フィールドセンシング最終課題 Google技術のデータの問題点 総合二年・三崎悠樹・70408313
Google Maps/Earthの問題点 ・地点の表記名に関する問題 ・情報の提示・不提示に関する問題 ・掲載情報の不明瞭さに関する問題
地点の表記名に関する問題 ・国家間での呼称、名称の違いに対する対応が問 題となっている。 例・日本と韓国による日本海の名称を巡って の問題
日本海の呼称に関する問題 Google Earthでの日本海の名称を 1、「Sea of Japan(East Sea)」 2、「East Sea(Sea of Japan)」 のいずれにするかで論議が起こった。 元々1であったのだが、韓国側の抗議により2となり、再び日本側からも抗議となり、論争を巻き起こした。
結局、事態は韓国側に近い海を 「East Sea」とし、 日本側に近い海を「Sea of Japan」と明記する事で落ち着く事となった。
地点の表記名問題の対策 個人による有志や団体が圧力を掛けてこの様な問題が発生してしまっているが、これらの問題は政府レベルの外交問題と捉え、正確な呼称の表記をより積極的に行い、歴史的事実などから国際的に合意の得られる見解を持てるようにすべきであると思われる。
情報の提示・不提示の問題(1) Google Earthなどで一部意図的に非表示となっていて、その場所や建造物がモザイクに掛けられていたり、塗り潰されている。その様にして、ユーザーの情報の閲覧を防止している。 例・アメリカ合衆国のホワイトハウスや連邦最高裁判所等
これらの情報を非公開にして、他の重要な施設の中には一般に公開している理由と必要性が説明されていない。 例1、アメリカ合衆国 ホワイトハウス 例2、アメリカ合衆国 連邦最高裁判所 これらの情報を非公開にして、他の重要な施設の中には一般に公開している理由と必要性が説明されていない。
情報の提示・不提示の問題(2) また、逆に公開されている画像情報を悪用して、犯罪などの行為が行われている問題も発生していたり、国家の安全保障が脅かされている。 例・テロリストによる公開情報の悪用 ・保安施設の撮影写真
情報の一般公開の問題 本来、これらGISの機能は戦争時での相手国へのスパイ目的で考案されている。 それらを一般公開するという点で、世界中の不特定多数の誰からでも閲覧が可能になる事で、犯罪が起きてしまっている。特に最新のものは画像の解像度が高く、場所の細部まで解析される。 既に、一部の国では国土が高精度に公開され、テロリストの攻撃対象になっている。
情報の提示・不提示の対策 情報の公開・非公開は国防に関わる問題であるという事をまず何よりもしっかりと意識して、国家として情報の不提示を求める国土、建造物を挙げていき、その際にきちんと正当な理由の告知すべきであると思われる。
掲載情報の不明瞭さに関する問題 Google Earthでの一般の情報提供が個人の主観が入る部分が多く、何も知らない受け手側に伝わりにくい所が存在してしまう。 また、調べられた地域に密度などのバラつき出てしまっている。
掲載情報の不明瞭さに関する対策 一度調べたもので、不明な場所・建造物などはやはり、文献などを当たって調べていき付加情報を後で付け加えていけば情報に不足は起こりにくい。 また、場所・建造物などの評価に関しては、その場所を調べた人の評価のみでなく、今後その場所に訪れた人々の評価も随時取り上げていき、再評価していけば良いと思われる。
引用・参照一覧 http://image.blog.livedoor.jp/dakki_chan/imgs/9/5/95741191.jpg http://blog.livedoor.jp/lancer1/archives/50027901.html http://web.sfc.keio.ac.jp/~usuyu/MT3/archives/2005/04/google_mapsunit.html http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20051017201.html http://ecogis.sfc.keio.ac.jp/