2. 食品の品質・安全性向上のための社会システム ◆ 品質・安全性基準、管理記録、検証、認証 ◆

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Presentation transcript:

2. 食品の品質・安全性向上のための社会システム ◆ 品質・安全性基準、管理記録、検証、認証 ◆ 2. 食品の品質・安全性向上のための社会システム ◆ 品質・安全性基準、管理記録、検証、認証  ◆ 世界の動向(民間組織) 国際標準化機構(ISO) SQF(Safe Quality Food:安全で高品質の食品) EurepGAP(ユーレップギャップ) 日本の動向 御上の息掛り組織 厚生労働省関連: 「総合衛生管理製造過程」 農水省関連: (社)日本農林規格協会「生産情報公表牛肉のJAS規格」 地方自治体関連 「東京都食品衛生自主管理認証制度」等 生産団体関連 「全農安心システム」等

国際標準化機構(ISO) 認定機関 適合性評価機関 試験・校正 検査 認証 製品認証 品質マネジメントシステム審査登録 要員認証 国際相互承認協定により加盟国の認定機関が同等とされた:日本では(財)日本適合性認定協会(JAB) 認定機関 適合性評価機関 試験・校正 検査 認証 製品認証 品質マネジメントシステム審査登録 要員認証

JABホームページからの引用 国際的相互認証協定 第三者認証システム (第一者) 提供者 (第二者) 購入者 製品認証機関 (第三者) 認証 品質保証 品質要求

事業体(企業、工場等)の品質又は環境のマネジメントシステムがそれぞれISO9000シリーズ又はISO14001の要求事項に適合していることを審査登録機関が審査し、適合していればその供給者及び事業者を登録し、公表する制度をマネジメントシステム審査登録制度と呼んでいます。  品質・環境マネジメントシステム審査登録制度は大きく分けて次の4つの機能から成り立っています。 審査登録機関 所定の水準を満たすだけでなく、恒常的に改善するための組織・計画が構築されていないと認証には至らない。システム認証であることを理解してください。

フードチェーンにおけるあらゆる事業体に対する要件 ISO 22000:2005 Food safety management systems -- Requirements for any organization in the food chain ISO 22000:2005 食品安全管理システム: フードチェーンにおけるあらゆる事業体に対する要件 Edition: 1 (Monolingual) Number of pages: 32 Technical committee / subcommittee: TC 34; ISO Standards Stage date: 2005-08-30 ISO基準書を購入するだけで100万円が必要となる。これを従業員に教育し、訓練するためにも費用が必要となる。「HACCPは安上がりだ」という意味は、食中毒事故による費用と対比して国民経済の視点で捉えたものであり、個別事業体にとっては、決して、安上がりではない! 従業員に教育 Add to shopping basket Size Price ISO 22000:2005 PDF version 1058 KB CHF 120,00 1,123,155円 「水と安全性はタダか?」 日本では、トラブルがあると「水に流す」という表現がありますが、日本の河川が短く、急流であるために、有害物質が速やかに海に去ることから生まれたものです。欧米諸国では、数カ国に跨る大河川が多く、川に有害物質を流すと国際問題に発展します。 欧米諸国に比べて地縁・血縁社会からの脱却が遅れている日本では、未だに「○○さんが作ったものだから安心」といった感覚が残っています。6割の食料が輸入されており、輸入品の生産者を特定することはほとんど不可能であり、知ったところで安心できるものではないでしょう。生産者と流通業者、流通業者と消費者という間に立って、一貫した保証を引き受けるのが第三者認証システムです。地縁・血縁による旧来型の信頼関係を契約に基づく信頼関係へと変えていくことが時代の要請となっています。

Abstract ISO 22000:2005 specifies requirements for a food safety management system where an organization in the food chain needs to demonstrate its ability to control food safety hazards in order to ensure that food is safe at the time of human consumption. It is applicable to all organizations, regardless of size, which are involved in any aspect of the food chain and want to implement systems that consistently provide safe products. The means of meeting any requirements of ISO 22000:2005 can be accomplished through the use of internal and/or external resources. 要旨 ISO 22000:2005は、フードチェーンの事業体が食べて安全であることを保証するために食品安全上の危害を制御する能力があることを示すための食品安全管理システムに対して特化した要件である。 ISO 22000は、フードチェーンのあらゆる段階において、常に安全な製品を供給するシステムを実行することを望む全ての事業体において、その規模にかかわらず適用できる。ISO 22000の要件を満たす手段は、内部だけでなく外部の人的資源の活用を通して達成することができる。

