特定保健指導対象外である 受診勧奨者への 外来栄養指導の効果

Slides:



Advertisements
Similar presentations
特定保健指導初回面接の 効果的な話法 医療法人社団 新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○ 滑田 梨沙 村山 利恵子 佐藤 由紀子 川本 麻里 田村 美香子 堀内 純 大前 利道 大前 由美 沼本 美由紀.
Advertisements

健診時血圧 160/100 以上 ⑨ 市町村主催の 健康教室等へ の勧誘 健診時血圧 160/100 以上 健診時血圧 160/100 以上 健診時血圧 160/100 未満 かつ未治療 のもの 汎用性の高い行動変容プログラ ム 高血圧対策(案)
神奈川県理学療法士会における 自宅会員及び休会会員に対する就業に関する アンケート調査 公益社団法人 神奈川県理学療法士会 会員ライフサポート部 ○ 西山昌秀,寺尾詩子、清川恵子、大槻かおる、萩原 文子 大島奈緒美、杉山さおり,久保木あずみ.
保存期腎不全患者の病識の現状把握と看護介入の今後の課題
「職場のメンタルヘルス」 ~当院における離職について~
当院における糖尿病患者の 自己効力に関する調査
当院健診施設における脂肪肝と糖尿病リスクの統計学的な検討
生活習慣病の予防.
今回の調査からわかった主なことがら ○糖尿病で治療中の人の43.2%は健診で見つかっている ○健診で見つかった人は、合併症の発症率が低い
高感度CRPの新たな有用性 ~H.pyloriにおける検討~
ホスピス外来における STAS-Jを活用した看護の実際
より多くの人に糖尿病予防の生活指導ができるように
第3回はままつCDE研究会 アンケート集計結果
2型糖尿病患者におけるナテグリニドと メトホルミン併用療法の有効性と安全性の検討
 禁煙成功率 実態調査        2006年6月1日から2007年5月31日の1年間、当院の禁煙外来を受診された54名の方に、禁煙の成否などについて電話による実態調査を行いました。
メタボリック症候群(MetS)の有無と、成人以降の体重増加とCKDの関連
*10枚目以降記入例になりますので、ご参照ください。
午後に特定健康診査を行う ことによる収益性の検討
保健学習の進め方・指導案の書き方 さいたま市立三橋小学校   豊島  登.
A 「喫煙率が下がっても肺ガン死亡率が減っていないじゃないか」 B 「喫煙を減らしてもガン減るかどうか疑問だ」
高LDLコレステロール血症患者の栄養指導上の問題点について
健康寿命について H27.1健康づくり課作成 ○健康寿命とは… 一般に、ある健康状態で生活することが期待される平均期間またはその指標の総称
「ヘモグロビンA1cについて」 赤血球 お答えします ヘモグロビンA1cという言葉をよく耳にするようになりました。
当院における透析間体重管理指導方法についての検討
特定保健指導値の血糖100mg/dl、HbA1c5.2以上適用後のインスリン測定の意義
汎用性の高い行動変容プログラム 特定健診の場を利用した糖尿病対策(非肥満を含む)
沼本 美由紀、 大前 利道、 大前 由美、 斎藤 智、 布施 智子、 滑田 梨沙、 田村 美香子、 永山 健二、 堀内 純
糖尿病 診断・治療の流れ 診断と治療の流れ 問診・身体診察 検査 診断 治療
医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○田村 美香子 大前 利道 堀内 純 大前 由美 沼本 美由紀
汎用性の高い行動変容プログラム 特定健診の場を利用した糖尿病対策(非肥満を含む)
当院マンモグラフィー健診の推移 医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○堀内 純 大前 利道 大前 由美
循環器疾患領域の代表目標項目(17) 8 循環器疾患、9 糖尿病 循環器疾患の減少に関する代表目標項目(5)
*10枚目以降記入例になりますので、ご参照ください。
成功率90%の禁煙指導 医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○田村 美香子 大前 利道 吉野 貴美子 大前 由美 宮本 由希
肥満の人の割合が増えています 肥満者(BMI≧25)の割合 20~60歳代男性 40~60歳代女性 (%)
