2006年度 オープンハウス 画像からの顔領域の摘出 2006年度 オープンハウス 画像からの顔領域の摘出 阿南工業高等専門学校 電気・電子工学科 4年 奥浦克典
実習内容 Matlab・Simulink の基本的な使用法。 Matlabを使用して顔認識プログラム の作成。 実習の結果発表。
プログラムの動作内容 Ⅰ.ある画像から肌色部分の画素認識し、 抜き出す。 Ⅱ.つながった画素を1つの塊としてまとめる。 (ラベリング作業) プログラムの動作内容 Ⅰ.ある画像から肌色部分の画素認識し、 抜き出す。 Ⅱ.つながった画素を1つの塊としてまとめる。 (ラベリング作業) Ⅲ.それぞれの塊を形、大きさなどにより 顔とそれ以外を選別する。
処理Ⅰ 肌色領域の認識・摘出 元となる画像から肌色の画素を認知し、判別する。 処理Ⅰ 肌色領域の認識・摘出 元となる画像から肌色の画素を認知し、判別する。 1つの画素はRGB(Red・Green・Blue)からなっていて、これをHSV(色素・彩度・明度)に変換する。
処理Ⅱ ラベリング化・・・ bwlabel( )という関数を使い互いに連結している画素を1つの塊にしてラベル(番号)を振る処理を行う。
処理Ⅲ 顔以外の部分を判別・除去 プログラムで画素塊の大きさを設定し、顔とそれ以外の肌色(と認識されたもの)の塊を判別・除去する。
応用Ⅰ 顔部分に画像を貼り付ける + 左画像の顔判別部分に右の画像を貼り付けると・・・。 このような感じになった。
問題点・・・ 暗い画像を処理すると・・・ 顔(肌色)認識がやりにくい。 周囲に同じような色があると・・・ 誤認識してしまうことがある。
応用Ⅱ このプログラムを使用して できること 応用Ⅱ このプログラムを使用して できること マンションの玄関などに顔認証システムを設置することで、簡単で頑丈なセキュリティーを造ることができる。 ゲームセンターやスーパーマーケットに設置することにより顧客情報が簡単に取得できる。 しかし、問題点として『プライバシー の侵害』などが挙げられる・・・。
まとめ この研修に参加しMatlabとSimulinkの基本操作、 Matlabを使ってのプログラムの作成方法を学びました。