日立LCA計算ソフト(Ver.2)の ライフサイクル各ステージの基本モデル (株)日立製作所.

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新エネルギー ~住みよい日本へ~ E 山下 潤.
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日立LCA計算ソフト(Ver.2)の ライフサイクル各ステージの基本モデル (株)日立製作所

日立LCAソフトのライフサイクル対象範囲 HITACHI 11ステージから、自然(地球)環境に影響(消費・排出)有り 自然(地球)環境 ライフ サイクル 1.素材・部品製造 11.埋 立 10.再資源化 9.選 別 (マテリアル、ケミカル、サーマル) 原単位を 原単位係数と 除去率で補正 8.破 砕 2.加 工 3.組 立 7.分 解 再使用 4.輸送(流通) 5.使 用 6.輸送(回収)

5.使用ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 使用ステージ 全自洗 製品 全自洗 廃品 使用量 (最大4種を選択) 頻度(日/年) 寿命(年) :インベントリー 項 目 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… ・各種のエネルギー源や 水源 ・各種の材料、部品等 環境排出 (大気、水、土) 1.各種のエネルギー源(電気、重油、ガス・・・)や水源の分当りの 使用量と頻度と寿命からライフサイクル全体での消費量を計算。 2.上記消費量と素材・部品等の補給量から、それらの製造 又は消費時の資源消費量と環境排出量を計算。 計算法 原単位 ・電気は製造、他エネルギー源は消費、水源は製造と処理の原単位 ・素材や部品等は製造原単位(素材製造工程と同じ)

6.輸送(回収)ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 輸送ステージ 全自洗 廃 品 全自洗 廃 品 輸送手段 廃 品 ステージモデル 輸送手段 (積載数) 距 離 輸送手段 各種燃料 自動車6種 軽油、ガソリン 鉄道 電気 船 重油、 飛行機 ジェット燃料 :インベントリー 項 目 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 環境排出 (大気、水、土) 1.4種類の輸送手段を選択入力可。 2.各種燃料、電気のライフサイクル消費量を計算し、その消費 又は製造時の資源消費量と環境排出量を計算。 計算法 原単位 ・各種手段の燃費は、自動車は台・km当り、他はkg・km当り ・各種燃料は消費原単位、電力は製造原単位

7.分解ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 分解ステージ 部品・ユニット 廃 品 ユニット 分解 分解 全自洗 廃 品 プレス部品 部品・ユニット ステージモデル モータ ユニット 分解 工程 分解 工程 再使用 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 電気、(重油、ガス) 環境排出 (大気、水、土) 1.製品をユニット・部品への2段階分解時の電力・燃料消費量を 分解原単位を用いて計算。 (分解時間比で補正) 2.電力・燃料の製造・消費時の資源消費量と環境排出量を計算。 計算法 ・分解原単位は、部品とユニット及び重量ランク4種で作成。 (10kg以上の部品やユニットは起重機も使用し分解) ・電力は製造原単位、各種燃料は消費原単位 原単位

8.破砕ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 破砕ステージ 部品・ユニット 破砕片 プレス部品 破砕混合物 破砕工程 :インベントリー 項 目 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 電気、(重油、ガス) 環境排出 (大気、水、土) 計算法 ・破砕機消費電力量等は、廃品質量に破砕原単位を乗算。 ・資源消費量と環境排出量は、電力・燃料原単位から計算 ・破砕原単位は廃家電用破砕機のカタログ値の平均値で算出。 (最大処理能力:1.5~10t/h,動力:44~300kW) ・各種燃料は消費原単位、電力は製造原単位 原単位

9.選別ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 選別ステージ 破砕片 鉄破砕片 材質別破砕片 破砕混合物 磁力選別工程 残留物 ダスト リサイクル率考慮 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 電気、(重油、ガス) 環境排出 (大気、水、土) ・選別機消費電力等は、破砕片質量に選別原単位を乗算。 (リサイクル率で原単位補正) ・資源消費量と環境排出量は、電力・燃料原単位から計算 計算法 リサイクルプラント(SP1)の実測値平均の各種選別手段の 選別機の消費電力等を、投入した破砕片質量で除算。 磁力(鉄), 渦電流・風選(非鉄金) 、 比重差他(プラ) 原単位

10.再資源化ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 再資源化ステージ 材質別破砕片 再生材料魂 鉄破砕片 マテリアル、 鉄インゴット ケミカル・サーマル 原 油 リサイクル率考慮 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 電気、(重油、ガス) 環境排出 (大気、水、土) ・再資源化消費電力等は、質量に再資源化原単位を 乗算。 (リサイクル率で原単位補正、) ・資源消費量と環境排出量は、電力・燃料原単位から計算 計算法 ・マテリアルは、材質毎に、比熱、溶融温度、溶融潜熱から理論溶融熱量 を計算し、鉄再生電気炉の平均熱効率で補正し消費電力等を計算。 ・材質グループ別に、ケミカルは油化率、サーマルは発熱量も設定 原単位

