何のための組織変更か? KEKが益々巨大化し、一方で国立大学法人の予算の削減が厳しい中で、   いかにして多様なロードマップを実現し、世界を先導する研究拠点を実現す   るのか?  日本の(世界の)基礎科学研究の基盤が崩れようとしている時に、これまで   の運営で乗り切れるのか?新しいKEKの側面を展開する必要あり。

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AIGジャパン・ホールディングス株式会社
沖縄における希少作物の産地化及び観光資源化
顧客志向〇〇セミナーに参加して 吉川智也・2018年〇〇月〇〇日(○曜日).
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Ⅲ 地球地図アプリケーション戦略の施策案(2)
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何のための組織変更か? KEKが益々巨大化し、一方で国立大学法人の予算の削減が厳しい中で、   いかにして多様なロードマップを実現し、世界を先導する研究拠点を実現す   るのか?  日本の(世界の)基礎科学研究の基盤が崩れようとしている時に、これまで   の運営で乗り切れるのか?新しいKEKの側面を展開する必要あり。       大学との強力な連携、KEKの豊富な技術力を社会に転化等  研究経験者主体の事務運営の確立。  コミュニティの総意をいかにしてより反映させるか。  現状の運営体制では上記の課題克服は無理。

諸々の意見(加速器KEKB) 機構法人化時に理事を天下り先にしないため、また、機構の一体的運営のため、  機構法人化時に理事を天下り先にしないため、また、機構の一体的運営のため、     所長と理事の兼任を決めたはずだ。今まさに現機構長によりそのような懸念     が現実化しつつある。  組織の構成を見ていると、大学のイメージで作られているのではないか(各研究     所を学部に見立てている)。KEKの使命、業務には全く適さないシロモノである。  役員とか上の人が足りないのかもしれないが、下はもっと足りなくて困っている。こ    の案は単に上を厚くする案ではないか。  理事の仕事の内容は何か? 図2を見ても、大したことには見えない。本業のプロジェ     クトや研究を軽視して、必要のない仕事ばかり増やしているのではないか。  機構長・理事と現場が益々離れる案ではないか。  所長は運営会議で各コミュニティーからの代表も含めて選挙されているが、理事が     別になると機構に対するコミュニティーの影響力が実質低下する。大学共同利用    機関としては不適切ではないか。  J-PARCの位置づけが不明。

諸々の意見(素核研運協) 大学共同利用の機能をどう担保するのか。それが保証されなければだめ。  大学共同利用の機能をどう担保するのか。それが保証されなければだめ。  理事専任にすると役員会の独立性が強くなる。共同利用研としての機能は、     研究所が担保することになるが、それで良いか。機構としての、共同利用機    関としての機能の保証をどうするか。  今の組織で、機構レベルでコミュニティの意見が反映されていると考えるか。     今でも、研究所を通じてと考えるか。  それについては、機構会議の置き方によって変わる。  機構長の案には反対。研究所と機構長の距離が離れすぎ。大学と同じように     してはだめ。  現在の組織の問題点はどこのあるのかを示さないと、なぜ変更が必要か判ら     ない。ドラスティックに変えるのではなく、どこを変えたいのかを明確にするこ    とが必要。案を示しただけでは判らない。  系をなくす方が重要。主幹も止める方が良い。