北部会場(鳥栖市JAグリーンセンター) 慶祝 第44回九州ブロック家畜保健衛生業績発表会

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運動の重点推進事項(期間:10年間) (1)普及啓発 (2)資源循環システムづくり (3)土壌診断の実施 (4)環境にやさしい農業技術の実証・普及 (5)「有機の郷づくり地域」の拡大 1.
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(社)日本画像医療システム工業会 会長 桂田 昌生
⑤ 食品衛生法施行条例 の一部改正について.
鹿児島大学教授(獣医公衆衛生学) 岡本 嘉六
安全管理体制と リスクマネジメント.
リスク解析(Risk Analysis) リスク解析(Risk Analysis)とは、組織、体制あるいは集団が危害(hazard)に曝された時にその状況を制御する手順。リスク解析は、リスク査定(risk assessment)、リスク管理(Risk management)およびリスクの情報交換(risk.
資料8-1 第11次大阪府鳥獣保護管理事業計画の概要
「地域自殺対策緊急強化基金(仮称)」の概要
慶祝 興南会15周年 畜産・園芸に関するシンポジウム 国立大学が置かれている現状 国際競争力 ・法人化=大学の構造改革 ・予算の重点配分
-新たな飼養衛生管理基準の遵守のお願い-
平成25年6月7日(金) 医療保健政策区市町村包括補助事業 台東区 口腔ケア連携推進事業 台東区健康部健康課.
雪印の食中毒 2005.5.5.
広島県西部地域保健対策協議会 ●設置目的   広島西二次保健医療圏(大竹市・廿日市市)における住民の健康の保持・増進と福祉の向上に寄与するため,保健・医療・福祉に関する事項について調査・協議し,必要な事業を実施する。 ●設立年月日 平成 9 年11月27日 ●構成団体(大竹市・廿日市市域の22機関・団体)
障害のある人の相談に関する調整委員会の設置
現場の課題把握、連携方策・啓発方法等の検討
保健学習の進め方・指導案の書き方 さいたま市立三橋小学校   豊島  登.
4 第3次障害者基本計画の特徴 障害者基本計画 経緯等 概要(特徴) 障害者基本法に基づき政府が策定する障害者施策に関する基本計画
趣旨  平成22年4月1日厚生労働省(医政発0401第17号) 各都道府県知事にあて発令された文章を受けて 県内各施設における医療的ケアを実践的に 指導できる看護職員を養成することを目的
食品の安全性確保に関するシステム構築 改革なくして成長なし 「安全性」を巡る情況の変化 慶 第38回定期総会 祝 鹿児島県獣医師会
資料3 地独法人 大阪健康安全基盤研究所 (平成26年4月設立予定) ➣公衆衛生領域における公的な科学的・技術的中核機関(地衛研)
顧客 「ISO9001」と「ISO22000」の違い ISO22000 ISO9001 リスクをなくす 顧客満足 食の安全性 品質の差別化
消費者は食品の安全性についてどのように感じているのか?
「食品安全基本法」、「食品安全委員会」の問題点 食品衛生法に「ハイリスク集団の規定」を設ける必要性 第三者認証による安全性保証システムの構築
6次産業化の取り組みに必要な資金について、
奈良県スポーツアカデミーの検討経緯 資料2-1 1 平成26年度の取組 3 平成28年度の取組 2 平成27年度の取組
 平成23年度 建設部会 活動報告 平成23年12月14日 公益社団法人 日本技術士会 建設部会.
地方公務員災害補償基金 富山県支部 平成22年7月23日
農家等への「家畜衛生情報」の発信、広報誌「通信衛星」の発行
「沖縄におけるスポーツサイエンスの拠点化に向けた
付属書Ⅰ.5 ハザード分析と 重要管理点 (HACCP).
慶祝 第44回九州ブロック家畜保健衛生業績発表会 北部会場(鳥栖市JAグリーンセンター)
第1章 日本の統計制度 ー 経済統計 ー.
【「患者のための薬局ビジョン」における薬剤師・薬局の機能概要】
競争的研究資金等支援制度説明会・個別相談会 in 福岡
競争的研究資金等計画作成支援説明会・個別相談会
第38回 日本食品微生物学会 学術セミナー(富山)