ISO 22000:2005の個別の要件は、事業体に以下のことを可能とする。 ● 意図した使用において消費者にとって安全である製品を提供することを目 的とする食品安全管理システムを計画、実施、操作、維持、更新すること ● 適用される法令および規則の食品安全上の要件について適合性を証明す ること ● 顧客の満足度を高めるために、食品安全と関連する消費者の要望を評価・ 査定し、相互に合意した消費者の要望に一致することを証明すること ● フードチェーンにおける供給者、消費者ならびに利害関係団体に対して食 品安全問題についてのコミュニケーションを効果的に行なうこと ● 事業体が宣言した食品安全方針に従って活動していることを保証すること ● 利害関係団体にその適合性を証明すること、ならびに ● 食品安全管理システムの認証または登録を外部組織に求め、あるいは、 ISO 22000:2005への適合を自己査定し自己宣言すること ISO 22000:2005 specifies requirements to enable an organization -- to plan, implement, operate, maintain and update a food safety management system aimed at providing products that, according to their intended use, are safe for the consumer, -- to demonstrate compliance with applicable statutory and regulatory food safety requirements, -- to evaluate and assess customer requirements and demonstrate conformity with those mutually agreed customer requirements that relate to food safety, in order to enhance customer satisfaction, -- to effectively communicate food safety issues to their suppliers, customers and relevant interested parties in the food chain, -- to ensure that the organization conforms to its stated food safety policy, -- to demonstrate such conformity to relevant interested parties, and -- to seek certification or registration of its food safety management system by an external organization, or make a self-assessment or self-declaration of conformity to ISO 22000:2005.

認証に当る審査員の資質がISOシステムの鍵を握っている。 国際要員認証協会 IPC(The International Personnel Certification Association) 旧 IATCA (International Auditor and Training Certification Association) CRITERIA FOR QUALITY MANAGEMENT SYSTEM (ISO 9000:2000) AUDITOR TRAINING COURSE 品質管理システム(ISO 9000:2000)審査員研修コース基準 一般 2.  序文 3.  研修目的 3.2 一般 3.3 基準 3.4 審査過程と責任 3.5 審査計画 3.6 審査の実施 3.7 審査の報告と追跡調査 4.  研修内容 5. 研修の構成、訓練方法および施設 5.1 期間 5.2 訓練方法 5.3 クラスの人数と出席 5.4 講師数 5.5 研修教材 5.6 施設 GENERAL 2. INTRODUCTION 3. LEARNING OBJECTIVES 3.2 GENERAL 3.3 STANDARDS 3.4 AUDIT PROCESS AND RESPONSIBILITIES 3.5 PLANNING THE AUDIT 3.6 PERFORMING THE AUDIT 3.7 REPORTING AND FOLLOWING UP THE AUDIT 4. COURSE CONTENT 5. COURSE STRUCTURE, TRAINING METHODS AND FACILITIES 5.1 DURATION 5.2 TRAINING METHODS 5.3 CLASS SIZE; ATTENDANCE 5.4 NUMBER OF INSTRUCTORS 5.5 COURSE MATERIALS 5.6 FACILITIES 認証に当る審査員の資質がISOシステムの鍵を握っている。 審査員を養成する研修機関を認定する際の基準は「国際要員認証協会」が作成し、全ての国の審査が同等性を維持するように、審査員の資質管理が行なわれている。 専門要員の養成が行なわれないと認証システムは機能しない。日本国内の認証システムにおいて、これが実施されているか? 6. EVALUATION OF STUDENTS 6.2 CONTINUAL EVALUATION 6.3 WRITTEN EXAMINATION 6.4 GRADING: PASS/FAIL DECISIONS 6.5 RE-EXAMINATION 7. VARIATIONS 6. 研修生の評価 6.2 継続的評価 6.3 筆記試験 6.4 採点:合格/不合格の決定 6.5 再試験

民間においては、品質・安全性認証システムの構築が模索されてきたが、工業製品を対象とする品質管理ISO9000シリーズを食品業界に準用していた現状を改善すべくオーストラリアで品質と安全性の両面を含むSQF(Safe Quality Food)の認証システムが開発された。それが米国に本拠を移し、日本を含む世界各地に認証を行う組織を認定している。 食品流通研究所(FMI)は、食品の安全性と品質のプログラム(SQF)として、明解な解決法を提供します。SQFプログラムは、HACCP、コーデックス、ISOならびに品質保証システムに準拠しており、世界における食品小売業の総収益の70%以上を占めている組織である世界食品安全機構(GFSI)によって承認されています。 The Food Marketing Institute is excited to offer a clear solution - the Safe Quality Food (SQF) program. Recognized by the Global Food Safety Initiative, an organization representing over 70% of food retail revenue worldwide, the SQF Program is based on the principles of HACCP, Codex, ISO and Quality Management Systems.

