タンパク3000プロジェクト個別的解析プログラム 代謝系グループ 平成14年度 成果報告 大阪大学大学院理学研究科 代表:倉光成紀 副代表:増井良治
特殊環境微生物由来のタンパク質 代謝系グループ ターゲット ● 極限環境微生物 代謝系グループ ターゲット 特殊環境微生物由来のタンパク質 ● 極限環境微生物 好熱性古細菌 Sulfolobus tokodaii(好気性,好酸性) Aeropyrum pernix(好気性),など 好冷菌(低温菌) Acinetobacter, Alteromonas, Flavobacterium ● 病原性微生物 ● その他 S. tokodaii A. pernix
タンパク3000「代謝系グループ」平成14年度連絡会 日 時 平成15年 1月 6日(月)1:00〜6:30 pm 場 所 大阪大学 豊中キャンパス 基礎工学部国際棟(Σホール) ディスプレイ室
代謝系グループ参加者(平成14年度)
構造解析/機能解析の終了したタンパク質(平成14年度)
平成14年度PDB公開済タンパク質 1LWB 1GIQ 1IWP 1KOL 1N7K 1L2L 1IZE 1UAZ
代謝系グループ 実施内容 ゲノム解析 (現 製品評価技術基盤機構による全塩基配列決定) 代謝系グループ 実施内容 ゲノム解析 (現 製品評価技術基盤機構による全塩基配列決定) ターゲットの選択: 新規ファミリー蛋白質,有用・重要蛋白質 タンパク質の調製: プラスミド作製,発現スクリーニング 大量発現,精製 立体構造解析: X線結晶構造解析,NMR による構造解析 機能解析: 反応速度論的解析,他 バイオインフォマティクスによる 蛋白質の構造・機能の体系化, 産業利用
発現用プラスミドの構築 pET-11a PCR, TA cloning ligation coding region BamHI BamHI ATATCATATG----- ------TAATAAGGATCCATAT ATATCATATG----- ------TAATAAGGATCCATAT coding region PCR, TA cloning ligation pET-11a BamHI BamHI
発現用プラスミドの大量調製 形質転換体をチューブで直接培養し,プラスミド自動分離装置で調製する。
発現チェックの例 pET-11a Rosetta-gami(DE3) IPTG 誘導なし 熱処理沈殿 熱処理上清 破砕液沈殿 破砕液上清
高密度培養装置 ・温度,攪拌,pH,消泡,濁度,DO, 排気CO2,排気O2 を測定・制御 ・栄養源・発現誘導物質の自動添加 ・培養液のオートサンプリング
高密度培養の例 pH ExCO2 DO OD あるORFの pET-11a で BL21(DE3) を形質転換 ↓ 形質転換体のコロニーを ↓ 形質転換体のコロニーを 培地 3 L に直接植菌 pH 7.2, 37℃, 800 rpm で培養 グリセロールを追加 (IPTG誘導なし) 集菌 → 約100 g の菌体を回収 pH ExCO2 DO OD
タンパク質精製用システム