アウトカムとタスク
ことばの定義 アウトカム:期待される結果、成果 タスク:職務、義務 日本ストライカー株式会社
アウトカム志向 アウトカムを得るために、医療を提供する 提供する医療=タスク つまり、タスクの実行→アウトカム達成 日本ストライカー株式会社
タスクとアウトカムの関係① 達成 タスク アウトカム 実行 未達 達成 タスク アウトカム 不実行 未達 日本ストライカー株式会社
タスクとアウトカムの関係② タスクとアウトカムを相関目指す タスク アウトカム タスク アウトカム 実行 達成 不実行 未達 日本ストライカー株式会社
CPの目指すもの タスクとアウトカム 経験に基づくもの→根拠に基づくもの 理想・目標 アウトカムが適切であること タスクが適切であること タスクとアウトカム 経験に基づくもの→根拠に基づくもの 理想・目標 アウトカムが適切であること タスクが適切であること (適切・・・サービスとコスト) 日本ストライカー株式会社
適切なアウトカムとは はじめは自施設の標準でよい(EBM) ↓ ベンチマーク より適切なアウトカムの発見 アウトカムの改定 タスクの見直し 日本ストライカー株式会社
アウトカムの4項目とその例 健康のアウトカム・・・痛みのレベルが3以下である 機能的アウトカム・・・介助なしで車椅子に移動できる 知識のアウトカム・・・禁忌肢位を口頭で説明できる 合併症の不在 日本ストライカー株式会社
タスクとアウトカムの表現方法 タスク・・・医療者が主語 アウトカム・・・患者が主語 能動態で表現する 基準を明確にする 能動態で表現する 基準を明確にする =計測可能なものにする 日本ストライカー株式会社
バリアンスとは 予定(パス表)からの変動、逸脱 アウトカムが得られないこと 日本ストライカー株式会社
バリアンス 医療提供の改善に向けて
クリティカル・パスというシステム 提供する医療の最適化(改善)をはかる 評価項目:患者アウトカム 日本ストライカー株式会社
バリアンスとは パス表=標準からはずれること 「標準=パス」があると 「標準からはずれた患者さん=バリアンス」は目立つ → 個別的な医療提供 「標準=パス」があると 「標準からはずれた患者さん=バリアンス」は目立つ → 個別的な医療提供 → 医療提供の見直し 日本ストライカー株式会社
パス表に含まれるもの 患者アウトカム 提供する医療 提供する医療と患者アウトカムとの関係を明確にしないと、改善につながらない 日本ストライカー株式会社
アセスメント/疾患 パスの改善 クリティカル・パス 期待する 患者の状態 提供する医療 オーダー アセスメント 看護 実際の アウトカム 介入 援助 結果 医師の治療 バリアンス 調査・分析 検査 放射線 薬剤 その他 その他の関わり 日本ストライカー株式会社
バリアンス収集 データ項目の分類:バリアンスの分類 要因別の分類 細分類・コード化 院内で統一 データ収集の方法:収集シートの活用 要因別の分類 細分類・コード化 院内で統一 データ収集の方法:収集シートの活用 ※ 当事者にしかつかめない情報も必要 日本ストライカー株式会社
バリアンスデータの分析 データの分析時期:期間を決める データの量で決める データの分析方法:分析シートの利用 話合い → 医療提供の見直し データの量で決める データの分析方法:分析シートの利用 話合い → 医療提供の見直し 日本ストライカー株式会社
大切なこと バリアンスの基準(パスからはずす基準)を明確にする そのためには アウトカムを明確にする CP導入目的を再確認する 日本ストライカー株式会社
アメリカと日本の違い 期待されるアウトカムが 得られなかった パスから外れる 在院日数の延長 問題である さほど問題でない 日本ストライカー株式会社
アウトカムを左右するもの 治療・ケア =パス表にある治療・ケアが行えなかった 日本ストライカー株式会社