辰本将司 知識科学研究科佐藤研究室 s-tatsu@jaist.ac.jp 1998年4月7日 さまざまな視点と情報断片の検討調査 辰本将司 知識科学研究科佐藤研究室 s-tatsu@jaist.ac.jp 1998年4月7日.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
Software Engineering Laboratory, Department of Computer Science, Graduate School of Information Science and Technology, Osaka University 1 ソフトウェア部品推薦のための.
Advertisements

コンピュータプラクティ スⅠ アンケート 水野嘉明 1. 本日の予定 「アンケート」  人間的な要因を評価するための 一手段として、アンケートの方 法について学ぶ  実験では、アンケートの集計を 行う 2.
生物統計学・第 14 回 Perl を使いこなす インストール、プログラミング 2014 年 1 月 20 日 生命環境科学域 応用生命科学 類 尾形 善之.
~部門の構成~. 廃油処理の環境 ~ヘキサン抽出物より~ 材料開発 3 年 原田 直樹 丸山 祐介 村中 伸行.
~卒業記念文集 CD-ROM の製作~ 題材の長所 ・ Web ページの作り方の基礎が学べる ・ LANの機能を生かし、実体験として ネット ワークを生かした学習 ( 製作 ) が進められ る。 ・ 生徒一人一人が意欲をもてる。課題が もてる。 ・ 費用が少々。フロント・ページ・エク スプレス! 題材の短所.
提案書フォーマット(1/4) 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT) 「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」
ヘルスケア連動型 市販薬検索システム 研究者 : 加納 えり 指導教員 : 越田 高志.
すかいらーくの経営戦略            大東文化大学 3班 牛尾公美 大木雄貴.
Deep learningによる 読唇システム
検定 P.137.
1. 糖尿病腎症の治療と 食事療法の目的 2. 腎症の食事療法のポイント 3. 腎症の食事療法の実際 4. 「食品交換表」や「食品成分表」を
ショッピングバッグの広告効果 アンディ(槍木志歩).
Webネットワークにおける 研究者間の分析
第4回 (10/16) 授業の学習目標 先輩の卒論の調査に協力する。 2つの定量的変数間の関係を調べる最も簡単な方法は?
論文タイトル: Chewing JOCKEY -咀嚼音提示を利用した食感拡張装置の検討-
4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」 の説明
FOODS eBASE Cloudプラットフォームで構築
教育心理学 第7回 子どもの発達(6): 社会性の発達.
第10章 機械設計の高度化 ★本講義の内容だけでは機械設計はできない? ★教科書や参考書の設計手順で設計ができるのか?
卒業論文 最終発表 WWW情報検索 ナビゲーションシステムの設計と実装
卒業論文 最終発表 WWW情報検索 ナビゲーションシステムの設計と実装
和食インナービューティー セミナー概要 2014 年 4 月 13 日(日) とき 4,000 円(税込) 料金 場所
12月11日(土) 13:00~15:00 長崎大学教育学部 全炳徳 久方純
知性の一般認識と 認知心理学における定義の相違
消費者は食品の安全性についてどのように感じているのか?
「物質循環」を題材とするWebページの制作 -"Cigarrillo"(2006) /"Da I Kon"(2007) -
Study Design and Statistical Analysis
図書館と 情報スキルアップ教育 ―情報検索講習会報告と今後の展望―.
家族、学校、 みんなで考えよう、 ケータイ.
食事バランスガイド 1日に「何を」 「どれだけ」 食べたら良いか 「料理」で示していている
6.食文化 Pert.23.
経済情報処理ガイダンス 神奈川大学 経済学部.
ココゆれ 防災 減災 少子 高齢 産業 創出 ココゆれ 誕生の キッカケ ココゆれ でこう 変わった!
ビールが飲みたくなる広告の研究と提案 井上拓人.
練習問題アイテムバンクの開発研究 ~再生形式~
統計検定をとろう(瀬田学舎で) (日) 瀬田学舎内で団体特設会場受験を開催
2016年度 植物バイオサイエンス情報処理演習 第13回 情報解析(6) エクセルVBAによる遺伝子機能解析
わたしの好きなWebページ 情報リテラシー実践Ⅰ 首都 大.
メンタルレキシコン3:ことばの意味を実験から探る
最適設計と設備投資の経済計算 JMAセミナー 目標 6時間 期間 3ヶ月 講師 MEマネジメントサービス編
OpenGLライブラリを用いた3次元フラクタルの描画
角俊雄研究室 1DS04208T 山根章平 YAMANE Shohei
News Letter 安城市 減災まちづくり研究会
参照モデルを利用したプロセスフローの調査・記述の手法
状況に応じたユビキタスサービス起動 のための即興セレクタ
「人生100年時代」に求められるスキル 【OS】 【アプリ】 人生100年時代の働き手は、【アプリ】と【OS】を
【演習】 アクティブ・ラーニングの 視点を取り入れた 授業をデザインしよう
一人暮らしの男性のための料理検索システムの設計
Webネットワークにおける 研究者間の分析
辰本将司 知識科学研究科佐藤研究室 1998年4月7日 さまざまな視点と情報断片の検討調査 辰本将司 知識科学研究科佐藤研究室 1998年4月7日.
【1 事業の内容及び実施方法】 1.1. 事業内容(実施方法を含む) 1.1.1 加工・熱処理および試験片加工
理論研究:言語文化研究 担当:細川英雄.
第3分科会要旨 テーマ: 新市場創造型商品の事例研究 発表者: 古橋 雅彦
経済情報処理ガイダンス 神奈川大学 経済学部.
第10章 機械設計の高度化 ★本講義の内容だけでは機械設計はできない? ★教科書や参考書の設計手順で設計ができるのか?
ゲームプログラミング体験演習 :30-14:15 九州産業大学 情報科学部 米元.
販売名: ビタミンEC-L錠「クニヒロ」 製品回収
保守請負時を対象とした 労力見積のためのメトリクスの提案
アスペクト指向言語のための視点に応じた編集を可能にするツール
1. 糖尿病の患者さんは 血圧が高くなりやすい 2. 糖尿病に高血圧が併発して 合併症が早く進行する 3. 血圧コントロールの 目標と方法
欅田 雄輝 S 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科
提案書フォーマット(1/4) 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT) 「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」
複数活動履歴を基にしたユーザの関心情報の抽出
統合地盤情報管理システム (G-Cube for Windows) 活用事例
プログラムの一時停止時に 将来の実行情報を提供するデバッガ
初心者向けの株の解説 自身の運用体験のWebサイト制作
医療科学B演習のおさらい 杏林大学医学図書館 医療科学B.
様々なコンテンツを作っています! 本資料は病院に特化したものを集めました。
Presentation transcript:

辰本将司 知識科学研究科佐藤研究室 s-tatsu@jaist.ac.jp 1998年4月7日 さまざまな視点と情報断片の検討調査 辰本将司 知識科学研究科佐藤研究室 s-tatsu@jaist.ac.jp 1998年4月7日

調査目的とアンケート調査方法 「食品」という題材に、多くの情報断片を集めその中から具体的な「視点」を想定して、種々な人による視点の違い(関係)から必要な情報、知識を探る事を目的としています。 アンケート調査は、食品に関する情報断片を集め、九つの視点を想定し、各情報断片に対して視点との関係について5段階評価を行った。 アンケート調査はweb上に公開したホームページ上で行った。 アドレス(http://www.jaist.ac.jp/~s-tatsu/cgi-bin/q/question.html) 得られたデータは、様々な人の視点ごとの相関関係を調べるのに用いた。 解析結果ではアンケート協力者を被験者と記す。

視点1.食事を楽しむについての考察          被験者A455(1.7)被験者B585(2.1)被験者C474(1.8)被験者D704(2.6)

視点2.飲み頃、食べごろについての考察 被験者A311(1.2)被験者B388(1.4)被験者C391(1.5)被験者D513(1.9)

視点3.味を判断するについての考察 被験者A383(1.4)被験者B395(1.5)被験者C423(1.6)被験者D509(1.9)

視点4.社会の流れと食品のかかわりについての考察 被験者A429(1.6)被験者B597(2.2)被験者C554(2.1)被験者D761(2.8)

視点5.味のリメークについての考察 被験者A293(1.1)被験者B298(1.1)被験者C310(1.2)被験者D383(1.4)

視点6.個々の食材を「うまい料理」として統合してゆくプロセスについての考察 被験者A319(1.2)被験者B303(1.1)被験者C393(1.5)被験者D454(1.7)

視点7.人為的に加工された食品についての考察 被験者A363(1.3)被験者B374(1.4)被験者C340(1.3)被験者D432(1.6)

視点8.体に必要な食品についての考察 被験者A433(1.6)被験者B482(1.8)被験者C479(1.8)被験者D674(2.5)

視点9.簡単クッキングについての考察 被験者A317(1.2)被験者B352(1.3)被験者C293(1.1)被験者D417(1.6)

視点1~9の統合

まとめ 全体が似ている。 視点2.飲み頃、食べごろについての考察 被験者Bと被験者Cの視点が似ている。 視点3.味を判断するについての考察 被験者Cと被験者Dの視点の違い。 視点4.社会の流れと食品のかかわりについての考察 被験者Cの他の被験者との視点の違い。 視点5.味のリメークについての考察 被験者Aと被験者Bの視点の違い。 視点6.個々の食材を「うまい料理」として統合してゆくプロセスについての考察 視点7.人為的に加工された食品についての考察 被験者Dの他の被験者との視点の違い。 視点9.簡単クッキングについての考察 被験者Aと被験者Bの視点が似ている。 視点1.食事を楽しむについての考察 and 視点8..体に必要な食品についての考察 全体が似ている。