新年度のスタートにあたり 2015年4月7日 後藤 滋樹 情報理工学科
卒業論文の特殊性 与えられた課題をクリアするものではない 課題を見つけて、自分で解く 卒論は共著で書くものではない
卒業論文が特別である理由 卒業論文 卒業研究ーー研究とは新規(新奇)の提案 [調査とは異なる] 卒業論文 卒業研究ーー研究とは新規(新奇)の提案 [調査とは異なる] 新奇な提案は評価が難しい 誰が評価するのかーー自分ではない 卒業論文の場合には審査会がある 研究をスタートする時点から心得ておくべき
研究には時間が掛かる そもそも研究テーマを、どのように決めるか 新奇の提案は、既存の研究成果との比較 自分では良いアイデアだと思っても… 先輩に相談したら、既に発表されている論文 先生に相談したら、卒論には適さない 研究は社会的な活動である 連絡は迅速に「先手楽勝」 メールを読む、受け取ったという返事を出す
研究は社会的な活動 研究で重要なのは新規性(新奇性) オリジナリティ originality ただし significance, relevance も問われる 意味(意義)があるか、関連があるのか 論文の価値は他人が決める 卒業論文の価値は審査で決まる 孤軍奮闘は敗北路線 研究室に顔を出すことも社会的な活動
進路について 就職活動で決着がついたら先生に連絡 自由応募の場合でも就職担当教授に連絡 大学院を受験する可能性がある場合 あらかじめ先生に連絡をしておく 就職担当の先生から、研究室を単位として連絡が届く場合があります。
進路についての特別な教訓 ゲーム業界は、どのような人材を求めるか 普通の意味で優れた人材 ゲーム業界の会社も、会社の一つである ゲーム業界の就職の内定は遅い 対象を一本に絞るのではリスクがある 就職担当の先生のところに求人情報がある 学生としての特権を利用する