住民の成長 肯定的な関係をどうつくるか
地域住民としての成長 大人には地域住民として学ぶことがある 地域には対立しがちな状況がある 新興住宅地域の新旧住民の対立 ごみ・騒音・駐車・遊具 過疎地域の村おこしの方法をめぐって 何を誘致するか(大学・原発・刑務所・工場etc) 開発をめぐる賛否両派の対立 旧市街の保全か開発か・建物規制
鞆の浦景観vs架橋 福山市鞆の浦 古くからの港町(万葉の時代から江戸時代) 古い道路で車の渋滞・排気ガス・駐車場問題 古い建築物が残る 国立公園の一部 古い道路で車の渋滞・排気ガス・駐車場問題 湾の一部を埋め立て(駐車場)架橋(渋滞)案 反対運動(外部研究者の動員)と推進運動 道路は現在未決定
沼津・三島コンビナート阻止 1964年、石油コンビナート進出阻止の住民運動 四日市の公害への危機感と学習運動 国立遺伝研究所や沼津工業高校の関係者を中心にした連日の集会や学習会 専門をいかした調査 会社側の報告書を追及 両市長が反対声明→会社の断念
オウム阻止の住民運動 アパート入居拒否 住民票記載拒否運動(訴訟になって市の敗訴が続く) 幹部の子どもたちの小学校入学拒否運動(茨城県竜ヶ崎)
原子力発電所建設 賛成派と反対派の分裂 賛成派 雇用の発生 補助金 反対派 危険性
住民の関係と運動 新興住宅地の人間関係と変化 ムラと村 住民であることの意味 日本社会と「音」 背景としての人間関係 ムラと村 住民であることの意味 日本社会と「音」 背景としての人間関係 騒音おばさんは何を提起しているか 住民間のコミュニケーション(新と旧住民)
刺激と感じ方 刺激は恒常的になると感じにくくなる。 臭い(におい)(好悪の差があまりない) 光(光景) 臭い物質が空気中に散布→嗅覚が感じ取る 臭い物質が充満し続ける→感じなくなる 光(光景) 波→常に見える。しかし、目を閉じて遮断可能 音(好悪の差大→強い反感を生む可能性) 波→常に聞こえる。耳を閉じることはできない。
騒音をめぐる事件1 2001年05月26日午前4時10分ごろ、京都市中京区2階に住む無職松本幸生さん(53)が頭から血を流し倒れていた。A容疑者は「深夜に大声で騒がれたため眠れず、口論になった。カッとなり、体を持ち上げて落とした」と供述。近所の住民らによると、松本さんは同居している母親の耳が遠いことから大声で話すことが多かった。数年前からこのことをめぐってA容疑者とトラブルになっていたという
騒音をめぐる事件2 2003年03月06日午前5時ごろ、大阪府警堺北署に「人を刺して殺した」と男が自首した。スカウト業A容疑者(21)を殺人容疑で緊急逮捕した。死亡した男性はこの部屋に住む朴七星さん(71)とみられる。 調べでは、A容疑者は5日夜、このアパートに住む友人宅に遊びに来ていたところ、騒音などで男性に注意された。同容疑者は腹を立てて男性の首を刺し、殺害した疑い。
騒音をめぐる事件3 2005年09月29横浜市鶴見区横浜市立大・理学部3年(21)が28日早朝、刺殺体で見つかった。県警は同日、同じアパートに住む無職の男(67)殺人容疑で逮捕状を請求した。 同じ階に住む男性(49)は「北目さんの部屋からよく音楽が聞こえた。音楽に合わせて深夜に歌うこともあった」と話す。そんな時、男がドア越しに注意する姿を見たことがあるという。
騒音をめぐる事件4 2009年10月23集合住宅の隣人を殺害したとして、大阪府警は無職(64)を殺人容疑で逮捕し、発表した。 府警によると、白元容疑者は「隣が引っ越してきた1年ほど前から壁をたたく音が聞こえ、眠れないことが続き、憎らしかった」と容疑を認めているという。
騒音をめぐる事件5 2009年11月21「殺意強い」と懲役17年判決 さいたまの騒音トラブル殺人 /埼玉県 2009年11月21「殺意強い」と懲役17年判決 さいたまの騒音トラブル殺人 /埼玉県 アパートの階下の物音に腹を立て、階下の住民の知人をナイフで刺して殺害したとして殺人罪に問われた無職(40)の判決公判が20日、さいたま地裁であった。伝田喜久裁判長は、「頭や胸などを40カ所以上も刺し続け、残忍で悪質極まりない」として、懲役17年(求刑懲役18年)を言い渡した。
騒音をめぐる事件6 2011年02月02日殺人罪など認める 検察によると、被告は倉敷市の自宅で昨年2月夕、義姉(当時38)の背中や頭、首などを包丁で十数回刺すなどして殺害。義姉の長男(15)や次男(8)の頭部などを折れた包丁で刺し、14日間のけがを負わせた上、灯油をまき放火。同居していた被告が、騒音や金の貸し借りでもめて「兄とその妻子を皆殺しにし、放火することを決意した」と経緯を説明。
ピアノ殺人事件 昭和3年出生 3年生まで級長・吃音の子どもと友人に(自分も影響を受けた) 府立中学受験に失敗 昭和3年出生 3年生まで級長・吃音の子どもと友人に(自分も影響を受けた) 府立中学受験に失敗 戦後国鉄に就職→競輪で使い込み→退職 その後職を転々 昭和37年、近所の婦人にステレオの音を注意される。以後音に過敏に。 昭和45年団地に。少し後に宇田家が下に転居。ピアノを購入。 昭和49年、犯行。
ピアノ殺人事件から考える 音に鈍感な日本社会 音が争点となるのは、人間関係の反映 スケボー広場の展開 事件後、小渕の減刑運動が起きる。 河原と小渕の共通点は何か 音が争点となるのは、人間関係の反映 子どもの声(保育園・学校)は騒音か スケボー広場の展開 スケボー広場を設置→住民の苦情→設置者たちは、住民の子ども、その後大人をスケボーに誘い、コーチ、時間も決める→苦情が解消