ロータリー研修シリーズ 21世紀の 社会奉仕活動 製作  2680地区 PDG 田中 毅 . ロータリー研修シリーズ 21世紀の 社会奉仕活動 製作  2680地区 PDG 田中 毅 

Slides:



Advertisements
Similar presentations
2680 地区 PDG 田中 毅. 規定審議会は 2010 年 4 月 25 日- 30 日 シカゴにて開催.
Advertisements

ロータリー活動の根幹 職 業 奉 仕 Vocational Service 製作 RJW 委員長 PDG 田中 毅.
第 2690 地区ロータリー財団委員長 伊藤文利 日 時; 2014 年 12 月 14 日 場 所; 岡山コンベンションセンター 地区補助金管理セミナー 次期クラブロータリー財団委員長研修 会・
奉仕活動の実践を支える ロータリー財団 The Rotary Foundation 製作 RJW 委員長 PDG 田中 毅.
RI第2680地区(兵庫) PDG 石井良昌 (尼崎西)
ロータリーの基本 創立総会 基調講演 2013年3月31日 福山ロータリーEクラブ2710 日本ロータリーEクラブ2650
World Community Service
新会員研修セミナー 本日はご出席頂き 有難うございます RID2790 地区研修委員会 新会員研修セミナー.
国際ロータリー(RI)とロータリー財団(TRF)
年度 Inter city Meeting テーマ 【ロータリーをやさしく理解する】
ロータリー研修シリーズ ロータリーの目的 製作  2680地区 PDG 田中 毅 . ロータリー研修シリーズ ロータリーの目的 製作  2680地区 PDG 田中 毅 
International Service
2010年 国際協議会 (地区ガバナー・エレクト 研修セミナー)
RID2660 財団セミナー 財団プログラムと補助金 財団補助金小委員会        宮里 唯子.
会員増強と退会防止に繋がる広報 国際ロータリー第2650地区広報委員会 委員長  髙野 治 (奈良大宮ロータリークラブ)
グローバル補助金・・・地区財団委員会の責務
補助金小委員会 補助金・グローバル担当グループ グループリーダー 大野 康裕(大阪北RC)
教師教育を担うのは誰か? 日本教育学会第70回大会ラウンドテーブル 2011年8月24日 千葉大学 2108教室
国際ロータリー第2760地区 .
地区ロータリー財団セミナー.
財団の資金モデルと補助金モデル ロータリー財団部門 国際ロータリー 第2660地区 年度のための地区研修・協議会
ロータリアン行動グループ.
「新世代から再び青少年へ」 パスト・ガバナー 岩永 信昭.
国際ロータリー第2760地区 .
ロータリーのご紹介 ロータリーに関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。ロータリーの概要をご紹介します。
ロータリー地域社会共同隊(RCC).
国際ロータリー第2760地区 .
国際ロータリー第2760地区 .
2560地区協議会 クラブの 管理と運営 製作  2680地区 PDG 田中 毅 .
ポリオ寄付の新しい流れ 2009年1月21日の国際協議会で、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が世界ポリオ撲滅活動のために2億5,500万ドルの追加寄付をしたことを発表 これに応え、ロータリーも追加の1億ドルを独自に募金することを決定 2009年1月21日の国際協議会で、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が世界ポリオ撲滅活動のために2億5,500万ドルの追加寄付をしたことを発表しました。これに応え、ロータリーも追加の1億ドルを独自に募金することになりました。
年度 クラブ財団委員長会議 補助金担当グループ 四宮孝郎.