平成19年度青年部会「第2回~第4回研修会」(人材育成研修会)実施計画書
安全管理体制とリスクマネジメント.
? 中小企業向け環境経営体制構築支援事業(エコクリップ)
食の安全・安心セミナー 平成29年2月22日(水) 13:00~16:00 日時 鳥取県西部総合事務所 講堂 場所 (米子市糀町1-160)
競争的研究資金等支援制度説明会・個別相談会 in 宮崎
農林水産省  府省等就職希望 障害者向け業務説明会.
HACCP 2005/4/4.
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
重症心身障害児者等 コーディネーター育成研修 2 計画作成③ 重症心身障害児者等の ニーズ把握事例 ~久留米市のコーディネートの現状~
米国農務省のHACCP規則(1996年)が赤身肉施設と食鳥肉施設に及ぼした経済的影響の多段階評価
~ 獣医師の皆さん、抗菌剤の慎重使用等対策を進め、
~求められる新しい経営観~ 経済学部 渡辺史門
エコアクション21で企業価値を高めることができます
大阪府域における太陽光発電施設の地域との共生を推進する体制<大阪モデル>(案)
SCS研修「高等教育における障害者支援(2)」 国際的な障害者の権利保障と教育
資料10-1 エコアクション21  事業概要.
平成16年度大学情報化職員基礎講習会 「これからの教育・研究支援と その体制」
総務省の各部局について説明します 行政 管理局 行政 評価局 統計局 自治 行政局 自治 財政局 自治 税務局 消防庁
資料3 誰もが親しめる 市民スポーツの充実 佐賀市教育委員会 スポーツ振興課.
「泌乳持続性の活用による新しい酪農生産」 ~病気予防や繁殖性を改善する牛群改良と飼養技術をめざして~
~ 生産者の皆さん、抗菌剤の慎重使用等対策を進め、
●●市における教育ICT環境整備方針 (概要)
認定支援機関による経営改善計画策定支援 国 基金管理団体 (別紙2) 事業の内容 事業イメージ
自殺対策基本法(振り返り) 資料4 基本理念(第2条)
JACICにおけるCALS/ECの推進及びICT導入に係る取り組みについて
(別紙1) 提案書雛型 令和元年度 沖縄型テレワーク実装推進調査 ー提案書ー                        (日付)                        (企業名)                        (連絡先等)
内部統制とは何か.
環境学 第9回目 (H ) 環境法と循環型社会 p.68~
健康サポート薬局に求められる機能 健康サポート薬局について かかりつけ薬局の基本的機能 健康サポート機能 【背景・課題】
長野大学における科研費等の運営・管理について
○ 大阪府におけるHACCP普及について S 大阪版 評価制度を設ける 大阪府の現状 大阪府の今後の方向性 《従来型基準》
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
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北部会場(鳥栖市JAグリーンセンター) 慶祝 第44回九州ブロック家畜保健衛生業績発表会 農場段階におけるQAP(品質保証計画) 鹿児島大学 岡本嘉六 2003年2月14日 畜産物安全性確保のためのセミナー 1.特別講演:安全な畜産物を生産・供給する新しい時代   鹿児島大学農学部 教授 岡本 嘉六 先生・・・・・・・・・・・・・・・・・90分 2.農林水産省がすすめる家畜生産段階のHACCPとは   東京食糧安全研究所(主宰)  獣医学博士 茶薗 明 先生・・・55分 3.HACCP定着のための効果的な作業手順     ㈱アトルHACCP推進室       川原 俊介 氏・・・・・・・・・・・・45分 4.質疑応答・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30分 北部会場(鳥栖市JAグリーンセンター) 平成15年2月5日13時~17時 南部会場 (鹿児島空港ホテル) 平成15年2月6日13時~17時 慶祝  第44回九州ブロック家畜保健衛生業績発表会 目的: 畜産の現況に即した家畜衛生事業の改善向上に資する

