Education Techniques for Lifelong Learning: Making a PowerPoint Presentation 生涯を通じて行う学習のための教育手法: PowerPointプレゼンテーションの作成 著者:Jannette Collins 出版:RadioGraphics.

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Education Techniques for Lifelong Learning: Making a PowerPoint Presentation 生涯を通じて行う学習のための教育手法: PowerPointプレゼンテーションの作成 著者:Jannette Collins 出版:RadioGraphics 2004; vol.24, pp1177-1183 B4 渡邉雄大

はじめに パワーポイントはスライド作成するためのフォント、色、 アニメーション、音、グラフィックスなど多くのオプションを提供 パワーポイントはスライド作成するためのフォント、色、 アニメーション、音、グラフィックスなど多くのオプションを提供 適切に扱えなければ、プレゼンテーションの品質を 大きく低下させる可能性 プレゼンテーションの変化 PowerPointを使用して電子プレゼンテーションを行うための 効果的なテキストと画像スライドを作成する方法のヒントを記述する 今までのルール 従来のプレゼンテーション  スライドプロジェクター 新しいルール 新しいプレゼンテーション  電子プレゼンテーション

目次 テキストスライド フォントタイプ フォントサイズ 六のルール レターケース 色 ビルドとトランジション 表とグラフ 画像スライド まとめ 感想

テキストスライド 一般的にプレゼンテーションの質を下げるスライド[1] 大量の行・文字数を記述 下線などによる強調の誤り 文字の間違い アニメーションの乱用 情報過多の表・図の掲載 見づらい配色

テキストスライド 一般的にプレゼンテーションの質を下げるスライド[1] 大量の行・文字数を記述 下線などによる強調の誤り 文字の間違い アニメーションの乱用 情報過多の表・図の掲載 見づらい配色 テキストスライドのクオリティが低い (全国放射線会議より)[1] コメント 37/862 (4.3%) 発表者 26/81 (32%)

テキストスライドを効果的に作れない発表者は多く存在 一般的にプレゼンテーションの質を下げるスライド[1] 大量の行・文字数を記述 下線などによる強調の誤り 文字の間違い アニメーションの乱用 情報過多の表・図の掲載 見づらい配色 テキストスライドのクオリティが低い (全国放射線会議より)[1] コメント 37/862 (4.3%) 発表者 26/81 (32%) テキストスライドを効果的に作れない発表者は多く存在

テキストスライド 効果的なテキストスライド 明確で読みやすい 完全な文や句読点を使用しない 要点やキーワードを明確にする 一般的でない略語は避ける 水平なレイアウトで作成する プロジェクターの投影により上下が見切れる可能性 複雑なデザインのテンプレートを使用しない テキストの注目度が低下 スペルミスをなくす 伝わらないだけでなく聴衆者に悪い印象を与える 適度なテンプレートを使用 罫線やデザインにより注目を 集めたりする効果 スペルチェック機能を使用

フォントタイプ フォントスタイルの種類 セリフ サンセリフ 文字の跳ねた部分が存在 文字の太さが均一ではない 伝統的な文章(論文などに用いられる) サンセリフ 文字の太さが均一

フォントタイプ プレゼンテーションには基本的にサンセリフを用いる フォントスタイルの種類 セリフ サンセリフ 文字の跳ねた部分が存在 文字の太さが均一ではない 伝統的な文章(論文などに用いられる) サンセリフ 文字の太さが均一 プレゼンテーションには基本的にサンセリフを用いる

フォントサイズ 1ポイント=1/72インチ 8ポイントから72ポイントが選択可能 部屋の大きさに基づき適切なフォントサイズを推奨[2] 筆者は部屋の大きさに関係なく 見出し50ポイント、メインテキスト40ポイントで作成

筆者さんのフォントサイズ 1ポイント=1/72インチ 8ポイントから72ポイントが選択可能 部屋の大きさに基づき適切なフォント サイズを推奨[2] 筆者は部屋の大きさに関係なく 見出し50ポイント、 メインテキスト40ポイントで作成

六のルール 文の量についてのルール テキストの目的 スライドあたり6行 1行あたり6単語 多量のテキストによるリスク 強調したい部分を明確にする⇒アイディアやコンセプトを制限する必要 1語だけ、あるいは空白のスライドが有効な場合が存在する 多量のテキストによるリスク  ・集中力が削がれ聴衆者が無関心になる  ・話を聞かずスライドを読むことに集中する  なぜ?

レターケース レターケースとは 人間による文字の判別 大文字か、小文字か、もしくはそれらの組み合わせ 目は文字の上半分の形状より種類を判別 小文字は形状が特徴的 大文字は形状が直線的 認識が困難 レターケース LETTER CASE letter case Letter Case

レターケース 主に小文字を用いることが効果的 レターケースとは 人間による文字の判別 大文字か、小文字か、もしくはそれらの組み合わせ 目は文字の上半分の形状より種類を判別 小文字は形状が特徴的 大文字は形状が直線的 認識が困難 レターケース LETTER CASE letter case Letter Case 主に小文字を用いることが効果的

