在宅医療・介護多職種連携協議会 多職種連携・情報共有システム部会

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受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-2:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (被災地での地域医療提供体制の再構築のための情報通信技術の活用の在り方、
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1 ( 様式8 ) 提案書雛型イ 資料2 - 1 (提案者名を記載) ○○○○ 受付番号 イ.ⅠT活用等による介護事業者の経営効率化、安定化に資する 調査 平成 23 年度医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出実証事業 ( IT 等を活用した医療・介護周辺サービス産業創出調査事業) 提案書 (提案事業のタイトルを記載:
1 ( 様式8 ) 提案書雛型ア 資料2 - 1 (提案者名を記載) ○○○○ 受付番号 ア.地域見守りサービス創出における調査 平成 23 年度医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出実証事業 ( IT 等を活用した医療・介護周辺サービス産業創出調査事業) 提案書 (提案事業のタイトルを記載:
平成27年度広島県合同輸血療法委員会 平成27年度事業計画案 資料 3-1. 平成 27 年度の委員会活動の概要 県合同輸血療法委員会の開催(6月 27 日) 輸血前後の検査手順書の作成【新規事業】 輸血療法に関する調査の実施(継続と発展) 医療機関からの相談応需事業の実施 合同輸血療法委員会研修会の開催.
免震システム評価手法の開発(航空機衝突に対する免震建屋の概略評価) 【 1 事業の内容及び実施方法】 1. 1. 事業内容(実施方法を含む) 1 . 1 . 1 航空機衝突条件の設定作業  事業内容(実施方法を含む)  事業内容(実施方法を含む)について具体的に記述する。 6.1( 別紙 1) 提案書雛型.
受付番号 平成 23 年度 東北復興に向けた地域ヘルスケア構築推進事業 (被災地域における医療・介護周辺サービスの提供拠点整備の推進及び医療情報 等の共有システムの推進のための調査事業) 提案書 事業区分 イ-1:被災地における医療情報等の共有等を可能にするシステム の推進の調査事業 (平成22年度医療情報化促進事業の検討内容を踏まえ、被災地において被災.
平成28年度 就労支援部会活動計画 1 1 就労支援部会 2 就労支援の課題 3 平成28年度活動計画
ADL維持向上等体制加算の 算定状況に関する実態調査
企業における母性健康管理体制の現状と課題についてお話いたします。
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“想い”を受け継ぎ,“想い”を繫ぐ ~生活期からの発信!「連携シート」の活用を試みて~ 長崎県 介護老人保健施設 恵仁荘
市町村による精神障がい者の地域移行を進めるための支援策について(案)
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在宅医療・介護連携推進事業の取り組みについて
平成25年6月7日(金) 医療保健政策区市町村包括補助事業 台東区 口腔ケア連携推進事業 台東区健康部健康課.
検体採取等に関する 厚生労働省指定講習会(主催:日臨技) 実施要項①
事例要因分析から改善へ ~安全な与薬を目指して~ 全員で指差し呼称 ヨシ!!
愛知県統一がん地域連携パス プロジェクト ~がんの地域連携確立にむけて~
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~認知症にやさしいまち柏~ かしわ認知症オレンジ構想(案)
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「埋設物調査システム」の運用試験について
福祉サービス部会 平成27年度 活動計画(案) 岡山南障がい者相談支援センター 村上 眞 平成28年6月10日
すまい いりょう・いきがい かいご  でつながる植木町 2018年 2月21日 植木町地域支援すいか倶楽部 すいか倶楽部.
高齢者の救急搬送に係る意見交換会 資料7 1 意見交換会開催に至る経緯と今年度の取り組み  平成26年度    病院連絡会議にて,高齢者の救急搬送に関して,患者及び家族の延命治   療の希望確認ができているかの課題提起がなされた。  平成27年度   (1)介護サービス事業者協議会主催研修会および施設ごとの講演会の開催.
