回復のための資源 としての語り 精神障害者のナラティブ の教材的活用

Slides:



Advertisements
Similar presentations
何でもおたずねください 長崎がん相談支援センター 長崎がん相談支援センター 吉原律子・平山美香・木場英郎 緩和ケア普及のための地域プロジェクト 野田剛稔・藤井 卓 白髭 豊・ 鳥山ふみ子 長崎がん相談支援センター.
Advertisements

平成 15 年度エネルギー教育調査普及事業 研究活動報告 名古屋工業大学エネルギー教育研究会 高校生のエネルギー・環境についての 意識に関するアンケート調査 高校生のエネルギー・環境についての意識に関するアンケート調査.
カウンセリングナースによる 新しい治療システム -ストレスケア病棟での治療体験と カウンセリングナースの導入- 福岡県大牟田市 不知火病院 院長 徳永雄一郎.
統合失調症ABC 監修 : 国際医療福祉大学 教授 上島 国利 すまいるナビゲーター ブックレットシリーズ No.1
基礎セミナーA あなたが起業すると考えよう
日本精神保健看護学会第20回総会・学術集会 聖路加看護大学 2010年6月19日-20日 口頭発表資料(10020)
「ストレスに起因する成長」に関する文献的検討
子ども達への科学実験教室の運営方法論 -環境NGO「サイエンスEネット」の活動事例をとおして- 川村 康文
大学院に向けての学習の進め方 〔注意〕 *この資料は、「このとおり学習すれば合格する」と保証するものではありません。 *筆記試験以外に「面接試験」があります。「筆記試験の成績さえ良ければ合格する」ということではありません。 *「ここに掲載しているテキストから試験問題が出題される」という意味ではありません。
ナラティブ教材を用いた 精神看護学授業での 統合失調症のイメージの変化の テキストマイニング分析 小平朋江(聖隷クリストファー大学) いとうたけひこ(和光大学) 第31回日本看護科学学会学術集会 高知市文化プラザかるぽーと 第15会場 第2展示室(7F) P1-6ー289 2011年12月3日 11時00分から11時50分.
心理学 底知れない複雑な分野 12年3組3番  原 優子.
      特別支援学校 高等部学習指導要領 聴覚障害教育について.
「存在の肯定」を規範的視座とした作業療法理論の批判的検討と 作業療法・リハビリテーションの時代的意義 田島明子
4.「血液透析看護共通転院サマリーVer.2」 の説明
統合失調症の闘病記における回復の語りのテキストマイニング: ナラティブ教材としての教育的意義        小 平 朋 江   いとうたけひこ             日本看護学教育学会第24回学術集会 幕張メッセ国際会議場 P9-(3)(教授方略) -1   2014年8月27日(水)14:20-15:20.
病気と向き合う体験者のウェブサイト JPOP-VOICEの語りの特徴と看護学教育への活用可能性.
うつ病 ~悩める現代人へ~ 学籍番号: 名前:永井 啓太.
平成27年度 障害者虐待防止権利擁護研修 施設コース
第1章 図書館の意義、果たす役割 1.図書館とはなにか (1)さまざまな図書館 a.ブックスタートから児童サービスへ ・子供のための文庫
精神看護の教育と 実践において 精神障害の闘病記を 活用する意義
性に関する正しい知識や技術を 同世代の仲間(peer:ピア)で一緒に考える ピアカウンセリング活動
脳死について  最近よく取り上げられるニュースのひとつである脳死について考えて行こうと思う。  舘野 友裕.
女子大学生におけるHIV感染症のイメージと偏見の構造
細川 英雄 (言語文化教育研究所・代表/早稲田大学名誉教授)
神戸大学医学部附属病院 リエゾン精神専門看護師 古城門 靖子
統合失調症の人についての ビデオ視聴による偏見低減の効果 AMD尺度とSDSJ社会的距離尺度による 患者談話条件と医師説明条件との比較
『当事者が語る精神障害とのつきあい方』の5人の統合失調症を持つ人たちの回復の語りのテキストマイニング  小 平 朋 江  いとうたけひこ   2014年11月29日(土)示説第3群14:30~15:10   第34回日本看護科学学会学術集会P   名古屋国際会議場1号館1Fイベントホール  
ヘルスプロモーションのための ヘルスリテラシーと 聖路加看護大学『看護ネット』
患者とかかわる際に 行うこと・行わないことの指針
ナラティブ教材としての闘病記 -多様なメディアにおける精神障害者の語りの教育的活用- 小平朋江 ac
看護管理学特論 救急・集中治療領域における家族看護
中山和弘(聖路加看護大学) 戸ヶ里泰典(東京大学大学院健康社会学)
「“人生の最終段階における医療” の決定プロセスに関するガイドライン」
思考支援ツールを用いた 情報処理技術知識の学習方式
当事者研究の可視化 テキストマイニングによる探求 小 平 朋 江   いとうたけひこ             第12回当事者研究全国交流集会 浦河大会 浦河町総合文化会館 文化ホール   2015年7月30日(木)10:00-17:30                           