ロータリーにおける国際奉仕と、 ロータリー財団の取り組み
ロータリー100年を振り返り 明日を目指す 第2530地区大会 地区指導者育成セミナー 2580地区パストガバナー
ロータリアンの 行動規範 物質的相互扶助への回帰 シェルドンの奉仕理念との決別
[ロータリーの今日的課題 [RPIC ZONE1 鈴木秀憲] [RI第2530地区指導者研修セミナー] [平成29年10月14日]
ロータリー財団 RID2660 地区財団セミナー  Sep.2, 2017 地区財団委員会 宮里 唯子/茨木西RC.
源流セミナー in MIYAZAKI 職業奉仕 理論と実践の徹底的分析 2007 製作  2680地区 PDG 田中 毅 
ロータリー親睦活動.
2018/11/8 マッチング・グラント事例報告 2010年8月7日 京都ロータリークラブ.
グローバル補助金 財団FVPセミナー 財団FVP委員会 宮里 唯子 グローバル補助金
職業奉仕 国際ロータリー.
国際ロータリー第2760地区 .
国際ロータリー第2760地区 .
International Service
He profits most who serves best
ソーシャルワークの価値と倫理 ~国際ソーシャルワーカー連盟の議論を踏まえて~
社会奉仕.
国際ロータリー第2760地区 .
2012年度次期会長・主査研修会 事業主任・主査の連携
[ロータリーの基礎と世間への広 報] [第1ゾーンRPIC 鈴木秀憲] [平成29年7月17日]
ロータリー財団委員会 委員長 溝畑 正信 (東大阪東RC)
地区ロータリー財団セミナー.
9月の第1例会の定時総会に向けて CLPを導入した細則の検討.
ロータリー研修シリーズ 地区とクラブの 管理運営 製作  2680地区 PDG 田中 毅 . ロータリー研修シリーズ 地区とクラブの 管理運営 製作  2680地区 PDG 田中 毅 
補助金小委員会 委員長 四宮 孝郎(大阪西南RC)
RID2660 第2回 クラブ国際奉仕委員長会議 国際奉仕とグローバル補助金 地区財団FVP委員会 宮里 唯子.
第XXXX地区 補助金管理セミナー 2012年7月.
国際ロータリー第2650地区 会員増強アクション会議卓話 大宮西ロータリークラブ   荒井伸夫.
年度 RI第2660地区 ロータリー財団委員長 溝畑正信(東大阪東RC)
ライオンズクラブ国際協会  ゾーン・チェアパーソン研修
ようこそ ロータリーへ 新入会員研修セミナー 企画・製作 2680地区 PDG 田中 毅 入会おめでとうございます。
2018/04/15 第3分科会(クラブ奉仕部門) アドバイザー RI第1ゾーンARRFC 羽部大仁
地区活動方針と戦略計画の立案 2019-20年度 国際ロータリー第2690地区 2019-20年度 古瀬倶之
地区チーム研修セミナー 開会本会議.
綱領等翻訳問題調査研究小委員会 の報告と解説 委員 岩本 忠 Past Governor, RID2630
クラブ会長 役割と責務.
決議23-34  の 杞憂 小船井PDGから貴重な時間を20分割いていただきましたので、ここで今話題の中心になっている決議23-34についてお話をいたします。 決議23-34に対する国際ロータリー理事会の対応について諸説が飛び交っています。廃止されると心配される方もいるようですが、このドキュメントは国際大会における決議なので、規定審議会の議を経なければRI理事会が勝手に廃止するわけにはいきません。しかし、RI理事会がこのドキュメントをロータリーの公的文書に記載しないと決めることは自由なので、かつての「道徳
第2570地区 奉仕理念と 奉仕活動の実践 District Assembly 製作  2680地区 PDG 田中 毅 
『世界で良い事をしよう』 ロータリー財団の目標
職業奉仕はロータリーの核心か? 2019年7月28日RID2610PDG 若林啓介.
Presentation transcript:

ロータリー研修シリーズ 21世紀の 社会奉仕活動 製作  2680地区 PDG 田中 毅 

クラブとは 共通の目的を持ったグループ 親睦・・・・仲良しクラブ 趣味・・・・同好会、ゴルフ、釣り 政治・・・・政党 ロータリーの奉仕理念と奉仕活動の実践が中核になったグループ ロータリークラブ

クラブ・ライフとは ロータリーの綱領 ロータリーの奉仕理念の中核となるもの 例会における活動 ロータリーの奉仕理念の研鑚による自己改善   ロータリーの奉仕理念の研鑚による自己改善 例会外活動   奉仕理念に基づいた奉仕活動の実践 ロータリーの奉仕理念の中核となるもの ロータリーの綱領

ロータリーの綱領 ロータリアンの義務 綱領の遵守 ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎として奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特に次の各項を鼓吹育成することにある ロータリアンの義務 綱領の遵守 定款・細則は、たとえ文書等を受け取っていなくても、規定審議会直近の7月1日から発効する

ロータリーの綱領 奉仕の機会として知り合いを広めること クラブ奉仕の定義 知り合いを広める 知り合いを広める  Development of acquaintance 親睦を深める Encouragement of fellowship

ロータリーの綱領 事業及び専門職務の道徳的水準を高めること。 あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること。 そしてロータ リアン各自が、業務を通じて社会に奉仕するために、その業務を品位あらしめること。 職業奉仕の定義

ロータリーの綱領 ロータリアンすべてがその個人生活、事業生活および社会生活に常に奉仕の理念を適用すること。 奉仕活動実践の定義

奉仕理念の適用 奉仕哲学 Service Above Self 実践理論 He Profits Most Who Serves Best 個人生活・家庭生活・・・・個人奉仕の原則 職業生活・・・・職業奉仕 地域社会生活・・・・社会奉仕 国際社会生活・・・・国際奉仕

ロータリーの綱領 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって国際間の理解と親善と平和を推進すること。 国際奉仕の定義 国連憲章の制定 国際大会における友愛の広場の主役 趣味、職業、ボランティア・グループを通じた活動

ロータリークラブは、一人一業種制度の限定会員制社交クラブとして創立された ロータリークラブの原点 ロータリークラブは、一人一業種制度の限定会員制社交クラブとして創立された

初期のロータリー思考 Back Scratching の世界 1905年~ 1912年 親睦と物質的相互扶助による事業の発展 会員同士の積極的な商取引原価提供 Back Scratching の世界

社会奉仕概念の導入 1906年~1907年 ・物質的相互扶助批判・・・ドナルド・カーター利己的な組織は永続性がない。もしも我々がロータリークラブとして生き残り、発展することを望むならば、我々の存在を正当化するために何ごとかをしなければならない。 ・シカゴ・クラブ運営方針の転換        会員増強、拡大、地域社会への奉仕活動

公衆便所設置運動 市民団体の代表を集め、連合公衆便所建設委員会を設立 シカゴ醸造組合と百貨店組合の妨害を受けて 着工まで2年がかかる 1909年に市役所と公立図書館の横に二つの公衆便所を設置 単なる寄付行為でないことが特徴

奉仕理念をめぐる論争 利益の 適正配分 職業倫理 高揚 自己改善 理念提唱 個人奉仕 人道主義 的活動 実践活動 金銭的 奉仕 団体奉仕

決議23-34 第1条 奉仕哲学 Service Above Self 決議23-34 第1条 ロータリーは人生哲学 利己的な欲求 他人への奉仕 相反する二つの心の葛藤を調和 奉仕哲学 Service Above Self 実践理論の原理 He Profits Most Who Serves Best

決議23-34 第2条 ロータリークラブの役割 奉仕の理論を団体で学ぶこと 奉仕の実践例を団体で示すこと 奉仕活動の実践を個人で行うこと 決議23-34 第2条 ロータリークラブの役割 奉仕の理論を団体で学ぶこと 奉仕の実践例を団体で示すこと 奉仕活動の実践を個人で行うこと ロータリーの奉仕理念と実践を一般の人に受け入れてもらうこと

決議23-34 第3条 RIの役割 奉仕理念の育成と普及 ロータリークラブの拡大、援助、管理 情報の相互伝達 決議23-34 第3条 RIの役割 奉仕理念の育成と普及 ロータリークラブの拡大、援助、管理 情報の相互伝達 クラブ運営の標準化、社会奉仕活動の標準化

決議23-34 第4条 実践哲学 団体奉仕活動の条件 毎年一つの新しいプログラム 単年度で終了するもの 地域社会が必要とするもの 決議23-34 第4条 実践哲学 奉仕するものは行動しなければならない 団体奉仕活動の条件 毎年一つの新しいプログラム 単年度で終了するもの 地域社会が必要とするもの クラブ全員の協力が得られるもの