色 プレゼンテーション全体の配色は最初に計画するべき 色を選択するためのガイドライン 表3:色を選択するためのガイドライン ・一つのスライドの色は最大4つ ・同質の色の選択 ・聴衆者が意味を取れる色を選択(例:赤に白は止まれ) ・色の文化的意味を考慮 ⇒表4 ・テキストの色を調整し、背景の色と区別  (例:暗い背景には白や淡い色のテキスト、明るい背景には黒または暗い色のテキスト) ・色が明から暗に変化するならば暗部分にある内容ほど強調 ・色の心理的影響を考慮   明るい色は活発さを表す 淡い色はより繊細さを表す  青色や緑色は寒色 赤色や橙色は暖色 白は黒より明るく感じる ・赤と緑は同時に使うのは避ける  色覚異常のある人が識別できない  一般的にも見分けが困難

ビルドとトランジション(アニメーション) スライドの中に配置されたオブジェクトを動かす 各ポイントを明確にするために用いる トランジション スライド間のアニメーション プレゼンテーションへの関心を維持し、重要なスライドの明確化 ビルド トランジション

ビルドとトランジション(アニメーション) スライドの中に配置されたオブジェクトを動かす 各ポイントを明確にするために用いる トランジション スライド間のアニメーション プレゼンテーションへの関心を維持し、重要なスライドの明確化 極端に用いると逆効果  18%のプレゼンテーションが重要な内容から聴衆者の視線が  逸れ、有効なプレゼンが行えていなかった [7]

ビルドとトランジション(アニメーション) スライドの中に配置されたオブジェクトを動かす 各ポイントを明確にするために用いる トランジション スライド間のアニメーション プレゼンテーションへの関心を維持し、重要なスライドの明確化 極端に用いると逆効果  18%のプレゼンテーションが重要な内容から聴衆者の視線が  逸れ、有効なプレゼンが行えていなかった [7] 重要なポイントのみで使用

音 音声から重要な内容を補強 インターネットからパワーポイントを介してインポートし プレゼンテーションに組み込むことが可能 インターネットからパワーポイントを介してインポートし プレゼンテーションに組み込むことが可能 内容に関連していて、伝達を補強できる場合のみ使用 (例:「心臓疾患のプレゼンテーション」 正常と異常心音を組み込む)

表とグラフ 適切なデータ量 ・2列ならば4行以下 ・3列ならば3行以下 表 グラフ データの比較をする場合に特に効果的  ・2列ならば4行以下  ・3列ならば3行以下 表 データの比較をする場合に特に効果的 比率を用いる場合、比較の被験者の合計数を表示 多くのデータが表として示されているならば不必要なデータが含まれている可能性が多い グラフ 棒グラフ: 2つ以上の項目でデータの大小や時間による変化を表すのに適切 最大8本、理想的には6本以下のグラフで表示 グラフは論理的な順序で配置 折れ線グラフ:連続しているデータの同士の関係を示すのに適切 異なる種類の点でデータをプロットする必要がある (例:黒点と白点) 円グラフ:全体に含まれる各項目の比率を表すのに適切 比率に用いる場合、全体の値をスライドに記載する プレゼンテーションのペースを示すのに利用可能 スライド数/360で円グラフを作成し、全スライドに掲載する

画像スライド A picture is worth a thousand words:百聞は一見にしかず 画像は重要なポイントの例を示すことが目的 必要な情報のみをトリミングにより保持 矢印やテキストで装飾することでより効果的 クリップアート(PowerPoint2013ではオンライン画像)と呼ばれる グラフィック画像のライブラリが存在 重要なポイントの補強とスライドに興味増大が目的 インターネットより入手可能 コントラストの調整が必要 例:印刷物をデジタル化した画像

画像スライド A picture is worth a thousand words:百聞は一見にしかず 画像は重要なポイントの例を示すことが目的 必要な情報のみをトリミングにより保持 矢印やテキストで装飾することでより効果的 クリップアート(PowerPoint2013ではオンライン画像)と呼ばれる グラフィック画像のライブラリが存在 重要なポイントの補強とスライドに興味増大が目的 インターネットより入手可能 コントラストの調整が必要 例:印刷物をデジタル化した画像 装飾用の画像、内容に余分な画像、画質の悪い画像は プレゼンテーションの質を下げる可能性が高い

画像スライド A picture is worth a thousand words:百聞は一見にしかず 画像は重要なポイントの例を示すことが目的 必要な情報のみをトリミングにより保持 矢印やテキストで装飾することでより効果的 クリップアート(PowerPoint2013ではオンライン画像)と呼ばれる グラフィック画像のライブラリが存在 重要なポイントの補強とスライドに興味増大が目的 インターネットより入手可能 コントラストの調整が必要 例:印刷物をデジタル化した画像 装飾用の画像、内容に余分な画像、画質の悪い画像は プレゼンテーションの質を下げる可能性が高い

まとめ 各コンテンツは不適切に使用した場合、PowerPointのスライドは プレゼンテーションの品質を低下させる可能性がある

おわりに 感想 情報量の適切さについて多く語っていたが、内容によっては図と表を同じ スライドに掲載するべき時などがあると考えられる、そういった場合などの 効果的な掲載についてのルール、手法などあるべきだと思う 自身の研究に対して タイトルよりプレゼンテーションの作成についての教育手法かと思い選んだ やや内容が予想と異なったがスライドの基礎的なことを詳しく述べられていた ためで背景に持ってきやすそう 「プレゼンテーションスライドに情報を与えすぎるのは効果的ではない.[ ]」など で、「限られた掲載量の中で論理的なスライドを作成するためには情報の整理 が重要である」・・・のように用いることができそう