PFユーザーグループ ミーティング 2008年8月6日 イーグレひめじ 第11回XAFS討論会 野村昌治・稲田康宏・雨宮健太 KEK-PF 2008年8月6日 イーグレひめじ 第11回XAFS討論会 野村昌治・稲田康宏・雨宮健太 KEK-PF 田渕雅夫 名古屋大学大学院工学研究科
PFユーザーグループミーティング 硬X線XAFS関連実験ステーションについて 軟X線XAFS関連実験ステーションについて 予算・運転予定 人事公募 各種予定
硬X線XAFS関連実験ステーション 全般 NW10A (XAFS利用率~95%) SB運転時のtop-up入射(continuous injection) 2007年2月に実施、現時点ではKEK-Bとの関係如何で可能 2008年10月のSB運転はcontinuous injectionの予定 2009年秋からは本格的に開始予定(含MB運転時) Windows版制御プログラム(全BLで運用中) QXAFS環境の整備(NW10A、BL-12C、BL-9C) ガスハンドリング装置や排ガス処理装置の整備 NW10A (XAFS利用率~95%) 高調波除去ミラーシステムの導入(秋から運用開始) 19素子SSD(ORTEC) 故障から復活!
XAFSビームラインの近況 BL-12C (XAFS利用率~100%) BL-9A (XAFS利用率~100%) 順調、QXAFS環境運用中 高調波除去ミラーシステムの導入(準備中) BL-9A (XAFS利用率~100%) 順調 PZTコントローラ、クライオ温度コントローラの修理 BL-7C (XAFS利用率~80%) XAFS、RXES、XANAM、持込真空槽、AXSが利用 担当者変更:岩住さん→杉山弘さん
XAFSビームラインの近況 BL-9C (XAFS利用率~60%) NW2A (DXAFS利用率~60%) XAFS、SAXSが利用 QXAFS環境運用中 NW2A (DXAFS利用率~60%) サブナノ秒時間分解DXAFSシステムの構築 利用グループの拡大へ 一緒にやりましょう!
XAFSビームラインの近未来 ユーザーと施設間の協力関係の強化 ユニークな研究対象でインパクトのある研究成果が出る可能性のある研究グループに重点的なサポート 特殊環境下での実験 先端的な実験 例えば、 QXAFSでの動的測定 NW2Aでの時分割実験(ナノ秒~マイクロ秒~ミリ秒~分) XAFSの適用が多くはなされていない対象 具体的には、 ・研究内容と手法についての相互理解を深める定期的ミーティング ・実験データの解析などに関する支援 ・共同利用実験課題の提出についての支援 ・XAFS以外の放射光研究への展開の援助 など 具体的な提案を! お気軽に!
これらの計画が適当であれば、積極的な支援(具体的な研究テーマの提案等)を! XAFSビームライン近未来 今後のビームライン整備・整理の具体的計画 PFにアンジュレータービームラインは? SGUで例えば2〜15 keV程度(最後の短直線部 BL-15) 通常集光であればBL-9Aより約一桁高い光子束 マイクロビームも可能だが、その利用価値は? 高調波除去ミラー、MSSD、クライオを整備 NW2AへのMSSDの整備 アンジュレーターギャップ連動XAFSスキャンは開発済み 結晶分光型蛍光XAFS検出系の開発 Bragg型で蛍光X線を分光(低エネルギー領域に対応) 妨害信号に埋もれた蛍光信号の検出へ 今年度内に何とか・・・ XAFS測定自動化システムの開発(必要か?) これらの計画が適当であれば、積極的な支援(具体的な研究テーマの提案等)を! その上で協力して開発を!
XAFSビームライン近未来 PFのSGU(BL-15)でどのような研究展開があるかを考えましょう 2〜15 keV BL-12C型 高調波除去ミラー 非集光、ミラー集光、 +マイクロビーム(?) S. Yamamoto, PF News, 19(4), 25-30 (2002).
