オーダーメード型の 発酵培養機
目 次 Ⅰ. 発酵培養機の必要性及び期待効果 Ⅱ. 発酵培養機の紹介 Ⅲ. 適用分野及び例
抗生剤の代替物質 必要 Ⅰ. 発酵培養機の必要性及び期待効果 1. なぜ発酵培養機が必要なのか? 1.1 国内∙外食品安全の状況 ■ 畜産飼料内の抗生剤使用規制 - 1950年代から家畜の健康維持や家畜生産の安定化のために多量の抗生剤を 飼料に使用した。 - 抗生剤を使いすぎ、畜産の食品内に抗生剤の残留および耐性菌の出現が 原因で畜産物の安全性の問題発生 - EU&WHO 成長促進をために抗生剤使用禁止 (2006년) - 韓国:段階的に規制強化 (2005年 53種 ⇒ 25種) - 日本:29種類の抗生物質を食品安全委員会に再評価依頼 (2003年) 抗生剤の代替物質 必要
Ⅰ. 発酵培養機の必要性及び期待効果 1.2 抗生剤の代替物質種類 1.3 生菌剤 VS 発酵生菌剤 1.2 抗生剤の代替物質種類 ■ 生菌剤(Probiotics) : 硫酸菌, Bacillus sp. , 酵母など ■ 酵母 : amylase(でんぷん分解酵素), proteinase, cellulase, phytase など ■ 免疫物質 : ß-glucan, antibodies(抗体), cytokines など ■ 有機酸 : citrate, formate など ■ 他 : ミネラル,ビタミン,アミノ酸など 1.3 生菌剤 VS 発酵生菌剤 ■ 生菌剤 - 宿主動物に有益に働く生きた微生物添加物 - 有効成分の混合剤 ■ 発酵生菌剤(飼料) - 有用微生物 (生菌剤)や (機能性) 有用 物質含む - 固体の有用微生物 を利用した有用産物の生産 - 微生物(生菌, 糸菌 ) + 機能性産物 ⇒ 複合效果
抗生剤が含まれてない発酵生菌剤を生産するためには 固体発酵培養機が必要である。 Ⅰ. 発酵培養機の必要性及び期待効果 1.4 発酵生菌剤(飼料) ■ 発酵生菌剤の構成成分 - 生菌剤 + 糸菌剤 + 酵素剤 + 生理活性物質 - 生きている生菌および糸菌 - 微生物由来の様々な分解酵素 - 微生物由来の様々な(機能性)生理活性物質 - 発酵生菌剤 = 発酵飼料 ■ 畜産飼料を利用した固体発酵 - 固体発酵原料による品質管理 - 発酵生菌剤の安定性確保 - 経済性の確保 抗生剤が含まれてない発酵生菌剤を生産するためには 固体発酵培養機が必要である。
発酵生菌剤 Ⅰ. 発酵培養機の必要性及び期待効果 2. 発酵培養機の期待効果 発酵培養機で作られた発酵生菌剤を家畜に食べさせる場合、消化 吸収促進, 免疫力 の増加,有害 物質の生成 抑制 , 畜産環境の改善効果がある。 発酵生菌剤 摂取 ■ 消化 酵素により消化 吸収が促進 され飼料 効率改善 ■ 乳酸菌及び生理活性物質の生成, 記号性の増 進,アミノ酸などの栄養素極大化 ■ 有害物質生成抑制及び免疫増進による疾病 抑制 排出 ■ ふん内の未消化物及びガス発生の減少 ■ 効果的なふんの発酵促進 ■ ふん内の水分減少 ■ 畜産環境の改善 及び害虫抑制
Ⅱ. 発酵培養機の紹介 < 製品の写真 > < 製品の構成図 > 1. 発酵培養機の 構造 発酵培養機は原料を発酵する発酵培養装置と製造された発酵生菌剤を包装する包装機に 分けられる。 発酵培養装置 包装 機 発酵培養装置 包装機 < 製品の写真 > < 製品の構成図 >
Ⅱ. 発酵培養機の紹介 2. 発酵培養のシステム ① 原料投入 → ② 固体発酵 (温度/ 通気 / 撹拌 /水分管理) → ③ 水分調節 原料(飼料)投入口 発酵過程の 水分蒸発 発酵機に水噴射 水噴射のノズル 撹拌機回転 均一な混合 最終 発酵産物の 排出 20~35度の空気注入 チャンバーから暖かい空気噴射 ① 原料投入 → ② 固体発酵 (温度/ 通気 / 撹拌 /水分管理) → ③ 水分調節 → ④包装機