1年目(28年度)の取り組みから そこで2年目(29年度)は 要介護状態が悪化している方の再発予防は難しい
『県中医療圏退院調整ルール』の 運用状況に関するケアマネジャーへのアンケート調査結果
「運営協議会」の設置及び施策の推進のための要請
緩和ケアチームの立ち上げ ー緩和ケア医の立場からー
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在宅医療・介護多職種連携協議会 多職種連携・情報共有システム部会
地域医療構想と地域包括ケア 千葉大学予防医学センター 藤田伸輔 2016/7/2 新潟朱鷺メッセ.
資料9 柏地域医療連携センター相談状況 平成29年1月末 ~報告~ 平成29年3月15日.
広島県肝疾患患者フォローアップシステム 事業実施要領改正案について
地域ネットワークを構築 相談支援事業が核 甲賀地域障害児・者サービス調整会議(甲賀地域自立支援協議会)の運営 図3 約80機関で構成
伊藤大樹 あおばクリニック 福岡東在宅ケアネットワーク
大阪府健康づくり推進条例の概要について (1) 条例制定の背景・必要性 (3) 条例案の概要 (2) 条例制定のポイント
平成30年8月 府中地区ケアマネジマント モデル 有地.
平成19年度青年部会「第2回~第4回研修会」(人材育成研修会)実施計画書
茨城県情報通信事業者雇用促進事業について
今年度の取り組みについて 情報共有システムの評価に関するアンケート結果
介護分野における人材確保のための雇用管理改善推進事業
平成30年度に新たに設置する精神医療懇話会について
大阪バイオ戦略2017のポイント 重点取組 主な取組 オール大阪で事業推進 規制改革 治験促進
資料②-1 資料3 在宅医療を支える   後方支援体制について 地方独立行政法人 りんくう総合医療センター 地域医療連携室長  中西 賢.
(提案事業のタイトルを記載:80文字以内) ○○○○○○○○○○○○ (提案者名を記載) ○○○○
【1 研修の目的、内容及び実施方法】 1.1 研修目的
<平成28年度在宅医療関連講師人材養成事業 研修会>
地方公共団体実行計画を核とした地域の低炭素化 基盤整備事業
千葉県脳卒中連携意見交換会 MSW部会 倉石 智穂 (公益財団法人日産厚生会佐倉厚生園病院)
筑波メディカルセンター病院 緩和ケア病棟 佐々木智美
今後めざすべき基本目標 ―「ケアの流れ」を変える―
資料5-1 企業版2℃目標ネットワーク 公募概要.
地域包括ケアシステム取組状況 について 桜井市.
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
KYOTO Trip+ 防災 減災 少子 高齢 産業 創出 KYOTO Trip+ 誕生の キッカケ
平成30年度子どもの貧困対策にかかる主な取組
在宅医療施策の取組状況と今後の展開(案)
高齢者の救急搬送に係る意見交換会 資料7-1 1  意見交換会開催に至る経緯  平成26年度    病院連絡会議にて,高齢者の救急搬送に関して,患者及び家族の延命治療 に関する意向確認ができているかという課題提起がなされた。  平成27年度   (1) 介護サービス事業者協議会主催研修会・施設ごとの講演会(救急課)                  
中央・北地域部会のめざすもの
「効率的で質の高い医療提供体制の構築」と「地域包括ケアシステムの構築」(車の両輪)
1.各種セミナー等での労働基準法等の周知啓発 事業主や業界団体等に対し、さまざまな機会を通じていわゆるブラック
+ AI・IoT等の導入に向けた総合的支援 H 3 0 取組内容・実績 H 3 1 取 組 内 容 H30の取り組みの検証及びH31の方針
健康サポート薬局に求められる機能 健康サポート薬局について かかりつけ薬局の基本的機能 健康サポート機能 【背景・課題】
がん患者さんをどのように サポートするか? 日程 時間 場所 11/25(日) 第1部 10:00~ 第2部 13:00~
「岩手の教育」を実現するため、     教員の指導力向上を図る研修・支援・研究を推進する.
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第8回北海道産業人材育成企業知事表彰募集 1 目的
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在宅医療・介護多職種連携協議会 多職種連携・情報共有システム部会 資料1 在宅医療・介護多職種連携協議会 多職種連携・情報共有システム部会          ~報告~ 平成29年3月15日