日本における生産段階での衛生管理の枠組み 家畜衛生の目的  家畜の疾病予防と健康増進を通して、畜産経営の高度化に寄与し、安全性の高い畜産物を供給することを目的とする。 家畜衛生の役割 1.疾病要因の制御 2.患畜の診断に基づく治療および防除 3.畜産物の安全性の確保 4.畜産公害の防止 5.動物福祉に貢献 家畜保健衛生所の役割も、時代のニーズに合わせて変わる。そのための法整備を求めることが必要とされている。行政は法に基づいて執行する訳で、時代に即した立法を国会に要求することも、行政庁の重要な責務である。 3.畜産物の安全性の確保 4.畜産公害の防止 5.動物福祉に貢献 家畜伝染病予防法 第1章 総則:家畜の伝染性疾病の発生予防・まん延防止により、畜産の振興を図ることを目的とする。 第2章 家畜の伝染性疾病の発生の予防 第3章 家畜伝染病のまん延の防止 第4章 輸出入検疫 第5章 雑則 第6章 罰則 リスクアナリシスの考え方と法・機構 日本における生産段階での衛生管理の枠組み

生産効率を高める 安全性を向上させる 作成に至る背景 1996 境市学校給食事故(O157) 1998 卵の賞味期限表示(SE) 香港新型インフルエンザ 1999 テレビ朝日ダイオキシン報道 2000 雪印黄色ブドウ球菌事故 2001 テレ朝判決・控訴 BSE発生 HACCP: 安全性向上の新しい方法論であると同時に、衛生管理記録を残し第三者に確認してもらうことにより生産者を保護する。 日本鶏卵HACCP認定機構 1999年5月 畜産物生産衛生指導体制整備事業 1996-2001 HACCPに基づく衛生管理手法の導入 生産効率を高める 安全性を向上させる

㈲東京食糧安全研究所:HACCP作業部会 農林水産省 「家畜畜産物生産衛生指導体制整備事業」 専門委員会 専門委員 茶薗 明(東京食糧安全研究所主宰・鹿児島大学客員教授) 小久保彌太郎(日本食品衛生協会技術参与) 元井葭子 (独立行政法人家畜衛生研究所部長) 酒井健夫(日本大学生物自然学部獣医学科教授) 小川益雄(日本食品分析センター技術顧問) ㈲東京食糧安全研究所:HACCP作業部会 統 轄 茶薗 明(東京食糧安全研究所主宰) 委員長 佐藤懇一(東京食糧安全研究所) 委 員 平野誠一(共立製薬㈱) 委 員 渡辺邦雄(共立製薬㈱) 委 員 小野原節雄(㈱アトル) 委 員 川原俊介(㈱アトル) 委 員 桜木正美(㈱アトル) 委 員 杉浦嘉明(㈱鶏卵肉情報センター) 委 員 立石 亘(㈱鶏卵肉情報センター) 委 員 佐藤徳重(フードテクノエンジニアリング㈱) 委 員 大貫勝彦(㈱フロンティア インターナショナル) 委 員 井上敏雄(㈱ウエルオン) 指導者 山本茂貴(国立医薬品食品衛生研究所食品衛生管理部部長) 指導者 田中信正(新潟薬科大学教授・JHTC理事長) 指導者 岡本嘉六(鹿児島大学農学部教授) 指導者 小久保彌太郎(日本食品衛生協会技術参与) 指導者 伊藤 武(財)東京顕微鏡院(食と環境の科学センター所長) 日本鶏卵HACCP認定機構 1999年時点では生産者の理解が得られなかったが、今やこれしか道がないことが理解されつつある。 なぜ今認証機構が必要か

平成14年度 畜産振興主要事業一覧 家畜の生産段階における衛生管理ガイドライン 生産局 畜産部 衛生課 松岡 鎮雄 生産局 畜産部 衛生課 松岡 鎮雄 農林水産省から-畜産の情報(国内編)平成15年2月号- 生産現場のHACCPガイドラインの策定 ―経緯,現状,今後の対応について― 小野寺 聖(農林水産省生産局畜産部衛生課課長補佐) 日本獣医師会雑誌、平成15年2月号 平成14年度 畜産振興主要事業一覧 5.家畜衛生対策 事業名:畜産物生産衛生指導体制整備事業 実施主体:県 事業内容 :生産衛生管理ガイドラインのモデル実施等 備考:国庫 実施主体:県

本ガイドラインは、下記のステップを経て14年9月30日に策定された 第1段階:HACCPシステムによる衛生管理モデル導入に係る調査・検討 ・普及・啓発 第2段階:HACCPシステムによる衛生管理基準の作成 第3段階:衛生管理ガイドラインの検証・策定 図2 畜産物生産衛生指導体制整備事業 指導体制 松岡 鎮雄氏

C.生産段階におけるHACCPの考え方に基づいた衛生管理とは ○ 日常の飼養管理内容を点検 ○ 食中毒の原因菌などの危害因子の侵入を効率的かつ効果的に防止するために重点的に実施すべき作業とその実施内容を定めて衛生管理を実施 ○ 飼養管理が適切に実施されていることを,作業実施状況の記録,定期的な検査等により確認 ○ 自らの衛生管理水準の向上 小野寺 聖氏 図4 畜産物生産衛生管理体制整備事業 管理体制

生産衛生管理体制整備事業 2002-2004 農林水産省生産局長通達 14生第2738号: 平成14年9月30日 第三者による検証体制の構築

最も大切な点は、「誰が費用を負担するか」である。 行政が国民の税金を使ってやるのか= 「護送船団方式」 それとも 受益者が「安全性に対する対価」として負担するのか 今や、「自己責任の時代」に突入している!