Ⅱ. 発酵培養機の紹介 3. 発酵工程の流れ 原料投入 発酵準備 水分含量 調節 及び包装 固体醗酵 製品包装 発酵条件管理 (温度/ 通気 / 撹拌 条件) 水分蒸発 水分蒸発 畜牛飼料 液体生菌剤 固体発酵 発酵生菌剤 製品包装 包装 機移送 および搬出 1次好気性 醗酵 好気性培養 + 混合度 , 水分供給, 酵素/生理活性 物質, 温度 2次 嫌気性 醗酵 嫌気性培養 + 水分, 温度, 通気 調節及び 乾燥 水分 その他
Ⅱ. 発酵培養機の紹介 - 均一な 混合度, 水分調節,温度調節, 空気制限 4. 製品の特徴 4.1 発酵工程の特徴 4.1 発酵工程の特徴 ■ 1 段階 : 嫌気性醗酵 - 飼料 + 選別された高濃度液体生菌剤自動投入 - 均一な 混合度, 水分含量 , 温度調節, 空気供給 - 混合菌の生育 : 酵素/生理活性物質の生産 ■ 2段階 : 好気性発酵 - 均一な 混合度, 水分調節,温度調節, 空気制限 - 好気性菌株の生存物質及び 胞子 形成の進行 - 嫌気性菌株 (乳酸菌, 酵母 )生育 : 機能性の増加
Ⅱ. 発酵培養機の紹介 4. 製品の特徴 4.2 発酵培養機の特徴 ■ 培養の量によるオーダーメード型 の製作 ■ 培養工程コントロール 機能 ■ 高い水分(20 ~ 50%)による均一な撹拌 調節機能 ■ 培養温度を調節するため、加熱および冷却機能 ■ 好気及び嫌気の条件をコントロールするため密閉培養機能 ■ 綿密にコントロールするため PLC Control 適用 ■ モニタリング 及び Data 保存 機能 ■ 発酵工程をコントロールするため 個別 , マルチシステム ■ 発酵培養機内の水洗浄 を行うため Cleaning システム適用 ■ 発酵培養物の残存量を排出するため、 残高スクリュー 設置 ■ 微生物及び液体を供給するため のスプレー 設置
Ⅲ. 適用分野及び例 生菌固体発酵の培養装置 畜産分野 環境分野 食品分野 1. 適用の分野 ▶ 有用 微生物を活用した 発酵生菌剤 1. 適用の分野 生菌固体発酵の培養装置 畜産分野 環境分野 食品分野 ▶ 有用 微生物を活用した 発酵生菌剤 ▶ 微生物 来由の酵素酵素 剤及び生理活性物質 ▶TMR & TMF 飼料開発 及び有效資源の飼料化 ▶ 作物用及び環境微生物 で利用 ▶ 資源及び廃資源の活用 ▶ 堆肥化 ▶ 固体発酵による健康 食品(納豆など) ▶ 健康機能性食品及び 生理活性物質
Ⅲ. 適用分野及び例 2. 適用例- 1 長寿 農協技術 センター 長寿のブランド ● 長寿 牛とリンゴに適用 ● 2006年生菌固体飼料を子牛に食べさせた結果, 廃死率が20%→ 5%に低下された。 ● 牛の畜ふん と 廃リンゴを混ぜて,堆肥として使用すると リンゴの生産が向上される。 長寿のブランド
Ⅲ. 適用分野及び例 2.適用例- 2 ヤンサン養鶏 組合 ヤンサンのブランド(鶏) 2008年 5月に発生した AIで 飼育 された鶏を処分 → 養鶏 農家に大被害発生 → ヤンサン市の全体 農家に 生菌剤 添加飼料物質を供給することになった。 ヤンサン養鶏 組合 ヤンサンのブランド(鶏)
Ⅲ. 適用分野及び例 2.適用例- 3 天安 畜協 天安 畜協飼料工場 天安 畜協の農家(400)が飼料に抗生剤を投入するのを禁止し, 固体発酵生菌を使用することになった。 天安 畜協飼料工場
Ⅲ. 適用分野及び例 2.適用例- 4 畜産科学技術院 畜産科学技術院のブランド(豚) 2008年畜産科学技術院は青麦, ブドウ廃棄物, リンゴ廃棄物などを利用 して有用微生物を開発, 抗生剤代替試験適用及び結果導出 畜産科学技術院のブランド(豚)