織田勧 東京大学CNS 浜垣研D2 2006年12月1日(金) 若手コロキウム

Slides:



Advertisements
Similar presentations
Belle 実験における 新型シリコン検出器を用い た低運動量粒子の検出 物理学科 渡辺研究室藤山 幸生.
Advertisements

Searching supersymmetry in radiative B meson decay 石田 裕之 ( 島根大 ) @Flavor physics workshop 12月8日 共同研究者:波場直之、髙橋亮 ( 島根大 ) 中家剛 ( 京都大 ) 、清水康弘 ( 工学院大 ) To be.
QCD Sum rule による中性子電気双極子 モーメントの再評価 永田 夏海(名古屋大学) 2012 年 3 月 27 日 日本物理学会第 67 回年次大会 共同研究者:久野純治,李廷容,清水康弘 関西学院大学.
核子構造 ( スピン)の研究紹介 理化学研究所 中川格 1. 2 加速器実験 加速器 原子核・核子 測定器 3.
原子核物理学 第3講 原子核の存在範囲と崩壊様式
タウ粒子崩壊τ-→ωπ-ντにおける セカンドクラスカレントの探索
タウ粒子崩壊τ-→ωπ-ντにおける セカンドクラスカレントの探索
第1回「アインシュタインの物理」でリンクする研究・教育拠点研究会 2008年10月11日 (土) 高エネルギー物理学研究室 清矢良浩
実習B. ガンマ線を測定してみよう 原子核・ハドロン研究室 永江 知文 新山 雅之 足立 智.
Fundamental Physics in Nuclear Beta-Decay Experiment
「日本の核物理の将来」タウンミーティング 2011年7月29日(金)@RCNP 後藤雄二(理研)
W e l c o m ! いい天気♪ W e l c o m ! 腹減った・・・ 暑い~ 夏だね Hey~!! 暇だ。 急げ~!!
Determination of the number of light neutrino species
ベータ崩壊 寿命:約15分 ~752eV ~782keV 日本物理学会2009年秋季大会.
東京大学 理学系研究科 物理学専攻 吉原 圭亮 35-096116
山崎祐司(神戸大) 粒子の物質中でのふるまい.
COMPASS実験の紹介 〜回転の起源は?〜 山形大学 堂下典弘 1996年 COMPASS実験グループを立ち上げ 1997年 実験承認
名古屋大学大学院 理学研究科 高エネルギー素粒子物理学研究室(N研) 名古屋大学タウ・プトン物理研究センター 飯嶋 徹
In situ cosmogenic seminar
中性子過剰核での N = 8 魔法数の破れと一粒子描像
Bファクトリー実験に関する記者懇談会 素粒子物理学の現状 2006年6月29日 名古屋大学 大学院理学研究科 飯嶋 徹.
岡田安弘 Bファクトリー計画推進委員会 2006年10月17日
高エネルギー物理学特論 岡田安弘(KEK) 2008.1.8 広島大学理学部.
素粒子論(素粒子物理学)入門 現代物理学入門 石川 健三.
Dissociative Recombination of HeH+ at Large Center-of-Mass Energies
原子核物理学 第8講 核力.
電子 e 光子 g 電磁相互 作用を媒介 陽子 中性子 中間子 p n ハドロン 核力を  媒介 物質の 究極構造 原子 原子核 基本粒子
HERMES実験における偏極水素気体標的の制御
g-2 実験 量子電磁力学の精密テスト と 標準理論のかなた
核物理の将来 WG ストレンジネス sub group
物質の 究極構造 原子 原子の中には軽くて 電荷-eの電子がある 質量 9.11×10-31kg 原子 e =1.6×10-19C
岸本グループ 研究室紹介.
理科指導法D ノーベル物理学賞.
QMDを用いた10Be+12C反応の解析 平田雄一 (2001年北海道大学大学院原子核理論研究室博士課程修了
ダークマター検出器の低圧ガスにおける 角度分解能の評価
最初に自己紹介 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 幅 淳二
最初に自己紹介 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 幅 淳二
Azimuthal distribution (方位角分布)
アトラス実験で期待される物理 (具体例編) ① ② ③ ④ ① ② ③ 発見か? 実験の初日に確認 確認! 2011年5月9日 ④ 未発見
D中間子崩壊過程を用いた 軽いスカラー中間子の組成の研究
原子核物理学 第2講 原子核の電荷密度分布.
課題演習A5 自然における対称性 理論: 菅沼 秀夫 (内3830)
7. E D M 時空の対称性の破れ.
理研RIBFにおける 中性子過剰Ne同位体の核半径に関する研究
まとめ 素粒子実験領域、素粒子論領域合同シンポジウム “2010年代のフレーバー物理” 岡田安弘(KEK)
高エネルギー加速器研究機構/ 総合研究大学院大学 岡田安弘 2006年6月21日 茨城大学
ミューオニウム・反ミューオニウム変換の予備実験
[内容] 1. 実験の概要 2. ゲルマニウム検出器 3. 今後の計画 4. まとめ
Y. Fujiwara, Y. Suzuki and C. N., to be published in PPNP;
K核に関連した動機による K中間子ヘリウム原子X線分光実験の現状 理化学研究所 板橋 健太 (KEK-PS E570 実験グループ)
原子核・ハドロン物理学研究室 オープンキャンパス
Charmonium Production in Pb-Pb Interactions at 158 GeV/c per Nucleon
ダークマター検出器の だあくまたん 低バックグラウンド化・高感度化 京大理 中村 輝石 NEWAGE実験 暗黒物質 探索実験「NEWAGE」
岡田安弘 (KEK) シンポジウム「物質の創生と発展」 2004年11月4日
小林・益川理論とBファクトリーの物理 (II)
天体核実験用の窓無しガス標的と ガス循環系の開発
卒業論文発表 中性子ハロー核14Beの分解反応 物理学科4年 中村研究室所属   小原雅子.
ストレンジネスで探る原子核 -ハイパー核の世界-
高エネルギー物理学特論 岡田安弘(KEK) 2008.1.15 広島大学理学部.
京大理 身内賢太朗 平成22年度東京大学宇宙線研究所 共同利用研究成果発表会
2015年夏までの成果:標準理論を超える新粒子の探索(その2)
原子核・ハドロン物理学研究室 オープンキャンパス
課題研究 P4 原子核とハドロンの物理 (理論)延與 佳子 原子核理論研究室 5号館514号室(x3857)
原子核物理学 第6講 原子核の殻構造.
LHCの加速装置はショボイ こんな加速器がわずか 8個設置されているだけ。 小さな努力の 積み重ね
実験面からみたd(K-,Ks)反応によるXN終状態相互作用の研究
現実的核力を用いた4Heの励起と電弱遷移強度分布の解析
荷電粒子の物質中でのエネルギー損失と飛程
Penta Quark Search in sNN=200 GeV Au+Au Collisions at RHIC-PHENIX
陽子の中のSeaクォーク 柴田研究室 02M01221 渡辺 崇 [内容] 1.Seaクォークとは 2.β崩壊とクォーク
Presentation transcript:

織田勧 東京大学CNS 浜垣研D2 2006年12月1日(金) 若手コロキウム 1/34 ベータ崩壊における 時間反転対称性の検証 織田勧 東京大学CNS 浜垣研D2 2006年12月1日(金) 若手コロキウム

ベータ崩壊における時間反転対称性の検証の何が面白いのか 2/34 ベータ崩壊における時間反転対称性の検証の何が面白いのか 標準模型を超える事象を見つける。 宇宙の物質・反物質の非対称性の起源を理解する。 サハロフの3条件 CP対称性の破れ(T対称性の破れ) バリオン数の破れ 熱力学的な非平衡過程が必要。 実は卒業研究でやろうとして、足元にも及ばず跳ね返されました。 なかなか大変です。 アンドレイ・サハロフ

1.導入 ベータ崩壊とは Lorentz不変性のみ要求した最も一般的なハミルトニアン 時間反転対称性とは 物理量の変換性 3/34 1.導入 ベータ崩壊とは Lorentz不変性のみ要求した最も一般的なハミルトニアン 時間反転対称性とは 物理量の変換性 ハミルトニアンが変換に対して不変なら ベータ崩壊で電子とニュートリノの運動量とスピンと、原子核のスピンを測る場合 β崩壊におけるP対称性の破れ, 係数A CP対称性の破れ K中間子 CP対称性の破れ B中間子 sin(2f1) T対称性の破れ K中間子 いろいろなβ崩壊をたくさん測った結果 逆に言えば未知の物理の探索に使える

4/34 ベータ崩壊とは 弱い相互作用だけなら 日本語版Wikipediaより

Lorentz不変性のみ要求した最も一般的なハミルトニアン 5/34 Lorentz不変性のみ要求した最も一般的なハミルトニアン Scalar Vector Tensor Axial vector Pseudo scalar J.D.Jackson et al., PR106(1957)106.

