東京都立大学理学部物理学科 高エネルギー実験研究室 卒研生 春名 毅 Channeling実験 解析状況 東京都立大学理学部物理学科 高エネルギー実験研究室 卒研生 春名 毅 2005/12/15 @ TMU
目次 Sスキャン解析 問題点:ビーム強度によるNormalization Enhancementと半値幅の厚さ依存性 Xスキャンによる、ビームスポットサイズの解析 ※以下に出てくるグラフは、Luciteに接続されたHigh GainのPMTのデータです。 2005/12/15 @ TMU
Sスキャンデータ 赤線がバックグラウンドを引いた後のデータ。 バックグラウンドは、Xスキャンから算出。 15 18 12 9 6 3 2005/12/15 @ TMU
Yield v.s. Amorphous Thickness 2005/12/15 @ TMU
ビーム強度 8.9mm 12mm 14.2mm 5.3 2.2mm 2005/12/15 @ TMU
ビーム強度で割ったら… 2005/12/15 @ TMU
具体例 Run82 Run158 2005/12/15 @ TMU
ロッキングカーブのフィッティング Lorentzian Function β α : Enhancement Factor Γ p[0] p[1]:Normalization p[2]:Γ/4 p[3]:Peak Position ※Γ:Half Width P[0] α 2 BG : Enhancement Factor 2005/12/15 @ TMU
p1:Normalize p2: Γ/4 p3:Peak Position 結果 2.2mm 5.3mm p1:Normalize p2: Γ/4 p3:Peak Position 2 2005/12/15 @ TMU
p1:Normalize p2: Γ/4 p3:Peak Position 結果 8.9mm 12mm 14.2mm p1:Normalize p2: Γ/4 p3:Peak Position 2 2005/12/15 @ TMU
結果 2005/12/15 @ TMU
ビームのスポットサイズの解析 ビームがガウス分布をしていると考える。 Xスキャンを用いて、右に挙げる3つのパターンに注意して計算。 σ σ 2005/12/15 @ TMU
フィッティング関数 p1:Normalize p2:σ Gaussianの積分: 変数変換 Error Function: 2005/12/15 @ TMU
結果 2.2mm 5.3mm p0:Back Ground p1:Normalize p2:σ p3:Target Position (-) p4:Target Position (+) 2005/12/15 @ TMU
結果 8.9mm 12mm 14.2mm p0:Back Ground p1:Normalize p2:σ p3:Target Position (-) p4:Target Position (+) 2005/12/15 @ TMU
ランナンバー毎のσ 2.2mm ターゲットが落ちる直前 2005/12/15 @ TMU
データを選ぶと・・・ σ=0.74±0.11mm FWHM 8.9mm 2.2mm 12mm 14.2mm 5.3 2005/12/15 @ TMU
結論と今後 ビーム強度を示すデータ(ADC0)は、正常であるとは言えない。 ビームのスポットサイズ 1.8±0.3mm (FWHM) <ダイアモンドの幅(2.5mm) PMT Calibration の結果から、データの補正を進める。 2005/12/15 @ TMU