世界の歌声♪ヨーロッパ・アメリカ編
フランス
フランス シャンソン
エディット・ピアフ Edith Piaf 【シャンソンの枠を越えたシャンソンの聖母】 (1915.12.19~1963.10.11) 自宅で消化器系の出血が原因で死去/心臓麻痺説---射手座 フランスのシャンソン歌手。パリの貧民街の路上に生まれる。父は大道芸人、母は歌手。幼いころから街頭で歌い始める。 1935年(20歳)キャバレーに出演。翌年レコードデビュー。のち力強く情感をこめた歌唱で第一人者となる。 自ら作詞作曲も行い、数多くのヒット曲だけでなく、成功と悲劇が交錯する人生にも関心が集まる。イブ・モンタンら多くの男性との恋愛遍歴、中でもボクサーで家庭のあったマルセル・セルダンとの悲恋は過去のもミュージカルの題材になってきた。 シャンソンの女王として世界に君臨したエディット・ピアフは死後も唯一無二の存在として、その名は語り継がれている。 「ピアフは正規の音楽教育を受けたわけでもなく、おそらく譜面も読めなかっただろう。歌を学んだのは、まさに路上だった。理論や技術ではなく、本能と経験で人を振り返らせる。言い方を換えれば人の心に訴える歌唱を培ったといえる」(1)。 「幼いころ失明したが、巡礼によって奇跡的に回復したことから、神への信仰を生涯抱き続けた。その一方で、愛を求め、次から次へと恋いに身を任せてきた。そのはざまに揺れる人間の弱さや純粋さが、歌唱に陰影や味わいをもたらした」(2)。 J.コクトーは彼女のために一人芝居『冷淡な美男』を書いた。コクトーは、エデイット・ピアフ死去の知らせを聞いた直後心臓発作を起こしミイ・ラ・フォレの自宅で急死したといわれている。 イブ・モンタンへの思いを込めた『ばら色の人生』、マルセル・セルダンの飛行機事故死から生まれた『愛の賛歌』などは多くの歌手に歌い継がれている。 「歌うことで貧困から抜け出し、栄光をつかむ。同時に何人もの男性と恋愛遍歴を重ねる思うままに生きた人生はダイナミックでロック的であるそして、そうした人生の喜びと辛苦をそのままに載せた歌声は聞く者の胸にリアルに迫る」(3)。 ところでボクはピアフと聞くと、フェデリコ・フェリーニ監督による映画「道」のジェルソミーナ役・ジュリエッタ・マシーナを思い出してしまう。二人とも“聖母”なのだ。ちなみにピアフは47歳、マシーナ は74歳で旅立った。
スイス
スイス ヨーデル
イタリア
イタリア カンツォーネ
ドイツ
ドイツ リート(歌曲)王:シューベルト 生涯に作ったリート数 代表作:「魔王」「鱒(ます)」「野ばら」 なんと600曲!!
山田耕筰 (1886~1965) 日本のリート(歌曲)王 代表作:歌曲「この道」 童謡「赤とんぼ」 「待ちぼうけ」
ブルガリア
ブルガリア ブルガリアンボイス
アメリカ
アメリカ 黒人霊歌(スピリチュアルズ)
奴隷船:箱詰めにされた奴隷 奴隷船の断面図 高さ1.2~1.5m
②ゆっくりとした、メロディを引っ張った、長いフレーズのもの ♪"Deep River" “Amazing Grace" ①call-and-response (もっとも多いタイプで、直接アフリカの伝統に起源を見ることができるものです。) ♪ Ain't Got Time to Die" ②ゆっくりとした、メロディを引っ張った、長いフレーズのもの ♪"Deep River" “Amazing Grace" ③シンコペーションの多い、リズミカルで短いフレーズのもの (当時の白人聴衆にももっとも好まれたタイプで、白人のエンターテイナーが顔を黒く塗って歌ったミンストレルショウの中で歌われたものもこのカテゴリー。このタイプの曲はたいていの場合早いテンポで歌われます。) ♪ "Glory, Glory, Hallelujah!" 黒人霊歌(スピリチュアルズ) 黒人霊歌とジャズや ロックが結びついたものを と 言う。♪Joyful Joyful(「天使にラブソングを2」より) ゴスペル