  東海地区医学図書館協議会   患者の立場からの図書館利用について   愛知医科大学 看護学部       渡邉美千代.
川村雄次 NHK 文化・福祉番組部 ディレクター
教育工学を始めよう ~研究テーマの選び方から論文の書き方まで~ (第1章)
“TOJISHA-KENKYU(SELF-HELP-STUDIES)” AS A SELF PSYCHOEDUCATIONAL PROGRAM BY PEOPLE WITH MENTAL ILLNESS AND ITS IMPLICATION TO PSCYCHATRIC AND MENTAL HEALTH.
卒論の書き方: 参考文献について 2017年9月27日 小尻智子.
当事者研究の記述の構造分析:向谷地・浦河べてるの家『安心して絶望できる人生』を対象として
私立大学図書館協会 研修分科会 第5回 レファレンス研修 「レファレンスと学修支援」 大学図書館支援機構(IAAL)                         寺尾 隆 1.
出発点となる2つの問い 概念化 1つめの問い 「(自立生活)能力の有無」を軸にして、なぜ位相の異なるQOL観が並列的に位置できているか(例えば「寝たきり老人」「認知症高齢者」における違い) 2つめの問い 昨今、「QOL」が数値化されているが、そもそも主観を尺度化できるのか 尺度化.
教師にとっての「生の質」 青木直子(大阪大学).
心理科学・保健医療行動科学の視点に基づく
単元の学習地図で目指す「深い学び」 ~「知識の構造化」の視点を取り入れた学習~
ナラティブ教材を用いた 精神看護学授業における 統合失調症のイメージの向上: テキストマイニングの評判分析 小平朋江(聖隷クリストファー大学) いとうたけひこ(和光大学) 第32回日本看護科学学会学術集会 東京国際フォーラム ホールB7(2) P11-C-16.
東日本大震災後の小中学生の作文におけるポジティブな語り ~テキストマイニングによる分析~   ○いとう たけひこ(和光大学)    西野 美佐子(東北福祉大学) 日本教育心理学会第58回総会 ポスター発表 PG 01 サンポートホール高松1階展示場 2016年10月10日(日)在席10-11時.
我が国の自殺死亡の推移 率を実数で見ると: 出典:警察庁「自殺の概要」
【研究題目】 視線不安からの脱却に 影響を与える要因について
平成29年度 名古屋市立日比野中学校グランドデザイン
「幻覚&妄想大会」と「当事者研究」の世界
ナラティブ・アプローチの看護への有効性の検討
事前指示書作成における当院血液透析患者の現状意思調査
自然言語処理2015 Natural Language Processing 2015
テキストマイニングによる看護専門領域別実習に関する研究動向の分析
イノベーションと 異文化マネジメント 法学部国際ビジネス法学科          08ed037m 佐藤 雅史.
ビデオ視聴による統合失調症の人への偏見低減のための教育の効果 AMD尺度による患者談話条件と医師説明条件との効果の違い
べてるの家の当事者研究におけるアンカバリー(公開)・ディスカバリー(発見)・リカバリー(回復): 研究目的に焦点を当てたテキストマイニング 小平朋江 聖隷クリストファー大学 看護学部 いとうたけひこ 和光大学 心理教育学科 2018年6月23日(土)  一般演題ポスター発表(P-012)11:50-12:50.
精神障害をめぐる「家族のストーリー」におけるアンカバリー(公開)・ディスカバリー(発見)・リカバリー(回復): 連載記事のテキストマイニングからみた家族会などの活動の重要性 小平朋江 聖隷クリストファー大学 看護学部 いとうたけひこ 和光大学 心理教育学科 2018年3月24日(土)  ポスターP2-5-3「リカバリー・生活支援」13:30-14:10.
図15-1 教師になる人が学ぶべき知識 子どもについての知識 教授方法についての知識 教材内容についての知識.
自然言語処理2016 Natural Language Processing 2016
ウェブサイト 『JPOP-VOICE』 における統合失調症の当事者の 語りの特徴
日本精神保健看護学会第20回総会・学術集会 聖路加看護大学 2010年6月19日-20日 口頭発表資料(10056)
『医療者教育のビデオ・エスノグラフィー』
東日本大震災後の子どもの津波体験と原発体験の特徴 ―小中高校生の作文のテキストマイニングより―
映像を用いた 「からだ気づき」実習教材の開発
マンガ教材『わが家の母は ビョーキです』(中村ユキ) 読了後の印象と感想の テキストマイニング いとうたけひこ(和光大学) 小平朋江(聖隷クリストファー大学) 日本看護学教育学会第20回学術集会 大阪国際会議場(グランキューブ大阪) 示説P-154 第4会議場(会議室1003) 2010年8月1日(日曜日)13:10-15:10.
心理教育 家族教室ネットワーク第14回研究集会
一般演題⑭ 心理教育 家族教室ネットワーク第14回研究集会
Presentation transcript:

回復のための資源 としての語り 精神障害者のナラティブ の教材的活用

小平朋江(聖隷クリストファー大学) tomoe-k@seirei. ac. jp いとうたけひこ(和光大学) take@wako. ac 小平朋江(聖隷クリストファー大学) tomoe-k@seirei.ac.jp いとうたけひこ(和光大学) take@wako.ac.jp 心理教育・家族教室ネットワーク 第13回研究集会ポスター発表 福岡県春日市 クローバープラザ 505研修室 2010年3月20日14:30-15:30

【問題】 病気などで苦労した人の語りを聞いたり読んだりすることで元気をもらったりする「語の持つ力」が有る。看護学や心理学では、病いの体験がつづられた闘病記や手記などが、注目されている。 ナラティブ教材としての闘病記の有用性を強調した小平・いとう(2010)を受け、本研究では統合失調症当事者の闘病記を取り上げ、その体験と語りの構造を明らかにしたい。

闘病記とは何か 公立図書館が闘病記文庫 を設置し定義も掲げている 「闘病記とは患者が病気と闘った 手記」 鳥取県立図書館(2008)  「闘病記とは患者が病気と闘った  手記」  鳥取県立図書館(2008)  「闘病記とは病気と闘った人々の  手記」 大阪市立図書館(2008) ・インターネットによる闘病記の検索システムもある   健康情報棚プロジェクト代表の石井(2007) は、   「闘病記ライブラリー」で、闘病記は「病と闘ったプロセスを綴った手記」 とし  http://toubyoki.info/   「重要な医療資源」と位置付けた 4 4

