大阪からのイノベーションに繋がる研究の推進

Slides:



Advertisements
Similar presentations
1 第3回 英語教育推進委員会 資料 平成24年12月20日 福井県国際交流会館. 小中高一貫した英語教育 イング リッ シュ・ シャワー ○ 「イングリッシュ・デイ」の設定 オールイングリッシュの授業、授業以 外にもALTや英語教員が積極的に英 語で会話する日を設定 中学校 ○ 「イングリッシュ・シャワー」の継続.
Advertisements

平成 27 年度「東日本大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業」 事業計画概要 (様式1)(別紙 4)① 「事業名」(学校名) 実施体制イメージ図 参加・協力機関 ○ イメージ図や協力機関等を記載して、実施体制をわかりやすく記載する。 ※代表機関には下線を引くこと。 参加・協力機関: ○○ 機関.
2015年9月 公益財団法人 ロータリー米山記念奨学会. 米山記念奨学事業とは? 日本で学ぶ 外国人留学生 を支援 日本のロータリー独自の事業 (日本全国34地区合同プロジェ クト) 公益財団法人ロータリー米山記念 奨学会 世話クラブ・カウンセラー制度 による深い交流.
熱海市教育振興基本計画 1.子どもの力を伸ばす教育の推進 2.学校・教職員の力を高め、安全・安心な 教育環境の整備 3.子どもの未来を応援する教育環境の整備 2.学校・教職員の力を高めます 3.みんなで子どもの未来を応援します 4.生涯学習を支えます 4.循環型生涯学習社会の整備 1.子どもの力を伸ばします.
総合大学校の指導員研修について 平成16年11月16日(火) 雇用・能力開発機構 職業能力開発総合大学校 研修課.
教育系大学院の概要 (1)社会人を対象とした教員免許状取得コース(転職市場対応プログラム) 【カリキュラムの特徴】
三重県立杉の子特別支援学校石薬師分校いじめ防止基本方針
平成17年度 大学教育の国際化推進 プログラム (戦略的国際連携支援)
富山国際大学 現代社会学部 新2年生 2010年度前期 オリエンテーション
ー大学院教育課程強化に関するプログラムについてー
2006日本中東学会 第22回年次大会 会長挨拶 第11期 会長 三浦 徹 お茶の水女子大学.
地質地盤情報協議会案 仮称・地質地盤情報協議会の提案
2004年11月22日 第2分科会 国際競争力のある人材育成.
進化する香川大学 -地域の知の総合拠点- 2009年6月29日 一井 眞比古 KAGAWA UNIVERSITY.
第1回 英語教育推進委員会 資料 平成24年5月30日 福井県国際交流会館 1.
介護従事者確保総合推進事業について(H28) 目的       介護を必要とされる方々が地域で安心して暮らし、必要な介護サービスが提供されるために、介護現場における人材 の  の安定的な確保と離職防止に向け、幅広い施策を総合的に推進する。 施策・取組 多様な人材の参入促進.
国家戦略特区等推進事業(国際戦略総合特区を含む) 予算要求額8,228千円(他債務負担15,000千円)
大阪バイオ戦略2014のポイント 重点取組 ○ 関西イノベーション国際戦略総合特区による規制改革等を活用した先進的な医薬
資料1-3 平成27年度 第1回技術委員会 他の委員会の開催報告
見つけよう!一人ひとりの「強み」と「役割」
アジア系留学生に対する ソーシャルワーク教育に関する研究(2)
政府機関におけるセキュリティ・IT人材育成総合強化方針(案) 【概要】
九州大学を学問の府に 小 田 垣 孝 学問の府 ・真理を求め、真理に基づいた発言と行動 ・市民全体に対して直接責任を負った発言と行動
学科組織・学科教育カリキュラム・ 化学実験教育・入学前教育、等
「地域総活躍社会のための慢性疼痛医療者育成」コース
平成17年度 大学教育の国際化推進 プログラム (戦略的国際連携支援)
人間性豊かな人材の養成を通じて、科学技術と人間社会の調和的発展に寄与する
平成20年度科学技術振興調整費 募集のポイント
物性研究所の共同利用 — 移転と法人化を経て — 物性研究所の2本柱 (1)先端的研究推進 (2)全国共同利用 共同利用の2原則
ホストタウン化へ向けて.