11.埋立ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 埋立ステージ 残留物 ダスト 埋立工程 (3種処分場) :インベントリー 項 目 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 軽油、電気、(ガス) 環境排出 (大気、水、土) ・埋立は、安定型、管理型、遮断型の3種処分場を想定。 ・埋立時の消費電力量等は、残留物質量に埋立原単位を乗算。 ・資源消費量と環境排出量は、電力・軽油等原単位から計算 計算法 原単位 ・埋立原単位は、安定型はミニショベル(軽油)での埋立を、 管理型は+浸水処理(電気)、遮断型は管理型のn倍と設定 ・各種燃料は消費原単位、電力は製造原単位

4.輸送(流通)ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 輸送ステージ 全自洗 製 品 全自洗 製 品 輸送手段 製 品 ステージモデル 輸送手段 (積載数) 距 離 輸送手段 各種燃料 自動車6種 軽油、ガソリン 鉄道 電気 船 重油、 飛行機 ジェット燃料 :インベントリー 項 目 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 環境排出 (大気、水、土) 1.4種類の輸送手段を選択入力可。 2.各種燃料、電気のライフサイクル消費量を計算し、その消費 又は製造時の資源消費量と環境排出量を計算。 計算法 原単位 ・各種手段の燃費は、自動車は台・km当り、他はkg・km当り ・各種燃料は消費原単位、電力は製造原単位

3.組立ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 組立ステージ 部品・ユニット 製 品 ユニット 組立 プレス部品 部品・ユニット 全自洗 製 品 ステージモデル モータ ユニット 組立 工程 組立 工程 再使用 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 環境排出 (大気、水、土) 電気、(重油、ガス) 1.製品をユニット・部品への2段階組立時の電力・燃料消費量を 組立原単位を用いて計算。 (組立時間比で補正) 2.電力・燃料の製造・消費時の資源消費量と環境排出量を計算。 計算法 ・組立原単位は、部品とユニット及び重量ランク4種で作成。 (10kg以上の部品やユニットは起重機も使用し組立) ・電力は製造原単位、各種燃料は消費原単位 原単位

2.加工ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 加工ステージ 素材・部品 部品・ユニット 冷延鋼 プレス部品 プレス工程 プレス部品 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 電気、重油、(ガス) 環境排出 (大気、水、土) ・加工消費電力量等は、質量に加工原単位を 乗算。 (プレス、切削・切断、鋳造、溶接、射出成形、配線 等) ・資源消費量と環境排出量は、電力・燃料原単位から計算 計算法 原単位 ・加工原単位は、素材・部品・ユニット毎に、 加工法と重量ランク別の1個当りの電力、重油等の消費量 ・電力は製造時の、重油等は消費時の原単位

1.素材・部品製造ステージの基本モデル ステージモデル 計算法 原単位 HITACHI 素材製造ステージ 電気 発電 製鉄工程 冷延鋼 資源消費 原料・エネルギー用 鉄鉱石、原油… 環境排出 (大気、水、土) 素 材 ステージモデル 計算法 原単位 原単位:素材、部品、ユニット名毎に、インベントリー項目の値 ・素材:各種公開情報より組み合せ・換算・構築、 ・部品・ユニット:代表品の実機データより作成。 インベントリー値:素材・部品質量に原単位を乗算。 :インベントリー 項 目 素材 製造 チップ・基板製造 配線・組立 回路基板 鉄鉱石、 原油… 部品・ユニット 部品・ユニット製造ステージ

データ互換性:勿論、ver.1入力データは、Ver.2でも使用できます! エコアシストLCAサービス バージョン Ver.1 Ver.2 狙い 誰でも簡単に使える 簡単で活用範囲大 ・予備知識・準備不要 11工程*1のLC*2モデル構築済み ・LCA計算用データ準備不要 11工程の計算に必要な原単位を保有 ・判断のためのインパクト評価可能 主要カテゴリーの重み係数を保有 ・活用分野の拡大 家電、OA(電気、水使用)から 各種設備、輸送分野へ ・活用目的の拡大 製品評価から 改良効果の予測計算へ ポイント ユーザ 入力値 入力 値 計算 値 ・製品データ ・ライフサイクル条件 [対象拡大]:設備・輸送へ ①入力拡張 ・輸送、使用 項目追加 ・3種リサイクルへ ・再使用追加 [目的拡大]:改良・予想へ ②新機能 ・原単位係数 ・除去率 インターネット サーバ 専用データベースDB ・各種原単位、 ・各種重み係数 *1:素材製造、加工、組立、流通、使用、回収、分解、破砕、選別、リサイクル、埋立 *2:ライフサイクル データ互換性:勿論、ver.1入力データは、Ver.2でも使用できます!

