成長する一次元自己組織化写像の応用について 法政大学工学部情報電気電子工学科 笹村大樹 斎藤利通
もくじ ●自己組織化写像 -巡回セールスマン問題(TSP)への応用 ●スモールワールド ●アルゴリズム ●シミュレーション -生成過程 -他のアルゴリズムとの比較 ●まとめ
自己組織化写像 大人(学習後) 赤ちゃん(初期状態) 応用 データマイニング [1]Kohonen, Biological Cybernetics, 1982 TSP [7]H. Sasamura, R. Ohta & T. Saito, ICONIP, 2002 画像骨格抽出 [8]H. Sasamura & T. Saito, IJCNN, 2003
TSPへの応用
[7]H. Sasamura, R. Ohta & T. Saito, ICONIP, 2002 TSPへの応用 誤差:1.4[%] [7]H. Sasamura, R. Ohta & T. Saito, ICONIP, 2002
様々なネットワーク メッシュ型 スター型 リング型 より現実のネットワークに近いものを! スモール・ワールド![9] [9]D. J. Watts & S. H. Strogatz, nature, 1998
スモール・ワールド 数式モデルとして定式化 [9] 主な特徴 ●クラスタ化されている ●平均経路長(最小ホップ数の平均)が短い 計算方法 [9]D. J. Watts & S. H. Strogatz, nature, 1998
スモール・ワールド スモール・ワールドの性質を有するネットワーク ●WWW ●人と人とのつながり 工学的応用 ●P2Pモデルの設計 [10] Mihajlo A. Jobanovic, Fred S. Annexstein and Kennth A. Berman, 2001 ●CNNの設計 [11]鶴田, 楊, 西尾, 牛田, 信学技報, 2003 ●ネットワークの設計 [12]鈴木, 三好, 田中, 電子情報通信学会全国大会, 2003
シミュレーション
まとめ ●成長型自己組織化写像の様々な応用について提案 ●SWの特性をもつネットワークの構成手法を提案