「運営協議会」の設置及び施策の推進のための要請
聴覚障害学生高等教育支援ネットワークの構築に向けて
数理情報科学専攻・電気電子工学専攻・機械工学専攻
2004年6月3日 第2分科会 国際競争力のある人材育成.
2017/07/13 大学院とはどんなところか? 大学院進学推進WG.
「経理・財務サービス スキルスタンダード」の作成について - ダイジェスト版 -
見つけよう!一人ひとりの「強み」と「役割」
平成29年度 WPI新規拠点公募のポイント (採択数・支援規模・ホスト機関の要件 等) (研究領域) (ミッション) (その他) 1
交換留学説明会 2018年春(2月)派遣 授業料 今回派遣対象 奨学金 単位認定について
「大阪の成長戦略」の実現による大阪経済の活性化
7/17 北九州市立大学大学院 法学研究科 大学院進学相談会 14:00 ~ 15:30 日 2017年 法学研究科の夏期日程入試
公益財団法人大阪府国際交流財団(OFIX)次期「中期経営計画(案)」について 概要版
3言語×3視座: 外国語学部とグローバル教育センターが 目指す人材育成
私立大学情報教育協会 研修運営委員長 南 雄三
大阪バイオ戦略2017のポイント 重点取組 主な取組 オール大阪で事業推進 規制改革 治験促進
スポーツ医科学に基づく「奈良メソッド」確立に向けたプログラムづくり
資料 1 府立大学の今後の改革について(案) 平成23年9月16日 府民文化部私学・大学課.
別紙1:政策学部のカリキュラム ■積み上げ型政策学教育 [基本教育] [導入教育] 大学院進学
NPO教育の現状と課題 山内直人.
○○大学(○□県□△市) プロジェクト名:「○○(人材育成像を明確にしたプロジェクト名をつける)※30字以内」 18pt
大阪の成長戦略の実行 府市一体となった成長の実現 〇 「大阪の成長戦略」の実現による大阪経済の活性化 〇 大阪の成長をリードしていく仕組み
様々な主体や取組みを「つなぐ」仕組みの構築
平成29年度 主な事業※一部抜粋。詳細は29年度事業実施計画(案)参照。
経済連携協定による 外国人介護福祉士候補者 に対する 支援について (緊急雇用創出事業(基金)の活用)
資料3 誰もが親しめる 市民スポーツの充実 佐賀市教育委員会 スポーツ振興課.
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
資料2 立地推進体制について(案) 平成23年7月26日.
高度人材・中小企業活用推進事業 【大阪府商工労働部雇用推進室人材育成課】
在宅医療施策の取組状況と今後の展開(案)
年度 RI第2660地区 ロータリー財団委員長 溝畑正信(東大阪東RC)
平成27年度~平成29年度 OFIX中期経営計画(案)
2004年9月9日 第2分科会 国際競争力のある人材育成.
(NPO)熊本マンガミュージアムプロジェクト
大阪府立大学の「学士課程教育の充実」の取組と成果
政府機関におけるセキュリティ・IT人材育成総合強化方針(案) 【概要】
見つけよう!一人ひとりの「強み」と「役割」
+ AI・IoT等の導入に向けた総合的支援 H 3 0 取組内容・実績 H 3 1 取 組 内 容 H30の取り組みの検証及びH31の方針
令和元年度 商工労働施策について 施 策 目 標 主 要 施 策 基 本 姿 勢 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 海外ビジネス 創業・ベンチャー 事業承継
学校における教育の情報化の推進と校内研修の企画運営
特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
Presentation transcript:

大阪からのイノベーションに繋がる研究の推進 公立大学法人大阪府立大学 平成29年度 実績概要  ◎計画以上、○計画どおり、△十分にできていない ☆新規項目 <>の数字は中期及び年度計画番号 資料5 第3期中期計画における重点戦略目標 ■現代社会の課題解決やイノベーション創出に向けた、先端的な研究や異分野融合による研究、共同研究の推進 〔大学〕 ☆研究力の向上のため、“大阪府立大学「研究戦略」”を策定<19> ○科研費特定支援事業(「StepUp事業)を創設し、採択者ごとに担当コーディネータを決定し、支援体制を構築 (応募総数46件、採択件数21件)。秋の科研費申請において全員ステップアップの申請を実施<19> ○「大阪府立大学キープロジェクト」4件をH28年度から継続して実施<19> ○各部局において、部局長裁量経費等によるインセンティブ事業を実施<19> 〔高専〕 ○若手研究者シーズ育成事業を実施し、2件の研究シーズに200万円を支援<45> ■分野横断型の研究体制の拡充。企業や他大学等と連携したオープンイノベーションの推進 ○21世紀科学研究所の48研究所において、先端的、異分野融合の研究を推進<20>  (参画教員延べ数:656名、うち客員研究員受入延べ数:127名) ○オープンアクセス方針の運用を開始し、研究成果を積極的に発信<21> ○クロスアポイントメント制度を創設し、2件実施<21> ■「大阪のシンクタンク」として、政策課題に対応した共同研究等の実施 ○大阪府内の自治体と共同事業・研究を計11件実施<27> ○府内中小企業のサポインの獲得支援を実施(申請6件・採択2件)<24> ○共同研究・受託研究数457件<24> ○MOBIOにおける産学連携オフィスにおいて、技術相談145件に対応<46> ■海外派遣プログラムなど留学支援の強化 ○「海外留学チャレンジ奨学金制度」(実績70名)、「国際学会PLUS奨励金制度」(実績51名)を新たに創設し、学生の海外派遣を支援<10> ○「トビタテ!留学JAPAN」に第7期2名、第8期2名が採択。<10> ○工学域において、ユニバーサル人材育成プログラムを継続して実施し、2名が修了。<9> ○海外派遣学生数:218名 (目標数:200名)<10><29> ○海外インターンシップに7名が参加<36> △神戸高専と連携して実施した、ニュージーランドのオタゴポリテクニック短期留学に13名が参加(目標15名)<37> ■アセアン地域諸国などのアジアの大学を中心とした相互交流の推進 ○「泰日工業大学留学生支援事業」において、H29年度は4名の留学生を受入。H28年度に事業参加した留学生2名がインターンシップ先企業に就職<30> ○華東理工大学及び福州大学(ともに中国)との学士課程ダブルディグリープログラムを継続実施。特別編入学試験において、華東理工大学から2名、福州大学から4名が合格<30> ○受入れ留学生数:319名 (目標数:300名)<30> ○学術交流協定大学・機関数: 169校(H28年度: 165校)<29> ■キャンパス内での多文化交流の活性化 ○外国人招へい教員事業を実施し、10名を招へい(目標数:10名)<29> ○専攻科において、泰日工業大学からの留学生4名を受け入れ<38> ☆外国からの大学ゲストプロフェッサーによる講義を専攻科において実施<38> ■国際的な共同研究・海外からの研究資金の拡大 ○在外研究員派遣事業において、3名の教員を派遣(年間目標2名)<19> ☆海外大学等研究機関との研究交流事業に対する支援制度を創設<29> ☆アジア5大学(韓国、中国、台湾)による合同シンポジウムを実施し、216名が参加<29> ■全学教員による教養・基礎教育等の充実 ○アクティブラーニングを活用した科目の拡充<3>  ・文科省事業「大学教育再生加速プログラム(AP)」を通じて、共同知識構築システム(meaQs)を授業支援システム上で稼動させ、利用が拡大(前期:19科目、後期:18科目)  ・アクティブラーニングを導入する授業科目割合:14%(H28年度:10%)  ・学生1人当たりの上記科目に関する授業外学習時間:5.3時間(H27年度:4.3時間) ○アクティブラーニングを活用した教育を進め学生の主体的な学習を促進<33>  ・校長奨励研究費において、「府大高専におけるアクティブ・ラーニングの推進」を採択し、   研修等へ参加。