnosis Overview (オン/オフ シナリオ - パフォーマンス解析および診断の概要) このセッションの発表について、評価フォームへの記入をお願いします。 ではそろそろ、このセッションの発表を終わりにしたいと思います。エネルギー効率に優れた Windows 7 プラットフォームを開発するためのベスト プラクティスについて、皆さんに十分な情報を ご提供できていれば幸いです。最後にもう一度、このプレゼンテーションの重要なポイントを繰り返し たいと思います。まず、電源管理エクスペリエンスには、ファームウェア、デバイス、ドライバー、ソ フトウェアといった複数の要素が影響を及ぼします。優れたエクスペリエンスと長時間のバッテリ寿命 を実現するには、これらのすべての要素でエネルギー効率を向上させる必要があります。また、一般的 なベスト プラクティスとして、電源管理に関する開発、検証、ベンチマーク テストにおいては、最初 に powercfg -energy を実行して問題を概要レベルで把握した後で、pwrtest や xperf などのツール を使用し、具体的なシナリオと具体的なリソース使用率を詳しく調査することをお勧めします。検証 は、エンドユーザーの電源管理エクスペリエンスを決定するうえで重要な構成要素です。必ずスリープ /再開の移行動作を検証し、移行が成功した後のデバイスの機能も検証してください。また、ディスプ レイの輝度の調整、ドッキング、および再開後の自然な動作などの、関連する電源エクスペリエンスに ついても検証してください。この Windows Summit には、他にも電源管理に関連して、オン/オフ シ ナリオや、オン/オフ シナリオのパフォーマンス分析について説明しているセッションがあります。ご 興味のある方は、これらのセッションをご覧いただくと、各トピックについてより深い知識が得られる ことと思います。また、よろしければこのセッションの発表について、評価フォームのご記入をお願い いたします。コンテンツと提供スキルの改善に役立てさせていただきます。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
Windows Summit 2010 2017/3/18 リソース エネルギー効率に関するポータル (WHDC) http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/pnppwr/mobilepwr.mspx ACPI、PnP、電源管理 (WHDC) http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/pnppwr/default.mspx Windows パフォーマンス ツール キット (XPerf) http://msdn.microsoft.com/en-us/performance/default.aspx モバイル バッテリの寿命に関するソリューション ガイド http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/pnppwr/mobile_bat.mspx Windows における電源ポリシーの構成および展開 http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/pnppwr/powermgmt/PMpolicy_Windows.mspx 統合ディスプレイの輝度コントロール http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/pnppwr/powermgmt/BrightnessCtrl.mspx Windows での効率的なバックグラウンド プロセスの開発 http://www.microsoft.com/japan/whdc/system/pnppwr/powermgmt/BackgroundProcs.mspx Windows の電源管理に関して、より詳細な情報を得るための追加リソースをご紹介します。これらの 情報のほとんどはマイクロソフトの Web サイトでご提供しています。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
リソース (続き) 関連する Windows Summit 2010 プレゼンテーション 2017/3/18 リソース (続き) 関連する Windows Summit 2010 プレゼンテーション SYS-T175: On/Off Scenarios - Common Issues, Recommendations, and Best Practices (オン/オフ シナリオ - 一般的な問題点、推奨事項、およびベスト プラク ティス) SYS-T176: On/Off Scenarios - Performance Analysis and Diagnosis Overview (オン/オフ シナリオ - パフォーマンス解析および診断の概要) こちらは先ほどもご案内した、関連する Windows Summit セッションです。 本プレゼンテーションをご視聴いただき、ありがとうございました。 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.
Windows Summit 2010 2017/3/18 © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION. © 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION.