ラベル表示を活用した 健康障害防止の取組 【○○部○○チーム】(所属等) 社内安全衛生教育用資料 ○○(名前) 【教育担当者さまへ】

Slides:



Advertisements
Similar presentations
本日のスケジュール 14:45~15:30 テキストの講義 15:30~16:15 設計レビュー 16:15~16:30 休憩
Advertisements

Infection Round Check List
放射性同位元素等取扱者健康診断問診票 フリガナ 氏 名 学生 職員 指導教官: 内線: 学部 学生番号:
新入社員安全教育.
化学物質の リスクアセスメント 平成28年7月 環境安全衛生管理室.
インフルエンザ・ノロウイルス勉強会 基礎編
企業における母性健康管理体制の現状と課題についてお話いたします。
経営トップの「安全衛生方針」に基づく 労働災害防止活動を推進しましょう! ○ 労働災害防止に当たっては、具体的な取組に先立ち、労働者の安
ビルメンテナンス業における リスクアセスメント研修会
ここに若林の絵が入る Ⅰ 従来型サービスの課題 Ⅴ Solaris基盤ヘルスチェックサービス ●従来型サービス Ⅱ 新サービスの概要
化学物質による健康障害を防ぐために 滋賀労働局 各労働基準監督署(大津 彦根 東近江) 液体、粉末、気体などの化学物質を扱う事業主へ
保安業務のポイント (1号、6号業務) 2014年11月14日 保安専門技術者指導講師.
冬期の健康管理 産業医科大学.
経管栄養の技術      及び関連するケア.
一般社団法人火力原子力発電技術協会 船橋信之
GHS Globally Harmonized System 化学品の分類および表示に関する 世界調和システムについて
学校薬剤師仕事(中教審/学校保健安全法)
6.飲酒と健康 飲酒・喫煙のカット 素材集-飲酒 「アルコール健康医学協会」 カット「アルコール健康医学協会」提供.
第228回灘区民健康講座   平成17年6月24日 義歯の管理について 灘区歯科医師会 谷岡 望.
ユーザーガイダンス2007 加速器管理部 タンデム棟 4階 化学処理室Ⅰ・Ⅱ、実験室利用について
従業員として知っておくべき マイナンバー マイナンバー提出までの流れ マイナンバーの利用目的 本人確認書類の提出 会社の安全管理対策
トピック9 感染の予防と管理 1 1.
■節電行動計画 節電目標 節電実績 生産設備の節電メニュー - ユーティリティ設備の節電メニュー 一般設備(照明・空調)の節電メニュー 事業者名 責任者名 節電目標 節電実績 機械・設備毎の 節電効果 実行 チェック 生産設備の節電メニュー ・不要又は待機状態にある電気設備の電源オフ及びモーター等の回転機の空転防.
試験機を安全にお使いいただくために SMVシリーズ
労働災害・職業病と健康 1.労働災害とその防止 2.職業病とその予防.
学習目標 1.呼吸機能障害のメカニズムについて理解する. 2.呼吸器系における各機能障害とその看護について理解できる. 3.換気障害,拡散障害,ガス運搬障害について,その機能異常や障害が起こるメカニズムとその所見について理解できる. SAMPLE 板書(授業終了まで消さない) 学習目標 1.呼吸機能障害のメカニズムについて理解する.
滋賀県産業保健推進センター 2009/03/05 弁護士 土井裕明
喫煙と口腔の健康について 三重県・三重県歯科医師会.
福島第一原子力発電所における熱中症教育(15分版)
放射性同位元素等取扱者健康診断問診票 フリガナ 氏 名 学生 職員 指導教官: 内線: 学部 学生番号:
化学物質の管理.
食鳥処理後の鶏肉でカンピロバクターが見つかる割合 鶏肉や鶏肉製品を扱っている場合、メニューを見直しましょう!
化学物質の取扱いについて ~リスクアセスメントの実施方法~
転倒災害について.
安全管理体制とリスクマネージメント 高齢者介護施設における感染対策
安全管理対策室・感染対策部門 感染管理認定看護師 長尾 多美子
平成29年10月24日 化学物質取扱者講習会 環境安全衛生管理室
ノロウイルスはあなたの手から感染します!!
ラベル表示を活用した労働者の教育推進事業
2 保護めがね.
第3回 浜松市交通安全計画の パブリック・コメント制度 担当 吉田
① 小売業における労働災害の発生状況 休業4日以上の死傷災害 災害発生率 平成25年に減少に転じるも、本年 は再び増加(対前年比7.8%増)
IHA除染におけるRMS警報 2012年9月25日 韓国水力原子力会社 新古里原子力発電プラント.
平成28年度農作業安全総合対策推進事業 一般社団法人全国農業改良普及支援協会 一般社団法人日本農業機械化協会.
GHSラベルの読み方の基本 【○○部○○チーム】(所属等) 社内安全衛生教育用資料 ○○(名前) 【教育担当者さまへ】
安全管理体制とリスクマネジメント.
第228回灘区民健康講座   平成17年6月24日 義歯の管理について 灘区歯科医師会 谷岡 望.
平成30年度教員免許更新講習 小学校理科の実験講習 2.水溶液の性質.
管理職(上司)向け 妊娠期~復職後までの制度対象者に対する主な対応
~ 獣医師の皆さん、抗菌剤の慎重使用等対策を進め、
厚生労働省 ラベル表示を活用した労働者の教育推進事業 委託先 株式会社三菱化学テクノリサーチ
資料「裁判例に見る体罰」を引用した 体罰事故防止研修 埼玉県教育委員会
~化学物質リスクアセスメント・ラベル表示が義務化されました~
トピック6 臨床におけるリスクの理解と マネジメント 1 1.
SDSの提出依頼 人事部 安全衛生管理室.
カビ、放置してませんか? カビ駆除の基本4カ条 『カビ』は喘息の再発・悪化、 アレルギーの原因になります! ①カビの『除去』 ②カビが生えた
安全活動の取り組み アサヒプリテック株式会社 2018/9/27  一般社団法人 埼玉県環境産業振興協会主催 労働安全衛生大会 講演用資料.
呼吸用保護具の 適切な着用について -フィットテストのご紹介-
~ 生産者の皆さん、抗菌剤の慎重使用等対策を進め、
情報の授業 アプリ等を活用した勉強方法の改善(計画) ・R-PDCAサイクル ・アプリを活用した勉強方法の改善 計画書
ラベル表示を活用した 火災爆発防止の取組 【○○部○○チーム】(所属等) 社内安全衛生教育用資料 ○○(名前) 【教育担当者さまへ】
6 安全帯.
機械の包括的な安全基準に関する指針  機械包括安全指針(H13年6月施行)が公表され、安全衛生活動に関する思想転換(理念転換)が具体化しました。 その後、本指針は、リスクアセスメントや、国際的な整合性を図る為 平成19年7月、指針の改正を行い、「本質安全化」へ一層の努力を する内容となりました。                        
火災爆発防止の取組 ラベル表示を活用した労働者の教育推進事業 平成28年度厚生労働省委託事業 ラベル表示を活用した
■ はじめに サッカークラブの運営においては、常に怪我/事故の可能性はある。
人事労務 NEWS 令和元年 7月発行 休職の取扱いについて
衛生委員会用 がんの健康講話用スライド.
放射線クイズ 11311028 柴田拡.
大阪府生活環境の保全等に関する条例に基づく水銀の大気排出規制のあり方について
個人情報に関する基本方針 基本方針 具体的な取り組み 相談体制
Presentation transcript:

ラベル表示を活用した 健康障害防止の取組 【○○部○○チーム】(所属等) 社内安全衛生教育用資料 ○○(名前) 【教育担当者さまへ】 適宜、所属や名前などを編集してご活用ください。 また、注意事項はこのようにコメントを記載しておりますので参考にしてください。 (印刷時やスクリーンへの投影時は適宜削除してください。)

ラベルの絵表示を見て内容物の有害性を把握し、 本日の学習内容 ラベルの絵表示を見て内容物の有害性を把握し、 健康障害から身を守りましょう。 有害性に起因する災害事例 健康障害を引き起こすおそれがある絵表示 危険有害性情報と注意書きの確認 化学物質の体内への取り込みを減らす設備対策 化学物質の体内への取り込みを減らす保護具 (参考)呼吸用保護具の正しい着用方法

有害性に起因する災害 化学物質が皮膚につくことによる薬傷 化学物質を吸い込むことによる中毒 など 年間200件程度発生 1. 有害性に起因する災害事例 有害性に起因する災害 化学物質が皮膚につくことによる薬傷 化学物質を吸い込むことによる中毒      など 年間200件程度発生 最悪の場合、がんになるおそれもあります 同様の災害は自分の職場でも起こるかもしれません 同じ化学物質、同じような有害性をもつ化学物質を取り扱っている場合 異なる化学物質でも同じような作業を行っている場合 今回の学習のポイント どのような有害性があるのか? どのような災害が過去にあったのか? 薬傷や中毒を防ぐにはどうすればいいのか?

