WIP中間発表 画像解析を用いた メイドの為の 無許可撮影通知システム

Slides:



Advertisements
Similar presentations
静脈画像を鍵とする暗号化手 法に関する研究 大山研究室 安藤のぞみ. 研究の背景、目的 近年、バイオメトリクス認証が注目されて いる 静脈は身体内部の情報 → 偽造に強い 環境に左右されることが少ない 利用者の心理的抵抗が軽減される オープンなネットワークへのバイオメトリ クス認証の適用 : Double.
Advertisements

ステレオ画像を用いた距離測定 小山高専 坪田 真延. Ⅰ. 概要  平行にずらした 2 つのステレオ画像を用いて 対象(人)物までの距離認識を行う。 図 1.1. 左から見た対象 ( 人 ) 物図 1.2. 右から見た対象 ( 人 ) 物.
顔表情クラスタリングによる 映像コンテンツへのタギング
コンピュータビジョン特論 OpenCVについて
画像処理学習用RTコンポーネントライブラリ 田窪 朋仁,大原 賢一,吉岡 健伸(大阪大学)
HOG特徴に基づく 単眼画像からの人体3次元姿勢推定
静止背景における動物体の検出と追跡 陳 謙 2004年10月19日.
高度情報演習1A “テーマC” 実践 画像処理プログラミング 〜画像認識とCGによる画像生成〜 第四回 演習課題 画像中からの物体抽出処理(背景情報を手がかりとして) 芝浦工業大学 工学部 情報工学科 青木 義満 2006/05/15.
ロボットビジョン(ロボットの視覚能力)のための デジタル画像処理
Pose Tracking from Natural Features on Mobile Phones
クラスタ分析手法を用いた新しい 侵入検知システムの構築
Deep learningによる 読唇システム
ライフログデータとしての笑顔の蓄積システムの提案
インターネットにおける オーケストラ演奏同期機構の 設計と実装
• Top-hat transformation(TH)による特徴抽出
IPS:インクリメンタル画像検索システム
感情推測システム構築のための顔表情認識の実践
OpenCV を使った画像処理コンポーネントの作成例 田窪 朋仁(大阪大学)
事業の全体概要図イメージ例 事業区分:①新たなヘルスケアサービス創出支援事業 コンソーシアム等名称; 1-① 事業の背景・目的
ユビキタス環境における コミュニケーション・ツール選択支援機構の提案
ストリーム処理エンジンを用いた 顔映像に対する 補助情報提供システム
固定カメラ映像からの音声情報を 用いた映像コンテンツ生成
画像情報を用いた交通流計測 情報工学科 藤吉研究室 EP02076 都築勇司
Yahoo! インターンシップ プレゼンテーション選考 2015/7/3(金) 10:00~ 石川智己
(B2) 親: minami, kazuki 多様な認証機器に対応する 認証システム (B2) 親: minami, kazuki.
技術伝承 高技能者の手順、動作を わかりやすく動画で伝えるコンテンツを カンタンに作成できます。 ● 比較再生機能 ● 動画マニュアル
Java ソフトウェア部品検索システム SPARS-J のための リポジトリ自動更新機能の実現
ステレオカメラを用いた歩行者コンテキストのリアルタイム推定システム
2007年度 長岡技術科学大学オープンハウス 半透明人間
望月 祐洋,由良 淳一,楠本 晶彦 {moma, yurayura,
プログラム実行履歴を用いたトランザクションファンクション抽出手法
高度情報演習1C 実践 画像処理プログラミング
長岡技科大オープンハウス 岐阜高専4年電子制御工学科 森 永二郎.
~Lookie~ WEBカメラを用いた対話時における 視線不一致問題の解決手法の提案と 解決支援機構の開発
Bottom-UpとTop-Down アプローチの統合による 単眼画像からの人体3次元姿勢推定
Leap Motionを用いた実世界指向 アプリランチャの設計と開発
視点移動カメラにおけるカメラキャリブレーション
-Lookie- WEBカメラを用いた対話時における視線不一致問題の解決手法の提案
中京大学 情報理工学部 機械情報学科 H 野口裕司
高度情報演習1A “テーマC” 実践 画像処理プログラミング 〜画像認識とCGによる画像生成〜 第二回 演習課題
高度情報演習1C 実践 画像処理プログラミング 第二回 演習課題
雑音環境下における 非負値行列因子分解を用いた声質変換
情報検索(6) メディア検索の仕組み 教員 岩村 雅一
コードクローン検出ツールを用いた ソースコード分析システムの試作と プログラミング演習への適用
深層学習を用いた音声認識システム 工学部 電気電子工学科 白井研究室 T213069 林健吉.
高度情報演習1A “テーマC” 実践 画像処理プログラミング 第六回 最終課題 画像処理による動物体自動抽出、モーションキャプチャ
TIME SIGNAL: 集合知を利用した赤信号点灯時間の取得手法
魚釣り寸法計測支援 アンドロイドアプリ の構築
中京大学 工学部 電気電子工学科 白井研究室 4年 T 為房直人
端末およびサービス透過的な 情報閲覧支援システムの構築
OpenCV について OpenCV とは OpenCV の Python プログラム例 配列 画像の B, G, R の 3成分
一方向画像からの 3Dモデル生成 電気電子工学科 白井研究室 T215049 田原 大輝.
個人の動画配信のためのWebサーバ構築 06A1058 古江 和栄.
物体検出による視覚補助システム T215085 若松大仁 白井研究室.
ビジネス プロジェクトの計画 発表者名 | 会社名.
各会話シーン毎に、発話(音源)方向を推定
Security Centerビデオアーキテクチャ
Bottom-UpとTop-Down アプローチの組み合わせによる 単眼画像からの人体3次元姿勢推定
資料2-2 平成26年度 第2回技術委員会資料 次年度検討テーマ案
2007年度 長岡オープンハウス クロマキー合成 小山高専 電子制御工学科4年                       針谷 尚裕.
「ICAによる顔画像特徴量抽出とSVMを用いた表情認識」
A-17 検索履歴のプライバシーを秘匿した ユーザクラスタリング
コンクリート構造物の維持管理活動インパクト 統一評価モデルの構築
GRチョコレートプリンタ.
エイリアス関係を考慮した Javaプログラム用静的スライシングツール
徳田研究室 唐津 豊 徳田研究室 唐津 豊
人物再識別システムの 試作と評価 飯塚 敦志.
ベイジアンネットワークと クラスタリング手法を用いたWeb障害検知システムの開発
B2 – ruu B1 – yasukata 親 - amanoma
ネットワークを介した 計測制御システムの開発
Presentation transcript:

