情報科教育法第3回 普通教科「情報」の構成 理学部数学科 清 水 克 彦.

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1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
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情報科教育法第3回 普通教科「情報」の構成 理学部数学科 清 水 克 彦

普通教科「情報」の目標 「情報および情報技術を活用するための知識と技能の習得を通して、情報に関する科学的な見方や考え方を養うとともに、社会の中で情報及び情報技術が果たしている役割や影響を理解させ、情報化の進展に主体的に対応できる能力と態度を育てる。」(学習指導要領)

情報活用の実践力とは(岡本H14より) 課題や目的に応じて情報手段を適切に活用することを含めて、必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し、受け手の状況などをふまえて発信・伝達できる能力である。 体験的、実践的指導を通して身に付ける。

情報の科学的理解とは(岡本H14より) 情報活用の基礎となる情報手段を特性を理解することと、情報を適切に扱うこと、自らの情報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法を理解することである。 単にコンピュータや情報通信ネットワークの仕組みなどを理解することにとどまらない。 情報を適切に活用するために必要な基礎的な理論や方法を学び、状況に応じて適切に実践する。

情報社会に参画する態度とは(岡本H14より) 社会生活の中で情報や情報技術の役割や影響を理解し、情報モラルの必要性と情報に対する責任とについて考え、望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度を指す。 情報社会の「光」と「影」にも配慮 これからの情報社会に参画するための態度

普通教科「情報」の三つの目標の関連 情報活用の実践力 情報社会に参画する態度 情報の科学的な理解 効果的・効率的な実践 具体例を踏まえた原理・仕組みの理解 適正な利活用 体験・実践を踏まえた問題意識 問題・課題の捉え方 情報・情報技術の役割の認識

現行普通教科「情報」の構成 科目は「情報A」、「情報B」、「情報C」の3科目である。 教科「情報」は必修科目2単位である。 各教科目から一つを選択して必修として指導することになる。 履修年次の設定は学校にまかされている。 6単位まで履修することはかまわない。

情報A,B,Cと育成する力 情報A 情報B 情報C 情報活用の実践力をつける方向 情報社会に参画する態度を付ける方向 情報の科学的な理解を深める方向

「情報A」の目標 「コンピュータや情報通信ネットワークなどの活用を通して、情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識と技能を習得させるとともに、情報を主体的に活用しようとする態度を育てる。」(学習指導要領) 実習の時間を1/2を確保しなくてはいけない。実習を通じて帰納的・体験的に理解していく科目である。

情報Aの内容と指導 内容 指導の概要 教授内容の概略 (1)情報を活用するための工夫と情報機器 実習を通して、本科目に興味・関心を持たせる 具体的な問題解決 (2)情報の収集・発信と情報機器の活用 実習課題の解決を通して、体験的に理解を深めさせる 背景となる仕組み原理 (3)情報の統合的な処理とコンピュータの活用 実習を通して、情報を統合的に処理する方法を体験的に習得させる (4)情報機器の発達と生活の変化 実例を調べることで情報化の影響を認識させる 情報機器の適切な活用と社会への影響

「情報B」の目標 「コンピュータにおける情報の表し方や処理の仕組み、情報社会を支える情報技術の役割や影響を理解させ、問題解決においてコンピュータを効果的に活用するための科学的な考え方や方法を習得させる。」 しかし、ソフトウエアの利用技術やプログラミング言語の習得が主目的になってはならない。 実習時間は3分の1を確保すること

情報Bの内容と指導 内容 指導の概要 教授内容の概略 (1)問題解決とコンピュータの活用 実習を通して、科目全体の学習の動機付けとなる体験をさせる 具体例の提示 (2)コンピュータの仕組みと働き コンピュータの仕組みと働きを理解し、(1)の内容と関連付けさせる 基礎的な見方考え方 (3)問題のモデル化とコンピュータを利用した解決 ソフトウエアやプログラミング言語を用いた実習で、問題解決させる 情報的な問題解決 (4)情報社会を支える情報技術 (1)-(3)の内容を身近な生活と関連付け、情報技術と情報社会との係わりについて考えさせる 情報社会に関わる態度・姿勢

「情報C」の目標 「情報のディジタル化や情報通信ネットワークに特性を理解させ、表現やコミュニケーションにおいてコンピュータなどを効果的に活用する能力を養うとともに、情報化の進展が社会に及ぼす影響を理解させ、情報社会に参加する上での望ましい態度を育成する。」 実習時間は3分の1を確保すること

情報Cの内容と指導 (1)情報のディジタル化 情報を統合するための処理や背景の仕組みに関して、説明や実習を通して理解させる 指導の概要 教授内容の概略 (1)情報のディジタル化 情報を統合するための処理や背景の仕組みに関して、説明や実習を通して理解させる 情報処理の仕組みと方法 (2)情報通信ネットワークとコミュニケーション 情報通信ネットワークの仕組みや効率的な情報通信の方法を理解させる 情報通信ネットワークの仕組みと活用 (3)情報の収集・発信と個人の責任 実習を通して情報の収集・発信の適切な方法を習得させ、それに伴う問題と責任について理解させる 情報通信ネットワークの活用の問題と個人の責任 (4)情報化の進展と社会への影響 情報化が社会に及ぼす影響を認識させ、望ましい情報社会のあり方を考えさせる 情報システムと社会への影響

情報A,B,Cの違い: 情報活用の実践力の育成 情報A,B,Cの違い: 情報活用の実践力の育成 情報Aでは、コンピュータや情報通信ネットワークを使い、情報の収集から発信までの一連の活動を行う。 情報Bでは、問題解決にコンピュータを効果的に活用する。 情報Cでは、コミュニケーションに効果的に情報通信ネットワークを使用する

