コージェネレーション（エネファーム・ヒートポンプ等） システムメンテナンスにおけるiPad活用
XC-Gate導入の背景 「愛知県大手ガス会社：Tガス」でエネファーム、エコウィル等のメンテナンス業務でXC-Gate導入。 クラウドコンピューティングを活用した、報告書の電子化による人為的なミスの軽減とCSの向上、及び現場作業の効率化。 問題点 ・現場作業者とデータベース入力者が異なるため、入力ミスや報告内容の 解釈違いなどの発生。 ・紙の報告書を持ち歩くため、作業報告書自体の紛失や個人情報流出。 ・業務機会を利用した予防保全作業を進める際に内容を即時的に反映させること ができないため、作業完了確認のために紙ベースの報告書とデータの照らし合 わせなどにかかる労力。 XC-Gate の導入により ・作業データを電子化し、作業データの内容を即時に更新。 ・タブレット端末を利用した情報入力により解釈・入力間違いといった問題を改善。 ・ペーパレス化や個人情報の拡散防止。
①メンテナンスの依頼（FAX、メール、電話） 従来のメンテナンス ①メンテナンスの依頼（FAX、メール、電話） ⑤報告書の登録 大量の報告書 ----------------------------------------- A社 入力ミス -------------------- ----------------------------------------- 解釈の違い B社 ----------------------------------------- C社 時間がかかる メーカー 誤情報 記入漏れ 破損・紛失 ②メンテナンス後、 紙の報告書を作成 ④A社に報告書を送信（FAX、メール） ③報告書を社に持ち帰る
XC-Gate を利用したメンテナンス ②メンテナンス、報告書の登録 ①メンテナンスの依頼 A社 B社 XC-Gate メーカー C社 大量の報告書 入力ミス XC-Gate iPad メーカー B社 iPad 解釈の違い C社 ③確認 iPad 時間がかかる 誤情報 記入漏れ 破損・紛失
サービス担当者の１日 出社 準備 移動 作業 作業指示書をファックスで確認 チェックシートを プリントアウト 繁忙期なので、 ０７：３０に 現場まで車で移動 途中に緊急対応の電話連絡 現場の状況不明 修理実績プリントを事務所依頼 点検作業実績を野帳に記述。必要部品の在庫を事務所に電話確認 移動・昼食 帰社 緊急対応の現場 応急修理、ユーザから新規購入の話し手元に無いので後日カタログお届け 午前中の現場に寄り、事務所で確認した部品が遅れる旨報告 野帳を元に報告書作成、何枚か写真取り忘れ発覚。 明日出勤前対応
約半分 １日拘束10時間中 お金を 生まない時間 お金を生む時間 ５時間 お金を生まない時間５時間 タブレット導入と電子化で２時間は、削減可能 お金を 生まない時間 約半分
XC-Gate 導入のメリット ☆3G回線によるXC-Gateへの入力作業。 →時間差なく、点検当日に報告管理可能。 →時間差なく、点検当日に報告管理可能。 ☆次回点検予定日をXC-Gateで算出し、把握できます。 →管理側がメンテ側に点検予定リストを担当者レベルで通知。 （担当者のタブレットに該当顧客の帳票をダウンロード） ☆紙→電子化 管理側の事務員が翌日のメンテ顧客をリストアップして各担当へＦＡＸ。 メンテ側は客先にてチェックシートを記入し、管理側に提出。 管理側はその報告書をＰＣへ入力し、把握。 ↓ XC-Gate でスケジュールを配信・共有。 誤情報や記入漏れを防ぐアラート機能。
XC-Gate 導入理由 ・報告書を電子化により人為的なミスを軽減 →顧客満足度の向上と現場作業の効率化 ・ペーパレス化と個人情報の拡散防止 →全国各地のメンテナンスデータを、クラウドサービスを通じて 管理者が一元管理 ・更新をリアルタイムで確認 運転時間記録や画面の写真貼付により、点検件数を正確に把握
ＸＣ導入の懸念 全国的にスピーディに対応するため、多くは保守メンテを外部に委託しています。 管理側がXC-Gate を導入した際、タブレット購入と３G回線費用はどちらの負担 にするのかが懸念されます。 メーカー C社 B社 A社 XC-Gate iPad ＋3G回線費用 メンテナンス側 管理側 購入？ 貸出？