~認知症患者の透析拒否への関わりを通して~
医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○畠澤 千里、大前 利道 関根 未穂、長谷 佳織、 髙野 真衣、轉石 里美
スパイロメータを用いた COPDスクリーニング
健康づくりのための 運動療法.
資料 1.「指導対象者群分析」のグループ分けの見方 特定健康診査及びレセプトデータによる指導対象者群分析 【フロー説明】
2011年度 定期健康診断結果報告 経営管理部 人事・業務グループ.
市区町村別標準化該当比マップ (2013年度版) 岡山県保険者協議会 岡山県国民健康保険団体連合会.
特定保健指導に先駆けた 受診勧奨者への外来栄養指導
某健保契約の胸部CT検診報告 医療法人新虎の門会 新浦安虎の門クリニック 南 香織 永山 健二 角谷 美佳 大前 利道 斉藤 智 大前 由美
平成15年度総合がん対策推進モニタリング調査
健診におけるLDLコレステロールと HDLコレステロールの測定意義について~高感度CRP値との関係からの再考察~
指導日時 平成 年 月 日( 曜日) AM・PM : ~ : . 指導内容
医療法人社団 新虎の門会 新浦安虎の門クリニック 高山 弘美 大前 利道 大前 由美 沼本 美由紀  堀内 純  斉藤 智  滑田 梨沙 
特定保健指導のe-mailの 活用法について
受検者自身のデーターを使って 医療法人新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○大前利道 田村美香子 大前由美 沼本美由紀 堀内純
1.
健診施設における デジタル心電計の有用性 医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○布施 智子 大前 利道 大前 由美
健診当日におけるオプション追加のメリット
保健指導の具体的な進め方の事例 (石田副大臣) 克服した暁には、その   快適感を様々な場で    お伝えしたいと思います。 (武見副大臣)
%1秒量を用いた呼吸機能の 再評価 ~前年データより受診勧奨者を探る~ 医療法人社団 新虎の門会 新浦安虎の門クリニック
フレイルとは すずかけの木通信H30.3月号 お口の健康の維持は 全身の健康に影響します。 健康な状態と日常生活で
医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○芝垣 友美 大前 利道
二次検査受診までの時間短縮、   便宜向上を目的とした      病診連携の取り組み        医療法人社団 新虎の門会           新浦安虎の門クリニック            塚田桂子・堀内純               大前利道・大前由美・沼本美由紀  人間ドック受診から結果報告書の到着までにはある程度の時間を要します。また報告書の内容に「要精密」との記載があった場合、受診者は二次検査に対応する医療機関を再度受診しなければなりません。この一連の過程には、医療機関間のシステムの相違、検査待
医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○長谷 佳織 大前 利道
医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○斉藤 智 堀内 純 沼本 美由紀 大前 利道 大前 由美
子どもに対する 生活習慣病予防の 取り組み           健康情報分析学            三輪 夕起.
40歳未満にも メタボリックシンドローム基準の適用を
医療法人社団新虎の門会 新浦安虎の門クリニック ○高須 妙子 大前 利道
あいち健康プラザ 健康度評価システムのコンセプト
当院健診部における胃部レントゲン上の所見とピロリ菌との関係
1. ご高齢の糖尿病患者さんと 若い人との違いはなに? 2. ご高齢の糖尿病患者さんの 治療上の注意点 3. ご高齢の糖尿病患者さんの
自分のメタボ度を調べてみよう 1.肥満度として、Body Mass Index (BMI)を計算しましょう。 = =
健診採血後の止血バンド 使用の有効性について
健康教育導入について 宮崎県薬剤師会 健康教育推進委員会  鈴木 啓子.
衛生委員会用 がんの健康講話用スライド.
Presentation transcript:

特定保健指導対象外である 受診勧奨者への 外来栄養指導の効果  特定保健指導対象外である      受診勧奨者への    外来栄養指導の効果          医療法人社団新虎の門会        新浦安虎の門クリニック    嶋 奈津子、大前 利道、大前 由美、沼本 美由紀    滑田 理沙、柏崎 千恵美、藤井 雄生、山岸 久美 マイクの位置 宜しくお願いします。 対象期間と対象人数について、抄録より変更がありますので発表内で説明させていただきます。

はじめに 受診勧奨者(服薬中) 特定保健指導対象外 ・2008年4月から始まった特定健診は、結果により、情報提供、動機付け、積極的支援レベルに階層化する。 ところが・・・ 受診勧奨者(服薬中)  特定保健指導対象外 昨年の4月から始まった特定健診は、結果から、内臓脂肪蓄積の程度とリスク要因の数に着目し、情報提供、動機付け、積極的支援レベルに階層化されます。しかし、服薬中などの受診勧奨者の方については、医療機関における医学的管理の対象となるため、特定保健指導対象外となります。

目 的 健診を受診し、特定保健指導対象外である「受診勧奨者」に該当した方に対し、当院の外来において栄養指導を行い、食生活の改善を支援する。  目 的  健診を受診し、特定保健指導対象外である「受診勧奨者」に該当した方に対し、当院の外来において栄養指導を行い、食生活の改善を支援する。 よって、健診を受診し、特定保健指導対象外である受診勧奨者に該当した方について、当院の外来において栄養指導を行い、食生活の改善を支援した結果について報告いたします。

対 象 ・期間:2008年1月1日~ 2008年12月31日 ・条件: ①健診結果が、特定保健指導対象外  対 象 ・期間:2008年1月1日~              2008年12月31日 ・条件: ①健診結果が、特定保健指導対象外      ②当院の外来にて栄養指導を希望した方 ・人数:栄養指導104人中、高血糖患者38名 期間は2008年1月1日から2008年12月31日までの1年間で、健診結果が特定保健指導対象外、栄養指導を希望した方を条件とし、1年間の栄養指導104名中高血糖患者の38名の方を対象者としました。 高血糖患者に焦点を当てた理由としては、先日発表された国民健康・栄養調査において、糖尿病と予備群併せて2200万人と言われ、前年と比べて340万人の大幅増となっており、国の大きな課題となっていますので、今回特に注目して取り上げることにしました。

指導人数 男 性 女 性 年齢幅 40~75歳 45~81歳 平均年齢 52.5歳 57.1歳 計 20名 18名 合計 38名  指導人数 高血糖患者   男 性   女 性 年齢幅 40~75歳 45~81歳 平均年齢 52.5歳 57.1歳 計 20名 18名 合計        38名 指導人数の内訳は表の通りです。年齢対象外の人も含まれています。 ・年齢対象外の方も対象

方 法 ①日常の3日分の食事記録を提出 ②リーフレット、フードモデルなどの 媒体資料を使用し、約30分間の指導 ③1ヵ月後に外来で採血  方 法 ①日常の3日分の食事記録を提出 ②リーフレット、フードモデルなどの  媒体資料を使用し、約30分間の指導 ③1ヵ月後に外来で採血 ④採血結果と共に経過を確認 方法です。日常の3日分の食事記録を提出していただき、それを基に、管理栄養士がリーフレットやフードモデルなどの媒体資料を用い、約30分間の指導を行いました。 1ヵ月後に外来に来院していただき、採血などを行い、更に1週間後の採血結果と共に、体調や食事、生活習慣の確認などを行い、経過を把握します。

結 果(HbA1c) 改善+横ばい=97% 高血糖患者(人) 指導人数 38 フォロー状況 改 善 19 横ばい 18 悪 化 1   結 果(HbA1c)  高血糖患者(人) 指導人数 38 フォロー状況 改 善 19 横ばい 18 悪 化 1 結果です。指導人数38名中、改善が19名、横ばいが18名、悪化が1名でした。 こちらの悪化の方については、理解力はある方ですが意志がかなり弱く、一進一退の繰り返しで、自己管理がほとんどできていませんでした。 全体の改善率は97%と、栄養指導が有意に効果があったことがわかります。 また、今回A1cに注目した理由として、厚生労働省による糖尿病の調査において、前日の食事などの影響がほとんど考えられないとして取り上げられているため、今回の調査でも同様に注目することにしました。 改善+横ばい=97%