時間反転対称性とは C : 荷電共役変換 粒子→反粒子 P : 空間反転 r→-r T : 時間反転 t→-t CPT定理 6/34 時間反転対称性とは C : 荷電共役変換 粒子→反粒子 P : 空間反転 r→-r T : 時間反転 t→-t CPT定理 Any Lorentz invariant local quantum field theory with a Hermitian Hamiltonian must have CPT symmetry. 粒子と反粒子の質量は等しい。 粒子と反粒子の電荷は符号は反対で大きさは等しい。 粒子と反粒子の寿命は等しい。 CP対称性が破れたら、T対称性も破れる。

7/34 物理量の変換性 P変換 T変換 座標x - + 運動量p 角運動量L(=px) L・p p・q L・(Jxp) L・(pxq)

ハミルトニアンが変換に対して不変なら 空間反転に対して不変なら 荷電共役変換に対して不変なら 時間反転に対して不変なら Ci’=0 8/34 ハミルトニアンが変換に対して不変なら 空間反転に対して不変なら Ci’=0 荷電共役変換に対して不変なら Ci=実数、Ci’=虚数 時間反転に対して不変なら Ci, Ci’=実数

ベータ崩壊で電子とニュートリノの運動量とスピンと、原子核のスピンを測る場合 9/34 ベータ崩壊で電子とニュートリノの運動量とスピンと、原子核のスピンを測る場合 J.D.Jackson et al., NP4(1957)206.

β崩壊における P対称性の破れ, 係数A T.D.Lee and C.N.Yang, PR104(1956)254. 10/34 呉健雄 β崩壊における P対称性の破れ, 係数A T.D.Lee and C.N.Yang, PR104(1956)254. C.S.Wu et al., PR105(1957)1413. b-(GT) 60Co(5+)60Ni(4+) g(E2) 60Ni(2+) g(E2) 60Ni(0+) γ:0度と90度 β:0度と180度 磁場の向きを変えた

CP対称性の破れ K中間子 J.H.Christenson et al, PRL13(1964)138. 11/34 CP対称性の破れ K中間子 J.H.Christenson et al, PRL13(1964)138. KSとKLはK0(ds-bar)とK0-bar(d-bars)の混合状態でCPの固有値が+と-。 KL(CP=-1)pp(CP=+1) KL

CP対称性の破れ B中間子 sin(2f1) BaBar SLAC PRL 86 (2001) 2515 Belle KEK 12/34 CP対称性の破れ B中間子 sin(2f1) BaBar SLAC PRL 86 (2001) 2515 Belle KEK PRL 87 (2001) 091802

T対称性の破れ K中間子 CPLEAR, PLB444(1998)43. とで移り変わる速さが違う。 13/34 PDG, JPG33(2006)1

いろいろなβ崩壊をたくさん測った結果 V-A型 β崩壊(uクォークとdクォークの系)においてT対称性(CP対称性)の破れは非常に小さい。 14/34 いろいろなβ崩壊をたくさん測った結果 V-A型 β崩壊(uクォークとdクォークの系)においてT対称性(CP対称性)の破れは非常に小さい。

master’s thesis Marc van Veenhuizen 15/34 逆に言えば未知の物理の探索に使える KVI Trimp Theory group master’s thesis Marc van Veenhuizen emiT collaboration, PRC62(2000)055501. Final State Interaction due to weak magnetism

16/34 2. いままでの実験 係数D n 19Ne 係数R 8Li

17/34 係数Dを測る 始状態の核が偏極していること 終状態の核の反跳を測れること ニュートリノの代わり

実験例1 中性子陽子・電子・反電子ニュートリノ(半減期614秒) 18/34 実験例1 中性子陽子・電子・反電子ニュートリノ(半減期614秒) emiT @NIST Center for Neutron Research http://ewiserver.npl.washington.edu/emit PRC62(2000)055501 20MW重水炉 京大研究用原子炉5MW データ収集時間~2400時間 40K

19/34 実験例1 中性子(つづき) 電子:プラスチックシンチレーター 陽子:PINダイオード

実験例1 中性子(つづき) 世界平均 ILL Grenoble, PLB581(2004)49. 20/34 実験例1 中性子(つづき) Dn=[-0.6 +/- 1.2(stat) +/- 0.5(syst)]x10-3 世界平均 Dn=[-5.5 +/- 9.5]x10-4 Phase of gA/gV=180.073 +/- 0.12 (deg) ILL Grenoble, PLB581(2004)49. Dn=[-2.8 +/- 6.4(stat) +/- 3.0(syst)]x10-4 50日間 58MW重水炉 25K

実験例2 19Ne19F+e++ne (半減期=17.3秒) 21/34 実験例2 19Ne19F+e++ne (半減期=17.3秒) F.P.Calaprice et al., Princeton Univeristy PRL52(1984)337 19F(p,n)19Ne, SF6ガス Stern-Gerlach磁石で偏極させる。 磁場勾配 130時間 Frank. P. Calaprice

22/34 実験例2 19Ne(つづき) 検出器 生成装置

実験例2 19Ne(つづき) D=(4 +/- 8)x10-4 以前の結果と合わせると D=(1 +/- 6)x10-4 23/34 Current Limits (x10-3) ILL ‘04 Princeton ‘84 BNL ‘80 KEK ‘02 FNAL ‘88

