環境省中部地方環境事務所の平成25年度の重点取組事項(その1) 別紙1 環境省中部地方環境事務所の平成25年度の重点取組事項(その1) 環境省中部地方環境事務所は、今年度、下記の事項に重点的に取り組むことで、持続可能な地域づくりを目指します。 smart moveキャンペーン in 東海の推進 今年度は、名古屋グランパスエイト、名鉄協商、市民自転車フォーラム、JTB中部、ウェストボックス、愛知県、名古屋市等とタイアップし、日々の「移動」を「エコ」にする新たなライフスタイル、smart moveを広めていきます。 持続可能な社会を目指す「土壌づくり」 環境パートナーシップオフィス(EPO)中部を中心に企業、行政、市民、NPO等異なるセクターの効果的な「協働」を創り出すとともに、持続可能な社会を目指すビジネスを支援する「サスプログラム」を展開します。 Smart moveキャンペーン in 東海 ※サスプログラム:持続可能な地域創りを進める事業を応援する仕組み 三河湾における貨物調査 シンボルマーク「めぐりふーど」 廃棄物が資源となる地域循環圏の構築 シンボルマーク「めぐりふーど」を活用して食品廃棄物を飼料、肥料等としてリサイクルする食品リサイクルを推進するとともに、小型家電のリサイクルシステム構築に向けた取組を支援します。さらに、廃プラ、雑紙、食品廃棄物等の未利用資源を資源化するルートの構築に向けた検討を進めます。 廃棄物の不適正処理・不法輸出の防止 立入検査によって使用済みの家電製品や自動車の不適正処理を未然に防止するとともに、各地の税関と連携した貨物調査等の実施により廃棄物の不法輸出を未然に防止します。
環境省中部地方環境事務所の平成25年度の重点取組事項(その2) 環境省中部地方環境事務所は、今年度、下記の事項に重点的に取り組むことで、持続可能な地域づくりを目指します。 伊勢志摩国立公園の海域・干潟の保全 海域公園地区の新規指定の準備や地元と連携した英虞湾での干潟再生を進めます。また、近畿自然歩道の再編・再整備や地元と連携した管理により利用しやすさの向上を図ります。 地域と連携した白山国立公園の保全 白山やその山麓を含む環白山地域の関係者からなる環白山保護利用管理協会を中心としてさまざまな主体と連携して白山国立公園の豊かな自然の保全・利用環境の向上等を進めます。 英虞湾干潟再生地 白山外来植物除去活動 章南中学による駆除作業 希少種のイタセンパラ 外来種の根絶に向けた取組の推進 平成23年に愛知県梅田川において我が国で初めて確認された、遠性湿地の生物多様性に多大な影響を与える脅威種であるスパルティナ・アルテルニフロラについて、他の行政機関や自治体と協力して防除を進めます。 野生鳥獣の保護管理と希少種の保全 七ツ島鳥獣保護区の希少鳥類の繁殖環境を保全するためアナウサギの駆除に取り組むとともに、動物園・水族館、自治体、地域の方々等と協力し、国内希少野生動植物であるアベサンショウウウオ、ヤシャゲンゴロウ、イタセンパラの保護増殖事業を進めます。