SQF 2000 Code 規約 Introduction Edition 5 (November 2005) 1. Scope 2. References 3. Definitions 4. SQF 2000 System Requirements 4.1 Commitment 4.2 Specifications 4.3 Control of Production 4.4 Verification 4.5 Document Control and Records 4.6 Product Identification, Trace and Recall Appendix 1 Implementing a SQF 2000 System Appendix 2 Principles & Application of HACCP Appendix 3 Certifying SQF 2000 Systems Appendix 4 SQF 2000 Certification Trade Mark – Rules for Use Notes http://www.sqfi.com/ 4. SQF 2000 システムの要件 4.1 義務 4.2 計画明細書 4.3 生産の管理 4.4 検証 4.5 文書管理と記録 4.6 製品の特定、追跡および回収 付属文書1.SQF2000システムの実施 付属文書2.HACCPの原則と適用 付属文書3. SQF2000システムの認証 付属文書4. SQF2000認証の登録商標:使用規則

4. SQF 2000 System Requirements SQF 2000 Code:  はじめに The SQF 2000 Code is divided into three levels. An explanation of each Level is provided in Appendix1. Each Level is designed to indicate the level of development of a Suppliers food safety and quality management system as follows: Level 1 Food Safety Fundamentals Level 2 Certified HACCP Food Safety Plans Level 3 Comprehensive Food Safety and Quality Management System SQF 2000 規約は、3段階のレベルに分けられています。各レベルの説明は、附属文書1に定義してあります。各レベルは、供給者の食品安全と品質の管理システムの達成レベルを示すように、以下のように設定されています: レベル1: 食品安全の基本 レベル2: 認証されたHACCP食品安全計画 レベル3: 食品安全と品質の包括的な管理システム 4. SQF 2000 システムの要件 4. SQF 2000 System Requirements 4.1.1 Management Policy The owner or most senior person shall define the Supplier’s commitment to food safety, quality and continuous improvement and make resources available to achieve these objectives in a Policy Statement, which is relevant to the Supplier’s goals and customer requirements. It shall be signed by the owner or most senior person, documented in the Policy Manual and communicated to all staff. 4.1.1 経営方針 オーナーまたは大部分の経営陣は、供給者の目標と消費者の要求に該当する「政策綱領」において、食品の安全、品質ならびに継続的改善に関する「供給者の公約」を定め、それらの目的達成を可能とする人材を育成しなければならない。その文書は、オーナーまたは大部分の経営陣が署名し、「政策マニュアル」に取りまとめて全ての従業員に配布しなければならない。

i.  オーナーまたは大部分の経営陣は、安全な食品を供給し、それを達成可能とする人材育成を図る自ら公約を概括した「政策綱領」を作成し、署名しなければならない。 その文書は: a .  オーナーまたは大部分の経営陣によって署名されていること b .  少なくとも毎年、経営陣によって再検討されていること c . 目立つ場所に掲示されていること d . 従業員に分かる言語で書かれ、全ての従業員に通達されていること i. The owner or most senior responsible person shall prepare and sign a Policy Statement outlining their commitment to supply safe food and to make resources available to achieve this. It shall be: a. Signed by the owner or the senior responsible person; b. Reviewed by senior management at least annually; c . Displayed in a prominent position; and d. Available in language understood by staff and communicated to all staff. レベル1 レベル2 ii. The Policy Statement shall further outline Supplier’s commitment to make resources available to support the development, implementation and maintenance of the Level 2 Food Safety Plan. ii . 「政策綱領」には、レベル2 の食品安全計画の作成、実施および整備を行なう人材育成についての供給者責任を詳細に記載しなければならない。 iii. The Policy Statement shall further outline The Supplier’s commitment to: a. Food quality and continuous improvement which is relevant to the Supplier’s goals and customer requirements and make the resources available to achieve this; and iv. Support the development, implementation and maintenance of the Level 3 Food Quality Plan. iii . 「政策綱領」には、以下の点について供給者責任を詳述しなければならない。 a. 供給者の目標と消費者の要求に該当する食品の品質と継続的改善、ならびに、それを達成可能とする人材育成 iv. レベル3の食品安全計画の作成、実施および整備に対する財政維持 レベル3

