情報コミュニケーション入門b 第3回 ワープロソフト入門(1) 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b 第3回 ワープロソフト入門(1) 坂口利裕
[講義]本日のテーマ メインテーマ 教科書指定テキスト関連部分 ワードプロセッサと文書処理 2. コンピュータ操作の基本 情報コミュニケーション入門b 2011.05.06 [講義]本日のテーマ メインテーマ ワードプロセッサと文書処理 教科書指定テキスト関連部分 2. コンピュータ操作の基本 5. 文字によるコミュニケーション 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b 坂口利裕
ワープロの機能(1) 初期のワードプロセッサ(略してワープロ)は,それまでのタイプライタに編集機能・記憶機能を加えたもの。 パソコンの処理能力(速度・記憶容量)の向上に伴い,ワープロ固有の機能も生み出されてきた。 日本(あるいは英語圏以外の言語)固有の事情として,漢字入力の手段も充実してきた。 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
レイアウト機能 ワープロが自動的に行なってくれるものと,そうでないものとの区別をつけ,使い分ける。 行末での折り返し 情報コミュニケーション入門b 2011.05.06 レイアウト機能 ワープロが自動的に行なってくれるものと,そうでないものとの区別をつけ,使い分ける。 行末での折り返し 行数を超過した部分の次頁への送り込み 行頭・行末の位置(行の幅) 文字間・行間の調整 揃え位置(左揃え,右揃え,中揃え(センタリング)) 段組・印字方向(横書き・縦書き) 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b 坂口利裕
文書としての体裁づくり 用紙・印刷幅の調整 ヘッダー・フッターの活用 脚注の利用(多用は禁物) [ページ設定]による調整 [段落]を意識したレイアウト調整 ヘッダー・フッターの活用 日付・ページ番号・タイトル・章見出しなどの自動印刷 脚注の利用(多用は禁物) 本文の流れを損ねずに補足 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
ページ設定 文書全体やページごとに印刷の向きなどを設定 プリンタや用紙の大きさに依存するので,大きな項目から決めていく 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
文字の書式 入力後の文字を変えるには,対象となる文字をあらかじめドラッグ操作などで指定 強調したい文字(タイトル)などに対して用いる 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
段落の書式 [Enter]キーで区切られた文・図・表の要素ごとに設定 右寄せ・センタリング・均等割や改行の高さなど部分的な調整を行う 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
ルーラーによる左右端の調整 各段落の第1行の左位置 2行目以降の左位置 ルーラー(白の部分は紙幅) 右端(行末)の位置 数値的には「段落」の「インデント」で調整可能 右端(行末)の位置 それぞれドラッグ操作で位置を変更できる 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
編集機能の活用 アンドゥー機能 直し損ねた場合に活用 クイックアクセスツールバー→[元に戻す]/Ctrl+Z 単語,文,段落の一括削除 [Back space][Delete]を単独で使うよりも効果的に削除を行う 対象となる範囲(オブジェクト)をドラッグ操作で選択 [Delete]キーを押下 (新しい文字を入力してもよい-この場合には,新しい文字と置き換わる) 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
一括削除の手順 ドラッグ操作で選択 この状態で[Delete] 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
複写と移動 複写機能 一度入力した文を再利用する オブジェクトをクリックやドラッグで選択 右クリック→[コピー]/Ctrl+C 複写したい位置へ左クリックか矢印キーで移動 右クリック→[貼り付け]/Ctrl+V 【ポイント】一度コピーしたものは次にコピーするまで有効→場所を変えて「貼り付け」が可能。「コピー」の代わりに「切り取り」を使うと(結果的に)移動できる。 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
検索と置換 検索/Ctrl+F 置換/Ctrl+H 使用時の注意点 特定の文字を見つける 誤字や修正対象となる固有名などの検索 検索した文字を別の文字に置き換える 使用時の注意点 単語が分かち書きされていると機能しない 文や単語の途中に余分なスペースや改行(改段落)を入れない 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
表記の工夫 ルビ(ふりがな) 脚注 ふりがなをつけたい単語をドラッグ [ルビ] ふりがなを設定 [OK]をクリック 脚注を入れたい場所に移動 [脚注の挿入] オプションを選択し[挿入]をクリック 脚注文を入力 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
アプリケーション用 データの保存方法 アプリケーションの「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を使用する クリックして,ドライブやフォルダを選択 アプリケーションの「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を使用する 既存のデータの更新の場合は「(上書き)保存」でよい 保存場所は必ず確認する 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
データの保管(1) ドライブ フロッピーやMOディスクのような記録媒体を区分するために,英字1字(とコロン「:」)で表現された「ドライブ」名を用いる 実習室のパソコンでの構成 c: ハードディスク z: ネットワークドライブ (「マイドキュメント」の実体) 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
データの保管(2) フォルダ(ディレクトリ) それぞれのドライブには,ルート(root=根)ディレクトリと呼ばれる場所があり,¥(または/)で表現する データはグループ化して保管できる グループ化されたものには名前が付けられる。グループ化されたものはフォルダあるいはサブディレクトリと呼ばれる 例) C:\Temp cドライブのTempフォルダ 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
データの保管(3) ファイル 名前は,原則としてアルファベット(A-Z)と数字(0-9)で表記する(漢字はできるだけ避ける) 各記録媒体に格納される際の最終単位。ファイル名の最後は,ファイルの内容(ワープロのデータなど)を示すタイプ名(または拡張子)が付されている 例) Z:\nyumon\doc1.doc zドライブのnyumonフォルダにあるdoc1 という名の.docタイプ(MS-Wordデータ) のファイル 名前は,原則としてアルファベット(A-Z)と数字(0-9)で表記する(漢字はできるだけ避ける) 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b
[実習]練習2(別紙資料参照) ホームページ上に準備されている文書をダウンロード(手元のパソコンにコピー)する 情報コミュニケーション入門b 2011.05.06 [実習]練習2(別紙資料参照) ホームページ上に準備されている文書をダウンロード(手元のパソコンにコピー)する 文章は(段落に区切っただけの)べた書き状態なので, ページ設定 段落書式 文字書式 などを効果的に使い,A4判用紙1頁に収まるようにレイアウトを変更する ヘッダーに氏名・学番を設定して印刷する 時間内に仕上がらなかった者は,次回(2011.05.11)までに提出 2011.05.06 情報コミュニケーション入門b 坂口利裕