日立インターネットLCAサービスプログラムのバージョンアップ Ver.2 Ver.1 電磁鋼、塗装鋼、溶融メッキ鋼、電気メッキ鋼、冷 電磁鋼、塗装鋼、溶融メッキ鋼、電気メッキ鋼、冷 延鋼、 金属 10 12 延鋼、鋳鉄・ネジ用鉄、SUS,銅、アルミ、他金属 熱延鋼、鋳鉄、ネジ用鋼 SUS,銅、アルミ、 他金属 PE,PP,PS,ABS,PVC,PC,エポキシ、ポリウレタン、 10 PE,PP,PS, EPS,AS ,ABS,PVC,PC,エポキシ、 PF ポリウレタン、 プラ 18 PET、他プラ PET、PBT,PA6(ナイロン)、 PA66,POM,PMMA(アクリル)、 他プラ 素 材 他 (固体) ゴム、木材、ガラス、上質紙、段ボール(再生 EPラバー、SBR,洗剤 、木材、ガラス、上質紙、 6 8 段ボール(再生紙)、セメント 紙)、セメント 原 単 位 他 (流体) CFC11、CFC12,CFC113,HCFC22,HCFC141b, HFC134a(CFCは回収後の分解有無) 9 CFC11、CFC12,CFC113,HCFC22,HCFC141b, HFC134a(CFCは回収後の分解有無) 11 インク類、潤滑剤 計 35 49 実装回路基板、 プリント板、パッケージ素子、回路 部 品 類 部品 実装回路基板 1 6 基板、その他素子、液晶パネル 他 ブラウン管、HDD,モータ、コンプレッサー 4 計 1 10 総 数 36 59 輸送手段 3t,5t,10tのトラック 3 2t、4t、10t、 20t、パッカー、ライトバン、船、鉄道、 飛行機 9 使用時の 消費物種類 2 電力、水、 重油、ガス、ガソリン、灯油、軽油、 電気、水 68 ジェット油、蒸気 +各種素材や部品 リサイクル手段 マテリアルリサイクル 1 マテリアル+ ケミカル+サーマル リサイクル 3 原単位 一括修正 新 機 能 不可 可 (原単位係数で、各工程の原単位を一括修正) 除去率 一括修正 不可 可 (除去率で、CO2,NOx,SOx原単位を一括修正)

新機能1:【原単位係数】をライフサイクルの組立・分解 ) を除く9工程で入力。 LCA評価能力拡大 のための新機能追加 新機能1:【原単位係数】をライフサイクルの組立・分解 ) を除く9工程で入力。 LCA では、各工程の消費量や排出量は、内蔵された原単位を用いて計算されるが、 その原単位を任意に変更するための係数で、各工程での環境負荷を修正する時に 活用します ( 係数のデフォルトは1 (修正無)に設定しています ) 。 活用例1 : ライフサイクルの各工程の環境負荷改善効果を予測 ○ ○鋼の製造工程で、設備の改善で環境負荷を 20% 低減できたので、 係数を 0.8 で入力。 2 既存の材料や部品の高性能化により、その製造時の環境負荷の増加を配慮 △ △電子基板は、高密度化により小型軽量化できたが、その製造時の環境 負荷は 増加すると予想されるので、係数を 1.2 3 新しい材料や加工法の原単位を、既存原単位から推測して補正作成。 新材料△△鋼は、製造原単位が不明なので、既存の SUS の原単位を係数 で補正 (SUSの値を1.2倍)して、△△鋼の原単位として代用。 新機能2: 【除去率】をライフサイクルの素材製造を除く 10工程で入力。 各工程で使用する電気や燃料に伴い、発電や燃焼時に発生する排ガスの処理設備の CO 2 ,NOx,SOx の除去性能を除去率として入力するもので、デフォルト値として発電設備 の値 (CO 2 :0%,NOx:70%, SOx:90%) が設定されています。各工程で用いる排ガス処理 設備の性能を変えたい時に活用してください。 活用例 1 :各工程の排ガス処理処理装置の改善効果を予測 ・燃焼設備の NOx 除去性能を 90% に改善したので、 NOx 除去率を 90% に変更。 ・輸送工程で、低 NOx 排出トラックに変更したので、 NOx 除去率を 80% に変更。

評価対象製品の拡大 するための機能・充実 使い勝手向上 のためのデータ入力法の改善 機能充実1 (使用工程) 消費物質の種類を、電気と水の2種類から、50種以上へ増大。 機能充実2 (輸送工程) 輸送手段を、トラック3種から、鉄道、船、飛行機を追加し9種へ増大。 機能充実3 (リサイクル工程) ①リサイクル率分類を、材質6種と回路基板の7種から、部品を加え8種へ増大。 ②リサイクル手段を、マテリアルの1種から、サーマル、ケミカルを加え3種に増大。 ③リサイクルの原単位を、リサイクル程度 (率)で自動補正計算。 機能充実4 (部品、ユニット) リサイクルの可否の2者選択から、再使用、リサイクル可否の3種選択へ増大。 機能充実5 (素材 ・部品製造) 内蔵する原単位の素材と部品の種類数を、36種から59種へ1.6倍に増大。 使い勝手向上 のためのデータ入力法の改善 素材と加工法の種類選択を、多数一括選択法式より、少数3段階ツリー選択法式に改善。