水泳プールの衛生管理について(採水) (社)鹿児島県薬剤師会 試験センター H24.5.23
検査用水の採水要領 プール水 1 容器は3種類です。 A B C ★検査する水を正しく採ることが大切です。 A.1L角ポリ容器 検査用水の採水要領 プール水 1 ★検査する水を正しく採ることが大切です。 容器は3種類です。 A.1L角ポリ容器 (理化学検査用) B.200mL褐色ガラスびん (総トリハロメタン検査用) C.200mLポリ容器 (細菌検査用) A B C
検査用水の採水要領 プール水 2 プールにはった水を採水します。 1.塩素剤投入後、プール内の残留塩素が均一に なるようにして下さい。 検査用水の採水要領 プール水 2 プールにはった水を採水します。 1.塩素剤投入後、プール内の残留塩素が均一に なるようにして下さい。 2.採水前に、残留塩素の濃度の測定を行って下 さい。 残留塩素濃度 0.4mg/L以上であること。 3.容器をプール内に沈め、フタを空け採水します。 容器の口まで満水にし、容器を沈めたままフタを 固く閉めます。 ★細菌検査用容器は、さらに次の点に注意して採水して下さい。
検査用水の採水要領 プール水 3 1.袋から容器を取り出します。 2.フタを閉めたまま、容器をプール内に沈めま す。 検査用水の採水要領 プール水 3 200mLポリ容器(細菌検査用)の取り扱いについて 1.袋から容器を取り出します。 2.フタを閉めたまま、容器をプール内に沈めま す。 3.容器の上部やフタの内側に指などが触れない ように注意してフタを空け採水します。 4.容器を沈めたまま、フタを固く閉めます。
検査用水の採水要領 濁度 ★循環ろ過装置の処理水の検査を行ないます。 1L角ポリ容器(濁度検査用)青色シール 検査用水の採水要領 濁度 ★循環ろ過装置の処理水の検査を行ないます。 1L角ポリ容器(濁度検査用)青色シール ①循環ろ過装置出口付近の採水栓から 採取して下さい。 ②5分程度放水を行なった後に採水して 下さい。 ③検査する水を容器の口まで満水にして
濁度採水法について(プール全体図) ろ過 施設 ① ⑤ ④ ③ ② 大プール 更衣室 プール水吸い込み口 排出口 更衣室 小プール トイレ
濁度採水法について(ろ過施設1) ろ過装置 集毛器 プールからの 循環水流入管 ろ過後のプールへの 導入管
濁度採水法について(ろ過施設 2) ろ過水採水栓
濁度採水法について(ろ過施設 3) ろ過水採水栓からの採水
採水後の注意点 採水後の保存状態が結果に影響します。 採水後は冷蔵状態にし、出来るだけ速やかに お持込みいただくか、冷蔵便をご利用下さい。 採水後の保存状態が結果に影響します。 採水後は冷蔵状態にし、出来るだけ速やかに お持込みいただくか、冷蔵便をご利用下さい。 検査の受付(細菌検査を含むもの)は、月曜日から木曜日の午前9時から 12時、午後1時から3時迄です。 (祝日等のある週については、受付できない日がありますので、事前に お問い合わせ下さい。) その他ご不明な点は、当センターへお問い合わせ下さい。 〒899-0062 鹿児島市与次郎二丁目8-15 TEL 099-253-8935 FAX 099-255-2850 E-mail:kagoyaku@po.mincne.jp www.minc.ne.jp/kpa-siken
プール水 検査結果 平成23年度 708 117 16.5 平成22年度 691 92 13.3 受託件数 不適件数 不適率(%) プール水 検査結果 受託件数 不適件数 不適率(%) 平成23年度 708 (5項目+トリハロ) 677件 (5項目のみ) 31件 117 16.5 平成22年度 691 659件 32件 92 13.3
平成23年度 検査結果(項目別) 708 19 2.7 17 2.4 92 13.0 0.0 9 1.3 677 受託件数 不適件数 平成23年度 検査結果(項目別) 受託件数 不適件数 不適率(%) 水素イオン濃度(pH値) 708 19 2.7 大腸菌 17 2.4 一般細菌 92 13.0 過マンガン酸カリウム消費量 0.0 濁度 9 1.3 総トリハロメタン 677
循環ろ過装置の処理水 検査結果 受託件数 不適件数 不適率(%) 平成23年度 332 51 15.4 平成22年度 307 72 23.5
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