ガスケットとは?
シールの種類 ジョイントシート、PTFEシート グラファイトシート、Oリング等 ソフトガスケット 渦巻きガスケット メタルジャケットガスケット カンプロファイルガスケット等 静止 (ガスケット) セミメタルガスケット メタルガスケット メタル中空Oリング リングジョイントガスケット シール グランドパッキン、メカニカルシール ラビリンスシール、オイルシール等 回転 運動 (パッキン) 往復 シリンダー、プランジャーポンプ Vパッキン等
ソフトガスケット ジョイントシート(100℃以下) PTFEシート(260℃以下) グラファイトシート(450℃以下) Oリング(耐熱性はゴム材質による)
セミメタルガスケット 渦巻きガスケット (高温、高圧・・・シール材による) メタルジャケットガスケット (高温、高圧・・・金属材質による) (高温、高圧・・・シール材による) メタルジャケットガスケット (高温、高圧・・・金属材質による) カンプロファイルガスケット
メタルガスケット メタル中空Oリング (高温、高圧) リングジョイントガスケット
ガスケット使用場所
漏れを止める仕組み 流体 流体圧<ガスケット面圧
渦巻きガスケット 石油精製、石油化学、化学、オイル、ガス、電力 その他の高温高圧下において信頼性が高く 工場の標準品となっている。
渦巻きガスケット 1912年 世界最大のガスケットメーカー 米国flexitallic(フレキシタリック社)開発 https://www.youtube.com/watch?v=ewLDdeXeNWg&rel=0
渦巻きガスケット フープ SUS304(標準) SUS304L,316,316L,アルミ、チタン、ニッケル、モネル、ハステロイ、インコネル等 フープ材 ステンレス薄板を渦に巻き、間にフィラー材を巻いて製造 フープ SUS304(標準) SUS304L,316,316L,アルミ、チタン、ニッケル、モネル、ハステロイ、インコネル等 フィラー グラファイト、PTFE、マイカ ノンアス無機質紙等 内輪 炭素鋼(標準) SUS304,304L,316,316L,チタン、モネル等 外輪 SUS304,316,チタン等 基本形 内輪付き 外輪付き 内外輪付き
渦巻きガスケットの問題点 座屈やバラケによるトラブルを防止するため API(アメリカ石油協会)は現在石油精製に用いられるすべての渦巻きガスケットは 座屈、渦巻きのほつれ、フィラーの混入を防ぐために内輪を用いることを推奨している。
渦巻きガスケットの問題点 隙間腐食 電食
渦巻きガスケットの問題点
渦巻きガスケットの問題点 渦巻きガスケットでシールに推奨されるフランジ面仕上げはかなり精密(Ra3.2~Ra6.3)であることが求められる ・~(波目) 寸法に差し支えない荒仕上げ面 ・▽ 経済的な機械加工面 ・▽▽ 良好な機械加工面 ・▽▽▽ 滑らかな仕上げ面 ・▽▽▽▽ 精密仕上げ面 3.2μm~6.3μm
渦巻きガスケットの問題点 y値(最小設計締付圧力)が68.9MPaと非常に高い ガスをシールする場合さらに高い締付圧を必要とする PTFEシートは15~25MPa グラファイトシートは25~30MPa ボルトを高張力ボルトに変更したり フランジ強度によっては設計変更する必要がある
次世代の高機能シール 国際特許取得フィッシュボーンガスケット 次世代の高機能シール 国際特許取得フィッシュボーンガスケット
ガスケット https://www.youtube.com/watch?v=7gRfYeeK30M
ガスケット 製造メーカー:中国江蘇省南京市 AIGI ENBIROMENTAL Inc. 中国国内に21のサービスセンター ISO、API認証工場
ガスケット どんな場所で使われるのか? 渦巻きガスケットが使われている場所 化学工場フランジ(熱交換器等) 発電所ボイラーフランジ(蒸気、薬液等) 製鉄工場フランジ 製紙工場フランジ 各種ガス基地フランジ (LNG、プロパンガス、LPガス、都市ガス他) その他各種工場 渦巻きガスケットが使われている場所
ガスケット
ガスケット TA-LUFT(VDI Guideline 2440&2200) 大気中300℃40Barで48時間後の漏れ量 1.6×10-9 Pa・m3/s 1.0×10-5 Pa・m3/s
ガスケット TA-LUFT(VDI Guideline 2440&2200) 合格基準値の100万分の1
補足資料 http://www.valqua.co.jp/wp-content/uploads/pdf/technical/vtn029.pdf#search=%27VOC+%E9%85%8D%E7%AE%A1+%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%27 資料出典元:2015年バルカー技術誌夏号
補足資料 VOCは今後さらに漏れの基準が厳しくなる傾向にあります! ベンゼン エタノール エチルベンゼン ヘプタン ヘキサン イソプレン メタノール メチルエチルケトン メチルイソブチルケトン オクタン ペンタン 1-ペンタン トルエン キシレン ブタン エタン メタン プロパン エチレン プロピレン http://bcove.me/dx3argom http://bcove.me/rmcrrtth
補足資料 平成12年度約140万トン→平成27年度約70万トン http://www.env.go.jp/air/osen/voc/H28-main.pdf 環境省ホームページより抜粋 29年3月 揮発性有機化合物(VOC)排出インベントリ検討会 平成12年度約140万トン→平成27年度約70万トン
ガスケット Chevron Fugitive Emission Test (CFET) 圧力4.1MPa 21℃⇒260℃温度変化5回の繰り返し試験
ガスケット CFET合格基準値の25分の1
ガスケット API 6FB Fire TEST合格
ガスケット EN-13555 テスト 16MPa 60MPa 54MPa (約10%) 18MPa (約70%) 4MPa 48MPa 面圧を下げていった場合の漏れ始め面圧 システム 圧力 初期 面圧 渦巻き ガスケット FISHBONE™ 16MPa 60MPa 54MPa (約10%) 18MPa (約70%) 4MPa 48MPa (約20%) 5MPa (約90%)
ガスケット ストップステップデザイン
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ガスケット 2MPa蒸気フランジ FISHBONEガスケット漏れなし稼働中
ガスケット y値(最小設計締め付け圧力)比較 渦巻きガスケット 68.9MPa フィッシュボーンガスケット 50MPa 約27%低いy値 最小締付トルク値比較 A社 FISHBONE™ JIS10K25A 26.2 N・m 20.7 N・m JIS10K50A 68.4 N・m 46.5 N・m
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ガスケット 試験データ等各種資料は http://www.i-den.jp/AIGI/ よりダウンロードできます