結果(HbA1c)のグラフ ① ② ③ ④ ⑤ 健診 1 2 3 4 5 (回) HbA1c こちらが指導した38名の全体のグラフになります。縦軸がA1c,横軸の黒字が採血の回数で、①から⑤が栄養指導の回数になります。 健診 ① 1 ② 2 ③ 3 ④ 4 ⑤ 5 (回) 1~5・・・外来採血回数    ①~⑤・・・栄養指導回数 

ケース① ・女性、55歳 ・受診日:2008年8月 ・身 長:160.8cm ・体 重:65kg ・BMI:25.1【肥満度1】  ケース① ・女性、55歳 ・受診日:2008年8月 ・身 長:160.8cm ・体 重:65kg ・BMI:25.1【肥満度1】 ・喫煙歴:なし ・飲 酒:機会があれば ・家族歴:糖尿病、高血圧、脳卒中 次に、事例を紹介します。55歳の女性、肥満度は1、家族歴に糖尿病がある方です。詳細はご覧の通りです。

ケース① これまでの経過 コントロール不良状態 HbA1c 2004年 2005年 2007年 2008年 2006年は未受診 9.4 ケース① これまでの経過 アマリール1mg分1 ベイスン0.2mg分3 9.4 8.2 7.9 7.6 HbA1c コントロール不良状態 この方のこれまでのA1cの経過を見たところ、2004年の健診から高血糖が指摘されており、外来にて治療を進めていました。薬は服用していたようですが、食事や運動の管理は全くなく、スライドコントロール不良状態が続いていました。 2004年 2005年 2007年 2008年 2006年は未受診

ケース① HbA1c 推移 9.4 8.0 7.0 6.4 HbA1c ① ② ③ 健診8月 10月1日 11月6日 12月5日 アマリール1mg分1×30日 ベイスン0.2mg分3×30日 9.4 ① 8.0 HbA1c ② 7.0 6.4 ③ そして、今回の受診をきっかけに食事の見直しと運動再開を決意し、月に1度、栄養指導を行うことになりました。9月3日に指導1回目を行い、10月1日は8.0と下がり、以降栄養指導毎に値が下がっていることがわかります。 6月28日 7月26日 8月16日 10月25日 健診8月 10月1日 11月6日 12月5日 7月5日① 7月31日② 8月23日③ 11月2日④ 9月3日指導① 10月8日指導② 11月14日指導③

ケース①結 果 ■腹 囲■ ・受診時:103cm ・栄養指導3回目:94.5cm ケース①結 果   コーラ、アイス、塩辛いものなどを好きなだけとっていたが、食事を見直し、おろそかにしていたフラダンスを再開したところ・・・ ■腹 囲■ ・受診時:103cm ・栄養指導3回目:94.5cm -8.5㎝ この方はコーラやアイス、塩辛いものなどを好きなだけとっていましたが、栄養指導開始と共に食事を見直し、おろそかにしていたフラダンスを再開したところ、3ヶ月で腹囲が8.5センチも下がり血糖値と共にかなりの改善が見られました。