WIP中間発表 画像解析を用いた メイドの為の 無許可撮影通知システム ACE - B1 nocchi B1 mewtwo 親 - amanoma 「新人」 「1年」

概要 画像解析を用いて、カメラを向けられている事をメイドに通知するシステムの構築 !!! 画像解析=OpenCV

背景 ビラ配り中のメイドが無許可で撮影されている

問題意識 ビラ配り中の撮影は、正面からであっても撮られていることに気付きにくい 顔が写ったままネットに公開されると個人特定に繋がる 経験談

目的 カメラが向けられていることをメイドに通知する 撮影に対して自衛可能にする 撮影をやめるように言うor物陰に逃げる

アプローチ ヘッドドレスにwebカメラを装着し、映像を解析する事で自分に向けられているカメラを認識 !!!

想定環境 晴れた日中の屋外 メイドの正面の映像を解析 認識対象のカメラは一眼レフ メイドがビラを配っている時間帯 顔を写されないようにする為 一眼レフの割合が大きい 撮影者の顔は隠されているのにメイドはそのまま

カメラが向けられている事の定義 メイドの正面映像に円が存在する場合、カメラが向けられていると定義 一眼レフのレンズは正面から見ると円である

認識手順 撮影映像のノイズ除去 ノイズ除去後の画像からレンズ部分の円を抽出 抽出した円をもとに、向けられているカメラを認識

画像のノイズ除去 誤検出を減らす為のノイズ除去 グレースケール化 平滑化

円抽出手法 ノイズ除去後の画像からハフ変換でレンズ部分の円を抽出

予備実験 ハフ変換がどのくらいの精度で円を抽出できるのかを実際にOpenCVを用いて実験 ⇒ハフ変換はノイズによる誤検出が多い 抽出後 元画像 文字をそろえる

誤検出対策 円回帰分析を併用し、ハフ変換の誤検出を軽減する ハフ変換 円回帰分析 +

カメラを向けられている事の認識 二種類の方法で得た円の中心が一致すれば、カメラを向けられていると認識 + 一致した円

通知 通知音を出してメイドに通知 イヤホン使用

システム構成図 nocchiが作成 mewtwoが作成 Webカメラ 撮影映像 画像取得モジュール 画像 ノイズ除去モジュール 画像 画像 ハフ変換 モジュール 円回帰分析 モジュール 円抽出 PC 中心座標 中心座標 カメラ認識モジュール 通知音出力モジュール 通知音 イヤホン

実装環境 OS 開発ツール 言語 ライブラリ Webカメラ WindowsVista 32bit VisualC++2008 C OpenCV Webカメラ Webcam Pro 9000

評価方針 定性評価 定量評価 カメラに気づくことが出来たか 違和感がなかったか 認識可能距離 認識率 ※メイドを含めた10人に使ってもらい、アンケートを実施 定量評価 認識可能距離 認識率

スケジュール 12月中旬 予備実験・円回帰分析の設計 12月中旬~ 1月中旬 実装 1月中旬~下旬 実験・評価 2月4日 最終発表

まとめ メイドにカメラが向けられている事を通知するシステムの構築 OpenCVで円を抽出する事によるカメラ認識の方法