OTC販売における薬剤師会の取組み 薬局機能委員会 副委員長 岩元暢秀
(保険)薬局でOTCを積極的に販売しない理由 薬事法が改正され、どのように対応したらよいか良くわからない。 第1類は情報提供などの面で面倒なので取扱いたくない。 OTCを販売したくてもどこから仕入れてよいかわからない。 OTCは種類が多く、どのような品揃えをしたらよいかわからない。 OTCを置くスペースがない。 販売方法がわからない。 OTCを置いても全然売れない。 ドラッグストアとかスーパーに価格で負けてしまう。 利益率が悪い。 OTCに取り組む時間的余裕がない。
OTC販売における薬剤師会の取組み内容 一般用医薬品の販売に係る法令 への取り組み 薬局によるOTC販売促進
OTC販売における薬剤師会の取組み内容 一般用医薬品の販売に係る法令 への取り組み 薬局によるOTC販売促進
一般用医薬品の販売に係る法令への取り組み 県薬HP<会員向けコンテンツ
一般用医薬品の販売に係る法令への取り組み 指針・業務手順書作成のためのツール 各種掲示物、名札、 区分陳列用シール・ステッカーなど の雛形の提供
指針・業務手順書のモデル
一般用医薬品区分陳列用ステッカー
掲示物
OTC販売における薬剤師会の取組み内容 一般用医薬品の販売に係る法令 への取り組み 薬局によるOTC販売促進
一般用医薬品取扱い卸の紹介 2. 薬局によるOTC販売促進への取り組み OTC販売したくても、どこから仕入れてよいかわからない。 <配布資料>
救急箱に必要な商品リストの提案 (9月9日は救急の日) 2. 薬局によるOTC販売促進への取り組み 種類がたくさんありすぎて、どのような品揃えをしたらよいかわからない。 KSエッセンシャルOTCの推奨 救急箱に必要な商品リストの提案 (9月9日は救急の日)
研修会の開催 (平成22年度2回、平成23年度1回開催) 2. 薬局によるOTC販売促進への取り組み どのように販売すればよいかわからない。 研修会の開催 (平成22年度2回、平成23年度1回開催)
OTC販売を置いていても、全然売れない。 第1類医薬品取扱いの推奨 のぼり旗の提供
消費者から 第1類医薬品についてはどこで購入できるの? 第1類医薬品を購入したいのに、 ドラッグストアにも薬局にもどこにも売っていない。 というクレームがあります。 薬剤師しか情報提供することができない 第1類医薬品は、ドラッグストアやスーパー・コンビニとの差別化ができる商品です。 薬局で第1類医薬品を取り揃えましょう。
一般用医薬品を取り扱っていることをアピールするのぼり旗。 薬剤師・薬局でしか取り扱えない 第1類医薬品・薬局製剤をアピールし、 (薬剤師不在の)ドラッグストアやスーパー・コンビニとの差別化を図る。
第1類医薬品取扱いの推奨 販売者責任シールの推奨 2. 薬局によるOTC販売促進への取り組み ドラッグストアとかスーパーに価格で負けてしまう。 第1類医薬品取扱いの推奨 販売者責任シールの推奨
【法的要件】 + 【プロフェッショナルな要件】 販売者責任シールの使用法 販売者責任シールの貼付 あるいは書面の添付 【法的要件】 + 【プロフェッショナルな要件】 を果たすこと(果たしたこと)を 消費者に証明する。 連絡先を明記する。 【販売日】H21.○.○ 【薬局名】○○○○ 【薬剤師】日薬 太郎 【連絡先】xx‐xxxx 21 21
販売者責任シール ※県薬会員向けホームページよりダウンロード可能。 サイズを調整しラベル用紙等への印刷も可能。 薬剤師用 登録販売者用
ラベル作成ソフトを使用し作成すると・・・ レーザープリンタラベル: A-ONE(エーワン㈱)の「65面バーコード・表示用」 【品番31137】 ラベル対応ソフト:「ラベルマイティ」にて作成
販売者責任 各薬局で一般用医薬品を販売する際、 「トリアージ」および「販売者責任シールの貼付」を確実に実施していくことで、 各薬局で一般用医薬品を販売する際、 「トリアージ」および「販売者責任シールの貼付」を確実に実施していくことで、 コンビニ、スーパー等で購入するより、 薬のプロである薬剤師がいる薬局から購入した方が、より安全で信頼できることを消費者に解ってもらう!
2. 薬局によるOTC販売促進への取り組み ドラッグストアとかスーパーに価格で負けてしまう。 利益率が悪い。 薬局製剤の推奨
薬局製剤の特徴 薬局製剤は、その薬局のオリジナルな医薬品が製造販売できる。ドラッグストアやスーパー・コンビニでは販売できないため差別化できる。 小売ではなく、製造販売であるため利益率が高い。 包装単位、パッケージデザイン、価格など自由に設定できる。
薬局製剤の推奨 薬局製剤研修会の開催(年1回) 原材料などの供給(薬剤師会薬局)
OTC販売に取り組む意義
OTCを在庫していない(保険)薬局 消費者 OTCを購入したい。 (保険)薬局へ 保険調剤薬局だから、OTCは置いていませんと断られた。 (保険)薬局にはOTCは売っていないと認識される。 じゃあ、ドラッグストア、スーパー・コンビニに買いに行こう。 せっかくの顧客もお断りしてしまって ますますOTCが売れない。 保険調剤しかできない薬局だとレッテルを貼られる。
一般消費者の意識 ・ここでは、普通に買える薬はありますか? ・病院にいかないとお薬を買えないのですか? このように聞かれたことありませんか? 保険薬局= 処方せんをもっていかないと薬を購入できないところ?
OTC・第1類医薬品・薬局製剤の取扱いがある(保険)薬局 消費者 OTCを購入したい。 (保険)薬局へ きちんとした対応をしてもらい、 必要な医薬品の購入もできた。 専門的な知識に基づく商品選択。 健康相談、受診勧奨。 やっぱりお薬のことは薬局で相談しよう。 本当のかかりつけ薬局へ 健康相談に訪れ、OTC等が売れるようになる。 さまざまな医療機関の処方せんも持ってこられるようになる。
最後に・・薬局の三つの業務 調剤 製造 薬局の 主要3大機能 販売
現在のバランスは・・ 調剤 薬局の 主要3大機能 販売 製造
保険調剤・一般用医薬品等販売・薬局製剤製造の3つの業務すべてを行えるのが薬局・薬剤師の魅力であり、本来の姿 薬局の 主要3大機能 販売