ケース② ・男性、50歳 ・受診日: 2008年7月 ・身 長: 165.3㎝ ・デスクワーク中心 ・食生活の乱れ ・体 重: 85.4kg  ケース② ・男性、50歳 ・受診日: 2008年7月 ・身 長: 165.3㎝ ・体 重: 85.4kg ・BMI: 31【肥満度2】 ・飲 酒: 機会があれば ・家族歴: 糖尿病 ・治療中: 高血圧、脂質異常症 ・HbA1c:1年前5.3⇒今回10.5 ・デスクワーク中心 ・食生活の乱れ ・ストレス 糖尿病だけは、食事と運動で治したい!! 次の事例を紹介します。こちらは、人間ドックを受診した50歳の男性で、BMI31と肥満度2、家族歴は糖尿病の方です。現在高血圧、脂質異常症を治療中です。この方の1年前のA1cは5.3でしたが、今回の健診で10.5まで上がったため、治療を行うことになりました。ところが、スライド「糖尿病だけは、薬ではなく食事と運動で治したい」という本人からの強い要望により、薬の処方なしで栄養指導のみを開始することになりました。値が上昇した理由としては、ここ1年デスクワークに変わり、ほとんど動かない生活になったこと、食生活が乱れ始めたことなどが血糖値を上げることになった原因だと考えられます。

ケース② HbA1c推移 10.5 9.4 7.2 5.9 5.3 HbA1c 7月28日 8月23日 9月20日 10月25日 8月9日① この方は7月28日の健診で10.5だったため、8月9日に栄養指導を実施、8月、9月と順調に下がり、10月25日の3ヶ月経過の時点では5.9まで下がりました。仕事が忙しいとのことで、毎回栄養指導を行うことはできなかったのですが、採血に来ていただく度に簡単な相談にのったり、身体状況について伺ったりしていました。 5.3 H19年 人間ドック (1年前の7月) 7月28日 8月23日 9月20日 10月25日 8月9日①

ケース②結 果 ■体 重■ ・受診時:85.5kg ・3ヵ月後:80.0kg ・食生活を見直し、運動をしたところ・・・ -5.5kg ケース②結 果 ・食生活を見直し、運動をしたところ・・・ ■体 重■ ・受診時:85.5kg ・3ヵ月後:80.0kg -5.5kg また、食生活を見直し、運動をしたところ、受診時には85.5キロあった体重が、3ヵ月後には80キロと、5.5キロ減量し、血糖値と共に改善が見られました。 このケースからは、薬に頼らなくても、やる気と正しい知識があれば改善することもあるということがおわかりいただけるかと思います。

まとめ ・理解はしているが、実際に行動変化がない熟考期と、すぐに行動を開始する準備期の人が多数 ・正しい知識が不足  まとめ  ・理解はしているが、実際に行動変化がない熟考期と、すぐに行動を開始する準備期の人が多数  ・正しい知識が不足 ・栄養指導を継続することで、食事や健康に関する自己管理意識の向上 全体のまとめです。理解はしているが、実際に行動変化がない熟考期と、すぐに行動を開始する準備期の人が多数で、ほとんどの方が食事に対する正しい知識が不足していました。よって、栄養指導を継続することで、食事や健康に関する自己管理意識の向上が見られ、スライド食生活習慣、検査値の改善の効果につながったと考えられます。 食生活習慣、検査値の改善の効果

考 察 独自で取り組む食事療法は困難であるため、対象者自らが行動・実践できるように支援するための、身近であるクリニックでの継続した栄養指導は重要である。 考察です。独自で取り組む食事療法は困難であるため、対象者自らが行動、実践できるように支援するための、身近であるクリニックでの継続した栄養指導は重要であると考えます。

おわりに・・・ ご清聴ありがとうございました 当院の糖尿病サポートチームによる「糖尿病教育通院」を計画中  おわりに・・・  当院の糖尿病サポートチームによる「糖尿病教育通院」を計画中 今後、当院の糖尿病サポートチームによる糖尿病教育通院を導入する予定です。 ご清聴ありがとうございました。 ご清聴ありがとうございました

学会での質問 ・どのような指導方法で成果をあげたのか? ・様々な情報に振り回されている人にどのような指導をするのか? →信頼関係を築き、何でも相談できる環境をつくる。情報にあまり振り回されないように注意する(嶋) →特に特別なことをしているわけではなく、管理栄養士の素朴な人柄が栄養指導の効果に繋がっている。クリニックにおける栄養指導はとても有効だと考えているので、これからも頑張って欲しいと思っている。(院長)