レベル1 レベル2 レベル3 4.3.1 工程管理 4.3.1 Process Control 4.3.1 工程管理 供給者は、食品安全計画における安全性、ならびに、食品品質計画における品質を管理し、保証するための手段を文書化しなければならない。 4.3.1 Process Control The Supplier shall document the means by which it will control and assure food safety in a Food Safety Plan and quality in a Food Quality Plan. i. 供給者は、以下のものを提出すること a.  周囲と関連した建物の位置を示す敷地図 b.  所轄当局による建物の建設許可書類 ii. 供給者は、建物が構造的に完全な状態でかつ衛生的な方法で維持されていることを保証しなければならない。 iii. 供給者は、食品安全計画において認証範囲に適用される一般的衛生管理(PP: Prerequisite Programs)を文書化しなければならない。 iv. 供給者は、 一般的衛生管理がSQF 専門員によって実行、確認、検証、維持されていることを、維持されることを保証しなければならない。 i. The Supplier shall provide: a. A site plan showing the location of the premises in relation to its surrounds ; b. Evidence of the approval of the premises construction by the relevant authority; ii. The Supplier shall ensure the premises are maintained in a structurally sound and hygienic manner. iii. The Supplier shall document Pre-requisite Programs applicable to its Scope of Certification in a Food Safety Plan. iv. The Supplier shall ensure Pre-requisite Programs are implemented, validated, verified and maintained by an SQF Expert. レベル1 v. At this Level 2, the Food Safety Plan shall prescribe all control points critical to assuring, monitoring and maintaining food safety and shall: a. Be prepared in accordance with the HACCP Method; b. Cover a food or food group and the associated process; c . Include a Verification Schedule; and d. Be developed, validated, verified, implemented and maintained by a SQF Expert. v. レベル 2では、食品安全計画において、食品の安全を確保、監視、維持するための全ての決定的管理点(CCP)を規定しなければならない。 a. HACCP手法に従って準備すること b. 食品または食品グループならびにそれらが関係する工程を網羅すること c. 検証計画を含むこと d.  SQF 専門員によって、作成、確認、検証ならびに維持されること レベル2 vi. レベル 3では、食品品質のリスク・アセスメントの結果を概説し、品質を保証するために決定的な全ての管理点、ならびに、粗悪品の発生を防止または頻度を減らすための措置を規定した食品品質計画を文書化しなければならない。この食品品質計画は a.  HACCP手法の基本理念(guiding principles)に従って準備すること b. 食品または食品グループならびにそれらが関係する工程を網羅すること c. SQF 専門員によって、作成、確認、検証ならびに維持されること vi. At this Level 3, a Food Quality Plan which outlines the results of the food quality risk assessment and prescribes all controls critical to assuring food quality and action taken to prevent or reduce the incidence of poor quality occurring shall be documented. The Food Quality Plan shall: a. Be prepared in accordance with the guiding principles of the HACCP Method; b. Cover a food or food group and the associated processes; and c . Be developed, validated , verified, implemented and maintained by a SQF Expert. レベル3

レベル1 レベル2 レベル3 4.4 Verification 4.4.5 Product Sampling, Inspection and Analysis The Supplier shall document a procedure outlining the responsibility and method for sampling and analyzing finished product and work in progress to ensure it complies with customer and regulatory requirements and that any such sampling and analyses conform to recognized standards. 4.4 検証 4.4.5 製品のサンプリング、検査ならびに解析  供給者は、顧客および法令の要求を満たし、サンプリングと解析が承認された基準に適合していることを保証するために、最終製品および生産中の未完成品のサンプリングと解析の方法と責任を概括した手順を文書化しなければならない。 レベル1  供給者は、規格に適合していることを保証するために利用する際には、最終製品および生産中の未完成品をサンプリングして検査しなければならない。  全ての検査記録は保管しなければならない。 i. The Supplier shall sample and inspect finished product and work in progress when applicable to ensure it conforms to specification. ii. Records of all inspections shall be maintained. iii. 供給者は、食品安全に決定的要素である、最終製品および生産中の未完成品のサンプリング、検査および解析のための責任、方法および基準を概括した手順を文書化しなければならない。 iv. 全ての化学的または微生物学的な解析は、承認された標準的な方法に従わなければならない。 v. それらのサンプリング、検査および解析を行なうための要員は、適切な免許があり、訓練され、適格な能力を備えていなければならない。 vi. 全ての検査記録は保管しなければならない。 iii. The Supplier shall document a procedure outlining the responsibility, methods and criteria used for sampling, inspecting and analyzing finished product and work in progress critical to food safety. iv. All chemical or microbiological analyses shall be in accordance with recognized standard methods. v. Personnel shall be appropriately qualified, trained and competent to undertake these sampling, inspection and analyses. vi. Records of all analyses shall be maintained . レベル2 レベル3 vii. 食品安全に決定的要素である、最終製品および生産中の未完成品のサンプリング、検査および解析のための責任、方法および基準についての手順をさらに詳述しなければならない。 vii. The procedure shall further outline the responsibility, methods and criteria used for sampling, inspecting and analyzing finished product and work in progress critical to product quality.