運転時間 PF懇談会から機構、文科省への働きかけが奏功 FY2007 FY2008 当初計画 PF運転時間 4632 hr 5184 hr 最終計画 PF運転時間 4632 hr 5184 hr 5232 hr PF実験時間 3816 hr 4296 hr 4176 hr PF-AR運転時間 4320 hr 4392 hr 4968 hr PF-AR実験時間 3408 hr 3456 hr 4344 hr FY07はPFで552hr、PF-ARで72hrの延長運転 先端研究施設共用イノベーション創出事業予算を充当 マシンスタディ時間の短縮 ちなみにKEKBは6408hr(‘06)→4824hr(‘07)→4128hr(‘08) PF懇談会から機構、文科省への働きかけが奏功 * *
運転予定 2008年度運転予定 2006年度並みの運転時間確保を目標に PF: 10/7〜12/25(決定) 1/16〜3/30(予定) 但し、電気代の値上げがどのように影響するか不透明 PF: 10/7〜12/25(決定) 1/16〜3/30(予定) PF-AR: 10/20〜12/25(決定) 1/16〜3/23(予定) 2009年1〜3月期の実験計画書締切は11月下旬 修正をお願いします。
XAFS関係課題の動向 採択率が高すぎるという批判は根強く、成果をアピールする必要がある。 次の申請締切は11月7日 2009年1〜3月期の実験計画書締切は11月下旬 *
平均ビームタイム競争率
人事公募 助教 1名 (任期なし) ポスドク等も適宜、募集があり得ます。 意思と可能性のある方はご一報ください。 助教 1名 (任期なし) 時分割XAFS法など種々のXAFS法を用いた研究および関連する技術開発を意欲的に担う研究者を求める。 XAFS実験、蛍光X線分析実験に関連するビームライン・実験装置の開発・改良・維持及び共同利用の推進業務に従事する。 公募締切:2008年8月29日(金) (必着) 着任時期:2009年4月1日以前のできるだけ早い時期(4/1着任も含む) 原則として面接(面接日:2008年10月6日) 提出書類:履歴書、研究および本公募に関連する業務歴、発表論文リスト、着任後の抱負、論文別刷、その他参考資料、推薦書または参考意見書 問い合せ先:放射光科学第一研究系研究主幹、野村昌治 修正をお願いします。 ポスドク等も適宜、募集があり得ます。 意思と可能性のある方はご一報ください。 関連情報は http://www.kek.jp/ja/jobs/documents/raim08-3j.html
各種予定 共同利用者支援システム(稼働中) 共同利用課題申請システムの稼働へ XAFS講習会 2008年10月から運用開始予定 課題申請締切は 2008年11月7日(金) 基本的にWebベースで課題申請 今後は課題審査システム、課題管理システムの開発へ XAFS講習会 入門実習編を2009年1〜3月期に開催予定 新規利用の促進を目標に 検討中、開催内容の希望をご連絡ください!
各種予定 放射光利用研究基礎講習会 PFシンポジウム 2008年3月24日(火)〜25日(水) @KEK 参加費 PF懇談会会員:無料 協賛団体会員:2,000円 非会員:4,000円 学生:1,000円 放射光利用研究基礎講習会 2007年9月11日(木)〜12日(金) @KEK 放射光実験を始めようとしている方(どなたでも参加可) 1日目 放射光が拓く物質・生命のサイエンス 「放射光源とは何か1(仮題)」 原田健太郎(KEK-PF) 「物性を支配する電子(仮題)」 足立伸一(KEK-PF) 「化学反応を観る(仮題)」 稲田康宏(KEK-PF) 「生命の仕組みを知る(仮題)」 加藤龍一(KEK-PF) 参加者と講師・スタッフとの懇親会 2日目 放射光の基礎技術と応用研究 「放射光源とは何か2(仮題)」 山本樹(KEK-PF) 「真空紫外・軟X線ビームラインの基礎と分光研究(仮題)」 小野寛太(KEK-PF) 「X線ビームラインの基礎とイメージング研究(仮題)」 平野馨一(KEK-PF) PF見学(希望者のみ) PFシンポジウム 2008年3月24日(火)〜25日(水) @KEK 放射光科学合同シンポジウム 2008年1月9日~12日 @東大 関連情報は http://pfwww2.kek.jp/pf-kondankai/kondan/katsudo/H20_koushukai.html
お願い 各種予定 PF研究会 「蛍光XAFS研究の現状と進展」 出版論文・学位論文の早期登録を! 2009年2〜3月開催予定 お願い 出版論文・学位論文の早期登録を! PFホームページのPF出版データベースから PFでのアクティビティをはかる重要な指標 1500人の院生に対して、年間100報の学位論文!? PAC評点の減点もあり得る 面白い結果やプレスリリース、受賞等はご一報を! PFホームページのトピックス KEKホームページのNews@KEK XAFSコミュニティのアクティビティの高さを示す上で重要
大学共同利用 ユーザーが主役 是非優れた仲間を増やしましょう 日本独自の制度 大学研究者コミュニティのニーズに基づき建設。 研究者コミュニティの自主性・自律性を尊重した運営。 ユーザーが主役 是非優れた仲間を増やしましょう PF懇談会やUGM、ML等で積極的に発言しましょう 秋につくばセンター21:00頃発KEK行きの連絡バスを試行(平日のみ)。 *