古川奈都子による統合失調症の物語り 自分自身の統合失調症に向き合っての体験 「心の病を持つ人のことを知ってください」と書き出し、  3冊の出版(古川, 2001; 2004; 2006)  ○『心を病むってどういうこと?精神病の体験者より』    自分自身の統合失調症に向き合っての体験    「心の病を持つ人のことを知ってください」と書き出し、    統合失調症をどう理解したらよいか当事者の立場    から述べる ○『心が病むとき心が癒えるとき 仲間たちの体験から』  精神障害を抱える当事者の仲間が書いた原稿を集めた ○『心を病む人と生きる家族』     精神障害を抱える家族の思いを集めた  わけの分からない訴えに対しても気持ちを聴くことの大切さや意味が書かれ、言葉のやりとりの実際の例まで記述。当事者の身近な家族や周囲の人々にとっても病気を抱える人たちとどう関わったらいいかのヒントも。 5 5

【目的】       【方法】 闘病記は自伝であり伝記の一種なので、伝記分析の方法(西平, 1996)のうちの個別分析とテキストマイニングにより闘病記の構造を明らかにする。 精神障害者のナラティブ(語り)の内容を分析し、それらが精神障害者の回復のための心理教育や医療分野での教育において教材的価値を持つかどうか検討する。 研究方法として、精神障害者によって書かれた闘病記やコミックエッセイを伝記分析とテキストマイニングの手法で分析した。 今回の報告の研究対象は古川奈都子『心を病むってどういうこと?:精神病の体験者より』(ぶどう社)である。

【結果】 闘病記の内容を要約すると、「はじめに」では「心の病を持つ人のことを知ってください」と題して、本書の執筆動機が精神分裂病(以下、統合失調症)を持つ人への理解をしてほしいことが述べられている。 第1章「私から、あなたへ」では、精神障害はさげすむものではなく、特別なことでもないということが「寛解」をキーワードに述べられている。 第2章「病気になれてよかった」では著者自身の生育歴と発病経験と現在までの経過が紹介されている。 第3章「こんなふうにしてもらえたら」では、自分の経験を基盤に統合失調症を持つ人の弱さや苦労の具体例とそれに対する対応の仕方について述べられている。 第4章「『あなた』と『わたし』の関係で」では、家族や周囲の人、さらには社会がどのように統合失調症の人々を考え関係を取り結んで欲しいかが述べられている。 「おわりに『みんな、いっしょ』」ではお互いの違いを認めながらも一人一人の人権を尊重することの重要性が述べられている。 「あとがき」ではこの本を書いた経過と書いて良かったという感想が述べられている。

7つの部分と頻出単語との関連の対応分析

各部分の特徴語分析 各部分に特徴的に出現する単語を比較するために特徴語分析を行なったところ、はじめにでは、「優しい」「仲間」「人たち」など、同じ病いの仲間のことを知って欲しいという表現が見られた。 第1章では「子」「病気」「障害」「寛解」など、過去を振り返り現在を肯定している特徴語がみられる。 第2章では「母」「町」「学校」「友人」「結婚」など生育歴に関する単語が多い。 第3章では「妄想」「身体」「幻聴」など他の人には理解しづらい体験についての単語が特徴的である。 第4章では「能力」「家族」「障害者」「偏差値」などの単語が多く、家族や社会へのメッセージの表現が特徴的である。 おわりにとあとがきでは、「病気」「分裂病」「体験」など病気と共生している自分のことを語る表現が目立った。

【考察】 分析の結果、幻聴の体験や寛解についての見解が多様な個人の経験に裏付けられていることが示された。また、教育的な情報(知識)と共感的な語り(知恵)の両方の内容が含まれているものが多かった。 本書は本人の苦しみの記述だけでなく、自分自身のあゆみを振り返りながら病気とともに歩む自己を肯定するとともに、非当事者の読者に当事者の苦労を理解して欲しいというメッセージに溢れている。 このような語りの内容は、看護学生の教育および看護師の自己研鑽にとっても、重要なナラティブ教材として貴重である。 八木(2009)は精神病理学の基本は当事者の語りから出発するべきであるといい、闘病記の精神医学における根源的な重要性を指摘している。 闘病記は当事者だけでなく環境側の問題も含めた「生きにくさ」の体験(武井,2005; 2009)の実例が豊富であることが個別分析から明らかになった。