General Food Processing: Level 1 SQF 2000 システムの計画、文書化および実施の手引き Guidance for Developing, Documenting and Implementing an SQF 2000 System General Food Processing: Level 1 SQF 2000 システムの計画、文書化および実施の手引き 一般的な食品の取扱い: レベル1 4.3 Control of Production 4.3.1 Process Control The Supplier shall document the means by which it will control food safety in a Food Safety Plan and quality in a Food Quality Plan. 4.3 生産の管理 4.3.1 工程管理  供給者は、食品安全計画における安全性、ならびに、食品品質計画における品質を管理するための手段を文書化しなければならない。 Guidance 手引き What does it mean? This element requires the Supplier to document a Food Safety Plan that is validated, verified (signed off) and maintained by an SQF Expert. これは何を意味するか?  この要件は、 SQF専門員によって、確認、検証(署名済み)ならびに維持されている食品安全計画を供給者が文書化することを求めるものである。 Note: What is a Food Safety Plan? A Level 1 Food Safety Plan is a document that outlines all the fundamental measures a Supplier has taken to assure the manufacture of safe food. It will cover a description of the location of the premises and evidence that the design and construction of the premises and the equipment used has been approved by the relevant authority. It also requires the documentation and implementation of those Pre-requisite Programs that apply to your operations. 注:これは何を意味するか? レベル 1 の食品安全計画は、安全な食品製造を確保するために供給者が採用している全ての基本的手段を概括する文書である。それには、施設の位置、ならびに、施設と使用設備の様式と構造が関係当局によって承認されたことの証拠についての記述が含まれるものとする。また、事業所に適用している一般的衛生管理の文書化と実施を求めるものである。

SQF 2000 の要件 Implementation 実施 SQF 2000 Requirement SQF 2000 の要件 i. The Supplier shall provide: a. A site plan showing the location of the premises in relation to its surrounds ; b. Evidence of the approval of the premises construction by the relevant authority; ii. The Supplier shall ensure the premises are maintained in a structurally sound and hygienic manner. iii. The Supplier shall document Pre-requisite Programs applicable to its Scope of Certification in a Food Safety Plan. iv. The Supplier shall ensure Pre-requisite Programs are implemented, validated, verified and maintained by an SQF Expert. i. 供給者は、以下のものを提出すること a.  周囲と関連した建物の位置を示す敷地図 b.  所轄当局による建物の建設許可書類 ii. 供給者は、建物が構造的に完全な状態でかつ衛生的な方法で維持されていることを保証しなければならない。 iii. 供給者は、食品安全計画において認証範囲に適用される一般的衛生管理(PP: Prerequisite Programs)を文書化しなければならない。 iv. 供給者は、 一般的衛生管理がSQF 専門員によって実行、確認、検証、維持されていることを、維持されることを保証しなければならない。 Implementation 実施 私は、何をする必要がありますか? あなたは、以下の事項を含むレベルlの食品安全計画を用意しなければなりません。 i.  施設(サイト)の配置を示す敷地図には、周囲の土地利用、ならびに、施設が使用目的について地方自治体から許可されていることの証拠を示すこと。 ii.  あなたは、施設が衛生学的配慮の下で設計、建設および維持されていることを証明するよう求められます。 SQF 2000認証に適った食品施設として望ましい最小限の「構造と設備の基準」は、附属文書1に概説されている。 What do I need to do? You must prepare a Level 1 Food Safety Plan that includes the following: i. A site plan showing the location of the premises (the site) which describes the surrounding land use and evidence from the local authority indicating that the premises is approved for the purpose. ii. You are required to demonstrate that the premises has been hygienically designed, constructed and maintained. Guidelines outlining minimum Construction and Equipment standards expected of a food premises under SQF 2000 Certification are outlined in Annex 1.

• 従業員業務 • 従業員加工業務 • 器材の校正 • 掃除と消毒の計画 • 施設と設備の保守 • 廃棄物の管理と処分の処置基準 • 水質 iii. Documented Pre-requisite Programs and demonstrate that they are being implemented. These prerequisite programs are necessary to demonstrate the Supplier has implemented the basic procedures and controls to maintain as a minimum the standards for maintaining personal hygiene, sanitation and food safety. Prerequisites will include but may not be limited to the following: iii.  一般的衛生管理が文書化され、それが実施されていることを証明すること。これらの一般的衛生管理は、個人衛生、消毒および食品安全の維持に必要な最小限の基準として維持するための基本的手順と管理を供給者が実施していることを証明するために不可欠である。一般的要件は、以下の事項を含み、それらに限定されるものではない。 •  従業員業務 •  従業員加工業務 •  器材の校正 •  掃除と消毒の計画 •  施設と設備の保守 •  廃棄物の管理と処分の処置基準 •  水質 •  在庫回転 •  病原菌と害獣制御計画 •  異物とガラスの処置基準 •  アレルゲンの処置基準 •  食品保護の処置基準 •  緊急時対策 •  輸送と配達の処置基準 •  製品の特定と回収の処置基準 •  訓練計画 •  承認された供給者元計画 • Personnel Practices • Personnel Processing Practices • Calibration of Equipment • Cleaning and Sanitation Programs • Premises and Equipment Maintenance • Waste Management and Disposal Protocol • Water Quality • Stock Rotation • Pest and Vermin Control Protocol • Foreign Matter and Glass Protocol • Allergen Control Protocol • Food Defence Protocol • Emergency Preparedness • Transport and Delivery Protocol • Product Identification and Recall Protocol • Training Program • Approved Supplier Program iv. Each Pre-requisite Programs in the Level 1 Food Safety Plan must be validated and verified by the SQF Expert. The SQF Expert is required to sign off each pre-requisite Program indicating that the verification and validation has been completed. Guidelines outlining minimum Pre-requisite Programs expected of a food premises under SQF 2000 Certification are outlined in Annex 2. iv.  レベル1の食品安全計画における 各々の一般的衛生管理要件は、 SQF専門員によって確認、検証されなければならない。SQF専門員は、確認と検証が完了したことを示すために、各々の一般的衛生管理要件に署名することを求められる。SQF 2000 認証における食品取扱い施設に期待される最小限の一般的衛生管理要件を概説した手引きは、附属文書2 にある。