工場内廃棄物焼却炉の吹きつけ作業中に薬傷 1. 有害性に起因する災害事例 【教育担当者さまへ】 自社の事業内容などに応じて適した事例を選定してください (複数挙げると多くの知見を学べます) 工場内廃棄物焼却炉の吹きつけ作業中に薬傷 化学工場において、作業指揮者が不在時の吹き付け作業中に作業員が薬傷を負う事例。 廃棄物焼却炉の定期補修工事中に、耐火物(焼却炉の炉壁)を補修のため、アルカリ性の硬化促進剤(硬化時間促進剤)の吹き付け作業を行っていた。 3名の作業員が吹き付け作業を行っていたところ、スプレーガンのノズルとホースの接続部から硬化促進剤が漏れて飛散し、作業者が硬化促進剤に接触したもの。 【教育担当者さまへ】 上記のように災害の概要だけお伝えして、どこに問題があったのかを労働者の方にまずは考えてもらいましょう。 【考えてみよう】 この事例の場合、どこに問題があったのでしょうか?

工場内廃棄物焼却炉の吹きつけ作業中に薬傷 1. 有害性に起因する災害事例 【教育担当者さまへ】 労働者の方に考えてもらった後、教育担当者からの意見提示をして、労働者の方とディスカッションをしましょう。 意見提示をしつつ労働者の方とディスカッションをすることそのものが重要です。 工場内廃棄物焼却炉の吹きつけ作業中に薬傷 どこに問題があったか?(例) 取り扱う化学物質の危険有害性を把握していなかった。 管理者:危険有害性を周知していなかった、情報を入手していなかった 作業員:作業前に危険有害性を確認していなかった 保護具が適切ではなかった。 管理者:安全教育や適切な安全指示をしていなかった 作業員:適切な保護具を着用していなかった(適切かどうか未確認) 作業指揮者が不在にもかかわらず作業を実施 管理者:安全が確保できる体制を確保しなかった 作業員:安全が確保できていないにも関わらず作業を実施した 【教育担当者さまへ】 ディスカッションを踏まえて、次にどうすれば災害は防げたのかについて、労働者の方に考えてもらいましょう。 【考えてみよう】 この事例の場合、どうすれば防げたのでしょうか?

工場内廃棄物焼却炉の吹きつけ作業中に薬傷 1. 有害性に起因する災害事例 【教育担当者さまへ】 前頁のディスカッションを踏まえるため、いろいろな意見や対策案が出ると思いますが、教育担当者から意見展示をして、労働者の方とディスカッションをしましょう。 意見提示をしつつ労働者の方とディスカッションをすることそのものが重要です。 工場内廃棄物焼却炉の吹きつけ作業中に薬傷 どうすれば防げたのか?何を学ぶか?(例) 取り扱う化学物質の危険有害性を把握する。 管理者:SDSなどを入手し、危険有害性を周知する(安全教育を行う) 作業員:作業前に危険有害性を確認してから作業に取り掛かる 適切な保護具を選定し、着用する。 管理者:危険有害性に応じた適切な保護具を選定し、着用を指示する 作業員:適切であることを確認し、正しく着用する 作業指揮者が不在にもかかわらず作業を実施 管理者:安全が確保できる体制を確保する(確保前に作業させない) 作業員:安全が確保されていることを確認してから作業を実施 危険有害性を把握したうえで、適切な作業指示書の作成 特に強酸や強アルカリの化学物質を取り扱う場合は、接触することで重大な健康被害を引き起こすおそれがあるため、適切な対策を検討

1. 有害性に起因する災害事例 主な有害性に起因する災害事例 健康障害の種類 人的被害 事例の概要 教訓 皮膚の薬傷 不休業3名 1. 有害性に起因する災害事例 【教育担当者さまへ】 教育は短時間で会っても繰り返しすることが重要です。「慣れ」などを防ぐため、毎回異なる災害事例を用いた教育を行うなどの工夫を検討してください。 主な有害性に起因する災害事例 健康障害の種類 人的被害 事例の概要 教訓 皮膚の薬傷 不休業3名 耐火物へ硬化促進剤を吹付け作業中に、ノズルとホースの接続部から強アルカリの薬剤が飛散し皮膚に付着し薬傷を負った。 作業前に使用する機器の点検を怠らないこと。有害性・作業内容に適応した保護具を着用すること。 顔と手の薬傷 休業3名 塗装ブース槽の清掃中に、水酸化ナトリウムによる薬傷を負った。 有害性・作業内容に適応した保護具の着用すること。 急性中毒 休業1名 グラビアコーターの受皿に接着剤をヒシャクで補給中にトルエンの蒸気を吸って中毒となった。 事前に有害性を考慮した安全作業マニュアルを整備し、教育すること。作業内容に適応した保護具の着用すること。 慢性鉛中毒 休業1名 鉛を含有する鋳物製品のグラインダー研磨作業を18年間実施し、体調不良となった。 血中鉛濃度が高く、鉛中毒と診断された。 粉じんが発生する作業場では、局所排気を設置し、保護具を着用すること。定期的に健康診断を受診すること。 発生した有害ガスによる急性中毒 休業4名 不休業7名 次亜塩素酸ナトリウムタンクに、誤って塩酸を投入し、塩素ガスが発生し中毒となった。 誤投入しないよう、識別しやすい標識等の設置すること。 膀胱がん 発がん6名 オルト-トルイジンを取り扱う工場で、回収洗浄液で防護手袋の洗浄再使用を長年続けた結果、膀胱がんを発症した。 保護具の着用を徹底していたが、洗浄液からの皮膚吸収は盲点だった。 胆管がん 発がん17名 (7名死亡) ジクロロプロパンを使った洗浄作業場で、長年洗浄剤蒸気を吸入し続けた結果、胆管がんを発症した。 未規制物質であっても安全とは限らないため、有害性を確認のうえ対策を講じること。 肺炎 塗装者の位置と局所排気吸入口の位置が不適正な状態で、4年間塗装作業を行い続けた結果、肺炎を発症した。 ミストが発生する場合、拡散する方向も意識して作業計画を立てること。

健康障害を引き起こすおそれがある4つの絵表示を 2. 健康障害を引き起こすおそれがある絵表示 健康障害を引き起こすおそれがある4つの絵表示を 理解しましょう。 取り扱っている化学物質のラベルを確認してみましょう 絵表示 具体的な危険性・有害性 注意事項 重篤な皮膚の薬傷 重篤な眼の損傷 粉じんまたはミストを吸入しないこと。 皮膚、眼に付けないこと。 取り扱い後はからだをよく洗うこと。 保護衣、保護手袋、保護メガネを着用すること。 飲み込む、吸入するまたは皮膚に接触すると 生命に危険あるいは有毒 蒸気/粉じん/ガス/ミストを吸入しないこと。 皮膚に付けないこと。 屋外または換気のよいところでのみ使用すること。 防じん・防毒マスク、保護衣、保護手袋を着用すること。 施錠して保管すること。 吸入するとアレルギー、喘息、呼吸困難を引き起こすおそれ 遺伝性疾患のおそれ 発がんのおそれ 生殖能または胎児への悪影響のおそれ 臓器への傷害のおそれ 誤嚥性肺炎のおそれ 皮膚に付けたり、蒸気/ガス/粉じんを吸い込まないこと。 防じん・防毒マスク/保護手袋/保護衣/保護眼鏡を着用すること。 換気すること。 異常が見られた場合あるいはばく露の懸念がある場合、医師の診察を受けること。 飲み込む、吸入するまたは皮膚に接触すると有害 強い眼への刺激、皮膚刺激 アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ 呼吸器への刺激または眠気やめまいのおそれ 粉じんまたはミストの吸入を避けること。 気分が悪い時は医師に連絡すること。 保護具を着用すること。

3. 危険有害性情報と注意書きの確認 有害性に関する絵表示はどれでしょう? どんな有害性があるでしょう? 3. 危険有害性情報と注意書きの確認 塗料のラベル(例)を確認しよう 【考えてみよう】 有害性に関する絵表示はどれでしょう? どんな有害性があるでしょう? どのようなことに注意するべきでしょう? どんな対策をとるとよいでしょう? 【教育担当者さまへ】 ここでは左の仮想的なラベルを用いて、労働者の方に上記について考えてもらいましょう。 次回以降は、自社で取り扱っている化学物質のラベルなどを用いて考えてもらうと、より効果的な教育につながると期待されます。

