惑星宇宙グループ 飛翔体観測分野 Planetary and Space Group Since 2009 Division for observation in space
惑星宇宙グループ 渡部研究室(渡部重十) 倉本研究室(倉本圭) 高橋研究室(高橋幸弘+渡邊誠) 実験宇宙科学研究室(橋元明彦) 地球流体力学研究室(石渡正樹+小高正嗣) 佐藤研究室(佐藤光輝) 構成(see psg web site) 教員8 (内特任1),研究員4 博士6,修士13,学部10, 秘書5 Wide, Deep, Flexible 惑星と、惑星としての地球の謎を,広い視野と深い専門性を同時に追求しながら,多様な切り口と方法で解明する
宇宙理学専攻ホームページ
グループのルーツ ・もともと複数の研究室がルーツ 複数回の研究室組み換え・改称 気象学研究室・海洋学研究室 (旧地球物理学専攻) 太陽系物理学研究室 (旧地球惑星科学専攻) 複数回の研究室組み換え・改称 気象学・海洋学→地球流体力学・地球惑星大気物理学→惑星物理学 太陽系物理→宇宙物理化学 2009年新教員の着任・居室移転を機に,惑星宇宙グループを組織 研究テーマがリンク、柔軟な共同研究体制 専門性と複眼性の養成
ユニット 探査観測ユニット 起源進化ユニット 惑星宇宙 グループ 地球惑星情報学ユニット 高橋研・佐藤研 実験宇宙科学研 惑星宇宙 グループ 倉本研 渡部研 地球流体力学研 地球惑星情報学ユニット 専門性の違う複数の教員からアドバイスを得られる環境を用意 課題に応じて研究室をまたいだ複数教員による指導
探査観測ユニット 渡部研・高橋研・佐藤研 主な対象:惑星大気・プラズマ圏・磁気圏 最近のトピックス 構造と現象 飛翔体探査、地上観測、データ解析、モデリング 最近のトピックス 金星大気探査機「あかつき」プロジェクト 5台の観測機器のうち3台を開発担当 今年12月に到着:灼熱の金星大気の謎を解明 1.6m北大光学望遠鏡プロジェクト (名寄市) 金星大気をはじめ,太陽系・太陽系外天体の構造・現象を観測 来春ファーストライト 超小型衛星プロジェクト・JEM-GLIMSプロジェクト 雷放電の時空間構造を,超小型衛星・国際宇宙ステーションから観測 宇宙ステーション観測装置:2011年打ち上げ
あかつき 地球の双子星・金星の気象衛星 2010年5月21日打ち上げ 2010年12月7日周回軌道投入 初の回転速度同期・赤道軌道 2010年5月21日打ち上げ HII-A17号機 2010年12月7日周回軌道投入 北大名寄観測所新望遠鏡と同時観測 多波長イメージングによる大気・気象・気候の解明 超回転の維持機構 雲の発生機構 温室効果の起源 火山活動の検出 5台の搭載カメラのうち4台を本グループ+飛翔体観測分野が開発
起源進化ユニット 倉本研・実験宇宙科学研 主な対象:星間雲、原始惑星系円盤、惑星・地球 最近のトピックス 起源と進化 理論・実験・数値モデリング 最近のトピックス 原始惑星系円盤の形成進化過程の統合シナリオの提起 天文観測、隕石分析データ、円盤進化理論、物質蒸発凝縮実験を統合 系外惑星の表層環境の数値モデル研究プロジェクト始動 国立天文台「すばる望遠鏡」チームとの共同研究 月・惑星進化のモデリングプロジェクト 月・惑星探査計画の立案に参加 太陽-惑星表層-惑星内部の結合進化論の構築
星間雲から生命を宿す惑星まで 力学的・熱的・物質科学的な一連のプロセスの解明 従来は力学的過程の解明先行 物質過程を陽に考慮,観測・分析研究と密接に連携 固体成分の蒸発凝縮過程 酸素同位体不均質の起源 惑星起源物質の多様性 惑星の分化・内部構造 大気進化と惑星表層環境 生命の起源 初期地球と岩石蒸気に対する研究知見は NHK特集「地球大進化」(2004年)の企画に 活かされた