General Food Processing: Level 1 SQF 2000 システムの計画、文書化および実施の手引き Guidance for Developing, Documenting and Implementing an SQF 2000 System General Food Processing: Level 1 SQF 2000 システムの計画、文書化および実施の手引き 一般的な食品の取扱い: レベル3 4.4 Verification 4.4.5 Finished Product Sampling, Inspection and Analysis The Supplier shall document a procedure outlining the responsibility and method for sampling and analyzing finished product to ensure it complies with customer and regulatory requirements and that any such sampling and analyses conforms to recognized standards. 4.4 検証 4.4.5 最終製品のサンプリング、検査ならびに解析  供給者は、顧客および法令の要求を満たし、サンプリングと解析が承認された基準に適合していることを保証するために、最終製品および生産中の未完成品のサンプリングと解析の方法と責任を概括した手順を文書化しなければならない。 手引き Guidance これは何を意味するか?  通常の食品製造工程において、製品が仕様に適合していることを確認し、食品の安全性と品質を検証するために、製造の途中あるいは製造後にサンプリングし、解析すること。 What does it mean? During the normal course of food processing product is sampled and analysed, either during or after production, to ensure that it meets the specifications and to verify food safety and quality aspects. 注: 原材料と最終製品の何を解析しなければならないかは、あなたが決めなければなりません(検証の一般的構成要素であり、検証計画に詳述する)。試験室で行なわれる解析の種類を決める際、あらゆる検査と解析は承認された標準的な方法に従わなければならない。実施する方法と検査はそれに準拠し、要求があった場合サンプリングを追跡するために留保したサンプルを管理しなければならない。これらの手順には、サンプリング実施の計画と予定ならびに責任者の指定を含むこと。 Note: You need to determine what raw materials and finished product must be analysed (usually part of verification and detailed in the verification schedule). In determining the type of analysis the laboratory undertaking any test or analysis must be accredited to recognized standards. The methods and tests applied must also be referenced and control samples withheld to ensure follow up sampling if required. The procedure must include a plan and a schedule for sampling activities and nominate responsibilities.

SQF 2000 の要件 SQF 2000 Requirement Level 3 i. The Supplier shall sample and inspect finished product and work in progress when applicable to ensure it conforms to specification. ii. Records of all inspections shall be maintained. iii. The Supplier shall document a procedure outlining the responsibility, methods and criteria used for sampling, inspecting and analyzing finished product and work in progress critical to food safety. iv. All chemical or microbiological analyses shall be in accordance with recognized standard methods. v. Personnel shall be appropriately qualified, trained and competent to undertake these sampling, inspection and analyses. vi. Records of all analyses shall be maintained. vii. The procedure shall further outline the responsibility, methods and criteria used for sampling, inspecting and analyzing finished product and work in progress critical to product quality. レベル 3 i. 供給者は、規格に適合していることを保証するために利用する際には、最終製品および生産中の未完成品をサンプリングして検査しなければならない。 ii.  全ての検査記録は保管しなければならない。 iii.  供給者は、食品安全に決定的要素である、最終製品および生産中の未完成品のサンプリング、検査および解析のための責任、方法および基準を概括した手順を文書化しなければならない。 iv.  全ての化学的または微生物学的な解析は、承認された標準的な方法に従わなければならない。 v.  それらのサンプリング、検査および解析を行なうための要員は、適切な免許があり、訓練され、適格な能力を備えていなければならない。 vi.  全ての検査記録は保管しなければならない。 vii.  食品安全に決定的要素である、最終製品および生産中の未完成品のサンプリング、検査および解析のための責任、方法および基準についての手順をさらに詳述しなければならない。

