若者の自動車離れ 2011年6月23日 MR9001佐藤洋平
目次 はじめに 自動車離れの概要 原因について 若者は自動車に興味ない? 出典 おわり
はじめに いま日本では30歳代以下の若者が自動車を所有・ 運転しなくなるという社会的傾向にあるという。 それはどういうことなのか?また何故なのか? 上記の2点ついて調べることにした。
自動車離れの概要 2000年代初頭から自動車の販売台数が低下 する中で、原因の一つとして挙げられたのが[若 者の自動車離れ]である。 ただし統計上の日本国内での自動車販売台数の頭 打ちは「平均使用年数」の長期化傾向によるも のであり、自動車保有台数そのものは頭打ちなが らも増加傾向にある。 日本では、2000年代初頭から自動車の販売台数が低下しつつあります。その原因の一つとして叫ばれているのが[若者の自動車離れ]です。 ただし国内での統計上の自動車販売台数の頭打ちは、「平均使用年数」の長期化傾向によるものであり、 自動車保有台数そのものは微少ながらも増加傾向にある。
原因について 雇用不安、給与の低下、若者には高額すぎる 車両価格、その維持費などの経済的な問題。 車以外の物の関心、趣味の多様化。 車を所有・利用する上でのリスクやデメリッ トへの意識が大きくなった。また自身で所有・ 購入する必要性が薄れた。 少子化によって若者の絶対数が年々減少して いる。 若者の自動車離れに対し、調査により判明している原因をいくつか紹介します。 1つ目の理由、経済的理由。 若年層の雇用不安により、個人消費が大きく低迷し、数十万円から数百万円といった高額消費が厳しくなったこと。 また自動車税などの各種税金、保険料、燃料代、維持費、場合によっては運転免許取得費用と言ったように自動車を所有・利用するにあたり、発生する各種費用が高額化し、容易には賄いきれなくなったこと(諸外国に比べても高いと言われている)。 2つ目の理由は車以外の物への関心のシフトです。全体的な収入の低下から、自動車よりもはるかに出費の少ない携帯電話やパソコン、デジタル家電などに代表されるIT機器やゲーム機などへの出費を優先する傾向が強まったため。このような若者の所得減少や購買力低下に伴う自動車以外への購入対象の変化は、普段の生活において自動車の必要性を充分認識している地方でも同じようです。 3つ目の理由は、車を所有・利用する上でのリスクやデメリットへの意識が大きくなった。また自身で所有・購入する必要性が薄れことです。これは普段の生活で自動車を利用することが少なかったり、必要な時はレンタカーを借りればいいという考えの人が増えたからです。また、利用することで事故起こすリスクや、そもそも運転することが怖いという考えが自動車離れにつながっているようです。 4つ目の理由は、少子化によって若者の絶対数が年々減少している。ということです。
若者は自動車に興味ない? アンケートで「車に興味がある」と回答した割合は男性57・2%、女性47・2%と高く、男性は6割近くが興味を示している。 走行性能や機能性などの高性能化、安全性能や環境性能の要求により、車両価格は上昇し、その結果、若者のコスト意識の 高さと合致しない部分が生じている。車への価値観が変化していく中、若者の価値観にあったスマートな車づくりが求められている。 自動車離れが進む一方で、若者は自動車に興味がないのかというと、必ずしもそうではないようです。 1990年代生まれの新成人男女1000人を対象にインターネットを通じてアンケート調査を行った結果によると、 「自動車に興味があるという」と答えた男性57・2%、女性47・2%と比較的高く、男性は6割近くが自動車に興味を示しているという統計になります。 車の性能を追求したことにより車両価格は上昇し、その結果、若者のコスト意識の 高さと合致しない部分が生じているようです。 車への価値観が変化していく中、若者の価値観にあった自動車を創ることが求められます。 以上の結果から、若者は自動車に興味自体はあるが、さまざまな理由から自動車を所有することができず、そのような状況が若者の自動車離れと呼ばれている、ということがわかりました。
出典 Wikipedia 若者の車離れ 若者の自動車購入・所有に関する調査 [自動車/調査] 若者の半数が「車に興味がある」が、7割が「車を持つ経済的余裕ない」…ソニー損保調べ [参照日付6月22日] 出典です。 )・0・(
おわり