事例紹介(抜粋) ・特別支援学校高等部卒業後、近隣のB事業所へ2年通うが、トラブルを起こし、平成25年4月に退所。現在まで自宅で過ごしている。1か月経過した頃から「外出したい」と言うようになり、やり取りの中で不安定になる様子も見られ始め、支援に限界を感じ始めた。母が市役所へ相談。市役所は計画相談の対象として、市内のC相談支援事業所に計画相談の依頼を行う。C相談支援事業所はMさん・母と数回面接を実施し、サービス等利用計画を作成。Mさんの特別支援学校の同級生が3名いるK生活介護事業所を日中支援の場として調整をとる。依頼を受けたK事業所は、利用にあたって事前実習を5日実施した。(以下、略) プロフィール(抜粋) 1.氏名・性別・年齢 M.Nさん 男性 20歳 2.障害程度・手帳 知的障害・てんかん・療育手帳A2 (重度) 左下肢機能障害・身体障害手帳4級。 障害程度区分4。身長160cm 体重60Kg 3.家族状況 両親と同居。(以下、略) 資料P66~ 1
社会資源の情報 ② 福祉サービスの状況:事例の法人の他、知的障害を主に支援する社会福祉法人は2箇所。 ① 所在地:X県A市(人口20万人) ② 福祉サービスの状況:事例の法人の他、知的障害を主に支援する社会福祉法人は2箇所。 通所施設・知的を主とした就労継続B型2箇所・知的を主とした生活介護2箇所 入所系事業所50名1箇所(空きなし):(短期入所5名) 知的を主にしたGH:2箇所(各5名)CH:3箇所(各5名定員。1名空きあり・体験型各1名も実施) 居宅介護支援事業所:主に知的障害を支援する事業所2箇所 相談支援事業:委託及び特定指定相談支援事業所2箇所(社会福祉法人・市社会福祉協議会) 隣接する2市にも、知的障害を主に支援する社会福祉法人があり
事例を読んで、事前にポイントを整理してください。 本人状態を把握するためのイメージ図 (本人を知るため、ADL・IADL・相談記録・支援記録などの情報を整理するツール) 事例を読んで、事前にポイントを整理してください。 ①現在状況の整理 ★私自身のストレングス⇒私の強み・可能性 ★生育歴・職歴のアセスメント ⇒私は、今までこんな生き方をしてきました。 ★本人の障害状況のアセスメント⇒私の不安や苦痛、悲しみは・・・障害・病気・困りごと ★家族歴・本人を取り巻く環境⇒私は今このような生活をしてます。してきました。 個別支援計画 ②将来の暮らしに向けた支援 ○手元に資料が別刷りであります。 ★利用者のニーズ・希望する生活の確認⇒私は、こうゆう生活をしたいです。私の願いは○○です。・夢・要望は・・・○○です。 3
ツールを使ってニーズを整理する。本人を知るための地図 ①現在状況の整理(アセスメン情報を整理) ★私自身のストレングス ★私の不安や苦痛、悲しみ・障害・病気・困りごと 私は、今までこんな生き方をしてきました。 私は今このような生活をしてます。してきました。 ②将来の暮らしに向けた支援 ○手元に資料が別刷りであります。 ★私は、○○で暮らしたいです。私の今の願い、希望は○○です。今、私は○○をやりたいです。 ☆私の将来の夢、希望は○○です。 4
ニーズ整理表 ○○さんが望むこと・希望など ○○さんのストレングス グループ 記入様式1 利用者名 さん 5 ニーズ 現在状況の確認 記入様式1 グループ ニーズ整理表 利用者名 さん ○○さんが望むこと・希望など ○○さんのストレングス ニーズ 現在状況の確認 (利用者の意向・ ストレングス) 現状等から、支援者が気になること ニーズに応えるための支援 ニーズを満たすための目標 5