次ページボタン ではなく、 画面をクリックする 「PPT アニメーション機能」 でご覧下さい。 060312版 ちょっと一休み (63) 次ページボタン ではなく、 画面をクリックする 「PPT アニメーション機能」 でご覧下さい。 國井技術士設計事務所(Active Design Office) 【情報提供】
ちょっと一休み(63)Rev.01 060312版 もしや、このバックグランドは・・・? 國井先生のお好きな「自動車シリーズ」ですね? 060312版 ちょっと一休み (63) ちょっと一休み(63)Rev.01 060312版 もしや、このバックグランドは・・・? 國井先生のお好きな「自動車シリーズ」ですね? 「ちょっと一休み(40):日産自動車の改革」 を リリース済みです。(040927版) 後でも結構です。↑こちらもご覧ください。
今回は、 日産ティーダ・・・です。 今回は、設計行為のなかで最も難しい、言い換えれば、遣り甲斐のある・・・ 【キーワード】 ・ 共通化設計 060312版 ちょっと一休み (63) 今回は、 日産ティーダ・・・です。 今回は、設計行為のなかで最も難しい、言い換えれば、遣り甲斐のある・・・ 【キーワード】 ・ 共通化設計 ・ PF(プラットホーム) ・ 優先順位の設定 ・ トレードオフ これは、ティーダPF(プラットホーム)のマーチです。 を、日産ティーダ で学習してみましょう! 【引用文献・参考文献】 ・http://www2.nissan.co.jp/TIIDA/C11/0409/EXTER/main4.html
「日産ティーダ 」を設計分析する 2005年11月01日 夕刊フジ より抜粋(一部編集) 著者の設計分析 ■ 新型車「日産:ティーダ」発売 060312版 ちょっと一休み (63) 「日産ティーダ 」を設計分析する 2005年11月01日 夕刊フジ より抜粋(一部編集) 著者の設計分析 ■ 新型車「日産:ティーダ」発売 自動車ジャーナリスト:河口まなぶ氏 著 日産は、新型車「ティーダ」のCMで「コンパクトカーの質をシフトする」と謳っている。実際、ティーダを見ると、確かに言葉通りだ。 存在感ある個性的なスタイリング、内装の高級感で話題を呼んだ上級車「ティアナ」にも匹敵するインテリア。 今でも、TV CMをガンガン流していますね。 街でも良く見かけます。ドライバーは中高年層が多いようです。 売れているのでしょう! ゴーンさんのガッツが目に浮かびます・・・ これが 140万円 から買える。 確かにコンパクトカーの質をシフトしたと言える。ティーダは、かつての、ビッグネームであった「サニー」や「パルサー」に代るモデルだが、それらと比べても随分と見栄えがいい。 では、走りはどうだろうか? 簡易SPECです。 全長:4205mm 全幅:1695mm 全高:1535~1540mm 車両重量:1100~1230kg 総排気量:1498cc 最高出力:109Ps 価格:143~176万円 【引用文献・参考文献】 ・2005年11月01日 夕刊フジ
「日産ティーダ 」を設計分析する 2005年11月01日 夕刊フジ より抜粋(一部編集) 著者の設計分析 060312版 ちょっと一休み (63) 「日産ティーダ 」を設計分析する 2005年11月01日 夕刊フジ より抜粋(一部編集) 著者の設計分析 ■ 「質をシフトした」とは言えない。 走りは・・・正直、見た目ほどではない。この部分では、コンパクトカーの「質をシフトした」とは言えない。 やはり、ここら辺にPF(プラットホーム)の歪が生じるのですね。 Web上でのCMでもやはり、「高い走行安定性」を謳っていました。 実は、ティーダはクラス下のマーチのPF(プラットフォーム、車台)を用いている。それだけに走りの面で、マーチの域から抜け出せなかった。具体的には、パワステの感触が不自然で、乗り心地も少し荒い。 商品企画から始まる「コンセプト」を、是非、拝見したいものです。 恐らく、技術者はPFを理解して、設計すると思いますが、売り出す時に「何でも欲しがるマミちゃん症候群」になってしまうのでしょう。(推定) 日本の多くの企業で見られる現象です。 【引用文献・参考文献】 ・2005年11月01日 夕刊フジ
