言葉 主体(しゅたい):主要な部分 枠(わく):邊框、邊界 徹する(てっする):貫徹、徹底 概念(がいねん):概念、觀念 結び付ける(むすびつける):結合、連結 枠組み(わくぐみ):結構、綱要 単なる(たんなる):僅僅、只 生物学(せいぶつがく):生物學
文法 普通形┼とすれば:如果=(~と仮定したら) N/Vる/普通形┼とか~N/Vる/普通形┼とか~:拉~拉~(舉例說明)=(や~など) Nである┼以上(は):正因為=(~のだから) Vよう┼とする:正要~得時候 N┼として、N┼として:作為=(~立場で) N┼にほかならない:不外乎~=(~だ)
解析 だれもが生まれてから死ぬまで時の流れの中を生きている。その時の流れの中に身を置いた視点からしか見えてこない主体の世界がある。 不管是誰從出生到死亡,都活在時間的流逝當中。在那時間的流逝當中,如果不能置身其中,就沒辦法體會到那主要的世界。(如果沒辦法體會,就沒辦法體驗。)
把研究的外框拿掉,難道就沒辦法抓住人類的心嗎?我是那麼想的。 解析 それを研究の枠から外しておいて、人間の心をとらえることはできないのではないか。私はそう思う。 把研究的外框拿掉,難道就沒辦法抓住人類的心嗎?我是那麼想的。
解析 だが、主観の世界などというあいまいなものは相手にしないという立場をとる現代の心理学は、結局外から客観的に観察することの可能な「他者の心理学」に徹して、そこから出ようとはしない。とすれば、そこでは希望とか絶望とか、そういう概念が問題にならないのは当然だろう。 但是,所謂主觀世界是曖昧的東西,現代的心理學是不會理會對方的立場,結果不從別人的心理學出來而是徹底的從外觀以客觀的觀察。如果這樣做的話,在現在的心理學就會有希望和絕望,像那樣的概念沒有變成問題是正常的。
解析 もう一つは、科学そのものの問題である。自然科学は現代の「現象=結果」を過去の原因に結び付け法則化する学問である。心理学も科学である以上、この「原因 →結果」の枠組みから逃げられない。 另外一種,就是科學本身的問題。自然科學是現代的現象等於結果與過去的原因所結合的法則化的學問。既然心理學也是科學,這個原因變成結果的結構就沒辦法逃離。
解析 現代の心理をすべて過去によって説明しようとする。しかし、そうなると、私たちの心的世界の多くを占めている「明日」とはいったい何なのだろうか。人間を外から観察して未来を予測するだけならそれでいいかもしれない。 現代的心理全部都是因為過去說明的。但是,既然這樣的話,佔多數我們心裡的世界「明天」到底是什麼呢?如果從人類外觀觀察對未來的預測的話也許是好的。
解析 しかし、その人間を内側から見たとき「明日」は単なる予測するの対象などではない。明日は私の中で希望として、絶望として、あるいは不安として、期待として現象するのだ。 但是,如果從人類的心裡看的明天,不是單單只是預測的對象。「明天」,在我的心裡,是作為希望、作為絕望,或者是作為不安、期待的現象。
解析 こうしてみれば、心理学辞典に「希望」がないわけははっきりする。今の心理学が「希望」を語る枠組みを持っていないからにほかならない。生物学辞典のどこを見ても「希望」がないのと同じなのである。 像那樣看的話,在心理學字典裡沒有「希望」的原因可以很清楚的看到。現今的心理學,並沒有討論「希望」不外乎是因為沒有結構。生物學字典裡也沒有看到「希望」應該是一樣的原因。