骨量は、25−30さいころに最高値となり、以降は徐々に減少する。女性の場合には閉経による急激な減少がこれに加わる。
関節軟骨の加齢変化 変形性膝関節症は最も一般的な膝の疾患で、骨の表面にある関節軟骨がすり減り、徐々に膝が変形していく(通常、O脚になる)。多くは加齢による関節軟骨の老化が膝関節症の原因で、高齢者ほどその罹患率は高い。
骨粗鬆症における骨の変化 正常のヒトの骨 骨粗鬆症のヒトの骨 圧迫骨折
骨のリモデリング 骨組織は一生の間絶えずリモデリング(改変)を受けている。これは周期性の過程で、1周期は小児期に高く、以後次第に減少して30歳頃に最低となる。その後の加齢では、骨吸収量が形成量を上回った状態で繰り返されることになり、海綿骨では骨梁の菲薄化等を生じる。
骨粗鬆症の食事療法 ・カルシウムを多く含む食品 牛乳、乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など *骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取目標量は、1日800mg以上 ・ビタミンDを多く含む食品 サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲなど ・ビタミンKを多く含む食品 納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど
慢性関節リューマチの発症頻度 わが国の慢性関節リウマチ患者数は、約50万人であると推測されている。これは全人口の0.3〜0.5%にあたる。また、約2〜4万人が1年間に慢性関節リウマチを発病していると言われている。 上図に慢性関節リウマチの発病する割合を性、年齢別で比較したものを示した(全体の発症数を100%として表しています)。
慢性関節リューマチの症状 慢性関節リューマチの骨変形