水素基本戦略のポイント ・・・ 2050年を視野に入れたビジョン+2030年までの行動計画

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エネルギー変換技術の評価例:発電技術 立場 (ステークホルダー) 評価項目 評価細目 利用(適用)技術 放射性廃棄物処分費用?
スポーツプロモーション第二回 スポーツ振興・キャンペーンの紹介 発達科学部人間行動学科身体行動論コース  d 八重樫将之.
エコカーの未来 2FG4172 らく 2016 7/12.
御国の光の作り方 明治大学2年 星野浩樹.
2007年 テレビ製品の発展 05w072 門脇 崇浩 05w259 三宅 克典 05w145 高木 挙正 05w127 清水 俊雄.
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【事業名】(実証内容がわかるような事業名としてください)
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バイオマス発電による双葉郡雇用の創出と除染 (双葉郡除染組合設立の提案)
社会資本整備審議会第8回総会及び 交通政策審議会第6回総会合同会議 平成20年6月27日
成長産業の育成 府市一体となった成長の実現 〇 「イノベーション・エコシステム」を構築し、新たな需要を生み出すビジネスを創出
環境省 再エネ加速化・最大化 促進プログラム 2018年版 概要
脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型 自然冷媒機器導入加速化事業(一部農林水産省、経済産業省、国土交通省連携事業)
持続可能社会実現にむけた現実的なシナリオ
『Open Data 500』日本版の作成について(事務局提案)
物流分野におけるCO2削減対策促進事業 (国土交通省連携事業) 背景・目的 事業概要 期待される効果 事業スキーム
廃棄物処理施設を中心とした自立・分散型の
水素社会の実現に向けたロードマップ フェーズ1 水素利用の飛躍的拡大
地球温暖化防止に必要なものは何か E 石井 啓貴.
CO2排出大幅削減を通じた低炭素社会の実現
蓄電池 必要な 電気・熱 (温水を含む)を供給 再生可能 エネルギー 水電解装置 水素貯蔵タンク 燃料電池 給水タンク 水素を活用した
再エネ水素を活用した社会インフラの低炭素化促進事業
○○○○○○○○○○○○○○○○○○ の要素技術開発
能代市次世代エネルギービジョン(素案) 概 要 1.
再エネ水素を活用した社会インフラの低炭素化促進事業 (一部国交省・経産省連携事業)
①新規の需要を求めた海外展開(自国内展開 →EU域内展開 →EU域外展開) ②収益性の高い事業への参入・集中(再エネ電源への投資 等)や、
「福島」×「脱炭素・資源循環・自然共生」
タイのバイオ燃料事情 二班:板倉 関矢 元木.
EDF 47% Engie 64% Iber. 54% ENEL 61% RWE 43% E.ON 65% 電力→ ガス→ 電力→ 電力→
大阪バイオ戦略2017のポイント 重点取組 主な取組 オール大阪で事業推進 規制改革 治験促進
2日間の活用調整力(kW)と発電電力量(kWh)
次世代自動車振興センター(NeV)の 補助事業について (クリーンエネルギー自動車、充電インフラ)
環境省 再エネ加速化・最大化 促進プログラム 2018年版 概要
~取組みと評価指標・数値目標(KPI)~
しごと創生:農林水産品の輸出拡大等の農林水産分野
再エネ等を活用した水素社会推進事業 製造 輸送・貯蔵 利用 H2 H2 イメージ 背景・目的 事業概要 事業目的・概要等 事業スキーム
再エネ等を活用した水素社会推進事業 地元の再エネを水素にして余さず活用! 水素の製造から利用までの各段階の技術のCO2削減効果を検証
○○○○○○○○○○○○○○○○○○ の要素技術開発
ハイブリッドカー 2FG4172 らく.
大阪7大再生プロジェクト ⑦臨海部 ・臨海部では、環境・新エネルギーのモデルエリアの実現に向けた取組みを進めるとともに、MICE機能や国際的な  エンターテイメント機能等を備えた統合型リゾート(IR)の誘致や、クルーズ客船の母港化などにより、世界に  アピールできる集客観光拠点をめざします。 ※「統合型リゾート(IR)関連法案」の成立が前提.