実施 私は、何をする必要がありますか? Implementation あなたは、食品の安全性と品質と関係する工程または最終製品の仕様書に適合していることを保証するために、最終製品および生産中の未完成品を検査するために確立した方法を概括した手順を文書化することが要求されている。最終製品の法的試験、検査あるいは解析は、顧客に配送する前に完了しなければならない。 あなたは、最終製品および生産中の未完成品をサンプリング、法的試験および検査に責任を持つ要員を指定し、サンプルを集め、検査、法的試験および解析を行なう方法を特定するのです。 外部試験機関に解析を依頼する場合には、その解析が承認された試験所で承認された業界規格方法を用いて実施されていることを証明しなければならない。それらの方法は、その試験所が4.2.2.条項の下であなたの事業体に対して「承認された供給者」として区分されるとして、あなたによって仕様書に記載されることになる。 あなたは、法的試験または解析のための製品のサンプリングが承認されたサンプリング方法で行なわれていることを証明しなければならない。 あなたは、サンプリング、法的試験ならびに解析を行う上で、要員が適格で、訓練され、かつ資格があることを保証しなければならず、実施した全ての法的試験、検査ならびに解析の記録を保管することになる。 What do I need to do? You are required to document a procedure outlining the methods you will establish to inspect finished product and work in progress to ensure it meets the process or finished product specification in relation to food safety and quality. Inspections, tests or analysis of finished product must be finalized before delivery to a customer. You will identify those with responsibility for sampling, inspecting and testing finished product and work in progress and identify the methods used to collect samples and complete these tests, inspection and analyses. If external laboratory analysis is used you must demonstrate that such analysis is completed by a recognized laboratory using recognized industry standard methods. These methods may be described in the specifications issued by you as the laboratory is classified as an Approved Supplier to your business under clause 4.2.2. You will demonstrate that sampling of product for inspection or analysis is completed using recognized sampling methods. You must ensure staff is qualified, trained and competent to complete sampling inspection and analyses and you will keep records of all inspections, tests and analyses made.

List of Registered SQF Auditors (Updated 6/30/2006) List of SQF Consultants (Updated 7/11/2006) 監査員 コンサルタント 食品部門の範囲 Food Sector Categories 登録 番号 水準 Level 氏名 所属 住所 1191 1464 1308 1013 1025 1042 1440 1417 1438 Inoue. T Ito. K Kubota. F Mizuta T. Sakamoto F. Sakata N. Tajiri M. Yoshida S. Yoshizumi T. 日本SGS 鹿児島産業貿易(株) 日本冷凍食品検査協会 横浜市 神奈川県 鹿児島市 東京都 General High Risk 16 1 7, 8, 9, 23, 26 7, 8, 10, 16, 20 6, 9, 25, 26 7, 9, 21, 24 8, 9, 14, 20, 23 1, 5, 10 9, 20, 23 1319 1013 1025 1370 1534 1124 1205 1033 Iwagi M. Mizuta T. Sakamoto F. Sato K. Shinohara M. Takahashi T. Takano Y. Tanamachi H. E-Navi Co., Ltd. 日本SGS 鹿児島産業貿易(株) 極洋(株) イオン(株) (株)食品施設計画研 (株)スターゼン (株)アトル. 福岡市 横浜市 鹿児島市 港区 千代田区 渋谷区 鳥栖市 High Risk General 9 7, 8, 10, 16, 20 6, 9, 25, 26 6, 9, 23 7, 24 7, 8, 13, 14, 20, 23, 30 1, 7, 8, 25, 26 20, 23, 24

