CG特論 論文読破 04ki104 松原 典子
選択した論文 A method for determining knots in parametric curve interpolation パラメトリック曲線の補間でのノット決定方法 Caiming Zhang, Fuhua(Frank) Cheng, Kenjiro T.Miura
論文の内容 パラメトリック曲線を補間を行う際に、ノットを決定するための新しい方法を提案 以前までに知られているノット決定方法との比較 考え方 アルゴリズムを紹介 以前までに知られているノット決定方法との比較 (生成結果のみ)
論文の内容 制御点: それぞれに対応するノット を決定する 2次パラメトリックLagrange多項式: は、 で、制御点 を補間する 制御点: それぞれに対応するノット を決定する 2次パラメトリックLagrange多項式: は、 で、制御点 を補間する 区間[0,1]の範囲で、以下のように変形できる ただし、 …(1)
論文の内容 定理 4つの制御点: と を通る線と、 と を通る線の交点: もし、 と が同じ側でなく、 4つの制御点: と を通る線と、 と を通る線の交点: もし、 と が同じ側でなく、 と が、 と を通る線と同じ側にいたら、 で、(1)より、 2次パラメトリック多項式を決定する。
論文の内容―アルゴリズムStep1 と の計算 i=3からn-1まで繰り返す もし、 が定理の状態を満たすなら、 かつ そして、
Step1つづき 定理を満たさないなら、
Step2 の計算 i=3からn-2までStep1を行う もし、 そして、 そうでなければ、
Step3 compatible end conditions の計算 の計算
Step4 の計算 ノット と制御点 が 与えられたら、Step1(1)より αは一定 そして、
Step5 の計算 i=2からnまで繰り返す
a:centripetal spline, b:Foley’s spline, c:chord spline, d:new spline 他手法との結果比較 a:centripetal spline, b:Foley’s spline, c:chord spline, d:new spline
課題 次の を求めるアルゴリズムをStep1,2を参考にして、(a)~(c)を埋めなさい もし、 が定理を満たすなら、 もし、 が定理を満たすなら、 そうでなく、もし が定理を満たすなら、 そうでなければ、
課題(齊藤追加分) 提示されたアルゴリズムのStep4における αはどのような効果があるか(なにに利用できるか) を述べない.