地球惑星情報学ユニット 地球流体力学研・倉本研・渡部研 主な対象:惑星大気・マントル・コア、知の爆発 流体力学的構造、地球惑星科学知見の集積・流通・公開 数値シミュレータ開発、計算機ネットワークシステムの設計と構築 最近のトピックス 階層的数値モデルプロジェクト 観測情報の限定された惑星(含む過去の地球)に対し、空間解像度や次元数などの異なるシミュレーションで相互の整合性を検証→信頼できる流体力学構造を再現 神戸大-北大連携GCOEプログラム「惑星科学国際教育研究拠点の構築」2008年度-2012年度 知見プラットフォームに、本ユニットの技術を移転 ? パラメタ b ? ? ? パラメタ c
地球惑星情報学 地球・惑星・宇宙の科学:自然界の多様性について探求 総合的な理解は,多様なデータと多様な知見に基づく 惑星科学研究センターHP 地球・惑星・宇宙の科学:自然界の多様性について探求 総合的な理解は,多様なデータと多様な知見に基づく 広い意味でのデータと知見を,欲しい時に自在に取り出せる形で計算機ネットワーク上に集積する技術の開発とその実装について研究 神戸北大GCOEプログラム「惑星科学国際教育研究拠点の構築」において インターユニバーシティによる教育研究を進めるための知見サーバシステムを構築
系外惑星・第二の地球 太陽系以外の恒星の周りに現在までに450個以上の惑星が発見 間接法が主だが,系外惑星の直接分光観測も可能に ●NH3雲 ●NH4SH雲 ●H2O雲 3D全球循環 2D雲対流 太陽系以外の恒星の周りに現在までに450個以上の惑星が発見 間接法が主だが,系外惑星の直接分光観測も可能に 階層的数値モデルにより未知の系外惑星の気候・生命存在可能性を予測 国立天文台すばる望遠鏡観測チームとの共同研究を立ち上げ 300 200 100 高度 (km) 0 100 200 300 400 500 水平距離 (km) 階層的大気数値モデル群 解像度・次元・変数を階層的に設定、相互の整合化により再現性向上 原始水蒸気大気 波長 仮想的な木星型惑星のスペクトル(赤線) 黒体放射(他色)・太陽系の木星放射(黒色)と比較 水惑星 陸惑星 ハビタブル ゾーン 放 射 強 度 先駆性の高い 水惑星大気理論
グループ運営 居住環境・種々セミナー 計算機ネットワーク 共同運営 地球惑星情報学ユニット+有志 院生室・研究サロン・宇宙理学スタッフ室・コスモスタジオ グループミーティング(週1) 森羅万象セミナー,DMゼミ,その他 計算機ネットワーク 地球惑星情報学ユニット+有志 計算機ネットワーク基幹部 (hard, soft, contents , applications) の整備と人材養成 epnetfan, 情報実習 民間で活躍し分野へフィードバックしてくれる人材も
飛翔体観測分野 JAXA/ISAS教員が本専攻教員を兼任 佐藤毅彦教授 村田泰宏准教授 片坐宏一准教授 惑星大気科学 あかつき (2010-) MELOS (Mars Exploration with Lander and Orbiter Synergy, 2018以降) 村田泰宏准教授 電波天文学 はるか (VSOP, VLBI Space Observatory Project, 1997-2005) , VSOP-2 (2012以降) 片坐宏一准教授 赤外線天文学 あかり (IRIS, InfraRed Imaging Surveyer, 2006-現在), SPICA (Space Infrared observatory for Cosmology and Astrophysics, 2018)
飛翔体観測分野で学ぶには 他大学大学院生を受け入れた実績を持つ 基本的にISAS (神奈川県相模原市) で論文指導を受ける 北大からの受け入れはこれから 分野開設からまもないため 基本的にISAS (神奈川県相模原市) で論文指導を受ける 講義単位の取得については柔軟に対応する 集中講義やTV会議システムの利用 札幌キャンパスの専門の近い教員がアシスト
より詳しくは 宇宙理学専攻ホームページ 惑星宇宙グループホームページ ISASホームページ 教員まで直接コンタクト下さい 見学も受け付けます