3. 有害性情報と注意書きの確認 塗料のラベル(例)を確認しよう 蒸気を吸入しないように十分に換気 保護具を着用 3. 有害性情報と注意書きの確認 【教育担当者さまへ】 前頁のディスカッションを踏まえるため、いろいろな意見や対策案が出ると思いますが、教育担当者から意見展示をして、労働者の方とディスカッションをしましょう。 意見提示をしつつ労働者の方とディスカッションをすることそのものが重要です。 塗料のラベル(例)を確認しよう 蒸気を吸入しないように十分に換気 保護具を着用 呼吸用保護具、保護手袋、保護メガネ 蒸気を吸い込んだり、手につくと中毒や薬傷の可能性がある。 蒸気が眼に入ると表面などに障害が起こる可能性がある。 長期間蒸気を吸い込むとがんや生殖毒性が発現する可能性がある。 臓器に障害をあたえる可能性がある。

健康障害防止には化学物質に接触しないことが重要 4. 化学物質の体内への取り込みを減らす設備対策 【教育担当者さまへ】 ここに記載している対策は代表的なものの一部です。その他、事業場で導入している対策などを適宜とりあげて、「この対策は何を防ぐために、どのような目的で導入しているのか」、「この対策をとらないと何が起こるおそれがあるのか」、「この対策の原理は何か」など、know-howだけではなく、know-why、know-whatを意識した教育につなげましょう。 健康障害防止には化学物質に接触しないことが重要 【その① 設備面での対策】 装置を密閉する(密閉化) 設備の開口部の閉止など、閉鎖された系の中で化学物質を取り扱う。 装置の開口面積を小さくする。 (密閉化できない場合)容器の蓋などを開けたままにしないこと。 換気を強化する(換気設備の導入) 局所排気装置や全体換気設備を設置・導入する。 換気扇は可能な限り常に稼働させて、外の新鮮な空気を取り入れる。 装置・容器などの蓋は不必要に開けないようにしましょう 換気されていない場所で化学物質を取り扱わないようにしましょう

健康障害防止には化学物質に接触しないことが重要 5. 化学物質の体内への取り込みを減らす保護具 健康障害防止には化学物質に接触しないことが重要 【その② 保護具での対策】 蒸気などの吸引防止 適切な呼吸用保護具を選択すること 防毒マスク、防じんマスク、電動ファン付き呼吸用保護具など 一般的なガーゼマスク(サージカルマスク)は、効果がないことに注意。 適切な吸収缶・フィルターを選択すること。 吸収缶やフィルターは一定期間使用すると効果がなくなるため、定期的に交換しましょう。 正しく着用すること 顔面とマスクが密着するように着用し、隙間がないことを確認しましょう。 取り扱い説明書を十分に確認しましょう。 適切な呼吸用保護具を選択し、正しく着用しましょう

健康障害防止には化学物質に接触しないことが重要 5. 化学物質の体内への取り込みを減らす保護具 健康障害防止には化学物質に接触しないことが重要 【その② 保護具での対策】 皮膚や眼などの接触防止 適切な保護具を選択すること 手・足・その他体の一部:保護服、化学保護手袋、保護長靴など 眼や顔面:保護メガネ、保護面、遮光保護具など 適切な素材を選択すること 耐酸、耐アルカリ、耐溶剤など 適切な保護具を選択し、正しく着用しましょう

保護具は正しく着用しないと効果がありません。 6. (参考)呼吸用保護具の正しい着用方法 保護具は正しく着用しないと効果がありません。 説明書を確認して正しく着用しましょう。 防毒マスクの正しい着用方法 【教育担当者さまへ】 実際に用いている呼吸用保護具を用いてデモンストレーションをすると効果的です。 (保護具着用管理責任者がいれば依頼する)

保護具は正しく着用しないと効果がありません。 6. (参考)呼吸用保護具の正しい着用方法 保護具は正しく着用しないと効果がありません。 説明書を確認して正しく着用しましょう。 防じんマスクの正しい着用方法 【教育担当者さまへ】 実際に用いている呼吸用保護具を用いてデモンストレーションをすると効果的です。 (保護具着用管理責任者がいれば依頼する)