決議23-34 第5条 クラブ自治権 クラブは地域社会に適した奉仕活動を選ぶ絶対的権限をもつ 決議23-34 第5条 クラブ自治権 クラブは地域社会に適した奉仕活動を選ぶ絶対的権限をもつ クラブはロータリーの綱領に違反したり、クラブ存続を危険にする奉仕活動を行ってはならない RIはクラブが行っている奉仕活動を禁じたり、命令することはできない

決議23-34 第6条 社会奉仕活動の指針 他機関との重複活動の禁止 大規模な奉仕活動は、他に適切な組織がない場合のみに限ること 決議23-34 第6条 社会奉仕活動の指針 他機関との重複活動の禁止 大規模な奉仕活動は、他に適切な組織がない場合のみに限ること 宣伝目的の活動禁止 奉仕活動の実践は個人奉仕を原則とする。クラブが行う団体奉仕活動はサンプルに過ぎない

世界社会奉仕概念の発生 1962年       ニッティシ・ラハリーによって提唱 1966年        財政援助に関する制限条項の解除 1968年        具体的活動開始            

世界社会奉仕 WCS とは 地域社会のニーズに基づくプロジェクト その地域の クラブによる 社会奉仕活動 人的資金的制約 その地域の  クラブによる 社会奉仕活動 地域社会のニーズに基づくプロジェクト 外国のクラブ   地区による    世界社会奉仕活動

21世紀の社会奉仕の考え方 社会奉仕活動の実践範囲 家庭、職場、クラブ区域限界内の地域社会 Territory から Locality へ   家庭、職場、クラブ区域限界内の地域社会 Territory から Locality へ   奉仕活動実践範囲が周辺地域に拡大 ボーダーレス社会の到来による Community の概念変化   地域社会     国      地球

社会奉仕活動実践の原則 元RI会長 グレン・キンロス 私たちが地域社会のニーズを推測するのではなく、地域社会の人たちが必要だと感じるものを見つける 自らが地域社会に入り込んで、地域社会の関心を探る    元RI会長 クリフ・ドクターマン 地域社会の既存団体に寄付するのではなく、自分たちの力で、プロジェクトを完成すべき              元RI会長 グレン・キンロス

社会奉仕活動実践の原則 個人奉仕 職域、地域社会を巻き込んで活動すること クラブの奉仕・・サンプルとしての団体奉仕 個人奉仕                      職域、地域社会を巻き込んで活動すること クラブの奉仕・・サンプルとしての団体奉仕 すでに実施されている活動と重複しないこと 地域社会のニーズに適った、新しい奉仕活動を開発すること 長期活動は専門機関に委ねること 目的別の募金活動をおこなうこと 安易な協賛や寄付をしないこと

社会奉仕活動の新しい流れ 環境保全 新世代対策 識字率の向上(7月 識字率向上月間) 薬物乱用・アルコール過飲防止 平和な都市づくり 識字率の向上(7月 識字率向上月間) 薬物乱用・アルコール過飲防止 平和な都市づくり 高齢者対策 身体障害者対策 エイズ教育 ロータリー地域社会共同隊 RCC

広義の社会奉仕のプロジェクトに ロータリ財団のDDFを活用 地区補助金制度の有効活用 広義の社会奉仕のプロジェクトに      ロータリ財団のDDFを活用 ロータリーの提唱活動であること 実施中または終了したプロジェクトではない 他団体提唱のプロジェクトではない 土地・建物の購入、大きな建物の建設資金ではない 地区財団活動資金 DDF から配分される 国内外のプロジェクトに適用される

人道主義に基づくボランティア活動 への積極的参加 国際奉仕活動との連携 社会奉仕 国際奉仕 ロータリー財団 人道主義に基づくボランティア活動   への積極的参加

ロータリー研修シリーズ 21世紀の 社会奉仕活動 完 製作  2680地区 PDG 田中 毅