清水小くすのき合宿 (静岡県地域における通学合宿等事業) 平成29年1月28日 清水小くすのき合宿委員会
清水町の紹介
清水小学校 柿田川
清水小くすのき合宿紹介 ○ くすのき合宿とは、清水小学校のシンボルである楠にちなんで、 名付けられたPTA役員が主催する、4年生から6年生までの高学年の児童を対象とした宿泊合宿です。 ○ 本合宿は、県の「地域における通学合宿等事業」に申請し、通学 しながら2泊3日を過ごします。特に共同生活を通して「お互いの立場を理解し協力し合う心」を育むことを目的しています。 ○ もともと町の教育委員会が実施していた事業であったが、住民主体の活動にして、より活発なものにしたいとの意向に、PTAが賛同したもので、以来、現在の形で実施している。本年で11回目となる。 ◆ 県通学合宿等事業 ・3以上の異なる学年 ・2泊以上の期間 ・宿泊施設から1日以上は登下校 補助金 10万円(2泊3日) ※継続 7万円 都市再生整備計画事業の概要について、簡単にご説明いたします。 都市再生整備計画事業は、地区全体にまちづくり計画として、「基幹事業」と「提案事業」で構成されており、道路や公園整備などのハード事業のみならず、社会実験やイベントなどのソフト事業も含めて、一体的に実施できることが特徴です。 国費の補助率は、最大40%を基本に、事業内容によっては最大45%までとなっており、当地区では42.7%となっております。
○ 実 施 主 体 ○ これまでの実績 清水小くすのき合宿紹介 くすのき合宿実行委員会(18人程度) ○ 実 施 主 体 くすのき合宿実行委員会(18人程度) ⇒PTAの総務部役員がそのまま実行委員、実行委員長はPTA会長が就任 4月 6月 7月 9月 9月 10月 実施 の決定 プログラム 検討・決定 参加者 募集・決定 説明会 の実施 合宿実施 検証 ○ これまでの実績 計画の構成は、地域の特性や課題を踏まえてまちづくりの目標を設定し、目標の達成状況を評価するための数値指標と目標値を設定し、まちづくりの目標を達成するために必要な事業を位置付けています。 計画期間は3~5年程度とし、最終年度には、目標が達成されたかどうか、事後評価を行うこととされています。 ・平成18年度~28年度 11回実施 ・参加児童延べ数、約550人以上(年平均50人以上)
○ テーマ 「創生」 ○ 期 間 9月10(木)~12日(土) ○ 宿泊施設 清水町福祉センター ○ 参加数 約70人 平成27年度の合宿紹介 ○ テーマ 「創生」 合宿を通して積極的に関わる機会を与えることで、自らの考えで自ら生み出す力を養い、社会(まち)の次代(未来)の担い手としての自覚を促す。 ○ 期 間 9月10(木)~12日(土) ○ 宿泊施設 清水町福祉センター ○ 参加数 約70人 ○ 対 象 4年生~6年生 事後評価を行う目的は、事業の成果を客観的に診断し、成否の要因を分析し、今後のまちづくりを適切に導くこと、また、住民の皆さんに事業の結果を分かりやすく説明することを目的に実施しています。 また、評価委員会の役割としては、都市再生整備計画事業の事後評価が適切に遂行されたことを中立、公平な立場で確認いただき、意見をいただく場となっております。 ○ 負担金 3,000円
○ 予算額 約280,000円 ○ 協力団体等 ○ メインレク 平成27年度の合宿紹介 ○ 予算額 約280,000円 ※3,000円×70人(参加者負担金)+70,000円(県補助金) ○ 協力団体等 女性連絡会、社会福祉協議会、農協、自治区、ジュニアリーダーなど ※生涯学習課等の教育委員会との連携により、自治会や各種社会教育団体などへ依頼した。 ○ メインレク 「まちづくりワークショップ」 ~未来の清水町をデザインしよう~ 班ごとにKJ法という話し合いの方法を用いて意見を集約し、未来の清水町のまちをデザインする企画。デザイン(設計書)ができたら、ダンボールやペットボトル、新聞紙などの家庭から出た廃材を使い模型を作る。 ①KJ法による話し合いで班のデザイン(設計書)をつくる。 ②デザイン(設計書)をもとに廃材で模型をつくる。 ③完成したまちの特徴等について班ごとに発表する。 計画の対象地区は、町全域となっておりますが、計画策定当初は町内の東南部のみであったものを、交付期間初年度の平成20年度に事業の追加などにより町全域を対象に計画を変更しました。