国 非営利法人 背景・目的 事業スキーム 事業者等 事業概要 期待される効果 脱フロン・低炭素社会の早期実現のための
3日間の活用調整力(kW)と発電電力量(kWh)
事業目的・概要等 イメージ 脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業 背景・目的 期待される効果 事業スキーム 事業概要
環境省 再エネ加速化・最大化 促進プログラム 2018年版 概要
~エネファームの進化 と コストダウンの取組み~
資料5-1 企業版2℃目標ネットワーク 公募概要.
東京電力エナジーパートナー 九州電力 関西電力 中部電力 大阪ガス 神戸製鋼所 販売窓口50拠点、販 売スタッフ250名体 制を目指す。
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
資料2 立地推進体制について(案) 平成23年7月26日.
CO2大幅削減のためのCNF導入拡大戦略の立案 (3)バイオマスプラスチックによるCO2削減効果の検証
労働市場 国際班.
今までにないコスト合理化や収益拡大を目指す東電改革
5.9GW※ 1.4 GW ※ 6.7 GW ※ 海外比率10% 海外比率5% 20 GW 10~12 GW 10 GW 海外比率25%
1 2 3 4 5 6 LPガスの位置付けと役割 3 需要拡大のためのアイテム 2 営農用などでは、省エネと環境 の両面からの提案が重要
【事業名】(実証内容がわかるような事業名としてください)
水素供給体制の構築見通しを踏まえた計画的な開発・実証
サハリン開発と天然ガス 新聞発表 5月14日 上野 雅史 坂中 遼平 松崎 翔太朗 河原塚 裕美 .
▲ 80 80~95 75 米国 カナダ フランス 英国 ドイツ 削減目標 柔軟性の確保 主な戦略・スタンス 削減目標に向けた
【事業名】(実証内容がわかるような事業名としてください)
目標 民間・計量関連 機関の取組み 研究開発(計測知的基盤)の 取組み 関連施策の 計量・計測システム分野の導入シナリオ
火力発電のCO2削減技術(CCUS等技術)
LPガスに係わる10項目 安定供給の確保 ①石油とLPガスの備蓄の確保 環境への適合 ②ガス体エネルギーへの転換を進める
エネルギー基本計画 4 天然ガスの需要拡大のための方策 天然ガスの利用技術、メタンハイドレートの開発加速
【事業名】(実証内容がわかるような事業名としてください)
H2Osakaビジョンに基づく取組の推進(1/2)
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水素基本戦略のポイント ・・・ 2050年を視野に入れたビジョン+2030年までの行動計画 機密性○ 2050年を視野に入れたビジョン+2030年までの行動計画 水素を再エネと並ぶ新たなエネルギーの選択肢として提示      ⇒ 世界最先端を行く日本の水素技術で世界のカーボンフリー化を牽引 目標:ガソリンやLNG と同程度のコストの実現 (現在: 100円/Nm3 ⇒ ‘30年: 30円/Nm3 ⇒ 将来: 20円/Nm3) ① 安価な原料(=海外褐炭、余剰再エネなどの活用) ② 大量に製造・輸送するためのサプライチェーンの構築 ③ 大量の利用(自動車 ⇒ 発電 ⇒ 産業)     【供給側】 【利用側】 ・・・ 供給と利用の両面での 取組が必要 <水素の低コスト化のための3条件> ①②供給側の取組 ③利用側の取組 ○安価な原料で水素を大量製造 褐炭(石炭の1/10以下) や海外再エネ(国内の1/10程度)を活用。 ○FCV/FCバス/水素ステーションの普及加速 ‘20年代後半のFCV関連ビジネス自立化に向け、 ①低コスト化技術開発(ステーションコストを’20年までに半減)、 ②規制改革(ステーション無人化の実現等)、 ③ステーションの戦略的整備(来春設立の新会社が整備加速)     を進める。 FCVのみならず、バス、フォークリフト、さらには、トラック、船等への用途展開によ り水素利用の横展開。 ○国際的なサプライチェーン構築により大量輸入 日オーストラリア間/日ブルネイ間の国際水素輸送プロジェクトに より、褐炭水素製造や水素の大量輸送技術の開発を進め、’30年 頃の商用化を目指す。 ○地域の再エネを最大限活用 福島(浪江町)の水素拠点化に向け、世界最大級の再エネ水素製造実証を通じて、将来の余剰再エネ活用の先駆けとする。福島産水素は’20年オリパラでも活用。 ○水素発電の商用化・大量消費 世界初の水素発電所(神戸)が年明けから実証運転開始するなど、‘30年 頃の商用化に向け、実証・技術開発を推進。