情報A,B,Cの違い: 情報の科学的な理解 情報A,B,Cの違い: 情報の科学的な理解 情報Aでは、コンピュータや情報通信ネットワークの仕組みを、情報機器の発達の歴史と関連させて簡単に扱う。 情報Bでは、コンピュータの仕組みに重点を置いて扱う。 情報Cでは、情報通信ネットワークの仕組みに重点を置いて扱う。

情報A,B,Cの違い: 情報社会に参画する態度 情報A,B,Cの違い: 情報社会に参画する態度 情報Aでは、身の回りにある情報機器から出発して、情報化が生活に及ぼす影響を考えさせ、さらに情報社会へと考えを進めさせる。 情報Bでは、情報技術の観点から情報社会を考えさせる。 情報Cでは、社会で利用されている情報システムの観点から情報社会を考えさせる。 コミュニケーションや情報の表現は情報C,A,Bの順で重視している。

新普通教科「情報」の科目構成と内容 「社会と情報」と「情報の科学」の2科目 各科目とも2単位構成 2科目のなかから1科目を必修 2科目とも履修しても良い。

「社会と情報」の内容 情報処理の仕組みと方法 情報通信ネットワークの仕組みと活用 情報通信ネットワークの活用の問題と個人の責任 指導の概要 教授内容の概略 (1)情報の活用と表現 情報とメディアの特徴、ディジタル化、情報の表現と伝達 情報処理の仕組みと方法 (2)情報通信ネットワークの活用とコミュニケーション コミュニケーション手段の発達、情報通信ネットワークの仕組み、情報通信ネットワークの活用とコミュニケーション 情報通信ネットワークの仕組みと活用 (3)情報社会の課題と情報モラル 情報化が社会に及ぼす影響と課題、情報セキュリティの確保、情報社会における法と個人の責任 情報通信ネットワークの活用の問題と個人の責任 (4)望ましい情報社会の構築 社会における情報システム、情報システムと人間、情報社会における問題の解決 情報システムと社会への影響

「情報の科学」の内容 情報処理の仕組みと方法、その利用 情報社会に関わる態度・姿勢 内容 指導の概要 教授内容の概略 (1)コンピュータと情報通信ネットワーク コンピュータと情報の処理、情報通信ネットワークの仕組み、情報を提供するサービス 情報処理の仕組みと方法、その利用 (2)問題解決とコンピュータの活用 問題解決の基本的な考え方、問題の解決と処理手順の自動化、モデル化とシミュレーション 具体例の例示、情報的な問題解決 (3)情報の管理と問題解決 情報通信ネットワークと問題解決、情報の蓄積・管理とデータベース、問題解決の評価と改善 ネットワーク、データベースなどによる問題解決 (4)情報技術の進展と情報モラル 社会の情報化と人間、情報社会の安全と情報技術、情報社会の発展と情報技術 情報社会に関わる態度・姿勢

教員という職業に必要な情報リテラシー 情報活用の実践力:ワープロ、表計算、電子メールなどの活用、授業におけるコンピュータ・インターネットの活用、できればWebなどの活用など 情報の科学的理解:インターネットの特性、学校のHPなどの公開の仕組み、電子メールなどのセキュリティ、個人情報などの保護のための暗号化など 情報社会に参画する態度:個人情報、著作権などの知識、学校でインターネット、電子メールなどを活用するときのモラル、積極的に活用しようとする態度など

社会と情報 情報の科学 情報C 情報A (1)情報の活用と表現 (2)情報通信ネットワークとコミュニケーション (1)情報のディジタル化 (2)情報通信ネットワークとコミュニケーション (3)情報の収集・発信と個人の責任 (4)情報化の進展と社会への影響 情報A (1)情報を活用するための工夫と情報機器 (2)情報の収集・発信と情報機器の活用 (3)情報の統合的な処理とコンピュータ (4)情報機器の発達と社会の変化 社会と情報 (1)情報の活用と表現 (2)情報通信ネットワークとコミュニケーション (3)情報社会の課題と情報モラル (4)望ましい情報社会の構築 情報B (1)問題解決とコンピュータの活用 (2)コンピュータの仕組みと働き (3)問題のモデル化とコンピュータを活用した解決 (4)情報社会を支える情報技術 情報の科学 (1)コンピュータと情報通信ネットワーク (2)問題解決とコンピュータの活用 (3)情報の管理と問題解決 (4)情報技術の進展と情報モラル

今日のディスカッション課題 情報リテラシーを持つことが重要であると思われる職業にはどのようなものがあるかをおもいつくまま、20個リストアップしてみよう。 リストアップされた職業のうち3つの職業(できるだけ異なる職業を選ぶこと)において、どのような、情報活用の実践力、情報の科学的理解、情報社会に参画する態度の育成が必要かを具体的に同定しよう。 20 minutes for discussion and 5 minutes for presentation. 協同作業の指導

ディスカッションの方法 1)4名1組のグループを作ろう。 2)リーダー(MC)を選ぼう。記入係を決めよう。 3)20種類の職業リストアップには、カードを活用しよう。1人10職業程度をカードにそれぞれ書き。そこで、必要となるコンピュータ・リテラシー(使える技能だけでは困る)を挙げておこう。 4)全員のものを集め、分類整理しよう。そのなかから3種類の職業を選ぼう。 5)グループで討議しながら、それぞれの職業におけるどのような情報活用の実践力、情報の科学的理解、情報社会に参画する態度の育成が必要かを具体的に同定しよう。 6)その結果を用紙にまとめよう。