平成27年度の合宿紹介 ○ KJ法による話し合いで班のデザイン(設計書)をつくる ■ 意見を模造紙に貼付け ■ 班での話し合い ■ 意見を模造紙に貼付け ■ 班での話し合い 都市再生整備計画では、目標の設定が不可欠となります。 公民館の老朽化や、柿田川の保全、子育て支援、少子高齢化などの課題に対応するため、ご覧の大目標、『次代を担うひとづくりの実践による活力あるまちづくりと安全で快適な生活を実感できるまちづくりの実現』と「3つの小目標」を掲げました。 小目標1 『身近な地域で誰もが参加できる学習機会を提供するとともに、そこに集まる人々が交流することで活力のあるまちづくりを推進する。』 小目標2 『誰もが安心して子どもを生み育てることができる環境を整備するとともに、伸びやかな子どもたちを育む個性ある教育を推進する。』 小目標3 『地域内を歩いて暮らせることができるまちづくりの推進など安全で快適な生活の実現を図る。』 以上の目標に対して、目標を定量化する指標を定めており、 指標1として、地域交流センターの利用者数 指標2として、南保育所としいのき保育園で実施しているイベントの利用者数 指標3として、バリアフリー化された公共施設の割合 の3つが設定されております。 ■ デザイン(設計書)作成 ■ 提案書の作成
平成27年度の合宿紹介 ○ デザイン(設計書)をもとに廃材で模型をつくる ■ 家庭から集めた廃材 ■ 模型製作の様子 ■町道5号線整備事業 ○ デザイン(設計書)をもとに廃材で模型をつくる ■ 家庭から集めた廃材 ■ 模型製作の様子 続いて、事業の整備状況です。全ての事業ではありませんが、主な事業について写真でご紹介いたします。 町道5号線と西間門新谷線の整備後の様子です。 ■町道5号線整備事業 ■ 模型製作の様子 ■ 模型製作の様子
平成27年度の合宿紹介 ○ 完成したまちの特徴等について班ごとに発表する ■ 発表の様子 ■ 未来の道路(空も飛べる) ■ 発表の様子 ○ 完成したまちの特徴等について班ごとに発表する ■ 発表の様子 ■ 未来の道路(空も飛べる) 公園整備では、交流の場としての整備のほか、防災倉庫の設置など防災対策も行っております。 ■ 発表の様子 ■ 未来の住居(自然と共存ツリーハウス)
平成27年度の合宿紹介 ○ 工夫したところ ・自分たちの未来の町を創造してそれを模型でつくるという企画 ○ 工夫したところ ・自分たちの未来の町を創造してそれを模型でつくるという企画 ・模型をつくる廃材を参加者の各家庭から集めたこと ・新聞社にプレスリリースしたところ ■八幡区公民館 各地区の地区公民館の整備後の様子です。 ■長沢区公民館 ■戸畑区公民館
平成27年度の合宿紹介 ○ 合宿を通して感じこと (良かった点) (改善点) ○ 合宿を通して感じこと (良かった点) ・異年齢が集まると、自然と6年生は面倒見がよくなり、4・5年生は上級生の 言うことを聞く。 ・何か一つの目標に向かって班行動するプログラムは子供たちの著しい成長 が見られる。 ・地域の大人たちと関わることによって、子供たちが地域に親しみを感じる ようになる。 ・合宿の成功に向けて委員全員で運営することは、結束力や一体感が増し、その後のPTA活動等の良い影響を与える。 (改善点) その他、町体育館や図書館においてバリアフリー化や耐震化を実施しています。 地域交流センターと南保育所は、このあと現地見学を行う予定となっております。 ・保護者は、単なる遊びの合宿だと考えているため、合宿の意義やねらいについて、周知を図る必要がある。
継続して実施できている理由 ○ 10年間継続して行なえているのはなぜ? ・ 最初の合宿のときに、企画をしっかりと作る。 継続して実施できている理由 ○ 10年間継続して行なえているのはなぜ? ・ 最初の合宿のときに、企画をしっかりと作る。 ・ しっかり引き継ぐ& 前任者を顧問として残す。 ・ 担当者だけではなく、役員全員で運営しているという気持ちを醸成する。 ・ 気持ちを楽に持つ。(子供は集まるだけで楽しいし、学ぶことも多い。) ・ 結果(参加者数)を残す。 ・ アンケートをとって次に生かす。 ・ 大人が楽しむ その他、町体育館や図書館においてバリアフリー化や耐震化を実施しています。 地域交流センターと南保育所は、このあと現地見学を行う予定となっております。 ・ 5年続ければあとはやめられなくなる。