24/34 係数Rを測る 始状態の核が偏極していること 電子のスピンを測る Mott散乱

実験例3 8Li(半減期838ms) R.Huber et al., PRL90(2003)202301. 25/34 実験例3 8Li(半減期838ms) R.Huber et al., PRL90(2003)202301. PSI, polarized deuteron beam(0.9mA, 10MeV) 5mm diameter 99.9% 7Li rod

26/34 実験例3 8Li(つづき) Pb analyzer foil

実験例3 8Li(つづき) R=(0.9 +/- 2.2)x10-3 RFSI=0.7x10-3 with 10% accuracy 27/34 実験例3 8Li(つづき) R=(0.9 +/- 2.2)x10-3 RFSI=0.7x10-3 with 10% accuracy Q=+/-2/3e, spin-0(scalar) leptoquark mLQ>560GeV/c2

Leptoquark search at ZEUS-HERA (e+p sqrt(s)~300GeV) 28/34 Leptoquark search at ZEUS-HERA (e+p sqrt(s)~300GeV) Phys.Rev. D68 (2003) 052004. D0, CDF, Tevatron, FNAL 低エネルギーの実験の方がより良い下限を与えている。

わたしの卒研(京都大学2002年度) F.P.Calapriceたちと同じように19Neで係数Dを測定したいと思いました。 29/34 わたしの卒研(京都大学2002年度) F.P.Calapriceたちと同じように19Neで係数Dを測定したいと思いました。 19Neの生成、偏極、測定 ごついガス循環装置を作るわけには行かないので、テフロン粉末(CF2)を標的に使いました。 タンデム加速器の12MeVの陽子ビームを使い(p,n)反応で19Neを作りました。 100nA, 12MeVで毎秒約108個の19Neが生成される。 粉末中から19Neはガスとして出て来ました。 出て来た19Neを借物の5mm四方の口の開いた永久磁石でできた四重極磁石で偏極させる予定でした。 |dB/dx|=150T/m 容器を液体窒素温度に冷やして、速度を遅くして、偏極度を上げる予定でした。

30/34 http://www-nh.scphys.kyoto-u.ac.jp/~hal/bird/p3_2002/happyoukai.html n

19Neが良いのは スピンが1/2で0でない F(フッ素Z=9, A=19)は同位体がない 31/34 19Neが良いのは スピンが1/2で0でない F(フッ素Z=9, A=19)は同位体がない Fに10MeVの陽子ビームを照射した時に生成されるバックグラウンドとなるのは15O(19F(p,n+a)15O)だけ 標的となる物質が存在する, SF6, CF2 Zが小さい 気体 こういう性質の原子核はなかなかない(はず)

3. これからの実験 KVI RIKEN Barkley などなど TRImP 立教・理研・東工大 32/34 3. これからの実験 KVI goes for 21Na (3/2+3/2+ ; t1/2=22.5 s) 19Ne (1/2+1/2+ ; t1/2=17.3 s) 20Na(2+ 2+ + / ; t1/2 =0.5 s) 23Mg (3/2+3/2+ ; t1/2=11.3 s) ( Rate of in-trap decays 105/s) KVI TRImP http://webdoc.kvi.nl/public/pub_doc/ Penning trap RIKEN 立教・理研・東工大 液体窒素・supersonic gas jet Barkley http://weak0.physics.berkeley.edu/weakint/research/neon/index.html laser cooling and atom trapping などなど ベータ崩壊するRIを作るのは簡単だけど偏極させるのは大変ですよね。

33/34 http://www.ne.rikkyo.ac.jp/~jiro/presen/ne-collo-03-pre.ppt http://triac.kek.jp/events/2ndSSRI/pdf/S3-4murata.pdf http://www.rikkyo.ac.jp/~jiro/subfiles/files/RIBF2006.pdf

4. まとめ ベータ崩壊における時間反転対称性の検証は未知の物理への窓と言える。 多くの巧妙な実験が行なわれてきた。 34/34 4. まとめ ベータ崩壊における時間反転対称性の検証は未知の物理への窓と言える。 多くの巧妙な実験が行なわれてきた。 今後の進展にはRIを偏極させる技術のブレークスルーが必要だろう。

補足スライド

EDM(電気双極子モーメント)

Laser optical pumping PRC52(1995)R464 36K J=2, EC

ガス標的と偏極ビームは? 偏極陽子ビーム CF4ガス標的 偏極移行 弱い磁場 Depolarization CF4 + Time projection chamber とか

参考文献一覧 http://www.cns.s.u-tokyo.ac.jp/~oda/P3/article.html nucl-ex/0605029 2002年度P3卒論 http://www-nh.scphys.kyoto-u.ac.jp/~hal/bird/p3_2002/2002P3b.pdf http://www-nh.scphys.kyoto-u.ac.jp/~hal/bird/p3_2002/