高齢者介護施設における 感染症対策のすすめ方 ―集団感染を起こさないためにー
職員は‥（手洗い・うがいの徹底！） 【感染対応のために必要な事】 高齢者・介護施設・感染症の特性の理解 自身の健康管理（感染源・媒介者にならないこと） 感染に対する知識（予防、発生時の対応）の習得
感染経路の遮断 感染源（病原体）を持ち込まない 感染源（病原体）を拡げない 感染源（病原体）を持ち出さない
正しい手洗い手順 １ ３ ５ ４ ２ ７ ８ ６ ９ １０ 石鹸をつけてよく泡立てる 手のひらを合わせて洗う 手の甲側から指の間を洗う 手のひら側から指の間を洗う 指先・ 爪の間を洗う 指先を・ 握って洗う 手首を洗う 流水で石鹸を洗い流す 清潔なタオル等でよく拭き素早く乾かす 正しい手洗い手順 流水で汚れを洗い落とす
高齢者介護施設と感染対策 ①．入所者及び職員にも感染が起こり、媒介者 となる感染症・（ノロウィルス・インフルエンザ） ２．健康な人に感染を起こすことは少ないが、 感染に対する抵抗力の弱い人に発生する感 染症・・（ＭＲＳＡ・緑膿菌感染症） ３．血液、体液を介して感染するもの （Ｂ型肝炎・Ｃ型肝炎・ＨＩＶ）
感染源 排泄物・・(嘔吐物・尿・便） 血液・体液・分泌物・・(痰・膿） 使用した器具・器材 ※刺入・挿入したもの(例・バルーン） 排泄物・・(嘔吐物・尿・便） 血液・体液・分泌物・・(痰・膿） 使用した器具・器材 ※刺入・挿入したもの(例・バルーン） 上記に触れた手指で取り扱った食品
感染経路別予防策 （特徴・感染予防・発生時の対応） 感染経路別予防策 （特徴・感染予防・発生時の対応） 空気感染予防策 飛沫感染予防策 接触感染予防策 （結核菌・水ぼうそう・麻しん） （インフルエンザ・ノロウィルス） 経口感染 創傷感染・皮膚感染 ノロウィルス ＭＲＳＡ・緑膿菌
? ノロウイルス ? 感染経路‥（カキ・２枚貝）などを生あるいは十分に加熱しないで食べると感染 感染したときの症状‥下痢・嘔吐・嘔気・腹痛・発熱など通常３日以内で回復 消毒方法‥ 度以上 分間加熱を行えばウィルスは死滅する 特長‥流行(１２～３月） 感染から発症までの時間は１日～２日 ※体調不良者はこの時期パット交換かトイレ使用 時は身障トイレを使用する ? ?
【禁止】 消毒薬の噴霧 消毒薬が十分に接触しない可能性 があり効果が不確実である。 室内や衣服への消毒薬噴霧は効果が ない。 消毒薬が十分に接触しない可能性 があり効果が不確実である。 室内や衣服への消毒薬噴霧は効果が ない。 嘔吐物や排泄物をまき散らす恐れがある