コストを価格に上乗せし、生産者と消費者の 良好な関係を築くための、保証システム 衛生対策財源がない一律規制は生産者の破綻、 良好な関係を築くための、保証システム 官吏・税金増により消費者負担も重くなる

食中毒防止のための生産から消費までの衛生対策 家禽向上国家計画:NPIP

農畜水産物流通の国際化の進行と国際基準 (1999) ー グローバル・スタンダードとは ー 農畜水産物流通の国際化の進行と国際基準 (1999) ー グローバル・スタンダードとは ー  危険性の査定(アセスメント)は、各方面の専門家によって、実験や調査に基づく科学的根拠から当該物質によってヒトで起きる健康被害を予測し、100万人に1人程度の確率に抑え込むための管理措置と管理基準を策定する役割  危険性の管理(マネジメント)は、生産者が査定で提起された管理措置と管理基準が実施可能なものであるか否かを検討し、可能となれば実行し定期点検等の監視体制をとる役割  危険性の情報交換(コミュニケーション)は、査定と管理の連携が円滑にいくようにする企画・立案、組織化、進行の調整、成果の評価を行う危険性解析における第三者的存在であり、生産者と消費者の情報交換も担う役割

九州 九州農政局

九州農試 九州農政局

「九州は一つ」でやってみようではないか! 食品衛生問題の解決に獣医療が果たすべき役割 検査官としての役割にとどまらず、21世紀の食の問題について、包括的指針を提示すること 地方化の時代を切り開くために 全国一律ではなく、より高度なサービスを提供する 道産食品安全確保特別対策事業費(HACCP推進事業) 保健 福祉部   実施期間(始期)11 年~13 年(期限)   関係課・関係事業:水産林務部水産経営課、農政部酪農畜産課・流通対策課、経済部地域産業課、総合企画部経済企画室 環境生活部消費生活課   予算額(千円):平成11 年度 13 ,383 「北海道だからできる」と言い訳せず、 「九州は一つ」でやってみようではないか!

食品事業者を格付け評価 全国初、北海道が導入 「北海道食品安全協議会」 食品事業者を格付け評価 全国初、北海道が導入  北海道では、平成11年7月に「北海道食品安全協議会」を設置し、安全で健康的な食環境づくりのための諸施策、特にHACCPに基づく自主衛生管理の導入推進について検討を始め、平成14年3月に、協議会から「HACCP導入促進に関する試案」の中で、評価基準となる141のチェック項目からなる「評価調書」が示されました。  「評価調書」を策定するに当たっては、次の点が留意されました。 ① 事業者が自主的に取り組みやすいように、基本的なものからチェック項目を設 し 、徐々に高いレベルを目指すように、項目を設定する。 ② HACCPを導入するためには、その土台として、手洗いの徹底や調理機器の洗浄消毒など一般的衛生管理の取り組みが重要なため、一般的衛生管理事項に重点を置いた評価基準とする。 ③ ハード、ソフト両面で判断し、なるべく人的、資金的負担をかけない基準とする。 「北海道食品安全協議会」 段階 7以上:☆☆☆☆ 6 :☆☆☆ 5 :☆☆   4 :☆        3 :        1~2: 1未満: 評価 HACCPに基づいた高度な自主管理を実施しています。             HACCPに基づいた自主管理に積極的に取り組んでいます。 HACCPに基づいた自主管理に取り組んでいます。 自主管理ができておりHACCPに基づいた取り組みが可能です。 自主管理に積極的に取り組んでいます。 自主管理に取り組み始めました。 もう少し努力しましょう。

「製造・加工」段階での格付けを実施した北海道は、「生産」段階での第三者認証を構築することは容易であるが、九州は???

(From farm to table)」の意味すること 検証:「農場から食卓まで (From farm to table)」の意味すること 鹿児島大学農学部獣医学科獣医公衆衛生学研究室  岡本嘉六 1.日本の進むべき道: 何を、どう、変えなくてはならないのか? ・ 「食品安全基本法」、「食品安全委員会」は、「食品衛生法」の枠組みをどのように変えようとするのか? 2.米国の経験から何を学び、何を採り入れるべきか? ・ 米国におけるHACCPの効果は上がっているのか? ・ それと関連する「食品安全確保システム」を米国はどのように構築してきたか? 3.日本にHACCPシステムがなぜ必要か、それを採り入れるには、どのような工夫が必要なのか?

「農業と経済(昭和堂)」特集号(2002年12月号) リスクアナリシスと国民衛生 「農業と経済(昭和堂)」特集号(2002年12月号)  危険性の管理(マネジメント)は、査定で提起された管理措置と管理基準が行政のどの部門で実施可能かを検討し、農場から食卓までの各段階での安全確保施策を実行し、監視体制をとる役割  危険性の査定(アセスメント)は、各方面の専門家によって、実験や調査に基づく科学的根拠から当該物質によってヒトで起きる健康被害を予測し、100万人に1人程度の確率に抑え込むための管理措置と管理基準を策定する役割  危険性の情報交換(コミュニケーション)は、査定と管理の連携が円滑にいくようにする企画・立案、組織化、進行の調整、成果の評価を行う危険性解析における司令部であり、生産から消費までの情報交換も担う役割