みさと８m電波望遠鏡の 性能評価 富田ゼミ 宮﨑 恵
電波天文について 宇宙の星やガスからは電波が発せられている 電波を調べることによって可視光では見えない 障害物のむこうの天体をみることができる。 光ではとらえきれない宇宙の姿を知ることができる
みさと８m電波望遠鏡 電波のなかでも 波長２１ｃｍの電波を受信する ８ｍ
21ｃｍ電波でわかること 銀河系円盤のうずまき構造 オールトが電波で観測することによって初めて明らかになった この望遠鏡は オールトの体験を知って 銀河系円盤の地図作りを目指す ことを目的としている M101銀河の画像©NASA/ESA 私たちの銀河系も これに似ていると思われる。
性能評価をする目的 宇宙電波は弱い ⇒望遠鏡の性能向上は重要 特にこの望遠鏡は手作り 基礎的な測定 まず、基礎的な性能評価と改善が必要 焦点出し ビームパターンの測定
焦点出し（ピントあわせ） 焦点 電波 焦点距離（設計値）２５００ｍｍ （観測値）２４８５ｍｍ ⇒15mmのズレがあった
ビームパターン（分解能）の測り方 太陽 電波望遠鏡では、θの範囲が視野の大きさになる。 感度が一番良い 感度が半分 望遠鏡は固定。 感度がかなり悪い 望遠鏡は固定。 天体が移動していく。 太陽 電波望遠鏡では、θの範囲が視野の大きさになる。
ビームパターン（分解能） 8.6分間 分解能２．２°
今後の予定 何度も測定して精度をあげる。 測定誤差を知り、理論値と比較し考察する。 焦点出し ビームパターン