(試行WG,試行WG評価チームの発展形) ○症例を通じた多職種連携ルールの検討 ○好事例を元にした情報共有システムの活用方法の検討 目  的  在宅医療に係る多職種連携の推進及び情報共有システムの 効果的な活用について検討する。  (試行WG,試行WG評価チームの発展形)  ○症例を通じた多職種連携ルールの検討    ○好事例を元にした情報共有システムの活用方法の検討 1

平成28年度多職種連携・情報共有システム部会 実施状況まとめ 平成28年度多職種連携・情報共有システム部会  実施状況まとめ 内 容 第1回 (6月10日)  1 情報共有システムの利用状況について  2 平成28年度の取り組みについて  3 情報共有システムの具体的な評価方法の検討  4 流山市との相互利用ルール 5 情報共有システムの運用ルールについて 第2回 (8月1日)  1 情報共有システム利用状況について  2 情報共有システム個人情報研修会実施報告  3 情報貴ステムシステム初級者研修会の日程について  4 情報共有システムの評価について  5 柏市内の事業者等が流山市民の患者のお部屋に参加するための手   順について 第3回 (2月13日)  2 情報共有システム初級者研修会アンケート実施報告  3 今年度の取り組みについて  (1) 情報共有システムの評価に関するアンケート結果について   (2) 情報共有システムの利用によるショートステイ事業所との空床状況の把握につい    て   (3) 情報共有システムの流山市との相互利用について  4  次年度の取り組みについて   (1) 患者の部屋を増やすためにはどのような方策があるか   (2) 情報共有システムの利用促進を促すためにはどのような方策があるか   (3) 多職種連携のルール作りのための好事例の蓄積について 2

職種別ID・PW保有状況 利用件数     264件 ID・PW保有数     1287人 ID・PW保有事業所数 294ヶ所       ※平成29年2月末現在 3

年度別新規利用状況 時期 76件 59件 65件 21件 33件 43件 14件 7件 12件 3件 1件 8件 2件 0件 45件 39件  年度別新規利用状況 時期 平成26年度 平成27年度 平成28年度 (平成29年2月末現在) 情報共有システム 新規利用件数 76件 59件 65件 システム利用 申出者別 内訳 医師 21件 33件 43件 看護師 14件 7件 ケアマネ MSW 12件 3件 1件 その他 8件 2件 0件 疾患別内訳 がん 45件 39件 50件 がん以外 31件 20件 15件 1件あたり 平均利用事業所数 5.63事業所 5.45事業所 4.98事業所 4

情報共有システムの評価に関するアンケート結果 ○実施概要  時 期 平成28年11月の一ヶ月  対象者 ID/PWを有する多職種958人に郵送  回答者 159名(回収率 16.6%) ○アンケート項目   以下の8項目について,「ICTを利用した場合」と「ICTを利用しなかった場合」でそれぞれの達成度を自己評価した(4段階評価)。   1.情報伝達の早さ   2.情報の均一化・均等化   3.連携体制の円滑な構築   4.サービスそのものの質の向上   5.知識の習得及び活用   6.患者等の満足度   7.業務の効率化   8.個人情報の保護 ○アンケート結果分析  ・いずれの項目も,「ICTを利用した場合」に達成度が高かった。  ・情報共有システムを利用して,円滑な連携体制の構築や自分以外の知識の習得及び 活用, 業務の効率化が図れていることがわかり,そのことがサービスそのものの質の向上や,患 者等の満足度につながっていると思われる。   ⇒このことから,情報共有システムが柏市における在宅医療・介護の多職種連携に効果が    あると考える。 5

多職種連携・情報共有システム部会 次年度の取り組みについて 多職種連携・情報共有システム部会 次年度の取り組みについて <利用促進等(部会で出された主な意見)> 1.患者の部屋を増やすための方策 (1) ケアマネジャーに呼びかけ,担当している利用者で医療・介護連携をしているケースを積極的に挙げてもらう。 (2) 改めてID/PWの所持者に情報共有システムを積極的に活用してほしい症例の条件を周知することで患者の部屋の増加へ導く。 (3) ICTを使って連携がうまくいったケースを顔会議等で紹介する。 (4) 具体的な数値目標を掲げ開設する部屋を増やす。 2.情報共有システムの利用促進を促すための方策 (1) 職種や団体ごとの単独の部屋に加え,2職種間連携の部屋などの設置を行い,多職種連携の場としての活用を促す。 (2) 書き込みのお知らせ(メール通知)機能や,各種書式・調票の集約等,アクセス向上のための取組を検討する。 <多職種連携のルールづくり> ・ 好事例の蓄積を行う中で,多職種連携のルールの課題抽出や解決策の検討を 行う。 6

平成29年度 活動内容・スケジュール(案) <部会開催予定> ☆年3回 <情報共有システム初級者研修会> ☆年2回程度予定 平成29年度 活動内容・スケジュール(案) <部会開催予定>   ☆年3回  <情報共有システム初級者研修会>   ☆年2回程度予定 <情報共有システム個人情報研修会>   ☆年2回 <部会での検討内容>   ☆情報共有システム利用促進に向けた取組み   ⇒有効だった好事例の紹介    ⇒各職能団体へ周知    等 7