受講者の皆さん! もう一度、復習しましょう! 060312版 ちょっと一休み (63) 「日産ティーダ 」を設計分析する 2005年11月01日 夕刊フジ より抜粋(一部編集) 著者の設計分析 ■ プラットホーム概念の難しさと設計思想 受講者の皆さん! もう一度、復習しましょう! 実は、ティーダはクラス下のマーチのPF(プラットフォーム、車台)を用いている。それだけに走りの面で、マーチの域から抜け出せなかった。 具体的には、パワステの感触が不自然で、乗り心地も少し荒い。 もし、本当であるならば・・・ 「高い走行安定性」を謳う時に、「クラス下」のPFを利用する・・・この設計思想がおかしいのですね。 MDR * (Mini Design Review)構想では、設計審査の初っ端なら「却下!」となります。 *MDRは、國井技術士事務所のオリジナル設計審査システムです。 マーチは、日産が苦しい時に開発したモデルで、細かな点まで気が回らなかった。 それを受け継ぐティーダも時間的猶予も含め頑張ったが、我々を唸らせるほど質の高い走りは実現できなかった。 所謂、「何でも欲しがるマミちゃん症候群」が招いた、「中途半端な機械」になってしまうのです。 【引用文献・参考文献】 ・2005年11月01日 夕刊フジ
「日産ティーダ 」を設計分析する 2005年11月01日 夕刊フジ より抜粋(一部編集) 著者の設計分析 ■ 安全性は抜群! 060312版 ちょっと一休み (63) 「日産ティーダ 」を設計分析する 【引用文献・参考文献】 http://www2.nissan.co.jp/TIIDA/C11/0409/SAFETY/main1.html 2005年11月01日 夕刊フジ より抜粋(一部編集) 著者の設計分析 ■ 安全性は抜群! クルマを道具として使うなら、「走りはどうでも良く、安全なら良い」と、言う人は多い。 確かにその点では問題のない走りで、現実的にマーチも人気商品だ。 Web上のCMを調べました。 なんと!「最高の安全評価」で★が、6個もありました。 だったら、商品コンセプトは・・・ 1.低コスト/コンパクト 2.高級感覚/コンパクト 3.超安全/コンパクト だけで、押し通せば良かったのに・・・と思います。ちょっと残念! また、クルマにおける走りは、酒における味に例えられる。ビールと発泡酒の味の違いは容易に分かる。 では、味の良さに金を払ってビールを選ぶかと聞かれると、答えに詰まる人もいるだろう。 価格で発泡酒を選ぶのは妙に筋が通る。 納得! さすがに、自動車ジャーナリストさんです。 情報横流しの一部の学者や、一部のコンサルタントとは一味違いますね! 【引用文献・参考文献】 ・2005年11月01日 夕刊フジ
日本人は、何でもありが好き! 日本人は、曖昧が大好き! 060312版 ちょっと一休み (63) 「日産ティーダ 」を設計分析する 2005年11月01日 夕刊フジ より抜粋(一部編集) 著者の設計分析 日本人は、何でもありが好き! 日本人は、曖昧が大好き! ■ ティーダは価格で選ばれる だから、ティーダの走りがイマイチでも問題ない。ティーダは価格で選ばれるのだから、見た目で質をシフトさせれば、それでOKだ。 全くその通り! 同感です。自動車ジャーナリスト様。 ただ日産の名誉のために言うなら、日産は走りでもビールを目指したいという。だからあえて走りに触れてみた。 だったら、軽自動車の販売はやめて欲しいと思いませんか? 【引用文献・参考文献】 ・2005年11月01日 夕刊フジ
本Home Pageのトップページからダウンロード可 060312版 ちょっと一休み (63) 本Home Pageのトップページからダウンロード可 【著者の所感】 日産ティーダ・・・ちょっと気になる車です。 今度の土日に試乗してきます。 日産には私の大学から、多くの卒業生が就職します。 今後も益々、がんばってほしいものです。 マーチ マーチをPFにしたティーダ 終わり 【引用文献・参考文献】 ・http://www2.nissan.co.jp/TIIDA/C11/0409/EXTER/main4.html