PASSPORT 「NPOマネジメントのパッケージ開発」 小山 健太(総合4年) 佐藤 建仁(総合4年) 高島 祐美子(総合4年)

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PASSPORT 「NPOマネジメントのパッケージ開発」 小山 健太(総合4年) 佐藤 建仁(総合4年) 高島 祐美子(総合4年) 小山 健太(総合4年) 佐藤 建仁(総合4年) 高島 祐美子(総合4年) 橋場 加奈(環境3年) 田中 清隆(総合2年) IKUYOUGO

1.問題意識 2.コンセプト 3.パッケージの全体像 4.パッケージの内容(1) 5.パッケージの内容(2) 6.今後への展望 プレゼンテーションの流れ 1.問題意識 2.コンセプト 3.パッケージの全体像 4.パッケージの内容(1) 5.パッケージの内容(2) 6.今後への展望

1.問題意識 非営利組織のニーズが社会的に高まっている 非営利組織にはマネジメントが重要 現状は、多くの団体のマネジメントは貧弱 非営利組織のマネジメントについての  体系的な概念が共有されていない

2.コンセプト パッケージ「PASSPORT」開発コンセプト わかりやすさ 概念の共有 体系化 飛行機モデル 身近な事例を用いる 図式化

3.パッケージの全体像

能力 信念 機会 NPO・使命達成への飛行経路 Mission すべてのPointを通過し、組織の使命を達成せよ! と飛行の対応関係> 常に使命を意識せよ 【Point 3】<プロペラと翼> 機会・能力・信念の三要素 予定航路 信念 能力 機会 【Point 4】<風> ニーズという風(社会環境)の変化に常に気を配り、事業機会を伺え 【Point 8】<針路変更> 自己評価とその活動への反映 実際の飛行路 【Point 6】<乗客> NPOの受益者ニーズの充足・受益者からスタッフへの転換 出発地点 【Point 7】 <燃料> 多様な資金源の確保 中継地 目標達成 行動 【目的地】 【飛行】 計画 評価 【Point 1】 <NPOマネジメントサイクル  と飛行の対応関係> 【出発地点】 【中継地点】

4.パッケージの内容(1) 5.パッケージの内容(2) 風=社会変化、環境変化 事例:ドリームハイツ(横浜市戸塚区) 乗組員=非営利組織を支える人たち 事例:フィリピン薬品支援ボランティア     阪神大震災での「市民の会」     日本移植支援協会

機会 能力 信念 4.パッケージの内容(1) 風向きの変化 = 社会環境の変化 (少子高齢化などの人口構造の変化・思考様式の変化など) 当初の 目的地 機会 IKUYOU 信念 能力 自らの能力では乗り切ることが出来ない風(ニーズ)や、信念とはことなる風に安易に乗らないよう、十分に見極めることが必要 風向きの変化を捉え、外部の環境変化を自らの機会(チャンス)に変換しつつ、機体の能力・信念にあった飛行をすることで使命に向う

●○「風」の事例 社会変化・環境変化を読み取って、次の新しい活動を広げていく (横浜市戸塚区の郊外住宅地・ドリームハイツ) 4.パッケージの内容(1)               ●○「風」の事例 社会変化・環境変化を読み取って、次の新しい活動を広げていく (横浜市戸塚区の郊外住宅地・ドリームハイツ) これからは高齢化が地域の問題に! 自主保育施設 高齢者サロン 地域の問題を考える会 一度に大量入居したと という特異性を考えると これからは 高齢者が一気に増える? 団地住民で自主保育施設 を立ち上げて、活動 世間が高齢化に 注目する前から、 新規の活動団体を発足

5.パッケージの内容(2) 乗組員=非営利組織を支える人たち

『自由な行動や決断を認めると、彼らは彼らの 中での<ニーズを満たす=使命達成>の ベストバランスを自発的に見出すことが 可能なのです。』 5.パッケージの内容(2) 乗組員=非営利組織を支える人たち 事例:フィリピン薬品支援 『情報の開示が、自分達の個々のニーズと 使命達成への取り組みの 合致を気付かせるきっかけとなる』 事例:阪神大震災での「市民の会」 『自由な行動や決断を認めると、彼らは彼らの 中での<ニーズを満たす=使命達成>の ベストバランスを自発的に見出すことが 可能なのです。』 スタッフ

事例:日本移植支援協会 ・研修派遣制度 ・人材育成事業 5.パッケージの内容(2) 乗組員=非営利組織を支える人たち 『必要だが足りない能力は、組織の中で獲得するチャンスを保障します。』

今回のパッケージでは、 成功している要因が見えてこない 6.今後への展望 今回のパッケージでは、 成功している要因が見えてこない SFC教育奨励基金「学習・奨励金」取得プロジェクト  「ネットワーク・コミュニティによる非営利組織マネジメントの知の共有化の研究」 フィールドワーク パッケージを改良 コミュニティ構築の研究を進める 来学期 WEBでの情報共有