原子核 atomic nucleus (陽子+中性子) 電子 electron e e- b線 陽子 proton H+ 2-1章 復習 元素 element 原子 atom (原子核+電子) 原子核 atomic nucleus (陽子+中性子) 電子 electron e e- b線 陽子 proton H+ 中性子 neutron 量子 quantum
太陽での水素原子 の 核融合 4個の 1H → 4He + 26.2 MeV 2.1) 元素発見の歴史と原子 2.1) 元素発見の歴史と原子 ●元素に関する知識の蓄積と周期表(不完全)の作成 1)18世紀末まで約30種の元素 2)19世紀に入ると、電気化学分析(デービー、K,、Na、Mg、Sr、Ba、Ca)、発光スペ クトル分析(炎色反応、 Cs、Rb)などにより、約30種の元素 3)原子量の順に並べると8番目ごとに類似の性質が現れる(オクターブの法則) 4)1869年 メンデレーフによる62種元素の周期表の発表 ●周期表の完全化 第18族元素:不活性ガス、希ガス (単原子分子)の発見 ○気体の液化技術と分別蒸留技術の開発による ○19世紀末Ne、Ar、Kr、Xeが発見された。また、一番沸点の低いHe (沸 点-268.9℃, 4.18K、常圧では固体とならない)は1868年に太陽の輝線スペ クトル中の未知元素に命名されたもの。 太陽での水素原子 の 核融合 4個の 1H → 4He + 26.2 MeV
周期表の隙間を埋める仕事 ○ランタノイド元素(La~Luの15元素)とアクチノイド元素(Ac~Lrの15元素)は、 ●周期表の完全化 周期表の隙間を埋める仕事 ○ランタノイド元素(La~Luの15元素)とアクチノイド元素(Ac~Lrの15元素)は、 各15種の元素の化学的性質が互いに極めて類似し、発見、解明に長時間を要 した ○モーズリーの法則(1913年、モーズリーは原子番号(Z)と元素の特性X線の波 長()の平方根の間に直線関係(2.3式、a, Z0は全ての元素について一定)を発見 図2.1
電子 原子核(陽子+中性子) He:原子核は 陽子2個+中性子1(3He)、2(4He)個 原子核 He2+ a線 K殻(shell) 水素:原子核は 陽子1個のみ Li:原子核は 陽子3個+ 中性子3, 4個 L殻
収容電子数 総電子数 n 元素 K殻 2 2 1 H, He L殻 8 10 2 Li, Be, B, C, N, O, F, Ne M殻 18 28 3 Na, N殻 32 60 4 O殻 50 110 5 Br(臭素) 電子数 35 陽子数 35 中性子数 42,43,44,45,46,47
○長岡半太郎(土星型原子模型、1904)→ラザーフォードの原子模型(1911) →ボーアの原子模型(1913) ○長岡半太郎(土星型原子模型、1904)→ラザーフォードの原子模型(1911) →ボーアの原子模型(1913) 1. 電子衝撃により K電子が飛び出す 2. 外殻電子がK殻に飛び込む 3. 振動数の特性X線が発生 K Kb Ka Kb Kg La Lb Lg Ka L K Kg プランク・アインシュタインの式 :振動数、h:プランク定数、 c:光速, λ:波長、k:波数
プランク・アインシュタインの式 :振動数、h:プランク定数、 c:光速, λ:波長、k:波数 E = mc2 (粒子)