参照モデルを利用したプロセスフローの調査・記述の手法 900-561 参照モデルを利用したプロセスフローの調査・記述の手法 参照モデルを仮説として、スクリーンに映してユーザに確認、そして記述する 参照モデルの一つ一つのプロセスをユーザに説明しながら、その有無や順序を確認する プロセス名を変えたい場合はプロセス番号を変更しないで、名称だけを適切に変更する。 現状にないプロセスは赤にして残しておく。(設計の結果、必要になる場合あり) プロセス参照モデルのプロセスフローを利用して、現状のレベル4プロセスの有無をインタビューして、レベル4プロセスフローを描く方法、およびその事例を説明します。 ユーザを集めたワークショップにて、プロジェクターを利用して調査・確認します 1.プロセス参照モデルのレベル4プロセスフローを準備 プロセス参照モデルに付属したレベル4プロセスフローを準備します。プロセス参照モデルにないが、業務機能体系表にある場合は、新たにプロセスフローを描いておきます。 2.プロセスの有無を確認 スクリーンにプロセスフローを投射して、その流れと個々のプロセス機能を簡単に説明して、その有無を確認します。この際、短時間で簡潔に説明することが重要となります。そして、参照モデルにあり、現状に存在しないプロセスは赤色にして残しておきます。なぜならば、このプロセスの欠落が課題の原因になっている可能性があるからです。 3.プロセス名の変更 実際の機能に合うように、プロセス名を変えたい場合は、プロセス番号はそのままにして、名称だけを適切なモノに変更します。 例)sM1.3-3 機械の保守作業 (元は製造作業) 4.プロセスの順序関係を確認 合わせて、プロセスの順序関係も確認します。 5.確認しながら、プロセスフローを修正 多くのプロセスの機能を簡潔に説明して、短時間でプロセスフローを調査・確認ためには、ある程度の習熟が必要となります。そうでない場合は、所要時間を要します。 この例では、ここまでの所要時間は15分