また、アクティブラーニング対応教室を整備。 ■地域志向型のカリキュラムに基づく教育の推進 ○副専攻「地域再生(CR)」(大学COC、COC+事業)を開講<5>  ・延べ受講者数1,237名(受講科目:地域実践演習、アゴラセミナーⅠA、ⅠB、Ⅱ)  ・COC+事業において和歌山大学との単位互換協定に基づき、「アゴラセミナーⅠB(地域・文  化)」を提供。CR副専攻の修了者数は累計63名(H28年度分含む) ■リーディング大学院プログラムの全学展開を通じた産学協同での人材育成推進 ○「イノベーション創出型研究者養成(TEC)」及び「TECⅠ~Ⅳ」を大学院共通科目として実施<8> ○リーディング大学院修了生6名のうち、4名が産業界へ就職、2名がポスドク(1名海外)<8> ■諸機関と連携した地域課題解決に向けた取組の推進、人材の育成 ○「地域スポーツ振興」クラスが堺市の「堺ツーデーマーチ」に、「地域活動演習」クラスで大阪府「副首都・大阪の未来像」調査・検討活動に、「地域実践演習」クラスが様々な地域イベントに参加<28> ○大阪府と協働し、「民生委員・児童委員見える化プロジェクト」に学生12名が参加<28> ≪重点戦略目標 1 ≫ 社会で活躍する応用力・実践力を備えた 高度人材の育成 ≪重点戦略目標 3 ≫ グローバル展開に向けた環境の整備 ≪重点戦略目標 2 ≫ 大阪からのイノベーションに繋がる研究の推進 取組を支える基盤 ◆様々な経営資源の強化・活用 ■理事長・学長のトップマネジメント ○データに基づく意思決定を推進するため、  IR推進室を設置<49><59> ■女性教員の積極的採用・登用 ○新規採用において、女性限定公募を実施するなど、 積極的に採用(17名中8名、47%、目標30%)<51> ○「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」事業の  中間評価において、S評価を獲得<51> ■若手研究者の確保・育成 ○テニュアトラック制度を継続実施(拠点型4名、部局型22名)し、  テニュアトラック教員を主な対象としたFD研修カリキュラムの  大枠を策定<51><54> ○教員の新規採用について、原則国際公募を実施<51> ■財政基盤の強化 ○外部資金の確保:1,427件、2,855百万円<22>   研究資金:1,409件 2,649百万円、教育資金18件 206百万円 ○「世界に翔けつばさ基金」寄付金6,500万円<56> ○高額研究機器の学内共同利用料金制度を拡充(5機器→39機器)<55> ■教職員の能力と専門性向上 ○従来からの職員研修に加え、英語研修を新たに実施<54> ◎高等教育推進機構において、各種FDセミナーを実施<12> ■リスクマネジメントの強化 ○情報セキュリティ強化のため、「大阪府立大学情報格付け 取扱手順」を4/1に施行。情報セキュリティ監査を実施<69> ○情報格付け取扱手順説明会等の研修を実施<69> ■戦略的広報によるブランド力の向上 ☆受験生・高校生に向けた“やりたいこと”探索サイト「Find Out!!」を開設<62> ◎Webサイト、ソーシャルメディアを活用し情報発信<62> その他の取組 〔大学〕 〔高専〕 ○専門職種に係る国家試験について、教育内容・方法を充実し、高い合格率を達成<4> ○I-siteなんばを活用し、社会人向け講座を充実<26>  ・利用実績:1,049件(うち公開講座・シンポジウム数200件、学会・研究会319件)   ・「まちライブラリー@大阪府立大学」において、アカデミックカフェを12回開催し、延べ244名が参加 ○学校説明会を4回開催(中学生418名、保護者494名参加。目標 中学生200人保護者300人)、   体験入学を開催(中学生274名参加。目標 200名)するなどの広報活動を実施<31> ○専攻科において、大学教員の特別講義や研究室見学、修士論文発表会への参加を実施するなど  大学との連携機会を拡大<35>