寛解とは ○精神医学事典(弘文堂)(論理科学的様式) 陽性症状が消失し、安定した病像が見られれば「寛解」という →国立国語研究所の市民アンケート 患者が分かりづらい       医師の言葉100語の中のひとつ「寛解」(朝日新聞朝刊2008年7月8日)       古川は、この難解な「寛解」という用語が病いの体験を踏まえ鮮やかに述       べる ○精神医学事典(弘文堂)(論理科学的様式)  陽性症状が消失し、安定した病像が見られれば「寛解」という ○古川奈都子(2001)(物語り様式)   精神病には、完全に治った状態ではなく、発病前のようにもどるのではなく、発病前とは全く違う別の状態で、なんとか社会生活が営める状態になることを『寛解』という言葉で言う。『寛解』したとは、自分自身が大きく成長した、飛躍したということです  11

【結論】 闘病記などを読むことが、読み手の「物語の取り戻し」につながるような、回復に向けての体験となる可能性が有ることを明らかになった。闘病記などのナラティブは説得力があり、教材として活用することが有効である。 社会資源・医療資源・教育資源として精神障害者のナラティブは当事者の回復のためであるとともに偏見低減など社会変革のためのツールとしても活用される可能性が有る。

回復のための資源としての語り 語ることと聴くことの意味 回復の過程で語り手と聴き手が言葉をつくして対話し、ナラティブ(語り、物語)という概念を手掛かりにつながり、自分の新たな生き方を生み出す(「ナラティブの書き換え」斎藤清二2003にも通じる) 医療資源、社会資源、教育的資源として蓄積された知恵としてのナラティブに関係者(当事者、家族、臨床家、研究者)がアクセス可能かつ活用可能   ★主人公は当事者★ 13

「ナラティブ教材」を定義する試み ●録画されたTV番組、ドキュメンタリー映画 ●J-POP VOICEなどのウェブサイトなど  ナラティブを教材として教育に活用するにあたり、  「ナラティブ教材」と命名し、その用語の定義を試みておくことは重要ではないか。  ●闘病記、漫画などのコミックエッセイ、定期刊行物  ●録画されたTV番組、ドキュメンタリー映画  ●J-POP VOICEなどのウェブサイトなど  当事者のナラティブ(語り)を含む教材を「ナラティブ教材」と命名する。 14

「ナラティブ教材」を定義する試み 「患者の病の体験を患者や家族などが自ら自分のことばで語った物語が表現された作品であり、学習者にとってその体験の理解を促進したり、助けになる目的で看護教育などに利用されうる形に教材化されたもの」 小平、伊藤 2010 ナラティブ教材としての闘病記:精神障害者の語りの教育的活用 マクロ・カウンセリング研究(準備中)  15

【文献】●いとうたけひこ・小平朋江・井上孝代・穴澤海彦 2010 タイダルモデルと浦河べてるの家:英国と北海道から生まれた精神障害者のためのコミュニティ的人間関係援助 和光大学現代人間学部紀要, 3,(印刷中) ●小平朋江・伊藤武彦 2008 精神障害の闘病記:多様な物語りの意義 マクロ・カウンセリング研究,  7, 48-63. ●小平朋江・伊藤武彦 2009 ナラティブ教材とはなにか:医学・看護学教育における「語り」の意義 マクロ・カウンセリング研究, 8, (印刷中) ●西平直喜 1996 生育史心理学序説:伝記研究から自分史制作へ 金子書房 ●武井麻子 2005 精神看護学ノート(第2版) 医学書院 ●武井麻子 2009 この本で伝えたいこと 武井麻子(編) 系統看護学講座 専門分野II 精神看護学1 医学書院(pp.1-14) ●八木剛平 2009 手記から学ぶ統合失調症:精神医学の原点に還る 金原出版