オリエンテーション 測量学実習 第1回
本日の概要 講義概要 測量法の改正と測地系の変更 GISアクションプログラム2002-2005(2002年2月20日) 講義目的 講義の流れ 課題提出 評価の基準 講義のホームページ 測量法の改正と測地系の変更 地図投影法と座標系 測地成果2000 GISアクションプログラム2002-2005(2002年2月20日)
講義目的 空間情報科学 ・GIS、リモートセンシング、GPS、デジタル空中写真測量など デジタルな写真測量,地図編集,応用測量 グループでの成果品 ・共用空間データ基本仕様に基づくDM(電子地図)の作成 ・1/2500紙地図の作成
講義の流れ 回 講義日 課題内容 課題形態 1 9月30日 10月3日 オリエンテーション・測地成果2000 個人 2 10月7日 10月10日 リモートセンシング 3 10月14日 10月17日 ステレオスコ-ピング 4 10月21日 10月24日 マップデジタイジングの説明 グループ 5 10月28日 10月31日 データ作成マップデジタイジング 6 11月11日 11月7日 7 11月18日 11月14日 デジタルマッピング 8 11月25日 11月21日 9 12月2日 11月28日 グループ内検査 10 12月9日 12月5日 データ属性入力 11 12月16日 12月12日 12 12月23日 12月19日 印刷・品質検査 13 1月6日 12月26日 修正 14 1月20日 1月9日 最終提出物の印刷・GISデータ化 15 1月21日 1月16日 講評
課題提出 □ホームページ上の課題提出フォームからの提出 氏名,所属学科,学生書番号,メールアドレスおよびIDを必ず記入 ルールを守っていない提出物は,未提出とみなされます. コンピュータのエラー等でどうしても提出が出来ない場合には,紙にプリントアウトしてエクセル3(2F)の景観計画研究室まで持参してください. □紙面でのレポート提出 紙でのレポート提出は,エクセル3(2F)の景観計画研究室まで各自持参 提出の際には,氏名,所属学科,学生書番号,IDを必ず記入してください. □各課題の提出の期限 月曜クラス(測量学実習A)は課題の出た週の金曜日の18:00まで 木曜クラス(測量学実習B)は課題の出た翌週の火曜日の18:00まで
評価の基準 内業1/3、外業2/3の割合で評価する グループで作業するので休まないように 3回以上休んだ場合は、基本的に単位を与えない 3回以上休んだ場合は、基本的に単位を与えない 出席点と個人・グループの課題を総合して評価する
講義のホームページ http://www.ritsumei.ac.jp/se/rv/sasatani/2002/survey/
測量法の改正 測量法及び水路業務法の一部を改正する法律の改正 測量法施行令の改正 平成13年6月20日に公布,平成14年4月1日施行 基本測量及び公共測量が従うべき測量の基準のうち経緯度の測定は,日本測地系に代えて世界測地系に従う 地球を想定した扁平な回転楕円体(世界測地系の採用する楕円体)の長半径及び扁平率の値については、測量法施行令において定める 測量法施行令の改正 日本経緯度原点の原点数値を世界測地系に基づく値に変更 改正法で政令(測量法施行令)に委任されていた世界測地系による回転楕円体の長半径及び扁平率を新たに規定 長半径: 6,378,137 m 扁平率:
測地系の変更(日本測地系から世界測地系へ) 測地基準系(測地系)とは? 地球上の位置を経度・緯度で表わすための基準 地球の形に最も近い回転楕円体で定義 日本測地系 明治時代に定められた基準点 ベッセル楕円体 世界測地系 VLBIや人工衛星を用いた観測によって明らかとなった地球の正確な形状に基づいた楕円体 国際的に定められている測地基準系
日本測地系と世界測地系の違い
大学周辺での日本測地系と世界測地系の違い
世界測地系への対応するメリット 全国への電子基準点整備による位置精度の高精度化 科学的合理性の向上 明治時代の測量機器や測量技術による誤差の解消 地殻変動による基準点網のひずみの解消 国際標準化への貢献 GPS及びGISとの連携
GISアクションプログラム2002-2005 国土空間データ基盤に関する標準化と政府の率先使用 ISO(国際規格)への対応、G-XMLの推進 地理情報の電子化・流通を促進する観点からの制度・ガイドラインの整備 地図の電子納品 地理情報の電子化と提供の推進 数値地図2500、数値地図25000、街区レベル位置参照情報の3種類の地理情報の電子化 GISの本格的な普及支援 自治体の統合型GISの普及、CALS/ECの推進 GISを活用した行政の効率化、質の高い行政サービスの実現 地図を含む電子申請・届出、行政におけるGISの活用
本日の課題 課題1 ネットサーフなどを行い測地成果2000 の意義ついて述べよ.(400字) 課題2 リンク集(測量学実習のホームページ「その他」を参照のこと)などをネットサーフして,GISを含む空間情報科学があなたの生活や仕事など社会にどのように生かされるべきだと考えるかを述べよ.(400字)
参考URL 国土地理院 (http://www.gsi.go.jp/) GISアクションプログラム2002-2005(http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha02/02/020220_.html)