Appendix 3. Certifying SQF 2000 Systems SQF 2000 システムの認証は、 SQFI の認可を受けた認証組織(登録機関)によって行われる。認証組織は、所定の基準への適合が求められる。 SQFI は、 SQF 監査員と認証組織が満たさなければならない要件を概説するために、 「 ISO/IEC Guide 65:1996 を SQF システムの認証に当る認証組織の一般的要件に適用するためのSQFI 指針」を作成している。 それに加えて、 SQF 監査員は以下の要件の全てを満たすことが要求される。実施すべき事項: 1.  認証された HACCP 訓練 2.  SQF システムの訓練 – SQF システムの実行と監査 3.  監査員訓練(実践的な監査能力、技術および手順) 4.  食品安全システムの監査に関する訓練と試験( 求められた時に、HACCP 食品安全システム、食品製造施設、ならびに食品製造システムを監査するための特別の監査技術) 5.   SQF 監査員としての登録 独立した委員会の査察に加えて、ハイリスク者用食品を含む SQF 2000 システムを監査する SQF 監査員は、ハイリスク者用食品の範囲を監査する能力を判定するために必要な場合には面接試験を受けることになる。 認証監査または再認証監査の 6ヵ月後に、監視監査が実施される。季節条件が適用される場合には、再認証監査はその季節の盛りに実施される。監査の頻度は、供給者が良好な監査履歴( 3年間において、決定的あるいは重要な不適合がなく、「良好」の監査評点を維持した)を証明した場合、最初の 3年以降は少なくなる。再認証監査は、毎年行われる。 認証組織は、監査頻度および監査要件に関するより詳細な情報を収集しなければならない。 Certification of a SQF 2000 System is conducted by Certification Bodies (Registrars) licensed by SQFI. Certification Bodies are required to meet specific criterion. SQFI has prepared a document, “SQFI Guidance on the Application of ISO/IEC Guide 65:1996 General Requirements for Certification Bodies for Certification of SQF Systems” to outline the requirements that SQF Auditors and Certification Bodies must comply with. In addition SQF Auditors are required to meet all of the following requirements. Complete: 1. Recognized HACCP Training; 2. SQF Systems Training – Implementing and Auditing SQF Systems; 3. Auditor Training (to cover practical auditing skills, techniques and procedures); 4. Training and Instruction in the Auditing of Food Safety Systems (auditing techniques specific to auditing HACCP food safety systems, food manufacturing premises and/or food production systems as required); and 5. Register as a SQF Auditor. SQF Auditors who audit a SQF 2000 System involving a High Risk Food, in addition to the independent panel review, may be interviewed if necessary to determine their capability to audit a High Risk Food Category. Six months after a Certification Audit or Re-certification Audit a Surveillance Audit is conducted. Where seasonal conditions apply, a Re-certification Audit can be conducted during the main part of the season. Audit frequency may be reduced after the first three years if the Supplier demonstrates a good audit history (no critical or major non conformities detected during the three year period and an audit rating of G (Good) is maintained). Recertification Audits are conducted annually. Certification Bodies shall have more detailed information regarding audit frequency and audit requirements.

Appendix 2. Principles & Application of HACCP ( コーデックス委員会の 「国際的業務規格として推奨されている食品衛生の一般的原則, CAC/RCP 1-1969, 改訂版 2003年4月」 の適用 ) (Adapted from Codex Alimentarius Commission – Recommended International Code of Practice General Principles of Food Hygiene, CAC/RCP 1-1969, Rev. 4-2003) 1. Assemble HACCP team with expertise in product and processes 2. Describe product 3. Identify intended use 4. Construct flow diagram 5. Confirm flow diagram against process in operation (or planned process) Preliminary Steps 事前の作業 1.製品と工程に関する専門知識のあるHACCP チームを編成 2.製品の記述 3.意図する使用を特定 4.工程流れ図の作成 5.操業中の工程(または計画された工程)において流れ図を確認 HACCP Principle HACCP 原則 HACCP Application HACCP の適用 1 .危害解析を実施 2 . CCP (決定的管理点)の決定 3 . CL(決定的限界値)の設定 4 . CCP管理の監視システムの確立 5 .モニターがCCP制御不能になったことを示した際の是正処置の確立 6 . HACCPシステムが有効に働いていることを確認する検証手順の確立 7 .これらの原則と適用に関わる全ての手順及び記録を網羅する文書の作成 1. Conduct a hazard analysis 2. Determine Critical Control Points (CCPs) 3. Establish critical limit(s) 4 Establish system to monitor control of CCP(s) 5. Establish corrective action to be taken when monitoring indicates CCP(s) are not under control 6. Establish procedures for verification to confirm that the HACCP system is working effectively 7. Establish documentation covering all procedures and records appropriate to these principles and their application 6.各工程に関係する全ての潜在的危害を列挙し、特定された危害の制御のためにあらゆる手段を検討する。 7.CCP(決定的管理点)の決定。 8.CL(決定的限界値)および許容範囲の設定。既知の限界値または未知の場合はリスクアセスメントに基づいて、 CLを超えるポイントを決定する。 9.制御不能、たとえばCLを超えた時に検知することができるCCP監視システムを確立する。持続的監視および定期監査を考慮する。 10.制御不能に陥った場合に対処でき、 CCPが制御下に戻ったことを確認できる是正措置を確立すること。 11.HACCPシステムとCCPが維持されていることを確認するための記録、逸脱および是正措置の記録についての再検討を含む、検証と監査のための手順を確立する 12.文書化と記録の管理は、事業体の特性と規模に応じた適切なものでなければならない。 6. List all potential hazards associated with each step and consider any measures to control identified hazards. 7. Determine CCPs. 8. Establish critical limits and tolerance levels. Determine at what point critical limit is exceeded based on known limits or risk assessment if unknown. 9. Establish a monitoring system for CCP that is able to detect loss of control i.e. when critical limits are exceeded. Consider continuous monitoring and/or periodic audit. 10. Establish corrective actions that are able to deal with loss of control when it occurs and is capable of determining when CCP has been brought under control. 11. Establish procedures for verification or audit that includereview of HACCP system and records, records of deviations and actions taken in order to confirm that CCPs are kept under control. 12. Documentation and record keeping should be appropriate to the nature and scale of the operation.